昨年暮れから今月にかけて、41061号車41062号車41064号車が若槻営業所に配属されたと思われる一方で、玉突き的に本社に転属したのではないかと思われる車両も出てきました。
川バスが導入してからずっと若槻営業所に配属されていた40474号車~40476号車の3台がそれで、このところ夕方~夜にかけての[32]系統・運転免許センター篠ノ井線[46]系統・大豆島線等でその姿を見るようになっています。



▲ [46]系統・大豆島線大豆島東団地行きに使われる40476号車。元都営バスの「グリーンスター」用の車両で、エアサス・グライドスライド式の前扉・ハイバックシートなど、一般的な路線バスの車両と比べて少し豪華な装備が特徴です。ヘッドライトケースの間には、「グリーンスター」の行灯を塞いだ跡があります。



▲ [46]系統・大豆島東団地行き、長野駅出発!


これらの車両が本社へ転属したとすると、当然同数の古参車がこれまた玉突き的に廃車になる可能性が十分にあるわけで、筆頭候補としては40027・40050・40051・40093・40094号車の1988(昭和63)年製の日野HTあたりでしょうか。



▲ 玉突きの玉突きで廃車になる車両が出るのでしょうか。朝のラッシュ時間帯には比較的良くその姿を見ることができる1988年式の日野HTですが、命脈が尽きる日はそう遠くないうちに訪れることになりそうな気が…(40027号車・[33]系統・北原線市役所前行き。すれ違いで長野駅前ロータリーに入っていくのは、40051号車・[30]系統・松代本線県庁前行き)



先日、長野駅前でバスウォッチ&撮影をしていたら…1番乗り場で乗車扱い中の赤い新・びんずる号の隣に、信号待ちで「新宿へ、バスという足もある!」ラッピングで話題(!?)の41065号車が並びました。



▲ 41065号車と40065号車。どちらも年末年始の話題の中心となった車両です。


この2台、良く見ると登録番号が「長野200か10-65」「長野200か・・ 65」で、ちょうど1000番違いです。
(忌避番号や希望制番号等で必ずしも…かもしれませんが、そういうツッコミはご勘弁を…(^^;)

ただそれだけなのですが、思わずニヤリとしてしまいましたので、ネタとして紹介してみました(^^;;;
昨年の今頃に長電バスの1004号車を見たのが、長野ナンバーの4ケタ突入後最初の車両だったのですが、もう4ケタのナンバーもだいぶ見慣れてきました。その一方で、1999年に登場した200ナンバーの中でも、1ケタや2ケタのナンバーの車両は、各事業者において譲受車の廃車や転属・移籍等で次々に姿を消しているところですので、だんだん希少性の高い車両になりつつあるのかもしれませんね。



1月21日(金)の記事で紹介した41065号車ですが、その後昼間に何度か目撃し、公式側も撮影することができましたので、もう一度紹介してみたいと思います。



▲ 鮮やかなオレンジ色のラッピング広告が目を引く41065号車。大塚南への入庫運用なのか、[47]系統・東通り線ホワイトリング行きに使われていました。



▲ ロータリー進入後、出発時刻までの調整に入ります。リアガラスには、元事業者が山陽電鉄であるという証拠(!?)の一つとなる「補助ブレーキ作動中にもブレーキランプが点灯します。」の注意書きが見えます。



▲ 公式側の記録。こちら側から見る限りは、ごく普通の路線バスというイメージしかできません… [37]系統・田牧線県庁前行きにて運用中



▲ 最後は公式側を後方から。雪混じりのの週末に、[35]系統・稲里循環線にて運行中。




「新宿へ、バスという足もある!」の広告のアップ。



▲ そのバスは、新型セレガの40666号車が使われています。



▲ 長野市を活動拠点とするサッカーチーム「AC長野パルセイロ」のエンブレム。その下には「頑張れ!パルセイロ」の応援メッセージが書かれています。


ちなみにその下の、「FORZA!」(フォルツァ)とは、イタリア語で「力」、「強さ」、「頑張れ」などの意味を持つそうです。


先日見かけた長電バスの347号車。よく見ると車体裾周りのグレーの塗装が、いつの間にかボディと同じクリーム色に塗られています。車検等で再塗装が行なわれたのでしょうか、いわゆる“簡略塗装”になっています。



▲ 雪が降る中、長野駅に到着した長電バス・347号車。いつの間にか簡略塗装化されています。いちばん下のオリジナル塗装の頃と比べますと、クリーム色の黄色味が強くなったような気がしますが、カメラ及び撮影媒体の違いでしょうか?





▲ 別の日に撮影した347号車。雪道の走行のせいか、車体が汚れてしまっています(T_T)


いつ頃このような塗装になったのかは、きちんと記録していないため分かりませんが(^^;、まだ車体の色が綺麗ですし、昨年の後半、それも暮れに近い時期のことでしょうか。

年式的には先の“モヤシ”こと145・146号車が、まだ裾部がグレーに塗られたオリジナルの塗装を保っていますので、それを飛び越えて塗装変更が行なわれたことになりますが、347号車は牟礼線に保科温泉線にと広範囲にわたる運用を日々こなしているようですので、その分車体の傷みも激しかったということでしょうか。
(その間には229・230号車もありますが、両車ともラッピング化されてしまっているので、ラッピング解除されるまでそういう話は無いものと思われます(^^;)




▲ オリジナル塗装時代の347号車。(ぐるりん号代走時のもの(再出)。2004年2月頃撮影。)




昨日に続き、貸切車から路線(高速)バス仕様に改造されたセレガGJの話題です。
ほぼ同時期に改造されたと思われる車両は、全部で3台を確認していて、今回紹介する42337号車を画像で記録できたことにより、ひとまず3台とも網羅することができました。



▲ 長野~大町線に使用される42337号車。この車両も従来と同じ行き先表示方法を採用しており、行灯の部分に行き先表示板用の枠を設けています。


42337号車は42169・42172号車とは異なり、川中島バス生え抜きの車両ではなく、元アルピコハイランドバス(28030号車。さらに前は川中島グリーン観光バス・52337号車)の車両で、2009年夏頃に川中島バスに移籍したものと思われます。



▲ 元ハイランド車の証!? 42169・42172号車とは異なり、リアのガーニッシュが赤いのが特徴です。


42337号車ですが、移籍してからしばらくは、非公式側の社番が貼り付けられていませんでした。しかし、今回の改造に伴って(?)社番もしっかり貼り付けられ、真横から見ても何号車か分かるようになりました(^^;



▲ 2010年の長野マラソン輸送に携わる42337号車。非公式側は「貸切」の文字があるだけで、社番が入っていませんでした。



1月8日(土)の記事で、貸切用であった42169号車が路線(高速)バス仕様に改造されたことを紹介しましたが、ほぼ同じ時期に改造されたと思われる42172号車も画像に記録することができました。

大雪で明けた先週の月曜日、仕事帰りに長野駅に立ち寄り、ついでにと思い、東口にも足を運んでみました。
最終の白馬線の時刻が近かったため、待機している車両がいないかな…と思って見回すと、既に乗り場に1台のバスが待機していました。



▲ 路線(高速)バス仕様に改造された42172号車。42169号車とは異なり、行先表示は従来の車両と同じく行灯部分を潰して表示枠を設け、行先板を差す仕様です。



▲ 一面の雪に覆われた長野駅東口のロータリー。42172号車の後ろには、東口到着便に使用された42040号車が止まっています。


この日は大雪が降った直後ということで、長野駅周辺の路線バスはどの路線もダイヤが大きく乱れていました。白馬線の最終便には、白馬営業所のセレガGDが使われることが多いのですが、この日はなぜか本社所属(…と推測される)の42172号車が担当していました。これもダイヤの乱れによる運用変更ではないかと思われます。





冬は、国内外からウインタースポーツを楽しむために大勢が訪れる白馬。
東京~白馬間の交通手段は、JR中央本線~大糸線というルートが長らく主流であり、かつては冬になると数多くのスキー列車「シュプール号」や特急「あずさ」等が季節・臨時列車として運転されていました。
しかし、1997(平成9)年の北陸(長野)新幹線開業後、乗客の流れは大きく変わります。東京から白馬まで、直通の特急「あずさ」を使っても4時間以上掛かっていたところを、長野新幹線+特急バス・長野~白馬線を使えば、3時間程度で到着できることになり、夜行の「シュプール号」で現地入りする移動形態は完全に過去のものとなってしまいました。

この特急バス・長野~白馬線は、夏と冬で大きく変動する乗客数に合わせたダイヤの切り替えが行なわれており、当然冬季のほうが夏季より多くの本数が運転されます。加えて、1便当たりの定員を上回る乗客がある場合には、臨機応変に続行便も運行され、大勢の乗客を効率よく捌いています。
そして続行便にはかつての主力車両などの予備車が総動員され、見ていて飽きないシーンが展開されるケースが多いのですが、昨シーズン以降にパンダエアロ(41831・41851号車)や富士重工R3型車体を持つ古参車(45620・45622号車)が相次いで廃車され、今シーズンの続行便の対応状況が気になっていたところです。


前置きが長くなりましたが、先日、長野駅東口を通りかかったら、ロータリーの表側にこんな車両が止まっていました。



▲ 雪が降りしきる中をじっと待機する川中島バスの貸切車・40440号車(元アルピコハイランドバス・24414号車)。高速バス仕様の日野セレガR-FDは、グループ内でも比較的目にする機会が多い車両ですが、貸切仕様の同型車はこれとハイランドの24415号車(現川中島バス・40829号車?)の2台だけだと思われ、希少車といえる存在です。



▲ フロント部分のアップ。「路線バス」及び「定(○に定の字)」の表示がされており、貸切の仕業ではないことが分かります。



▲ 行先を示す補助サボ類が一切掲出されていないため、ハッキリしたことは分かりませんが、恐らく長野~白馬線の増車需要に応えられるように、待機しているのではないかと思われます。


アルピコハイランドバスから川中島バスに移籍された貸切車が長野~新宿線などの高速バスの続行便に入るケースは、この年末年始から頻繁に目撃していますが、東口発着の特急バスにも使われるようになったとは時代も変わったものです(^^;
長野~白馬線の主力車両といえば比較的初期のセレガGDやFDですから、もしこれらの車両の後に40440号車がぶら下がった場合、明らかに40440号車の方が格上のような気がします(^^;;;


前回の記事で予告した、千曲バス・2038号車の塗装の特徴について、他の車両との比較をしながら紹介してみたいと思います。

まずは、前回の記事でも掲載した2038号車のリアから撮影した画像から…







これと他の車両を比較して見ましょう。



▲ 同じ佐久~長野線用のいすゞ新型ガーラ・927号車。(長野駅前にて)



▲ トイレ付き車両で、東京方面への路線に使用されるいすゞ新型ガーラ・660号車。(関越道上里SAにて)


実はこの2038号車、千曲バスの他の高速バス車両に比べて塗装のラインが足りないのです。

側窓の下を見ますと、927号車や660号車には、細い青色のラインが入っています。
ところが、2038号車にはこの窓下の青いラインがありません。

それでは、他の車両はどうでしょうか。



▲ トイレ付きの三菱エアロエース・922号車。(信州バスまつりの時に川中島バス本社で撮影)


こちらは側窓下のラインがの2重線になっています。



▲ トイレ付きの三菱ニューエアロバス・313号車。(関越道上里SAにて)



▲ トイレ付き、夜行バス「千曲川ライナー」用3列シート車の三菱ニューエアロクイーンⅠ・497号車。


313号車や497号車も、側窓下のラインは青と赤の2重線になっています。
…ということは、どうやら、側面窓下のラインには、2種類のパターンがあるようです。
“三菱ふそう=“いすゞ=-のように区別しているのかと思ったのですが、それも違いました(^^;



▲ 佐久~長野線用の三菱エアロバス・1904号車。


1904号車は三菱ふそうの車ですが、側窓下のラインは青が1本だけです。

メーカーごとに分けている訳ではなさそうですし、製造年による変化でも仕様(夜行昼行やトイレの有無等)による区別でもなさそうですが、何か意図があってラインの色を区別しているのでしょうか??


結局、ナゾのままです(^^;;;
まぁいずれにしても、2038号車のラインは1本(2本?)少ないという事実には変わりないのですが(^^;;;

それともう一つ、上2つの画像を見ていただきますと、2038号車は側面のグリルにラインが入っていません。他の車両のグリルにはラインが入っているので、もしかしたら2038号車のラインは塗装ではなくラッピングのように仕上げているのかもしれませんね。



昨年12月16日(木)の記事で紹介した、千曲バスの佐久~長野線用の日野セレガFD・2038号車(元川中島バスの42038号車)ですが、3が日に再び目にする機会に恵まれました。
(正確には、前回から3が日までの間に1~2度目撃していますので、“再び撮影する機会”が…ということになりますが(^^;)

この日は、佐久から長野に到着したところに偶然出くわしたため、折り返しとなる佐久・臼田行きの時間に合わせて長野県庁まで行って撮影してきました。



▲ 16時少し過ぎにバスターミナルから長野県庁に回送されてきた千曲バス・2038号車。16時10発の佐久・臼田行きです。


さすがにまだ3が日とあって、県庁から乗車したお客さんはほとんどいませんでした。
そのため、運転手さんにお願いして、停車中の車両に近接した位置から撮影させていただくこともできました(^^)v(ありがとうございますm(__)m)



▲ 非公式側をアップで撮影させていただきましたm(__)m



▲ 定刻の16時10分、佐久に向けて出発!


ちょうど県庁前の信号にタイミングよく引っ掛かってくれたため、前回の遭遇時にきちんと撮影できなかった公式側の後方からのアングルもバッチリ撮影できました(^^)v







実はこの2038号車、ベースの白が妙に白すぎる…という特徴の他、塗装のパターンにおいて他の車両とは異なる特徴をもう一つ持っています。
次回の記事では、そのことについて考察(?)してみたいと思います(^^;


昨日の記事で予告したとおり、41065号車とほぼ同時に41064号車の登場も確認しています!

車種は41061号車・41062号車・41065号車と同じ、元山陽電鉄の前中扉仕様のいすゞキュービックです。



▲ 41064号車も登場! 夜間に[16]系統・若槻団地線で運用されていましたので、41061号車・41062号車と同じく、若槻営業所所属の可能性が高いと思われます。



▲ 非公式側には高速バスをPRする広告をラッピング。今度は大阪線で、かるた取りバージョンです!



▲ 広告部分のアップ。松本電鉄バスで採用されていたものをベースに、川バスらしさを出すためかバスの車両にエアロエースの写真が使われています。


【参考】


▲ こちらが「本家(?)」の大阪線PR広告のラッピング車、松電バスの10523号車。



▲ 広告部分のアップ。かるたの内容(文言)は同じですが、描かれているバスの車種やPRポイントなどが川バスのものとは異なります。



昨年末にデビューした元山陽電鉄のいすゞキュービック41061号車41062号車から、川中島バスでも「○○へ、バスという手もある!」の高速バスPRラッピングが採用されましたが、また新たなバリエーションが加わりました!

しかも、こんどは“手”ではなくて、“足”を使った全く新しいパターンです!!



▲ 41065号車登場! 非公式側の側面には、オレンジ色をベースにした新宿線PRのラッピングが貼られています。


今回登場したのを確認したのは41065号車で、41061号車・41062号車と同じく元山陽電鉄の前中扉仕様のいすゞキュービックです。
広告の右側には、長野市を本拠地とするサッカーチーム「AC長野パルセイロ」のエンブレムと、ボールを蹴る(バスも蹴っている!?)サッカー選手が描かれています。
今シーズンからJFLへの昇格が決まっている「AC長野パルセイロ」の企業サポーターである川中島バスが、自社の高速バスのPRとサッカーチームの応援を掛け合わせて、「新宿へ バスという足もある!」というキャッチフレーズを生み出したようです。



▲ 広告部分のアップ。サポーターである川中島バスからのメッセージとして、エンブレムの下には「頑張れ!パルセイロ」のメッセージが添えられています。


夜間の撮影のため見づらい部分もありますが、ひとまずの速報ということで…
ちなみに、目撃したのは夜間の[34]系統・三本柳線ですので、本社配置の南ブロック向け車両ではないかと思われます。



【予告!】
ほぼ同時に、41064号車も登場しています! こちらは次の記事にて紹介したいと思いますので、しばらくお待ちください…m(__)m



昨日の記事の関連で、少し古い画像を集めてみました。
いずれも1992(平成4)年~1994(平成6)年頃に浅間温泉(※)で撮影したもので、当時を懐かしんでいただくと共に、浅間線・新浅間線を例に取り、路線バスの終点としての“松本バスターミナル”行きの表示が、どのように方向幕に表示されていたかというバリエーションを楽しんでいただければ幸いです(^^;


まずは、系統番号が導入される前まで良く見られた表示パターンから…ですが、この当時はまだ方向幕へのローマ字の併記は行なわれていませんでした。
また、路線名や経由地を示す枠囲みも、青色ではなく緑色が使われていました。



▲ 1992年頃に導入された元京阪バスのブルドッグ・10333号車。松電への導入当初からこのタイプの方向幕を装備していたグループで、浅間線の経由地表記に「信大病院」を採用し、[信大病院] 松本バスターミナル」と表示。



▲ 上と同じ1992年頃に導入された元京阪バスのブルドッグ・10258号車。視野拡大窓ではないフロントガラスを持ち、途中で方向幕を交換された1982年式のグループは、浅間線の経由地表記に「信州大学」を採用、[信州大学] 松本バスターミナル」と表示していました。



▲ さらに遡り、1988(昭和63)年に新車で導入された10870~号車のグループ。新製当初は赤バス塗装で、上高地や美ヶ原高原など観光路線での使用を考慮した1席ずつ独立の2列席を採用。非冷房ながらリクライニング機能や灰皿の装備もありました。このタイプの車両には、経由地又は路線名の枠囲みはなく、信大病院経由 松本バス/ターミナル」と2段書きで表記。



▲ 新浅間線の10356号車と並ぶ現在の赤バスメモリアル号・10480号車の若かりし日の姿です。10480号車も、導入当初は上の10870号車と同じタイプの方向幕を装備していた時期があったようです。


終点に「松本バスターミナル」と表記した方向幕はここまでです。
次は、相矢式の表示を採用していた頃の姿です。このタイプの幕は、字数の関係か単に「松本」と表記されています。



▲ 1992年頃に導入された10250~10259号車のグループは、導入当初は「松本浅間温泉」のように相矢式の表示を採用していました(「信大病院」又は「横田」の経由地は、の上に表記。)。これは、比較的短距離の路線であり、高頻度の運転を行なっていた路線でもあることから、頻繁に方向幕を変える手間を省くための措置(あるいは頻繁に幕を変えることによる幕の劣化を防ぐため?)であったものと思われますが、わずか2年ほどで上のようなタイプの方向幕に交換されてしまいました。3台の社番は左から10253号車(松本22あ15-12)、10256号車(同15-09)、10254号車(同15-11)ですが、それにしても社番と登録番号の順番が滅茶苦茶です(^^;;;



▲ 赤バスの頃も相矢式の表示を採用した車両があり、1973(昭和48)年式の304号車の方向幕は「松本 新町(縦書き) 浅間温泉」のようになっていました。


赤バスまで遡ると、方向幕は布製で手書き…というパターンも多く、1台1台ごとに個性があって、見ていて楽しいものでした。
また、路面電車があった頃の名残なのか、「松本駅」と表記した方向幕をもつ車両も多く、今にしてみれば“歴史は繰り返す”的な要素もあったワケです(^^;




▲ 撮影した角度の関係で、方向幕が見えにくいので、拡大したものを並列してみました。上の304号車と同世代の300号車は、「松本駅 新町(縦書き) 浅間温泉のように、“温泉”の文字だけ小さくなっていました。




▲ 最後はコチラ。320号車の方向幕は、なぜか「浅間温泉 新町(縦書き) 松本駅」のように他の車両とは逆順に表記していました。1992年に10250~10259号車が導入された後、入れ替わりに同数の315~324号車(いずれも通称“ビデオバス”と呼ばれ、案内放送にVHSテープを使用したビデオ放映が採用されていた車両です。)が廃車され、一部の部品が外された後、一時的に路面電車の軌道敷跡の道路脇に留置されていました。


さて、延々と松本電鉄ネタばかり紹介してきましたが、ひとまずここで終了です。また明日からは別のネタを用意してありますので、どうぞご期待ください(^^;


(※ 当時の浅間温泉は、路面電車の軌道敷跡を利用した未舗装のバス専用道路の終端が膨らんだ場所…程度のもの(一応浅間温泉駅の跡地のようですが…)で、構内もバス乗り場の歩道部分を除いて未舗装でした。敷地への出入りも各所から自由にできる状態で、道路とも構内とも区別がつかない場所でしたが、必要以上にバスに接近しないように注意しながら待機中の車両を撮影させていただいたものです。)


確か2009年12月のダイヤ改正からだったと思うのですが…
(このところの松電バスは、変化が激しくていつ何が起こったのかしっかり整理できていないという…(^^;ゞ)

2008年12月のダイヤ改正で使われ出した系統番号がたった1年で新しい番号に再編され、同時にLEDの行先表示器には従来の「松本バスターミナル」行きに代わって「松本駅」行きと表示されるようになりました。
(同時に各バス停の時刻表にも、「松本駅」行きと表記されるようになっています。)

しかし、これは飽くまでも路線バスの行き先及び終点の停留所名の表記を「松本駅」としただけで、高速バスは従来どおり「松本」行きと表示され、終点の停留所名は「松本バスターミナル」と案内されますし、バスが出発する施設自体は「松本バスターミナル」のままです。

私自身は、長年の「松本バスターミナル」という表記に慣れている上、「松本駅」というバス停は、本当に松本“駅前”にあるタウンスニーカーの乗り場(それぞれ“お城口”、“アルプス口”と表記)で使われているため、正直なところ路線バスの終点のみを敢えて“松本駅”と区別して表現するのには抵抗があるところです。

そんな中で、さらに混乱させてくれるような物件を見つけてしまいました(^^;



▲ 松本空港のバス乗り場で待機する、“松本駅”行きの空港・朝日線路線バスと、長野県庁から到着した“信州ウイングライナー”(現在運休中)。



▲ 松本空港のバス乗り場にあるバス停は、他ではあまり見かけないデザインをしています。


このバス停の時刻表には、こんな案内がされていました。



▲ このバス停から長野方面へのバス路線を案内したものが、時刻表の下部に記載されています。撮影日はまだ“信州ウイングライナー”が運行されていたため、長野県庁までの直行便と、空港・朝日線で松本へ出て、そこから高速バスに乗り継ぐ方法の2通りが案内されていました。


このうち、松本での乗り継ぎ方法を拡大すると、次のような表現になっていることが分かります。





この案内では、路線バスで“松本駅”まで行って、“松本バスターミナル”(という別の場所)から出発する長野県庁行きの高速バスに乗り継ぐ…というように受け取ることもできます。
恐らく、“路線バスの終点は松本駅”“起点は松本バスターミナル”と区別していることから発生した案内方法なのでしょうが、何も知らない方がこれを見たときに、同じ場所で乗換えができるというイメージはしづらいのではないでしょうか。
(尤も、空港から長野へ行くのに、このとおり移動される方がどの程度いるのか、“信州ウイングライナー”の運行実績から推して知るべし…でしょうが(^^;)

ちなみに、この逆のコースを案内するとしたら、“高速バスの終点は松本バスターミナル”なので、全く同じ場所にあるバス停で下車するにも関わらず、案内される停留所名が異なることになってしまいます。

う~ん、ややこしいですね(^^; 何か上手い方法はないのでしょうか…

(ネタを振るだけ振って、私も妙案は思いつきません(^^;;; 従来どおり“松本バスターミナル”と統一するのが私としては一番スッキリするように思うのですが…)


☆ ☆ ☆ ☆ ☆

ところで、一番上の画像で紹介した松電の10101号車ですが、運賃箱がプリペイドカードでの支払いに対応しているような形状をしています。場所が場所なので、撮影はしていないのですが、確か「投入額」「運賃」「残額」のような表示窓があり、運賃箱にコインを入れたときも「投入額」の窓にだけその金額が表示されていました。
尤も、カードリーダーは設置されていませんので、どこからもカードを通すことはできませんが、今後の展開に何か含みを持たせているような、妙な期待を覚えてしまいました(^^;


昨年12月1日から3台の新車が投入された、松本周遊バス「タウンスニーカー」ですが、1月12日の記事で紹介した「水玉乱舞号」とは対照的に、いちばん地味~なのがこの車両でしょう。


○ 「健康寿命延伸都市・松本号」(11022号車)



真っ白なポンチョの車体に、Town Sneakerのロゴと「健康寿延伸都市・松本のステッカー(下画像参照)を貼っただけというシンプルなデザインです。この日は[220]系統・南コースに入っていました。



▲ 2009年12月登場の日野ブルーリボンシティハイブリッドノンステップ車のリアガラスに貼り付けられた「健康寿延伸都市・松本のステッカー。同車に貼付されたのが初めてだったのではないかと思われます。


このステッカーは、11022号車の両側面に貼られていますが、この点を除けば同車のデザインは先に登場している10721号車とほぼ同じといっても良いでしょう。



▲ タウンスニーカーの中で最も新しい[230]系統・西コース用に、2007年に登場した10721号車。最初は大きな100円玉のマークが車体に描かれていましたが、運賃が変更されたため現在は抹消されています。


結局、大晦日に松本を訪れた時は、北コース-レトロバス東コース-水玉乱舞号南コース-健康寿命延伸都市・松本号西コース-10721号車という状態だったため、新しく投入された車両のうち、新型ポンチョの「アルプちゃん号」を見ることはできませんでした。
ところで、以前から予告されていたとおり、3台の新型ポンチョの投入と入れ替わりに、同数が在籍していた先代ポンチョが引退したようです。石垣と手まりという“松本らしい”デザインが好きだったのですが、このデザインを11022号車や10721号車に引き継ぐことはできなかったものなのでしょうか。なんとも残念です…orz





▲ 在りし日の10312号車。運賃変更前のため、100円玉も描かれています。車体中ほどからリアにかけて描かれている石垣と手まりの柄は、ぜひ新しいポンチョにも引き継いでもらいたいものです!


最後に、これまで北コースと東コースの平均乗車人員について触れてきましたので、残りの2コースの状況を紹介いたします。
(2010年10月1日改正版の冊子時刻表のデータを引用)

【南コース】 平均乗車人員8.81人(損益分岐点14.87人)

【西コース】 平均乗車人員7.38人(損益分岐点16.74人)

結局、タウンスニーカーは4コースとも赤字路線ということになりますが、驚いたのはその損益分岐点の高さです。他の一般路線バスの損益分岐点は、1ケタ後半から大きくても10人程度なのに、いずれもそれを上回っているという状態です。単にお客さんが少ないというだけではなく、路線の維持にかかるコストが何らかの要因で高過ぎる状態になっているのではないかと思われますが…
市内の観光名所や公共機関等を小回りの利く小さなバスで運行しているというメリットを活かし、もっと数字が好転するよう願っています。


松本電鉄と濃飛バスが共同運行する特急バス・松本~高山線は、岐阜県との県境の安房トンネルを経由する路線バスです。1日4往復が設定され、両都市を片道2時間20分で結んでいます。以前は、長野県側も岐阜県側も小さな町村をいくつも経由していましたが、“平成の大合併”により市町村合併が進められた結果、昨年4月からは“松本市”と“高山市”のみを通るだけになってしまいました。

この松本~高山線、観光路線的な性格が強いような気がするものの、冬はやはりオフシーズンであり、この時期は乗客も少なくひっそりと運行されているようなイメージを抱いていたのですが…

昨年大晦日の13時45分頃、松本バスターミナルの6番乗り場に入ってきたのは、松本~長野線でお馴染みのいすゞガーラ・10093号車でした。



▲ 松本BT6番乗り場に到着した10093号車。最初は松本~新宿線の続行便かと思いましたが、実は…


なぜか幕が「ALPICO」になっています。新宿行きなら「特急 新宿」の方向幕を持っているわけですし、最初は何かの臨時バスか高速バスの続行便かな?と思ったのですが、どうやらこれが高山行きの特急バスのようです。



▲ 補助サボには確かに「特急バス/松本⇔高山」の文字が。間違いなく、このバスが高山まで行くようですが、この車両には高山行きの方向幕のコマが入っていないのでしょうか。


そんなことを思いながら眺めていると、後ろの7番乗り場にもう1台のバスが止まりました。



▲ 10093号車の後ろ、臨時用の7番乗り場にもう1台のバスが!?



▲ 何と、後ろも高山行きのようです!


大口の団体でも乗る予定があるのでしょうか、松本~高山線に続行便です! しかも、車両のやり繰りが余程つかなかったのか、高山行きの方向幕の設定が無い10093号車が1号車を務めています。年の最後に、イイものが見られたのかもしれません(!?)。

最後に、2台の出発シーンです。



▲ まず、信号機のところまでソロソロと出てきます。



▲ 信号が変わって、10093号車が出てきました。



▲ 続いてセレガFSの10681号車も出発です。こちらは社番10580代のセレガFSと同様に、高山線では頻繁に見られる車両です。ざっと見た感じでは、満席になるほどの乗客はいないようです。途中から乗ってくるのでしょうか?




今回の記事は、“バスそのもの”ではなく、“バスに付随するもの”をネタとして取り上げてみました(^^;

松本バスターミナルの5番乗り場で松本空港行きのバスを待っていたら、乗り場の片隅に乗車券の自動販売機が設置されているのが目に留まりました。ふと見回すと、路線バスの乗り場がある側のプラットホーム(1番~5番乗り場)に何台か券売機を設置したようで、券売機の上部には路線ごとの運賃表が、また券売機の傍らには松本BTからアイウエオ順に並べた各バス停までの運賃表がぶら下げてあります。
いつ頃設置されたのかは分かりませんが、冊子式の時刻表の案内ページを見ますと、最新版の2010年10月改正版で(前号までなかった)BTプラットフォームの乗車券売場のアイコンが登場していますので、昨年夏から秋頃の設置ではないかと思われます。



▲ 松本BT 5番乗り場の隅に設置された乗車券の自動販売機。何やらサービスエリアや学食などの食券販売機を思わせるスタイルです(^^; しかしながら、2,000円以上の高額紙幣にも対応しており(確か地下に昔からある券売機は対応していなかったような…)、小銭の持ち合わせがなくても大丈夫ですし、もちろん領収書も発行できます(^^)



▲ 買える乗車券の種類は100円(一番安い190円区間の子ども運賃)から1,180円(一番高い松本BT~鹿教湯温泉間)までの59種類(5列×12段のボタンで、1か所は領収書ボタン)で、子ども運賃の選択ボタンはなく、適宜の運賃の乗車券を組み合わせて買い求めればよいのでしょう。


これから乗車する松本空港までの運賃は、回数券(ラ・クーポン)を持っていたのですが、試しにと思い、一番安い乗車券を1枚だけ購入してみました(^^;



▲ 100円区間の乗車券を購入。券面には、「松本電鉄 バス乗車券/100円」とだけ記され、特に「“松本バスターミナルから100円区間”の乗車券」という意味ではなさそうですが… なお、有効は当日限りの旨が記されています。


やっぱり、「A定食/480円」といった食券と大して変わらない券が出てきました(^^;
しかし、この乗車券、しっかりと地紋や不正複製防止処理が施されています(^^;;;



▲ 非常に見えにくいですが、非常に薄い紫色の地に、白抜きで「ALPICO」と地紋が入っています。



▲ 券面の両端には、何やら黒いドットが意味ありげに並んでいます。コピーすると、この部分にカタカナで「アルピコ」という文字が浮き出てくるという仕掛けになっているようです。(画像は90°回転)


松本バスターミナルには、地下の乗車券売り場の脇にも昔から自動券売機があり、今ここで敢えてプラットホームに券売機を新設する理由がないようにも思えますが、路線バスが発車する1番~5番乗り場はバスターミナルビル「エスパ」の売り場から直接出入りができるため、地下へ行かなくても乗車券が買えるようにとの配慮からかもしれませんね。


(お願い) (いつものお願いで恐縮ですが)実際にバスに乗車されるためにこの券売機をご利用なさる場合、選択ボタンにない運賃の乗車券の買い求め方(組み合わせ使用の可否)や、ここで買い求めた乗車券を他のバス停留所からの乗車に使用できるか-といったことについては、一部推測を交えて書いていることですので、詳しくは松本電鉄の乗車券売り場や案内所等へお尋ねくださるようお願いいたします。ここに記載されていることだけを頼りにこの券売機で乗車券を購入され、損害を被られたとしても、当方は一切の責任を負いかねます。



長野市では、アルピコハイランドバスから川中島バスに移籍した貸切車が、この年末年始に長野~新宿線などの続行便に入っていますが、松本発着の高速バスの状況はどうでしょうか。

大晦日の松本~新宿線で、続行便として松本バスターミナルに到着した29045号車を目撃できましたので、紹介いたします。
(昨日のみすずかるさんトコの記事では、もっといい車両が登場していますが、私が目撃できたのはこの車両だけでした…orz)



▲ フロントガラスに「路線バス」、「2号車」の表示や、「松本⇔新宿」の補助サボを掲げた29045号車。このサイズでは見づらいですが、補助サボに使用されている台紙は、アルピコハイランドバス仕様のISOマーク入りです。



▲ リアにはISOマークが健在、車体裾の社名標記も“アルピコハイランドバス”となっていますので、松本ではアルピコハイランドバスのブランドはそのままのようです。


余談ですがこの29045号車、ナンバーと年式が一致していない再登録車です。この車両の新製当初(1999年)は60022号車(長岡200か・・22)として上越観光バスの新井営業所に配属されました。その後、貸切部門のハイランドバス一本化でアルピコハイランドバスに所属するようになり(2000年)、社番が29045号車に変わりました。そして2008年、新井の営業所が閉鎖されたことに伴い、松本の営業所へ移管され、現在のナンバーとなったようです。



ちなみにこの便の1号車は…



▲ Sクラスシートを装備、昨年新製されたばかりのK51007号車です。この車と経年車のセレガGJだと…やっぱりどちらに乗るか迷ってしまいそうです(^^;;;


昨年11月から、松本周遊バス「タウンスニーカー」にレトロバスがお目見えしました。
2代目タウンスニーカー車両として、車体後部にお城のハリボテを載せて1999年にデビューした10710号車の代替となるのでしょうか、経年車を譲受した車両ながら車体には大幅な改造が加えられ、“レトロバス”として活躍しています。






▲ “レトロバス”として登場した10725号車。前のタウンスニーカー(10710号車ほか)とはちょうど10年世代が違います。茶色い車体、二重屋根など、雰囲気十分のデザインです。前扉の左上が斜めにカットされているところに、種車(いすゞLR)の面影があるようです。


車体の大きさから、恐らく[200]系統・北コースでの運用が主になるものと思われます。北コース用には、2007年に新車でデビューしたノンステップ車の10720号車もいますので、出番は半々くらい…といったところでしょうか。



▲ この車両、写真の写りに難があります(^^; 車体がものすごく艶のある茶色をしているので、写す角度等の条件によっては、周囲のものをよ~く反射してしまうのです。綺麗に撮れそうな場所を探すのは、難しいかもしれませんね(^^;


ところで、タウンスニーカーの中では一番歴史のある北コースは、1999年に“松本城周遊バス”として路線が開設されました。
当時は、本町から大名町へ、そして松本城の周囲を時計回りに走った後、市役所から東町へ回って駅前大通り(マルシェ通り)~松本駅へと戻るルートでしたが、昨年7月からルートが変更され、大名町~市役所から松本城の周りを反時計回りに半周し、こまくさ道路へ出て大手大通り~伊勢町~松本駅前に戻るルートになっています。
損益分岐点が13.67人であるのに対し、平均乗車人員はこれを大きく下回る5.26人で、これは一昨日の記事で紹介した[210]系統・東コースより乖離の度合いが大きくなっています。シーズンによっては、観光客がそこそこ乗車してくれるものの、年間を通じて安定した乗客数を確保できていないのが現状というところなのでしょうか、路線開設当初は5月の大型連休や夏休みなどのハイシーズンになると、30分ヘッドから15分ヘッドに運転本数が倍増された時期もありますが、もう何年もこのような増便は行なっていないようです。
(2010年10月1日改正版の冊子時刻表のデータを引用。繰り返しになりますが、他の路線が“平均乗車密度”を用いているのに対し、基本的に190円均一運賃のタウンスニーカーでは、1区間だけ乗っても全区間乗っても同じ1人とカウントできるため、“平均乗車人員”を用いているものと思われます。)


今回も、昨年大晦日の松本滞在中のネタです(^^;

川中島バスでもお馴染み、元山陽電鉄のいすゞLV(前後扉車)ですが、10332号車のラッピングが変化しています。
広告内容はこれまでと同じく長野県の人権啓発をPRするものですが、広告デザインが一新されました。
(松本市内にはそう頻繁に足を運んでいるわけではないので、いつ頃変化したのかは不明です。長野市のケースとほぼ同じタイミングだとすると、昨年の暮れ前後ではないかと思われますが…)





▲ 長野県の人権啓発広告のラッピングが一新された松本電鉄10332号車。バスターミナルの裏の通りで、走ってくるところを慌てて捉えたため、写りがイマイチですが…(^^;



▲ こちらは旧デザインの広告を纏う10332号車。長野市では、川中島バスや長電バスの中扉に貼られた広告に見ることができたデザインでした。2009年12月、松南高校前(現・秀峰学校前)にて。







昨年の大晦日に「信州ウイングライナー」に乗車した際、朝の便で松本空港に着いてから、午後の便で折り返すまでの間は、松本市街まで行って時間を調整していたというのは既に当該記事中に書いたとおりですが、そこで見ることができたバスなどを紹介したいと思います。

そのトップとして、この車からどうぞ(^^)//

昨年12月1日から3台の新車が投入された、松本周遊バス「タウンスニーカー」。
それぞれ1台ずつ個性的なデザインに仕立て上げられた車両のうち、注目度ナンバー1なのがこの車両でしょう。



▲ 11020号車 「水玉乱舞号」。“世界的に有名で、松本市美術館のオブジェでもお馴染の、草間彌生先生スペシャルデザイン”(松本電鉄HPより引用)のこのバスは、真っ白な車体にこれでもか!というくらい真っ赤な水玉がラッピングされています。



▲ バスファンだけでなく、松本市民や観光客からも注目の的のこの車両。この画像を撮影していた時も、観光客と思しき方が2人ほどカメラを向けていました(^^;



▲ この日は210系統・東コースを担当していました。



▲ 松本駅前乗り場で乗客待ちをする11020号車 「水玉乱舞号」。



▲ フロントガラスの下にある水玉に書かれた、草間彌生先生直筆のサイン。出発式の際に書いてくれたものだそうです。


伊勢町から中町を抜け、あがたの森公園、そして松本市美術館を通って松本駅前に戻るルートを通る東コースですが、損益分岐点が11.44人であるのに対し、平均乗車人員は7.58人と大きく下回っています。損益分岐点の計算方法の詳細は知るところではありませんが、街中を小型車両で運行するタウンスニーカーの損益分岐点が2ケタと高いのは意外でした。
(2010年10月1日改正版の冊子時刻表のデータを引用。他の路線が“平均乗車密度”を用いているのに対し、基本的に190円均一運賃のタウンスニーカーでは、1区間だけ乗っても全区間乗っても同じ1人とカウントできるため、“平均乗車人員”を用いているものと思われます。)



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