2013/11/12
江ノ島電鉄の終端駅である鎌倉駅と藤沢駅。どちらも頭端式のホームになっており、線路の終端には車止めが設けられています。
その車止めの上に“鎮座”しているのがカエルの置き物で、季節感溢れる飾り付けがなされて行き交う乗客の目を楽しませているようです。

▲ ドーム式の屋根が特徴的な藤沢駅。訪れたのが10月初めだったためか、線路の終端に設けられた車止めにはハロウィンの装飾がなされていました。

▲ こちらは鎌倉駅の車止めの上のカエル。乗客が“無事カエル”のを願っているかのようです(^^; よく見ると、カエルの周りにはたくさんの小物が置かれていて、見ているだけで楽しくなってしまいます(^^;;;
その車止めの上に“鎮座”しているのがカエルの置き物で、季節感溢れる飾り付けがなされて行き交う乗客の目を楽しませているようです。

▲ ドーム式の屋根が特徴的な藤沢駅。訪れたのが10月初めだったためか、線路の終端に設けられた車止めにはハロウィンの装飾がなされていました。

▲ こちらは鎌倉駅の車止めの上のカエル。乗客が“無事カエル”のを願っているかのようです(^^; よく見ると、カエルの周りにはたくさんの小物が置かれていて、見ているだけで楽しくなってしまいます(^^;;;
2013/11/11
昨日に引き続き、江ノ島電鉄の併用軌道と路線バスを絡めたネタを…
腰越~江ノ島間の併用軌道区間のうち、腰越駅手前には日本で唯一の“同一平面を利用する鉄道道路併用橋”(※)である「神戸(ごうど)橋」があり、橋に隣接する交差点で江ノ電バスの路線バスが江ノ島電鉄の線路を横断する姿が見られます。
(※) 江ノ島電鉄は鉄道事業法に基づく普通鉄道の扱いを受けており、軌道法の適用を受ける、いわゆる路面電車と道路の併用橋はここでは除いています。かつては名古屋鉄道の犬山橋が同種の橋として有名でした。

▲ 腰越駅を出発し、江ノ島駅までの併用軌道区間へと入ってすぐの神戸橋を渡る藤沢行きの2000形2003編成+1000形1002編成の4連。腰越駅はプラットホームが3両分しかないため、鎌倉方の1両は閉扉扱いとなります。

▲ 江ノ島電鉄の線路を横断する江ノ電バスの路線バス。行先が「津村 藤沢駅」となっていますので、小動循環線か七里ヶ浜東台循環線あたりでしょうか。車両は江ノ電バス藤沢の152号車(日産ディーゼル/富士重工 KL-RP252GAN 2002年式 湘南営業所所属)です。
以上2点、併用軌道区間の両端にある特徴的な場所と路線バスのネタでした~(^^;
腰越~江ノ島間の併用軌道区間のうち、腰越駅手前には日本で唯一の“同一平面を利用する鉄道道路併用橋”(※)である「神戸(ごうど)橋」があり、橋に隣接する交差点で江ノ電バスの路線バスが江ノ島電鉄の線路を横断する姿が見られます。
(※) 江ノ島電鉄は鉄道事業法に基づく普通鉄道の扱いを受けており、軌道法の適用を受ける、いわゆる路面電車と道路の併用橋はここでは除いています。かつては名古屋鉄道の犬山橋が同種の橋として有名でした。

▲ 腰越駅を出発し、江ノ島駅までの併用軌道区間へと入ってすぐの神戸橋を渡る藤沢行きの2000形2003編成+1000形1002編成の4連。腰越駅はプラットホームが3両分しかないため、鎌倉方の1両は閉扉扱いとなります。

▲ 江ノ島電鉄の線路を横断する江ノ電バスの路線バス。行先が「津村 藤沢駅」となっていますので、小動循環線か七里ヶ浜東台循環線あたりでしょうか。車両は江ノ電バス藤沢の152号車(日産ディーゼル/富士重工 KL-RP252GAN 2002年式 湘南営業所所属)です。
以上2点、併用軌道区間の両端にある特徴的な場所と路線バスのネタでした~(^^;
2013/11/10
11月7日の記事で紹介したアルピコ交通と江ノ島電鉄の観光交流提携に因み、江ノ島電鉄と路線バスを(強引に!?)絡めたネタを紹介します(^^;
鎌倉~藤沢間の距離がちょうど10kmという江ノ島電鉄は、海あり山ありトンネルあり、近代的な高架区間あり軒先をかすめんばかりの小路を行く区間ありと、沿線風景に非常に富んでいます。
その中でも、腰越~江ノ島間の併用軌道区間は、江ノ島電鉄の特徴の一つとなっており、決して広いとは言えない道路上を車や人とともにソロソロと電車が進む姿が見られます。
この併用軌道区間の江ノ島駅手前には、曲線半径28mという1067mm以上の軌間としては日本で最も急なカーブがあり、電車は小型車体の連結(連接)面を最大限に曲げて通過します。

▲ 江ノ島駅を出発し、警笛を鳴らしながらゆっくりと併用軌道区間へ進む鎌倉行き電車。かつてヨーロピアンスタイルで親しまれた(旧)500形の流れを汲むデザインの(現)500形502編成と、レトロ調車両である10形10編成の併結列車です。
そしてこの併用軌道区間には、路線バスとの交点が2つあり、そのうち一つがこの場所です。
大船駅や鎌倉駅と江ノ島を結ぶ京浜急行バスがここで線路を横断し、すぐ近くには「龍口寺前」のバス停があります。
ちょうど[船6]系統・江ノ島発大船駅行きのバスがやってきました。

▲ 江ノ島電鉄の線路を横断する京浜急行バスC7747号車(日産ディーゼル/西日本車体工業 PK-RP360GAN 2007年式 京浜急行バス鎌倉営業所所属)。
ちなみにこの路線バスも沿線の景色の変化に富んでおり、海沿いの停留所からやって来たバスはこの先トンネルで山を越えて大船の市街へと走っていきます。
鎌倉~藤沢間の距離がちょうど10kmという江ノ島電鉄は、海あり山ありトンネルあり、近代的な高架区間あり軒先をかすめんばかりの小路を行く区間ありと、沿線風景に非常に富んでいます。
その中でも、腰越~江ノ島間の併用軌道区間は、江ノ島電鉄の特徴の一つとなっており、決して広いとは言えない道路上を車や人とともにソロソロと電車が進む姿が見られます。
この併用軌道区間の江ノ島駅手前には、曲線半径28mという1067mm以上の軌間としては日本で最も急なカーブがあり、電車は小型車体の連結(連接)面を最大限に曲げて通過します。

▲ 江ノ島駅を出発し、警笛を鳴らしながらゆっくりと併用軌道区間へ進む鎌倉行き電車。かつてヨーロピアンスタイルで親しまれた(旧)500形の流れを汲むデザインの(現)500形502編成と、レトロ調車両である10形10編成の併結列車です。
そしてこの併用軌道区間には、路線バスとの交点が2つあり、そのうち一つがこの場所です。
大船駅や鎌倉駅と江ノ島を結ぶ京浜急行バスがここで線路を横断し、すぐ近くには「龍口寺前」のバス停があります。
ちょうど[船6]系統・江ノ島発大船駅行きのバスがやってきました。

▲ 江ノ島電鉄の線路を横断する京浜急行バスC7747号車(日産ディーゼル/西日本車体工業 PK-RP360GAN 2007年式 京浜急行バス鎌倉営業所所属)。
ちなみにこの路線バスも沿線の景色の変化に富んでおり、海沿いの停留所からやって来たバスはこの先トンネルで山を越えて大船の市街へと走っていきます。
2013/11/07
アルピコ交通は11月1日(金)、松本市・藤沢市両市の観光交流における一層の活性化を図るため、江ノ島電鉄株式会社(藤沢市)と『藤沢及び松本の観光交流に関する協定』を締結したそうです。(出典:アルピコ交通公式HPの11月2日(土)付けニュース記事)
松本市と藤沢市は、1961(昭和36)年7月29日に当時全国初と言われた観光面での姉妹都市提携を締結し、以来両市は積極的な観光交流を行なってきましたが、地域振興への寄与を目的として今後より一層の取り組みを行なうため、両市が協力体制をつくり、観光交流を拡大する-というものです。
その中で、今後両社は相互に宿泊・観光施設を活用したツアーを企画し、観光交流の拡大に取り組むとのことで、また交通媒体などでの相互の観光PRを実施するそうです。

▲ 鎌倉~藤沢間を走る江ノ島電鉄の電車。画像は腰越~江ノ島間の併用軌道上を行く江ノ島電鉄1000形1001編成の藤沢行きです。1001編成は、1979(昭和54)年の1000形登場時のカラーをリバイバルしたカラーリングとなっています。

▲ クリーム色とオレンジ色を基調カラーとする江ノ電バスの車両。江ノ電バスは、藤沢駅のほか、鎌倉駅、大船駅、上大岡駅などを中心に藤沢市・鎌倉市・横浜市などに路線を展開しています。(531号車:日産ディーゼル/西日本車体工業 PK-JP360NAN 江ノ電バス藤沢・湘南営業所)
松本市と藤沢市は、1961(昭和36)年7月29日に当時全国初と言われた観光面での姉妹都市提携を締結し、以来両市は積極的な観光交流を行なってきましたが、地域振興への寄与を目的として今後より一層の取り組みを行なうため、両市が協力体制をつくり、観光交流を拡大する-というものです。
その中で、今後両社は相互に宿泊・観光施設を活用したツアーを企画し、観光交流の拡大に取り組むとのことで、また交通媒体などでの相互の観光PRを実施するそうです。

▲ 鎌倉~藤沢間を走る江ノ島電鉄の電車。画像は腰越~江ノ島間の併用軌道上を行く江ノ島電鉄1000形1001編成の藤沢行きです。1001編成は、1979(昭和54)年の1000形登場時のカラーをリバイバルしたカラーリングとなっています。

▲ クリーム色とオレンジ色を基調カラーとする江ノ電バスの車両。江ノ電バスは、藤沢駅のほか、鎌倉駅、大船駅、上大岡駅などを中心に藤沢市・鎌倉市・横浜市などに路線を展開しています。(531号車:日産ディーゼル/西日本車体工業 PK-JP360NAN 江ノ電バス藤沢・湘南営業所)
2011/09/12
1979(昭和54)年から1987(昭和62)年にかけて、6編成12両が製造された江ノ島電鉄1000型は、現在の江ノ電の最大勢力として活躍しています。
1000型は、製造年次ごとに仕様が変わったため、大きく分けて4つのグループに区別され、車両番号もそのグループごとに1000型(1001F、1002F)、1100型(1101F)、1200型(1201F)、1500型(1501F、1502F)と呼ばれています。
今回取り上げる1000型1501編成は、昭和61(1986)年に製造された編成で、これまでの1000型と大きく変わった点として、制御装置が釣り掛け駆動からカルダン駆動になったことが挙げられます。つまり、江ノ島電鉄初の“新性能車両”ということになります。
そして、塗装もそれまでの江ノ電=緑色というイメージを大きく崩すものとなり、クリーム地に臙脂色と橙色の帯が配された塗装で「サンライン号」と呼ばれていました。
1987年に増備された1502編成も同様の塗装となりましたが、後に他の1000型と同じ塗装に変更され、この“サンライン”塗装は比較的短期間で消滅してしまいました。
その後、2009(平成21)年になって1000型登場30年を記念し、1001編成と1501編成にそれぞれ登場時の塗装が復活しました。当初は記念のヘッドマークも付いていたようですが、この夏に見たときは何も装飾は無く、普段着の姿で走っていました。

▲ 長谷駅に進入する1000型1501編成。登場時、江ノ電のイメージを大きく変えた“サンライン”塗装が復活しました。

▲ 長谷駅に停車中の1501編成。登場時とは異なり、現在は車体に社紋が描かれています。この日、ペアを組んでいたのは同じ1500番台の1502編成。こちらは2009年の京福電気鉄道(嵐電)との姉妹提携を記念して、嵐電カラーになっています。
1000型は、製造年次ごとに仕様が変わったため、大きく分けて4つのグループに区別され、車両番号もそのグループごとに1000型(1001F、1002F)、1100型(1101F)、1200型(1201F)、1500型(1501F、1502F)と呼ばれています。
今回取り上げる1000型1501編成は、昭和61(1986)年に製造された編成で、これまでの1000型と大きく変わった点として、制御装置が釣り掛け駆動からカルダン駆動になったことが挙げられます。つまり、江ノ島電鉄初の“新性能車両”ということになります。
そして、塗装もそれまでの江ノ電=緑色というイメージを大きく崩すものとなり、クリーム地に臙脂色と橙色の帯が配された塗装で「サンライン号」と呼ばれていました。
1987年に増備された1502編成も同様の塗装となりましたが、後に他の1000型と同じ塗装に変更され、この“サンライン”塗装は比較的短期間で消滅してしまいました。
その後、2009(平成21)年になって1000型登場30年を記念し、1001編成と1501編成にそれぞれ登場時の塗装が復活しました。当初は記念のヘッドマークも付いていたようですが、この夏に見たときは何も装飾は無く、普段着の姿で走っていました。

▲ 長谷駅に進入する1000型1501編成。登場時、江ノ電のイメージを大きく変えた“サンライン”塗装が復活しました。

▲ 長谷駅に停車中の1501編成。登場時とは異なり、現在は車体に社紋が描かれています。この日、ペアを組んでいたのは同じ1500番台の1502編成。こちらは2009年の京福電気鉄道(嵐電)との姉妹提携を記念して、嵐電カラーになっています。
タグ :江ノ島電鉄
2011/09/11
この夏、帰省した際に久しぶりに江ノ電に乗って水族館や大仏を訪れました。
(出かける目的の半分以上は江ノ電に乗ることだったと言う話も…(^^;;;)
江ノ電に乗るのは、一時的に中央線沿線に住んでいた2002(平成14)年に、当時の同僚と一緒に鎌倉巡りをしたとき以来だと思われ、その間に300型の303、304編成や旧500型が引退し、代わりに20型の22編成や新500型が登場するなど、顔ぶれも随分変わっていました。
その中で、“最も江ノ電らしい”と感じている300型の最後の1編成である305編成(305-355)に乗車する機会に恵まれました。
305編成は、木製の床や緑色のシートなど、“古い江ノ電”のイメージを良く残す車両です。

▲ 300型305編成。1960(昭和35)年に京王帝都電鉄の旧型車両の台枠等を利用して製造された編成で、側窓はいわゆる“バス窓”を採用しているのが特徴です。1989(平成元)年に当時在籍していた6編成の300型の先頭を切って冷房改造・カルダン駆動化が行なわれました。現在では、1000型等の新形式との併結もできるように追加改造され、どの編成とも重連(4連)運転ができるようになっています。

▲ 長谷駅に停車中の305編成。この日の併結相手は、1000型1201編成でした。305編成はカルダン駆動、1201編成は釣り掛け駆動で、製造年と駆動方法に大きな逆転現象が起きています(^^;
今のところ、置き換えの話等はないようですが、末永い活躍を期待したいと思います!
(出かける目的の半分以上は江ノ電に乗ることだったと言う話も…(^^;;;)
江ノ電に乗るのは、一時的に中央線沿線に住んでいた2002(平成14)年に、当時の同僚と一緒に鎌倉巡りをしたとき以来だと思われ、その間に300型の303、304編成や旧500型が引退し、代わりに20型の22編成や新500型が登場するなど、顔ぶれも随分変わっていました。
その中で、“最も江ノ電らしい”と感じている300型の最後の1編成である305編成(305-355)に乗車する機会に恵まれました。
305編成は、木製の床や緑色のシートなど、“古い江ノ電”のイメージを良く残す車両です。

▲ 300型305編成。1960(昭和35)年に京王帝都電鉄の旧型車両の台枠等を利用して製造された編成で、側窓はいわゆる“バス窓”を採用しているのが特徴です。1989(平成元)年に当時在籍していた6編成の300型の先頭を切って冷房改造・カルダン駆動化が行なわれました。現在では、1000型等の新形式との併結もできるように追加改造され、どの編成とも重連(4連)運転ができるようになっています。

▲ 長谷駅に停車中の305編成。この日の併結相手は、1000型1201編成でした。305編成はカルダン駆動、1201編成は釣り掛け駆動で、製造年と駆動方法に大きな逆転現象が起きています(^^;
今のところ、置き換えの話等はないようですが、末永い活躍を期待したいと思います!
タグ :江ノ島電鉄