8月24日(金)の記事でお届けした、松電バスから諏訪バスへ転属したブルーリボンHIMRのネタをもう一つ…

39177号車(元10972号車)と同じタイミングで茅野駅前に姿を現したもう一台のHIMR-それがコチラです。



「諏訪200か・・27」の登録番号を付けたHIMRが、「霧ケ峰高原」行きの方向幕を表示して入線。


社番を見ますと、この車両は「38175」号車と諏訪バス仕様の車番に変更されています。





▲ 車体裾の社番は「38175」号車に変更されていますが、社名標記は「松本電鉄/アルピコ交通」と旧社名が併記されたままです。


この車両の松本電鉄バス時代の社番が分からないかと思案したのですが、この時点では分からず…
というのも、「38175」号車と諏訪バス仕様で付けられた社番に大きな違和感を感じたからです(^^;
最近の諏訪バスの社番は、千位の数字にその車両の製造年の西暦下一桁の数字を付ける傾向があり、それをそのまま適用するなら、38175号車は1998年式ということになります。
ところが、松電バスに導入されたHIMRには、1998年式というものは存在せず、1997年式(10770~10779号車)の次は1999年式(10970~10974号車)まで飛んでいます。

この矛盾(?)を埋めるカギになりそうなのが、1997年式の10台の登録番号です。

10770号車~10774号車は、それぞれ「松本22あ18-39」「松本22あ18-44」(18-42は忌避番号のため欠番)に対応しています。
一方、10775号車~10779号車は、それぞれ「松本22あ18-76」「松本22あ18-80」に対応しており、間に30番ほどの空白があります。

つまり、この10台は一気に製造・登録されたものではなく、少しの間隔を置いて5台ずつ登録されたものではないか-ということが推定できます。そして、この間に1997年から1998年に年が変わってしまったのではないでしょうか。
このように、社番に当てている年の考え方が、事業者によって“製造年”であったり“初度登録年”であったり、“暦年”であったり“年度”であったりと異なる場合、今回のケースのような事象が発生するものと思われます。
(ですので、38175号車の“8”は、製造年ではなく登録年なのかもしれません。)

ここで、1997年車の後半の5台(10775号車~10779号車)の現在を整理してみますと、次のとおりになってい(るものと思われ)ます。

・ 10775号車(松本22あ18-76)→川中島バス97356号車(長野200か・964)
・ 10776号車(松本22あ18-77)→川中島バス97357号車(長野200か11-16)
・ 10777号車(松本22あ18-78)→川中島バス97358号車(長野200か11-17)
・ 10778号車(松本22あ18-79)→諏訪バス?
・ 10779号車(松本22あ18-80)→諏訪バス?


というわけで、38175号車のタネ車の候補は、元10778号車か元10779号車ということになります。
このどちらかが…ということで、どちらかに特定するために、細部を見比べてみました。
その結果、ステッカーの貼り方の共通性から、10778号車ではないかという結論に至りました。


【38175号車】



【10778号車】



恐らく、「前照灯の昼間点灯実施中」のような趣旨のステッカーか何かではないかと思われますが、両者の貼付位置及び貼付方法などを比べてみても、同じであると思われ、同一車両なのではないかという可能性がかなり高くなりました。

というワケで、「38175」号車→元「10778」号車ということにしておきます。
(ちなみに、10779号車との比較においては、ステッカー類の貼付位置などで判断すると、違う車両である可能性が高いです。)



▲ 松本電鉄バス時代の10778号車。一日市場駅~八景山を結んでいた梓川線にて運行中の姿(2009年1月)。


▲ 上の写真と同じ日の撮影です。八景山に到着したバスは、休む間もなくスクールバスとして松本市梓川地区中心部へと戻っていきます。



この他に転属したHIMRについては、また機会を改めて…



8月20日(月)の記事で紹介した、川中島バス白馬営業所所属のふそうエアロクイーンI・45194号車が川バス本社に転属したことの関連で、(8月20日の記事でも触れたとおり)松本電鉄バスの本社から新型ガーラが2台とセレガR FDが1台白馬営業所へ転属したようです。

このうち、新型ガーラの1台を新宿西口で捉えることができましたので、紹介いたします。





▲ 新宿発信濃大町・白馬行きの高速バスに使用中の06073号車。登録番号は、同じ松本ナンバーエリアということで変更なし(松本200か・547のまま)ですが、社番が10695号車から06073号車に変更されました。





▲ 昨日の記事と同じアングル(…ということは、撮影日も同じですが(^^;ゞ)ですが、公式側を2方向から。松本線に比べれば本数も少なく、利用客も多くはないようですが、シーズンに応じて便数や台数を調整するなど、旅客流動に柔軟に対応している様子がうかがえます。



▲ 社番部分をアップで。なお、この転属に伴うものかどうかわかりませんが、車体後部裾の社名標記が、公式側は「アルピコ交通」のみ、非公式側は「アルピコ交通/松本電鉄」の2段標記とちぐはくしたものになっています(^^;


現在TBS系のテレビ局で放送中のテレビドラマ「日曜劇場『サマーレスキュー ~天空の診療所~』」の撮影が松本市で行なわれていることにちなみ、6月22日(金)から、松本電鉄バスの高速バス用車両1台にラッピングを施し、松本~新宿線で運行しています。

ラッピングが施されたのは2007(平成19)年式の新型セレガ・10797号車で、前面を除く3面にフルラッピングされています。





▲ 新宿西口バスターミナルで乗車扱い中の10797号車。「岳」や「おひさま」に続く映画・ドラマ系のラッピングということで、有名人の写真が大きく車体にデザインされており、道行く人たちからかなり注目を集める存在となっているようです。





▲ 新宿西口を出発、一路松本へ向かいます! 撮影場所を変えることで、上手く4方向からの撮影が叶いました(^^;


テレビドラマの放送は、9月末までということで、「岳」や「おひさま」より短期間で運行終了となりそうですので、撮影はお早めに(^^)


なお、気になる社番ですが、ラッピングを施したことにより新たに貼り直しているにもかかわらず、従来の「10797」号車のままとなっています。



▲ ラッピングの上から貼られた「10797」の社番文字。ラッピング化した時や転属した際に、新社番に貼り直しているのは、旧川中島バスの営業所に所属する車両のみなのでしょうか…



アルピコ交通のホームページのニュース欄に、「第2回信州バスまつり」9月9日(日)に開催される旨の告知が掲載されました。

2010(平成22)年以来2年ぶりとなるバスまつりですが、今回も前回同様にアルピコ交通長野支社(大塚南の旧川中島バス本社)の敷地が会場となり、公益社団法人長野県バス協会の主催のもと、長野県内(内外!?)のバス会社各社の趣向を凝らした展示が行なわれるようです。

※ 詳しくは、アルピコ交通のホームページ(http://www.alpico.co.jp/traffic/に掲載の案内をご覧くださるようお願いいたします。


★ ☆ ★ ☆ ★


今回のアルピコ交通の目玉グッズ(!?)となるトミーテック製のバスコレクション2台セット、個人的にはこれが一番の楽しみだったりします。
(もちろん実車展示も楽しみですが…(^^;;; 特に、今回は前のアルピコバスまつりの際に拝めなかった“あのバス”も案内に画像が載っているので、非常に楽しみです(^^))

今回は諏訪バスの三菱ふそうエアロバス30636号車(高速車)と、川中島バスのいすゞエルガノンステップ41009号車(路線車)の2台ということで、台数・価格ともにお手頃感が受けそうな気がします。
(前々回のバスまつりで発売された5台セットは、一度に新旧の顔ぶれが楽しめるというお値打ち感はありますが、やはり手軽に手を出せるという点では2台セットが無難なところかと思います(^^; もちろん5台セットも購入しましたが(^^;;;)



▲ 諏訪バス30636号車(松本200か・377) 三菱ふそう(車体:三菱ふそうバス製造) KL-MS86MP 2004年式。諏訪バスのメイン路線である諏訪地区~新宿線を新宿西口で撮影したものです。真夏の猛暑に頭がボーっとしていたのか、露出の設定をミスってしまい、路面の反射をモロに受けたのか車体が白飛びしてしまっています(^^;;;(思いっきり補正済み(^^;)



▲ 同じく諏訪バス30636号車(左)。2010年まで運行に加わっていたみすずハイウェイバスとして長野市内に姿を見せた時のものです。撮影場所も、今は無き高速バス専用の「長野県庁」乗り場です。



▲ こちらは川中島バス41009号車(長野200か10-09) いすゞ(車体:ジェイ・バス) PDG-LV234L2 2010年式。川バスには2台のみ在籍するエルガのノンステップ車です。このうちの1台、41009号車は新町営業所に配属され、主に[26]系統・新町大原橋線で活躍しています。朝夕は、高校生の通学の足となるべく、信州新町の先の犀峡高校まで乗り入れます。



いつも当ブログ「(仮)長野のバスかんさつにっき」をご覧くださいましてありがとうございます。
2009(平成21)年の8月27日から綴り始めたこのブログは、今日で目出度く(!?)丸3年の日々が過ぎまして、4年目に突入したことになります(^^)
これまで書き連ねた記事は1100件余(一応、1日平均1件以上の記事をお届けしたことになります(^^;)、皆さまがご覧になった数(PV=ページビュー)は55万件弱(3年間トータルの平均で、1日あたり約500PVの計算になります。)にまで至っております。
これも偏に、ご覧くださっている皆さまのおかげと感謝しております。本当にありがとうございますm(__)m

今後も、特に大きくスタンスを変えることなく、日ごろのバスウォッチなどで得たネタからお届けして参りたいと考えておりますので、どうぞおつき合いのほどよろしくお願いいたしますm(__)m


★ ☆ ★ ☆ ★


…と、堅苦しい挨拶はこのくらいにして、今回はこのブログを書き始めた3年前に撮影した画像から、いくつかお届けしたいと思います。
たった3年前なのか、3年も前のことなのか、人それぞれであり、また何を尺度の基準として考えるかによって、短いとも長いともとれる時間の長さですが、長野市のバス関係でも少なからず過去帳入りしてしまったネタがあります。

…特に明確な基準はありません(^^;
とにかく2009年春~秋ごろに撮った画像から、思いつくままに4点を選んでみました。

まずは長電バスから。この年、長野市内の路線バス用に譲受車が2台やってきました。
いずれも東武グループの事業者を出自とする車両のようですが、この2台は現在公式側の扉間の窓下にラッピングが施されておりますので、オリジナルの姿を見ることはできなくなっています。



▲ 2009年春ごろ登場の920号車。



▲ こちらは2009年夏前ごろに登場した947号車。


この2台、仕様のよく似た(あるいは同じかも!?)同じ形式の車両ですが、デビュー時期が僅か数か月違うだけで塗装パターンが若干異なっています(^^;
いちばん見た目で分かりやすいのが、前扉から前輪のタイヤハウスにかけての車体裾部分です。
920号車はクリーム色になっている一方で、947号車は赤く塗られています。
また、前面の赤いラインの塗り分け位置が、920号車はヘッドライトケースの大部分を覆い隠す深さがあるのに対し、947号車はヘッドライトケースの真ん中よりやや上寄りに赤とクリームの境目が来ています。

このような違いが多いのが、譲受車の面白いところでしょうか。


次は川中島バスです。
同社の車両は、ここ数年でほぼ完全に行先表示器のLED化が完了し(※ 一部のローカル線、廃止代替路線用の車両を除きます。)、アルピコグループのイメージカラーである青地に白く文字を抜いた方向幕を見る機会はほぼなくなりました。



▲ 40113号車。この年の夏ごろに引退したと思われる1台です。一般路線用の大型バスで、最後まで行先表示器に方向幕を使用していた車両の1つです。戸隠方面への急行便で、系統番号の周りが赤く縁取られているのが良いアクセントになっています。


そして長野駅前の景色もずいぶん変わりました。
3年前は、まだ長野駅前の“あのシンボル”が健在であり、再開発ビルも建設前~中の頃でした。



▲ [26]系統・新町・大原橋線で運行中の40971号車。まだ「善光寺参道」と書かれたアーチが健在の頃で、背後のビルも建設中の囲いが見えるくらいです。40971号車は川バス登場直後、[46]系統・大豆島線を中心に数日間運行された後、すぐに新町営業所に転じ、しばらく[26]系統・新町大原橋線で運行されていました。


長野駅前は今また北陸新幹線の延伸開業に向けて再整備の最中です。
今から3年後、どのような景色が見られるのか、またその頃にはどのようなバスたちが走っているのか、楽しみにしておきたいと思います(^^;


★ ☆ ★ ☆ ★


それでは改めまして、これからも「(仮)長野のバスかんさつにっき」をどうぞよろしくお願いいたしますm(__)m




先日、白馬へ行った際に見かけた川中島バスの45322号車。
ふと見た瞬間に「?」という違和感を覚えたのですが、よくよく見るとフロントマスクの表情がかなり変わっていることに気がついた次第です。



▲ 元松本電鉄バス10322号車の川中島バス45322号車(いすゞU-LV318N 1993年式)。2009年12月に白馬営業所の所管が松電から川バスに代わった際に、営業所ごと移籍した車両の1台です。東日本地区では珍しい、西日本車体工業の58MCと呼ばれる車体を架装した車両です。


どこがどう変わったかというのは、言葉で書くより先に画像を見比べていただいた方が早いと思いますので、まずこちらを(^^;



▲ 前面方向幕の周りの黒が車体と同色のクリーム色になり、方向幕窓の支持方法が黒Hゴムに変わっていることが分かります。


なぜこのような変化が生じたのか分かりませんが、恐らく極度な車体の劣化か不意の損傷等でこのような措置が取られたのではないでしょうか。
なお、確認した限りではこのように表情が変わっているのはこの45322号車だけのようです。



北アルプス交通-現在は、大阪市中央区に本社を置く株式会社関電アメニックスの北アルプス交通事業部-は、大町市に営業所を置くバス事業者ですが、1つだけ路線バスを運行(他にも大町市から委託を受けてコミュニティバス「ふれあい号」を運行)しています。

信濃大町駅~大町温泉郷~日向山高原~扇沢駅の約18kmを走る路線がそれで、川中島バスとの共同運行により“立山黒部アルペンルートとの接続”という重責を担っています。

路線バス用の車両はそれほど多くはないようですが(Wikipediaには、2010年現在で5台との記述あり。)、いずれもふそうの貸切車のような仕様をした車両ばかりで、なかにはこのような車両もまだ現役で走っています。





▲ 三菱ふそう製の、いわゆる“パンダエアロ”と呼ばれるハイデッカー車。登録番号から推定して、新車登録ならば1992(平成4)年製の車両であると思われます。形式は、U-MS726Sあたりでしょうか。


“くろべ-51”という文字が、車体に切文字で貼り付けられていますが、恐らく同社の社番のようなものだと思われます。
2010年5月6日の記事に登場する車両が“くろべ-50”で、2010年9月14日の記事に登場する車両が“くろべ-59”ですから、凡そ連続性があるものとみていいと思います。

驚くのは、車両の古さと裏腹な美しい車体です。冬季はこの路線は運休(信濃大町駅~日向山高原間のみ運行)となるわけですが、車両にとっての気象条件的にはとって厳しいところですので、塩カルによる車体の錆や塗装の劣化などがあっても致し方ないところです。しかし、見る限りそのようなものは見受けられず、いかに大切に整備され、運行されているかが分かります。

車齢20年を過ぎる頃ですが、まだまだ現役で活躍してほしいところです!


同じ長野県内のアルピコグループのバス会社(今は“会社”ではなく、アルピコ交通株式会社の“1支社”という扱いですが、旧来の表記の方が馴染みがあり、分かりやすいという方も多い(とともに、私自身も分かりやすい(^^;)ようなので、敢えて旧来の表記を使用しています。)ながら、このブログで取り扱うことが極端に少ない“諏訪バス”
2010(平成22)年11月末でみすずハイウェイバスの長野~飯田線の運行から撤退した後は、長野市で見る機会が基本的になくなってしまったため、わざわざ諏訪エリアへ行かないと見られないのがその主な理由ですが、昨年のアルピコ交通発足後、何やら車両の動きが激しくなったという話をたびたび耳にしており、最低でも1年に1~2回は様子を見に行きたいところです。

先日、時間ができたため、昨年夏以来およそ1年ぶりに諏訪バスエリアへ足を運んできました。
主な目的は、川中島バスと同様に、松本電鉄バスの日野ブルーリボンHIMRが大量に転属しているとのことで、その詳細を“かんさつ”しに行くことです。

雨混じりの高速道路を諏訪インターで降りると、すぐに茅野市に入ります。幸い、茅野市内は雨は上がっていました。
茅野駅前のバスターミナルからは、一日に何回か同時に複数の方向へのバスが発車するようダイヤが組まれており(たぶん、東京方面からの列車の到着時刻に合わせているのでしょう。)、効率よく撮影できるのです。

今回、狙いを絞ったのは同時に4台が発車する時刻です。
少し前から駅前で待っていると、発車時刻の5分くらい前に続々とバスが回送されてきました。
目的のHIMRは、そのうち2台で見ることができました(^^)v



「諏訪200か・・29」の登録番号を付けたバスが到着。果たして松本電鉄の元何号車なのか…??



▲ 最近、諏訪バスの車両は、側面やリアガラスに高速バスのPRを大きな文字で印刷した紙を掲出しています。



▲ 非常口の下の社名標記を見ると、転属後もなお「松本電鉄」の文字が残っています。



▲ そして気になる社番ですが、こちらも社名標記同様に松本電鉄バス時代の「10972」号車の文字がそのままになっています。


しかし、諏訪バス内では独自の管理番号で呼んでいるようで、フロントガラスの運転台パネルの裏側になるところに小さく3桁の数字が貼ってあります。車両によっては、前だけでなく、リアガラス越しにも見えるように貼ってあります。



▲ こちらがその部分をアップにしたものです。10972号車で、諏訪200か・・29の登録番号で、「177」という管理番号が付けられているようです。


この「177」という番号ですが、諏訪バスの大型路線バスに付けられている社番の続番ではないかと思われます。
恐らく、社番を貼り替えるなら、「39177」号車ということになるのでしょう。

なお、この訪問で、合計7台のHIMRを実車で確認することができ、全部で8台のHIMRが転属していることが推定できました。社番については、全車が諏訪バス時代の番号体系の新社番を振られているようで、一部を除きその社番に貼り直されています。
(川中島バスへ転属したHIMRに振られた、アルピコ交通共通と思われる新体系の社番ではなく、従来の諏訪バス独自のルールによる社番を付けているところが興味深いです(^^;)
また、川バスへ転属した車両とは異なり、行先表示器は方向幕のままで後面への取付けは無く、車内の荷物棚もそのまま残されています。

これ以外の車両については、また追々紹介していきたいと思います。


~参考~


▲ 松本電鉄バス時代の10972号車。登録番号は、「松本200か・・22」でした。また、諏訪バス転属後、一部のシートで背もたれのカバーが黄色いものに交換されているようです。






恒例のお花市が開かれた8月12日(日)、長野市の中央通りが夕方から歩行者天国となった関係で、長野駅前を16時50分以降に発車するぐるりん号は、中央通りを経由しない“外周循環”にて運行されました。

外周循環運行のぐるりん号は、これまでも何度か紹介しているネタですが、今回も一応(自分自身への備忘録的な意味で)記事にしておきたいと思います。
この日は川中島バス担当の69号車がお休みで、今年のゴールデンウィークの時と同じように、42357号車が代わりに運行されました。



▲ 長野駅前ロータリーから右折で長野大通りへと出る42357号車代走の“しろりん号”。今年のゴールデンウィークに続いての登場です(^^;



▲ 長野駅前から権堂→善光寺大門→合同庁舎→長野BTと廻り、長野駅前に戻ってきた42357号車による「しろりん号」。通常は約40分かかるコースを、外周だと約25分で戻ってきます。



▲ LEDには特に「外周循環」という表示は出ませんが、側面のLEDは外周循環専用の表示が用意されています。
権堂→善光寺大門→県庁前と経由するところに注目です。)


一方、通常のぐるりん号用車両ではこんなシーンも見られました。



▲ 長電バス担当の68号車と川中島バス担当の70号車がロータリーの出口ですれ違いました。いずれも「外周循環」の方向幕を掲出しています。



7月31日の記事で紹介した、ラッピング更新後の長電バス230号車ですが、その後前方からのアングルを含めて昼間に撮影できましたので、再度紹介いたします。

改めて説明することは何もないのですが(^^;、約3年前の2009(平成21)年頃から長野市内にある遊戯施設のラッピング広告を纏っていたものを、今回同じ遊戯施設の広告のままラッピングデザインを一新したものです。



▲ [14]系統・保科温泉線にて運行中の長電バス230号車。ラッピングのベースカラーが白になったことで、夜だけでなく昼間見ても明るい印象を受けるようになりました。



▲ 前面は長電バスの一般的な顔のカラーのままです。屋根上の赤と、前面下部の赤の色合いが全然異なりますので、今回のラッピング変更の際は屋根上の再塗装までは行なっていないようです…


一応、後方からも撮影できましたので、再出になりますが…





▲ 中央通りが歩行者天国実施のため通行止めになっている関係で、長野駅前を右折で出発する230号車。[14]系統・保科温泉線の場合、通常は中央通りから昭和通り、市役所前駅前交差点右折で長野大通り、南千歳町交差点左折で信越本線をアンダーパス、長野駅東口へとそもそもグルっと迂回する路線となっているため、長野駅前を右折で出発、長野大通りから南千歳町交差点右折で東口へ向かうと、迂回どころか却ってショートカットしているため、相当な時間短縮になってしまいそうです(^^;


簡単ですが、既出のネタということもありますので、今回はこの辺で。



今月半ばのお盆前頃から、川中島バスの路線バス車両のリアに、アルピコ自工の新店舗オープンを告知する広告をラッピングされた車両が走り始めています。
今のところ40187号車40970号車97554(41092)号車の3台を確認していますが、ひょっとしたらまだほかにもラッピングされた車両がいるかもしれません。


【40187号車】

▲ ラッピングされた結果、貼り替えたばかりの「ECO-Hybrid」のロゴが隠されてしまいました(^^;


【40970号車】



【97554号車】



いずれもラッピングされているのはリアのみで、アルピコ自工の長野中央事業所がオープンしたことを知らせるためのものです。
よく見ると、3台とも広告内容は同じであるものの、デザインにそれぞれ違いがありますね(^^;

★ ☆ ★ ☆ ★

ところで、今から9年ほど前にも、アルピコ自工の広告をラッピングした車両が走っていました。
この時は、「車検の透明化」「スピード25分車検-Clear25」などと書かれた広告で、自社でやっている車検システムを宣伝するためのものでした。



▲ アルピコ自工の広告をラッピングされた川中島バス40093号車。他にも40027号車、40050号車、40051号車、40094号車のうち3台が同じようなデザインの広告をラッピングされていました。
(元都営のブルーリボン・P-HT233BAのうち、中扉が4つ折り戸の車両だったことは覚えているのですが、社番までは記憶が曖昧で…(^^;)

この時も、広告の中で車検を受けている車のカラーを変えるなど、細部が異なるものでした。
なお、撮影は2003(平成15)年8月末頃と思われますが、詳細は不明です(^^;




お盆期間中は、最繁忙期の一つということもあり、長野市を発着する高速バスも長野~新宿線を中心に2号車以降の続行便を走らせる便がかなりありました。
続行便に使用される車両は、基本的にはトイレ無しの県内用高速車か、元アルピコハイランドバスの貸切車(これが出るとかなりの確率でSHD車です!)が主であり、いずれもトイレ無し4列車ということで座席の予約サイト等にも案内されています。
しかし、中にはトイレ付き車両が充当されることもあり(恐らく、座席予約を受ける際にはトイレの有無にかかわらず、トイレ付き車両の34~38席に合わせているものと思われます。)、2台続けて長距離高速バスの本務車両というケースもたまにあります。

先日、2号車にトイレ付き車両が充当されている便を目撃したのですが、よく見ると意外な社番にトンデモナイ登録番号、一瞬目が飛び出るかと思いました(@_@;



▲ 長野~新宿線の京王担当便で、2号車に使用される川中島バス45194号車(長野200か11-74)。登録番号も長野ナンバーに再登録されています。


この45194号車、元々は2001(平成13)年に松本電鉄バスの10194号車(松本200か・183)として製造された三菱ニューエアロクイーンIで、当初から同年7月開設の白馬~新宿線用の車両として白馬営業所に配属されたと思われる車両です。そして、2009(平成21)年12月の白馬営業所の川中島バス移管に伴い、連番の10192~10193号車とともに川中島バス所属となり、社番も45194号車に変わりました。
その後、いつの間にか45193号車(元10193号車)だけが姿を消し、代わりに川バス本社の長野~新宿線の運用に白馬回転の行路(長野→新宿→白馬(マルヨ)白馬→新宿→長野)が組み込まれたりして車両不足を補ってきたようですが、今年の夏になって松本電鉄バスから新型ガーラ2台とセレガR FD1台が白馬に転属したようで、その煽りで川バス本社へ転属となった模様です。

これまでも、一時的に長野~松本線や長野~飯田線を走ることもありましたが、今回正式に長野ナンバーとして再登録されたため、これからは長野~新宿線だけでなく、名古屋線や県内高速での活躍もありそうです。



▲ 長野駅前を横切り、長野大通りへと入っていく45194号車。新しい長野ナンバーが、まだちょっと違和感あります(^^;


ここで気になるのは、45194号車の車番は、このまま白馬時代のものを名乗るのか(だとすると長野地区の所属車両としては初めてのケースです。)、それとも「01***」号車と新社番になるのかということです。
また、同じく白馬営業所に所属していた45192号車の動きも気になりますが、もしかすると一緒に長野に来ているかもしれませんね(^^;
そして、これらの車両が入ってくることにより、またプライムシート付き車両を5台投入することにより、川中島バスからも同数程度の車両が転属や引退することが十分考えられ、車両の動きにまだまだ目が離せない状態が続きそうです(^^;



先週金曜日、飯綱高原、大座法師池周辺で恒例の飯綱火まつりが開催されました。
その観客輸送のためと思われる臨時便を目撃したので、紹介いたします。



▲ 駅前ロータリーからのほぼ全景を写したため、小さくて分かりにくくなってしまいましたが、右端に写っているバスは41056号車使用の[71]系統・長野駅・バスターミナル行きで、左端の広告に設置されている時計は21時49分を指しています。


そもそも、戸隠からのバスが到着する時刻ではありませんので、「おや?」と思った次第なのですが、後でイベント情報を見て火まつりがあったことを知り、これを観にいったお客さんが長野市内に帰るための臨時便ではないかと推定しました。



▲ もう一台、戸隠から下りてきたバスを目撃しました。日野HIMRの97357号車で、やはり「[71] 長野駅・バスターミナル」を表示しています。


長野市街と戸隠高原を結ぶバスは、通常戸隠行きが前半がループ橋経由の急行バス([70急]系統)、後半がバードライン経由の一般路線バス([71]系統)となっており、長野行きはこの逆パターンの運行となっています。つまり、バードライン経由の長野行きは、もっぱら午前中の陽が高い時間帯にしか見ることができず、このように暗い時間帯にバードライン経由の[71]系統・長野バスターミナル行きが運行されるのは、珍しいものと思われます。

この他、会場周辺の駐車場を廻るシャトルバスに使われたと思われるバスの回送を何台か目撃しましたが、こちらは撮影できませんでした(^^;




今年2月1日から、長野県庁の入口にあった高速バス専用の「長野県庁」バス停(乗降とも)が廃止され、県庁前交差点東側にある「県庁前」バス停に発着場所が変更されました。

乗車場所は3番バス停で、これまでも夜間の佐久線や松本線の一部がここを始発として使用し、また平日朝のみ運行の県庁・市役所経由文化学園前行きの[102]系統が使用するバス停と同じ箇所、また降車場所は長野中央郵便局側の4番バス停で、[30]系統・松代本線の松代高校行きが使用するバス停(これまでも夜間の松本線の一部の降車場所として使用)と同じ箇所となりました。

バス停の名称表記は、どちらも「県庁前」だったと記憶しているのですが、先日たまたま3番バス停の前を通る機会があり、停留所をみたところ「長野県庁」に変更されていることが分かりました。





▲ 県庁前3番バス停にて客扱い中の信南交通・飯田行き高速バス。もともとこのバス停を使用するバスの本数が少ないため、バスベイに十分な広さがありません。時間帯によっては3本のバスが5分間隔でここから出発する場面があり、他の道路交通への影響が心配です。



▲ 3番バス停の名称表記。確かに「長野県庁」になっています。また、バス停には文化学園前行きのバスの時刻表はあるものの、路線案内には高速バスの行先しか表記されていません。


一方、向かいの4番バス停はというと…



▲ 特に変化はなく、従来どおり「県庁前」と表記されています。また、路線案内の下に「高速バス降車停留所」と記されています。


特に停留所名称を変更するような案内は、これまで無かったように思いますが、どちらか一方の名称に統一できればスッキリすると思うのですが…
ちなみに、HPの時刻表等では、「路線バス=県庁前」、「高速バス=長野県庁」に揃えて表記しているようです。



今日ももう一つ、松本へ行った時のネタから…

各方面から松本バスターミナル(降車場は松本駅前というらしいですが…)へ到着した路線バスは、そのまま次の運用に入るか、回送で井川城の営業所へ帰ることになりますが、営業所へ帰るバスは当然「回送」ということになります。
基本的には、すべてのバスが「回送」を表示して走るわけですが、先日の松本訪問時に、妙な表示で営業所へと走っていくバスを目撃しました。

それがこちらです。



▲ 松本電鉄10551号車。元大阪市営のいすゞキュービックです。どこを始発とするバスか分かりませんが、駅前大通り(マルシェ通り)から左折してきた時には、既にこの表示だったような気がします。


乗客を降ろし、空になったバスが動き出したとき、改めてその表示を見て目を疑いました(@_@;



「[シャトルバス] 乗鞍山頂・畳平/Mt. Norikura Peak」!?


たぶん(いや間違いなく)回送のバスだったと思うのですが、なぜこんな表示が出てしまったのでしょうか??
あらかじめバスに向けてカメラを構えていれば、運転手さんの遊び心でこのような表示を出してくださることもあるでしょうが、この写真を撮るためにカメラを構えたのはバスが動き出してからであるため、その可能性は低いと思われます。
もしかしたら、回送の表示を出すための設定器のコードと、このシャトルバスのコード番号が似ている番号なのかな…とも思ったのですが、設定器のタイプによっては「回送」はワンタッチボタンで出せるため、それも現実味がないかなと…結局真相は不明のままです。


★ ☆ ★ ☆ ★


ところで、少し前の6月にも同じ表示を出したバスを撮っていたことを、画像を整理していて改めて思い出しました。



▲ この日は、ハイブリッドの10901号車が「乗鞍山頂」行きの表示を出しているのを撮影していました。この時も同じく回送のバスだと思うのですが…(^^;


2回も同じ内容の“珍表示”を見られるとは…なんの偶然でしょうか??



引き続き、松本へ行ったときに収集したネタから…

一応シリーズものだったらしい今回のテーマ、「その2」はいつ頃だろうと遡ってみたら、何と2年以上前の2010(平成22)年4月21日の記事でした(^^;;;

2010年1月に私自身が初めて確認した、松本電鉄バスのブルーリボンHIMRの車体にラッピングされた高速バスPRの広告。
どうやらその前年の2009年の終わりごろに登場したらしく、瞬く間に10台もの勢力になりましたが、その後の路線の改廃やダイヤ改正、割引切符の登場等により、細部で広告内容が変化しているものも数多くあります。

その中で、登場以来広告内容に変化がないと思われるのがこの一台です。



▲ 松本電鉄10522号車。公式側に飯田線のトランプバージョンの広告、(画像はありませんが)非公式側に新宿線のかるたバージョンの広告がラッピングされています。


ところがこの飯田線、松本電鉄は諏訪バスとともに2010年12月にみすずハイウェイバスから撤退してしまいました。
また、この時に松本~飯田間の路線も廃止されています。

この時から、松本~飯田方面を高速バスで移動したい場合、暫定運用中の「乗継乗車券」を使用して松本バスターミナル~松本インター前=(徒歩連絡)=長野道松本~飯田方面と乗るよう案内されており、このために「飯田へ~」の広告を残したのではないか-と思われますが、一つだけ非現行になっている部分があります。





扇状に開かれたカードのうち、右から2枚目に「1日3往復」と記載されていますが、これは2009年12月から2010年12月の路線廃止までに運行されていた松本~飯田間の路線の本数ですので、現在は厳密にはこれ以上の移動機会が松本~飯田方面にはあることになります。

そもそも、乗継乗車券を使用しての2台のバスの乗り継ぎを利用しているお客さんが、どのくらいいるのか分かりませんが、本数のことを敢えて書き変えなくても大勢に影響ない-程度のものなのかもしれません(^^;

(※ 松本BT~飯田方面への「乗継利用券」の利用方法についての詳細は、アルピコ交通のHP等でご確認くださるようお願いいたします。現時点では、「当面の間発行する」とされており、突然発行が終了される場合も考えうることですので、十分ご注意いただければ幸いです。)


一昨日の記事で紹介した、国鉄色の183系による回送列車を撮影した後、所用を済ませてから情報をくれた友人と合流しました。
聞けばその日はまだ国鉄型車両による特急列車が運転されるのだそうで、長野総合車両センターのあさま色の189系を使用する「あずさ81号」が16時過ぎに松本に着くとのこと。それならばということで、連れ立って松本駅へ…



▲ 16時16分、新宿発松本行き「あずさ81号」が松本駅3番線に入ってきました。編成が短いものの、絵入りのヘッドマークを掲げるその姿は、紛れもなく「特急列車」そのものです(^^;


2002(平成14)年に後継のE257系にその任を譲って、特急「あずさ」「かいじ」としての運用から降りた183・189系ですが、その後も細々と臨時列車での活躍が続いているのは嬉しい限りです。しかも日によっては国鉄色あり、あずさ色あり、あさま色ありと、バリエーションに富んでいます。

車掌さんによっては早々に幕回しを始めてしまい、駅に着いた時には「回送」になっていてがっかりすることも多いようですが、今回はしっかりと「あずさ」幕のまま入ってきてくれました。

そして「あずさ」で入ってきたということはお楽しみのコレ(^^)

◆幕回し◆


主だったところからいくつか紹介したいと思います(^^)/


快速 アルプス】

▲ 現在運転されている臨時の夜行快速「ムーンライト信州」に相当する列車なのでしょうか。急行「アルプス」廃止後に運転することを想定して用意した愛称のようですが、使用実績があるのか謎な列車です。


特急 はまかいじ】

▲ 現在も、田町車両センターの185系200番台7両編成を使用した臨時特急「はまかいじ」が運転されていますが、一時期松本を朝出て夜戻ってくるダイヤでもう一往復の「はまかいじ」が運転されており、それにATCを積んだ先頭車が組み込まれているこのN101編成が専属で用いられていたことがありました。現在、根岸線内はデジタルATC化されてしまったため、この183系に積まれているATCでは対応できず、もうこの編成で「はまかいじ」が運転されることはないのかもしれません…


特急 あさま】

▲ 1997(平成9)年10月の新幹線開業まで、上野と長野(又は直江津)を結んでいた特急「あさま」。現在では、イベントでリバイバルトレインとして運転されるに過ぎませんが、その時のためにちゃんと愛称表示および側面方向幕を用意しているのがスゴイです(^^;



▲ このカラーの車体に最も似合うのは、やっぱり「あさま」のマークでしょう! L特急のマークが抜けてしまっているのが残念ですが、特急「あさま」が元気だったあの頃の姿が目に浮かんできます(^^;


快速 妙高号】

▲ 先の改正で5往復→3往復に減便されてしまった「妙高号」。朝の直江津発長野行き1本のみが今も快速列車として運転されています。


周りで「あずさ」のマークを写真に撮っていたファンに対し、「みんな写真撮ったかー?」「幕回していいかなー」と元気な声をかけて幕を回し始めた車掌さんでしたが、「回送」になっても止まらず、結局いちばん上の1コマ目「普通」まで巻いてしまいました(^^;


【普通】

「普通」表示で止まってしまったまま、長野方面に向けて回送されていきました。


そういえば、一昨日の記事で紹介したOM103編成の新宿方も、このN101編成の新宿方も、“眉”の低い先頭車(OM103=クハ183-1527、N101=クハ183-1528)が組み込まれているのですね(^^;


★ ☆ ★ ☆ ★


その後、松本で用事を済ませた後、田沢駅に立ち寄ってみると…ちょうど先ほどのN101編成が松本方面へと戻っていくところでした。



▲ 18時少し前になって、回送列車として松本方面へと戻っていくN101編成。よく見ると表示は「普通」のままでした(^^;


この後は新宿方面まで遠路回送され、この晩の下り快速「ムーンライト信州」号として翌朝に再び長野県へ戻ってくるのだそうです。日頃は主に「妙高号」として長野~直江津間を行ったり来たりしている長野の183・189系ですが、この時ばかりは特急車の本領発揮とばかりにとにかく長い距離を走ります!



お盆前の週末の夜、長野駅前9番乗り場には大阪行きの夜行バスを待つお客さんが大勢いました。
そこへ入線してきたのは、長電バスの高速用エアロエースコンビの1036号車と1039号車。道理でたくさんのお客さんがいるわけで、長電バスの大阪行きの2台運行というのを目にしたのは初めてのことでした。



▲ 9番乗り場で乗車扱い中の大阪行き夜行バス。最繁忙期の一つだからでしょうか、長電バスの1036号車(1号車)と1039号車(2号車)の2台運行でした。


そこへやって来たのはおよそ30分遅れの新潟からの高速バス8便です。
最初は大阪行きの後ろにつけようとしたようですが、路上駐車が多くて断念したようで、9番乗り場より前方の末広町交差点の本の手前まで来て停車しました。



▲ 大阪行きの2台の脇のすり抜けて前へ出てくる新潟からの469号車。見送りや出迎えでしょうか、とにかく車が多くてバスの運転も大変そうです。


そして…



▲ 何と、9番乗り場に3台の「NAGADEN EXPRESS」が集結!


長電特急色のバスが3台も並ぶ姿は、なかなかの壮観です(^^; 2000系の3両編成みたいという話も…(^^;;;
そして、乗客を降ろした新潟行きが先に発車し、22時を少し回って大阪行きの2台も発車していきました。



▲ 乗客が多いせいか、長野駅前を2分くらい遅れて発車する2台のエアロエース。


この晩は、川バスが運行する大阪行きも3台で運行され、長野から都合5台のバスが翌朝の大阪へ向けて走ったことになります。
長電バスの高速車は全部で7台(池袋3台、新潟2台、大阪1台+予備)しかなく、そのうち3台を一気に見ることができたのは、非常に幸運だったと言えるかもしれません(^^;
ちなみにこの時は、池袋からの9便も40分近く遅れており(695号車)、僅か10数分の間に4台もの車両が長野駅前に発着していたことになります。




先日、松本方面へ車を走らせている時に、友人から「183系を使用したあずさ号からの回送列車が、松本→長野間を走る」という情報をいただき(ありがとうございますm(__)m)、だいたいの時間を合わせて明科駅附近で待っていたのですが、やって来ず…orz

先に行ってしまったかと諦めて、そのまま先へ行こうとしたとき、列車の通過音が!
アングルを選ぶまもなく慌ててシャッターを切った結果が下の1枚です(^^;



▲ 篠ノ井線を長野に向けて回送される183系大宮車の6両編成。“眉”の位置が低いところから、最後尾はクハ183-1527と判明(^^) ということは、OM103編成でしょうか。


元よりこの場所では、茂みが深い関係で編成全体は入らないだろうと諦めていたため、まぁこんな出来かと納得して、再び先を急いだのでした(^^;

それにしても、緑の中の国鉄特急色の映えることといったら!
やはり国鉄色は秀逸なセンスをもって定められた色なのだと改めて感じた次第です。
これがあずさ色やあさま色だったら、こうはいきませんよね(^^;
(あずさ色やあさま色も、嫌いではないのですが、どちらが景色の中で映えるかといったら、やはり国鉄色に軍配だと思います。)



このところ、バスウォッチに出かけるたびに新しい発見がある川中島バスの車両、またまた新規導入車が現れました。

今回登場したのは99417号車(登録番号は長野200か11-72)です。
99415号車99416号車と同じ三菱ふそうのニューエアロスターノンステップ車で、車両の形態・仕様がほぼ同一であることから、これら2台と同じく元・京王電鉄バスのKC-MP747K(1999年式)ではないかと思われます。



▲ 99414号車以降、今年4台目のニューエアロスターノンステップ車となった99417号車。この車両は、先に登場している99415号車や99416号車と異なり、一般的なアルピコカラーで登場しています。



▲99417号車をリアから。あいにく非公式側の画像が撮影できなかったのですが、パートラッピングにもなっておらず、純粋なアルピコカラーでの登場となりました。



また非公式側の撮影ができましたら、改めて紹介したいと思います(^^;



< 2012年08>
S M T W T F S
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
プロフィール
ホリデー横浜
ホリデー横浜
《こちらにお越しの皆さまにお願い》

この日記は、個人的な趣味で書いているものです。
記事の内容について、(取り分け趣味的な目的で)直接事業者等へお問い合わせされることは、先方の迷惑になる恐れがありますので、ご遠慮くださるようお願いいたします。

また、記事の内容は、自らが収集した情報等に基づき、飽くまでも主観的に記述しているもので、事実と異なる場合もございます。その結果、この日記をご覧の方が不利益を被った場合でも、当方では一切の責任を負いかねますので、ご了承くださいませ。
(※ バスや鉄道の路線や時刻等を案内することを目的とするサイトではございません。
また、事業者等への意見や要望、苦情等(≠個人的な意見・感想)を記すことを本意とするものでもございませんので、そのことに関するコメントや議論には、このブログの内外を問わず、当方は一切関与いたしません。)
過去記事
カテゴリ
FDA (3)
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 38人
オーナーへメッセージ
QRコード
QRCODE
インフォメーション
長野県・信州ブログコミュニティサイトナガブロ
ログイン

ホームページ制作 長野市 松本市-Web8