ある日の信州デスティネーションキャンペーン開催に伴う飯山線の特別車両、この日はリバイバルカラーのキハ110-233に「飯山線の四季」ラッピングのキハ110-234、そして一般カラーのキハ110-235の3両が連なって走っていました。



▲ “3車3様”の外観の車両が千曲川に沿って蛇行する線路を走ります。枯草ばかりだった斜面に緑色の芽吹きが始まりました。





3月20日(月)の記事で紹介した、飯山線を走るキハ110系車両のリバイバルカラーですが、2両目が登場しているのを確認しました。



▲ 2両目の飯山線リバイバルカラー塗装車となったキハ110-233。一般カラーの車両に混じって活躍しています。



キハ110-231の塗装変更当初には無かったのがこのステッカー。7月から始まる信州デスティネーションキャンペーンをPRするステッカーが、先頭部助士席側の乗務員扉後方に貼付されています。
(信州DCのステッカーは、その後キハ110-231にも貼付されているのを確認しています。)


また、JR東日本長野支社のプレスリリースで、リバイバル塗装車とともにデビューが予告されていた「飯山線の四季」ラッピング車両も確認することができました。



「飯山線の四季」ラッピング車両となったキハ110-234。こちらの側面(トイレのある側)には秋から冬にかけてのイラストが描かれています。この日はラッピング車両とリバイバルカラーがペアを組んで走っていました。


なお、ホーム側となるため今回は画像では記録できていませんが、反対側(トイレのない側)には春から夏にかけてのイラストが描かれています。





JR東日本長野支社では、今年7月1日から9月30日まで開催される全国大型観光キャンペーン「信州デスティネーションキャンペーン(信州DC)」に合わせて、飯山線を走るキハ110系車両に、かつて飯山線や小海線を走っていたキハ58・52・40系車両で見られたカラーリングを復活させました。

3月10日(金)から運行を始めたというリバイバルカラーの車両のうちの1両を、先日目撃することができました。



▲ 飯山線を走るキハ110系に登場したリバイバルカラーのキハ110型(キハ110-231)。当時のカラーリングに比べると、青がかなり明るめのような気がしますが…(^^;



▲ 車体側面には、キハ58系などと同じように大きめのJRマークと、「VOITURE AMITIÉ」(ヴォワテュール アミティエ=フランス語で「友情の車両」の意味)のロゴが表記されています。



▲ E257系とこのカラーリングの顔合わせは初めてのことです。


JR長野支社のプレスリリースでは、このカラーリングの車両が2両と、沿線の四季の風景をラッピングした車両(3月23日(木)~)が1両登場し、2年後の3月末まで運行されることが記されていますので、四季の風景の中を走るリバイバルカラーの車両だけでなく、さまざまなカラーリングの組合せの編成も楽しめそうです(^^)
(いちばんはリバイバルカラー同士の2両編成を期待したいところです(^^;)





昨年12月24日をもって定期運用が終了した北陸(長野)新幹線「あさま」用のE2系車両ですが、年末年始の臨時列車を中心に活躍する姿を見ることができました。



▲ 9660E「あさま660号」に使われたE2系N5編成。乗降を見守る駅員さんの向こうには、帰京する家族を見送る方の姿が見えます。帰省客の多い時期ならではの光景ですね。



▲ 昨年12月をもってN7編成とN10編成が廃車され、このN5編成とN13編成の2編成が残存するだけとなった北陸(長野)新幹線用のE2系。もうしばらくは臨時列車等を中心にその姿を見ることができるようですが、それもどのくらい続くのか心配です。




先日、松本駅に松本車両センター所属のクモヤ143-52(元クモニ143形)が1両で停車しているのを目撃しました。
しばらくすると、大糸線方面へと転線して走って行きましたので、先月末にも行なわれた大糸線のデジタル無線関係の試運転が再度行なわれたものと思われます。



▲ 松本駅2番線に停車中のクモヤ143-52。種別表示は「回送」、南小谷方の列車番号表示は、冬期の篠ノ井線で運転されている霜取り列車の「9947M」が表示されていました。



▲ 新宿方の様子。列車番号表示は、霜取り列車の折り返しの回送列車の「9948M」が表示されていました。




今年は9月19日(土)から23日(水)までの5日間、土日に加えて祝日や国民の休日が続く“シルバーウィーク”となりましたが、その初日となった9月19日(土)には数多くの増発列車が運行されました。

そんな中、中央東線・篠ノ井線の特急「あずさ」は、国鉄型の189系による臨時列車が計4本運行され、久しぶりに国鉄特急形の健在ぶりを窺わせてくれる1日となりました。

この日は所用があって松本方面へ出掛けていたのですが、用事が終わった後、辛うじて9081M「あずさ81号」のみを撮影することができました。



▲ 長野総合車両センター所属のN102編成による「あずさ81号」。グリーン車の無いモノクラス6両編成ですが、今となってはこれでも往時の雰囲気を楽しむには十分な姿です(^^; お彼岸も近いこの時期、もう西日による影が酷いですね(涙



▲ 振り返って後打ちで。この方が光線状態がマシですね(^^; 2月に復活した「■ASAMA■」ロゴも健在です。



▲ 折り返しは回9490Mで東京方面へとんぼ返りし、この日の晩の「ムーンライト信州81号」に充当されます。


撮影場所でご一緒してくださった方の話によると、この日はこの他に豊田車両センターの国鉄色のM51編成、旧あずさ色のM50編成も「あずさ」として松本まで乗り入れていたそうで、1日で3色の「あずさ」が楽しめたそうです。

予琵車無しで日々の運用をこなすN102編成ですが、E353系の導入により長野県内の特急用車両の勢力図が大きく変わることが予想される中、いつまでこの姿を見せてくれるのでしょうか。


7月25日(土)から26日(日)にかけて、中央線新型特急用車両E353系量産先行車1編成(9両+3両の12両編成)が、神奈川県横浜市の総合車両製作所横浜事業所から所属先となる松本車両センターへ甲種輸送されましたが、ようやくその姿を直に拝むことができました。



▲ 長野方のクハE352-1を先頭にしたS101編成。先端部分は“ストリームブラック”と呼ばれるカラーに彩られ、貫通扉には形式である「E353」をデザインしたロゴマークが描かれています。


ヘッドライトは貫通扉の両脇に、縦に5連のLEDランプが配置されており、ハイビームで全点灯、ロービームで3灯が点灯する仕組みになっているようで、なかなか斬新なデザインです。



▲ 側面がちに撮影。側面肩の部分から先端部分へと流れる「あずさバイオレット」と呼ばれる紫色のラインは、先代「スーパーあずさ」用のE351系譲りでしょうか。車体は「アルパインホワイト」と呼ばれるカラーがベースになっており、沿線の山々の雪の色を表わしているようです。


このE353系、まずは中央東線等で試運転を行ない、量産に向けてのデータ収集を行なっていくようですが、営業運行のスケジュールについては今のところ未定のようです。
(恐らく、E351系を置き換えていくのが最初の目的ではないかと思うのですが…)


211系の投入や信越本線の第三セクター移管等に伴い、3月14日(土)のダイヤ改正をもってJR東日本長野支社管内の115系長野車の運用はひと区切りを迎えることとなりましたが、直後に始まった善光寺御開帳関連の車両変更の影響で、一時的に115系N編成(3両編成)が篠ノ井線・中央東線の運用に返り咲いています。

115系が運用に就くのは、御開帳期間中の土休日の2234M~2239M~2238M→1532M~1543M→2247Mで、長野から松本と茅野をそれぞれ1往復する運用になっています。
元々は、E127系の2両編成によるワンマン運転の列車ですが、土休日に限っては乗客増に備えて115系3両編成による代走が行なわれ、玉突きでE127系は他の運用の増結用に回るという措置が取られているようです





▲ 長野を出発した2234M。電留線にはしなの鉄道に譲渡された長野色の115系や社員輸送運用が復活した横須賀色のクモユニ143形の姿が見えます。JRになって四半世紀以上が経ちますが、色や所属会社は変わっても長野はまだまだ“国鉄型車両”が幅を利かせている状態が続いているようです。



▲ 振り返ってもう1枚。この日は湘南色のN9編成が運用に就いていました。Hゴムが黒色になっていることやパンタグラフが菱形でないことに目を瞑れば、JRマークが入っていない湘南色の車体は国鉄時代の雰囲気そのまんまです。


115系N編成が代走に駆り出されている-とはいっても、現在稼働可能なN編成は、このN9編成と長野色のN4編成の2本しかないそうなので、かなりの確率で湘南色に出会えるといってもよいでしょう。



1月最後の週末、会社の行事で飯綱高原へ出かけたついでに、お昼前からは長野市内へ戻るのではなく信越山線沿線へ繰り出してみました。北陸新幹線開業に伴うしなの鉄道北しなの線への移管まであと1か月半程となりましたが、適度な(!?)積雪と青空に恵まれ、また途中からは高校時代からの友人も合流し、楽しい一日となりました(^^)

今後、何回かに分けて、その時の画像を紹介していきたいと思います。
まずは2日前の記事で紹介したしなの鉄道北しなの線の試運転列車の合間に、飯綱町内で雪が積もった田んぼの向こうを行く115系と189系から…



▲ 直江津行き345Mは、長野総合車両センターの115系N2編成が充当。



▲ 345Mと黒姫で交換の3324M「妙高4号」は、長野総合車両センターの189系N103編成が充当されていました。



(昨日のつづき)


諏訪湖祭湖上花火大会開催に伴う信越山線での189系による普通列車代走、まずは345Mから。
ダイヤ上は3324M普通「妙高4号」と黒姫駅で交換するはずですが…

上り列車が数分遅れている様子…orz

黒姫~妙高高原間は複線のため、上り列車の到着に関わらず、下りは出発可能なため、駅での交換は無いと判断。雨の中を少し妙高高原寄りの踏切へと移動。



▲ 複線上ですれ違う345M(左)と3324M(右)。この時点で雨がかなり降ってきていたため、傘を差しながらの強行撮影です(^^; 古レールを使用した錆びたフェンスや濡れた草に近寄り難かったため、このアングルがせいぜいでした(^^;


345MのN101編成は、本来であれば午後には翌朝の「しなのサンライズ」号に用いるために小諸へと回送されてしまうのですが、今日は代走運用をこなしてから小諸送り込み…に変更されています。


続いて348Mと3323M普通「妙高3号」の交換がある二本木駅へ。
本降りこそ免れましたが、ここでも傘の手放せない天気でした。



▲ まずはN101編成の348Mが到着。引上げ線から折り返してスイッチバック構造の駅構内へと入ってきます。



▲ 続いてN103編成の3323M普通「妙高3号」が入線。



▲ 草生した山間のスイッチバック駅に2編成の特急形車両が顔を揃えました。


さらに黒姫駅へ戻り、353Mと3326M普通「妙高6号」の交換を。



▲ 今度は駅構内でのすれ違い(交換)になりましたが、この駅の停止位置は上下線でかなりずれているため、こんな中途半端なアングルに…


最後は357Mと358Mの交換を二本木駅で。357MからはN104編成も代走運用に加わり、代走同士の交換が実現。



▲ 同時進入を狙うも下りが遅かったため、358Mが先にホームへ。この時点で私のタイムリミットだったので、撮影もソコソコに358Mに乗車。辛うじて国鉄特急色同士がホームを挟んで並んだところを。


私は途中離脱で358Mで帰宅。
まつさん、お会いした皆さま、当日はお世話になりまして、ありがとうございましたm(__)m



昨日は、諏訪湖祭湖上花火大会開催に伴う臨時列車運行や定期列車の編成両数変更等に伴い、信越本線(長野~直江津間)の普通列車に189系長野車による代走が行なわれるということで、まつさんに便乗させていただき、沿線に繰り出してきました。

まずは長野発豊野行きの2373Mから。



▲ 国鉄色のN101編成を長野駅至近の踏切から。3322Mから流れる運用はお盆期間中も休まず運行。


続いて犀川橋りょう先のカーブへ。



▲ しなの鉄道からの3601M快速「しなのサンライズ」号はN103編成。北陸新幹線金沢開業後もこの列車は残るのでしょうか。



▲ 普通列車を1本挟んですぐにやって来るのは篠ノ井線からの8523M快速「おはようライナー」号。189系オリジナル車のみで組成されるN102編成です。


N102編成はこの後、この晩のムーンライト信州へと流れるため、東京方面へと回送されていきました。



▲ 回9458Mは同じカーブのイン側から。金網だの架線柱だのいろいろ入ってしまいましたが…(^^;


そしてこの後、345Mからの2往復は189系による代走となります。できるだけ交換・すれ違いを狙いに信越山線へ向かいます。

(つづく)


先日の帰省時に、大宮駅で試運転中のMUE-Train(ミュートレイン)に遭遇しました。

MUE-Train(ミュートレイン)は、JR東日本が在来線車両の技術試験のため、2008(平成20)年に京浜東北・根岸線用として活躍した209系電車の改造により製作した研究開発用試験車で、「MUE-Train」「MUE」とは、MUltipurpose Experimental」の頭文字をとったものであり、和訳すれば「多目的試験車」ということになります。



Mue-train(ミュートレイン)の全景。209系のウラ2編成を改造した6両編成(かつてはサヤを挟んだ7両編成)で、先頭からクヤ208-2+モヤ208-4+モヤ209-4+モヤ208-3+モヤ209-+クヤ209-2の順で組成されています。



▲ 大宮基準で高崎・宇都宮方のクヤ208-2。京浜東北・根岸線時代とは向きが逆になっているようです。車体のカラーリングは、「明るい未来、希望を表現する『白』を帯色とし、多くの分野の光り輝く新技術が集結して新しい鉄道システムを構築するイメージを、帯に集まるブロックパターンと、つながったMUEの文字により表現している」そうです。



▲ 営業車両であった当時は編成札が掲げられていら場所には、「Mue」のプレートが掲げられています。列車番号が9622Mということは、宇都宮線方面からの試運転列車ということでしょうか。


この車両は、East-iのような検測車ではないため、各路線を定期的に巡回しているというわけではなく、実車を見るのは運に任せるしかないようです(^^;


(出典:JR東日本公式ホームページ(研究開発))


前日の続きです。
今度は場所を変えて…と考えながら、菜の花が咲く築堤の前に寄り道を。
関東方面では菜の花が咲いてから桜が咲くイメージがありますが、こちらでは一遍に咲く(あるいは桜が咲いてから菜の花の順…??)ので調子が狂います(^^;


▲ 妙高高原発の2376MはN4編成3連。



▲ 「リゾートビューふるさと」用のHB-E300系を使用する9311D「快速リゾートビュー高田花見」号。上越方面の桜はシーズンを過ぎている頃だったようですが、結構なお客さんが載っていました。この車両の走行シーンを撮影するのは、実は初めてだったりして…(^^;


いったん長電へ転戦し、再び信越沿線で。



▲ 公園に咲く桜の枝の間から、戸狩野沢温泉行き133Dを。(キハ111-211+キハ112-211の2連)



▲ 3324M「妙高4号」は3321Mの折り返しのため、N103編成。桜が暗くなってしまい、何だか中途半端な仕上がりに…(^^;


これにて信越沿線から撤収。長電編はまた改めて。
ひとまずまつさん、お会いした皆さん、ありがとうございましたm(__)m


少し間が空いてしまいましたが、4月21日(月)の記事の続きです。

EF64 37号機牽引の工臨が通過した後、暫くして3321M「妙高1号」がやってきました。



▲ 3322MがN102編成だったため、別の編成になることは大方予想できていましたが…やってきたのはもう一編成の旧あさま色・N103編成でした。



▲ N16編成3連の342Mは柿崎始発。直江津以遠から長野まで直通する唯一の列車を後打ちで。


342Mまで撮って、この場所からは撤収しました。
(つづく)


長野市内の信越本線沿線に咲く桜を追った撮影行はいよいよ本番、まつさんと合流した後はまずこちらへ。



▲ 妙高高原行き2375M。115系長野車N4編成3連での運転です。



▲ 飯山線は戸狩野沢温泉からの124D。この列車は唯一キハ110系最長となる4連で運転される列車だそうです。(キハ110-236ほか)


この後は3321M「妙高1号」を待つはずだったのですが、沿線には妙に撮影者が多い…?
同じ場所で撮っていた方から教えていただいたのは、何とEF64牽引の工臨が運転されるということ。
そして3321Mの前にやって来たのはレールを積んだチキ車を牽く茶色いEF64でした。



▲ EF64 37号機にけん引されるレール輸送列車。EF64に続くのはチキ5200形4両と、その後ろはチキ6000形でしょうか??

(つづく)




2015年春の北陸新幹線金沢開業が着々と近づき、信越本線長野~直江津間は第3セクター転換前最後の1年となりました。
今年から来年にかけての春、夏、秋、冬がそれぞれ同線にとって最後の季節となるわけですが、ちょうど長野市内の桜が見頃を迎えていることもあり、近場で少々お名残撮影をしてきました。

日の出が5時台まで早まったこともあり、1日3往復が運転されている「妙高号」の最初の1本、3322M・快速「妙高2号」も割と楽に撮れるようになったのは嬉しいことです。



▲ 189系長野車N102編成による快速「妙高2号」。ヘッドマークに唯一「快速」の文字が入る妙高号です。



▲ 終点長野は間もなく、霞の向こうに長野の街が見えてきました。旧あさま色を纏う189系2本のうち、N102編成は純粋な189系のみで組成されており、窓の高さがスッキリと揃っています。



▲ 続いて直江津行きの始発列車・341M。長野色の115系6連で運転される列車です。湘南色に塗り替えられたというN9編成の登場を期待しましたが、やってきたのはN33編成+N10編成の組合せでした(^^;


このあとは1か月ぶりにまつさんとご一緒させていただき、桜のスポットをご教示いただきながらの撮影となりました。
(つづく)


3月15日(土)のダイヤ改正から営業運転を開始した北陸(長野)新幹線のE7系。金沢までの営業運行はまだ1年先の話ですが、一足早く“北陸新幹線”の雰囲気を長野にもたらしてくれています。

そんなE7系と、在来線の189(183)系が長野駅で顔を合わせるようになりました。信越本線の「妙高号」の活躍は、北陸新幹線の金沢開業までと思われ、この顔合わせも1年間だけの限定となりそうです。
長野に新しい風をもたらしたE7系と、長年にわたる信越本線での活躍に間もなくピリオドを打つことになる189(183)系。1年かけてゆっくりとバトンを繋いで行くことでしょう。



▲ 19時台の長野駅、3325M「妙高5号」が待機する7番線ホーム、そのすぐ脇の新幹線11番線ホームに539E「あさま539号」が滑り込んできました。国鉄色の特急形電車と最新型新幹線の顔合わせです。6番線ホーム側で列車待ちをしていたサラリーマン風の男性が物珍しそうに振り返っていたのが印象的です。



▲ 19時37分、今度は「妙高5号」が長野駅を発車します。最新型新幹線からのバトンをしっかりと受け継ぎ、県北部へ、そして上越地方へとお客さんを運びます。


3月15日(土)のダイヤ改正から12両編成のE7系が営業運行を開始したことに伴い、北陸(長野)新幹線各駅のホームは12両編成対応に改良されました。そのおかげで、今まで8両編成がギリギリ停まれるだけだったホームで撮影に苦慮することが多かったE2系の編成写真等が撮り易くなるという事態が生まれています。
とりわけ長野駅では、E7系もE2系も停車位置が金沢方で揃えられていますので、東京方ではE2系はE7系との差の4両分丸々余裕があることになります。
この延伸されたホームで、E2系同士の並びを撮ってみました。今は定期列車ベースで28往復中7往復にE7系が投入されているに過ぎませんので、特に珍しい光景というわけではないですが、徐々にE7系の勢力が拡大するにつれて、E2系は確実に主役の座を明け渡すことになりますので、いずれは貴重な光景となるのは間違いありません。



▲ 12・13番線ホームに並んだ北陸(長野)新幹線開業時からの主・E2系。14番線ホームにももう1本E2系が停車していますので、都合“3並び”ということになります(^^;


3月15日(土)のダイヤ改正をもって廃止されることが決まった寝台特急「あけぼの」号
廃止までまだ1か月余りありますが、下り列車の出発ホームである上野駅の13番線は、既に大変な賑わいとなっています。
先日、帰省の途上に上野駅13番線ホームに立ち寄ってみました。



▲ 21時過ぎ、既に13番線には青森行きの寝台特急「あけぼの」号が入線していました。最後尾のオハネフ25形には「あけぼの」のテールサインが輝いています。これを撮るのは猫も杓子も…というくらいホームはごった返していました。



▲ 「あけぼの」号の乗車位置目標。昔は数えきれないくらい下がっていたホーム軒下の案内板も、今では数えられるほどになってしまいました。



▲ ホームに横たわる真っ青な車体。正に“ブルートレイン”の名に相応しい出で立ちです。ここ上野駅から出るブルートレインは、今やこの「あけぼの」と「北斗星」のみです。


客車の撮影に夢中になっていたら、もう発車時刻の21時16分。先頭の機関車までは辿り着けませんでした(^^;
3月までにまだ機会があったら、次は機関車まで行くことを目標にしたいと思います(^^;;;


 ふるさとの 訛なつかし
   停車場の 人ごみの中に
  そを 聴きにゆく
              啄木


-明治時代の歌人、石川啄木が上野駅を訪れて詠ったとされる短歌です。
北へ向かう列車が発着する“停車場”-とのイメージが今のなお強く残る上野駅には、地上にある15番線ホームの終端にこの歌碑が建てられています。





この歌碑の向こう、13番線ホームには、21時16分発の上越・羽越・奥羽本線経由青森行き寝台特急「あけぼの」号が青い車体を横たえているのが見えます。
数少なくなった、上野駅を発車する夜行列車のうち、国鉄時代から走り続ける唯一の夜行列車となってしまいました。

この「あけぼの」号も、3月15日のダイヤ改正で廃止されることが決まっています。
また一つ、上野駅から“ふるさと”の香りがする列車が消えようとしています…




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