今夏の特急バス・長野~タングラム線に、松本支社(旧アルピコハイランドバス松本)に所属する日野セレガR GJの22064号車が充当されているのを目撃しました。

これまで、この路線には頻繁に松本ナンバーの車両(新島々営業所のセレガR HIMRなど)が充当されていますが、貸切仕様のSHD車が充当されるのは初めて見たような気がします。



▲ 特急バス・長野~タングラム線で運行中の22064号車(松本200か・663)。ついにセレガR の世代も特急バスに充当される時代がやってきました(!?)



▲ 飽くまでも貸切車ですので、運賃箱や行先表示器の類は備えていないようです。行先はフロントガラス内側に補助サボを掲出していました。



▲ 黒姫駅前の老舗旅館前を行く22064号車


ところで、この22064号車ですが、車体に表記される社名が左右で異なっています。パネル補修や交換のタイミングや施工方法の相違によるものでしょうか。



▲ 公式側は「アルピコハイランドバス」のみ、



▲ 非公式側は「アルピコ交通」のみ、となっています。



昨年12月16日の記事で、練馬ナンバー(東京営業所所属)から松本ナンバー(松本営業所所属?)に戻っていることを紹介した貸切用のいすゞガーラ・23318号車ですが、先日長野駅東口で目撃しました。

松本ナンバー(松本200か・922)復帰当初は貸切仕様のままでしたが、いつの間にか高速バス(特急バス)用に転用改造を受けたようで、フロント及び側面には行先表示器のLEDが設置されていました。



▲ フロントの行灯部分及び側面窓内(第一スパン後方)にLEDが設置された(元)23318号車。松本ナンバーに戻った当初は側面の社番が存置されていましたが、改造を受けたタイミングと同じくしてなのか、社番が抹消されています。



▲ リアからのアングルで。元アルピコハイランドバスのいすゞガーラで、同じく貸切車→高速車の転用改造を受けた10390~10392号車及び23319号車とは異なり、リアの路線名表示板差しは設置されていません。



▲ 側面のLEDの形状も他のガーラとは異なるように見えます。


長野駅東口で目撃した際は特急バス・長野~大町線にて運用されていたことや、他の4台とは改造内容が異なる点から推測するに、大町営業所に転属したものと思われます。


本日は先月新島々駅前で記録した画像からネタを見繕ってみました(^^;

最繁忙期を迎えた上高地輸送に、空いている貸切車が続々と投入されている旨は8月26日(月)の記事でさらっと触れましたが、その中でちょっと気になった車両がいました。



▲ 夕方、山から下りてきた13207号車(右)の傍らを駆け抜ける25087号車(松本200か・496)。フロントガラス上部中央には定期運行の路線バスであることを示す「○定」のステッカーが貼られています。



▲ 新島々駅前には停車することなく通り過ぎて行った25087号車。山での乗客案内を担うスタッフは乗っていなかったということでしょうか。ちなみに乗客も乗っていないように見受けられたため、松本営業所への「回送」ではないかと思われます。



▲ 社番の脇の表記に注目! 「貸切」の文字の上から「乗合」の文字が貼付されています。


ほぼ同じ時間に数台の貸切車(新型セレガ・ガーラのSHD車)が連なって通り過ぎていきましたが、他は「○定」の表示も「乗合」の表記もなく、一般的な「貸切」仕様のままでした。なぜこの1台だけ「乗合」仕様になっていたのでしょうか?? 上高地輸送の一時的な応援なら、そこまで表示を徹底しなくてもいいような気がするのですが、何か定期バス(松本~高山線とか?)の運用に就かせる都合があったのでしょうか。ふと気になった次第です(^^;


(※ 画像は新島々バスターミナル(松本方面行バス停附近)の歩道部分から撮影したものです。なお、撮影に際し、営業所及びバスターミナル付近での撮影について、事前に営業所にお断りし、了承いただいております。)



先日、長野駅前でアルピコ交通の三菱ふそう・ニューエアロクイーン2(Ⅱ)を目撃しました。この車両、アルピコグループのニューエアロクイーン2としては珍しく(※)、長野ナンバーの車両でした。

そもそも、アルピコグループの各社が導入した貸切車の中で、ニューエアロクイーン2は比較的少数派といえる形式で、2000(平成12)年に当時の貸切各社を統合して発足したアルピコハイランドバスに在籍した車両だけで見ても13台に留まっており、全体からすれば数パーセントの占率しかありません。
(参考:ニューエアロクイーン2の先代にあたるエアロクイーンMVは8台の導入実績あり。)

これは、同じクラスの車両と位置づけることができる日野・セレガGJが、(セレガR-GJを含めて)62台も導入されていることから考えても、とても少ないことが分かります。
(参考:2000年以降、ハイランドに在籍したことのある車両は約200台ですので、およそ3分の1がセレガGJということになります。)



▲ 長野駅前に姿を見せたアルピコ交通のニューエアロクイーン2。少しブレてしまいましたが(^^;、登録番号は「長野200か10-99」です。


この車両、側面の社番は松本ナンバー時代の「28033」のままで、元は「松本22あ19-28」の登録番号を付けていた車両だということが分かります。さらに過去を辿ると、1998(平成10)年に当時の松電観光バスが20982号車として導入した車両です。
また、社名の標記も「アルピコハイランドバス」のままで、昨年12月に松本電鉄長野営業所(アルピコハイランドバス)が川中島バスに統合されて姿を消した長野ナンバーのハイランド車が復活したかのように見えます。
恐らく、大塚南のアルピコ交通長野支社(旧川中島バス)に転属した車両でしょうから、いずれ社番も40000番台に書き換えられてしまう可能性もあるため、転属過渡期の貴重な(?)姿が見られたのかもしれません。


(※) ハイランドに在籍した(している)ニューエアロクイーン2は、すべて松本・諏訪エリアの会社が導入しており、新車で長野エリアに導入されて車両というものは存在しません。今回目撃した28033号車が初めての長野ナンバー車かと思ったのですが、これまでの調査資料から、これ以外にも過去に少なくとも3台が転属により長野ナンバーを付けていることが分かりました(いずれも廃車済みで在籍しない車両ばかりです。)。
  ・ 23069号車:長野200か・302(←松本22あ16-18 元・諏訪バス30861号車)
  ・ 23070号車:長野200か・303(←松本22あ16-19 元・諏訪バス30859号車)
  ・ 24073号車:長野200か・571(←松本22あ16-32 元・諏訪バス30864号車)
なお、本文中に記載した車両の台数は、公式の資料を参考にしながら独自の調査結果を加えて出しているものであり、未把握の車両については考慮できておりません。




先日、新宿西口で見かけたアルピコハイランドバスの新型ガーラSHD、26092号車。高速バス・松本~新宿線の増車運用に入っていたようで、フロントガラスと乗降ドアの内側に補助サボが掲出されています。



▲ 新宿西口に高速バスとして姿を見せたハイランドの貸切車。よく見ると、何かが足りないようですが…??


そしてまた別の日、松本駅アルプス口で見かけたハイランドのセレガとセレガRのGJ。団体が重なっていたのか、短時間に何台もの貸切車が慌しく発着を繰り返していました。



▲ セレガR GJの20047号車と…



▲ セレガGJの29042号車。特にこちらのアングルからですと、その違和感がより増幅されます(^^;;;


私が足りないと感じたもの-それはアルピコ交通発足前のグループバス会社のうち、唯一ISOの認証を受けていた事業者であるアルピコハイランドバス(2009年1月からは松本電鉄に編入し、「ハイランド~」のブランドのみ存続)の車両に貼られていた認証マークです。
公式側の乗降扉の脇と車体後部の計2か所に、ISO9001ISO14001の2種類の認証マークが貼られていたのですが、それが綺麗さっぱり消えてしまっています。ここで紹介した3台以外に見たバスも、全て同じ状態です。

詳細な理由は分かりませんが(HP等での公式発表も無いようですし…)、恐らくアルピコ交通発足に伴う組織の再編に絡む事情(事業者としてではなく、その一部の車両にのみISO認証がある状態になってしまうのが宜しくないという判断でしょうか?)や、ISO認証を維持するための経費的な負担(詳しくは知りませんが、認証に対するライセンス料みたいなものは当然あると思います。)等への抵抗があるためはないでしょうか。

一つのブランドとして、ISO認証を受けているという証として車体に貼られたマークは、カッコよくて好きだったのですが、それがなくなってしまったのは残念です(T_T)




▲ 昨年5月に、松本BTの前で高速バス・松本~新宿線の増車として待機する姿を捉えた28080号車。この時はまだISO認証マークが貼られています。なお、社番の下3桁が、上の29042号車20047号車より大きい番号になっていますが、これはアルピコハイランドバス発足当初はまだ諏訪バスに在籍していた名残で、2003年頃にハイランドに編入されたため、その時の続番として下3桁の数字が振られたためです。



▲ いつの間にか見納めとなってしまったハイランドのISO認証マーク。



長野マラソン開催に伴う4月18日(日)のバスの迂回運転・シャトルバスの運転状況等のレポ第7弾です。
引き続き、南長野運動公園(オリンピックスタジアム)の様子をお伝えします。

シャトルバスで動員されていたバスは、路線バス用の車両だけではなく、貸切バスも大量に活躍していました。
主な用途は、一般のいわゆる“シャトルバス”ではなく、関係者等の団体輸送(他にもあると思うのですが、どのような方たちが乗っていたかは不明です。)や、時間内に走ることができなかったランナーを収容する“関門バス”などだったようで、川中島バスをはじめアルピコハイランドバスや長電バスの車両が活躍していました。



▲ 南長野運動公園駐車場にずらりと待機する長電バスの貸切車。エアロバスやエアロエース、セレガGJなどバラエティ豊かな顔ぶれで、“とにかく空いている車両はみんな持ってきた!”的な感じがしました(^^; 奥にはハイブリッドノンステップバスの姿が見えますが、こちらは同時開催の車いすマラソン用の車両です。



▲ 長電バス最新鋭のエアロエース、982号車。長野200か・981~・983の3台を確認できました。昨秋導入のブルーリボンシティのハイブリッドノンステップバスの984~986と連番です。



▲ 南長野運動公園の沿道を行く長電バス321号車。「長野マラソン 17」の補助サボを掲出していますが、数字の意味が解読できません…(30番以上の番号を付けたバスもいました。)



▲ 普段は長野駅東口からの急行バスに使用されている1834号車。LEDには珍しく「団 体」を表示。




▲ 松本からの応援車、アルピコハイランドバスの20046号車。「長野マラソン 38」の番号を掲出(長電バスと連番かは不明)。後ろには長野の21051号車が続きます。



「収容バス」のゼッケンを付けたアルピコハイランドバス(松本)の23318号車。ランナーにとっては有り難くないバス…でしょうか!?



▲ アルピコハイランドバス(長野)の28041号車。こちらはゼッケンこそ掲出していませんが、収容バスのようです。側面に「第4収容関門バス 2」の貼り紙が見えます。



そして、団体輸送(?)終了後から、貸切車の一部は混雑が激しくなり始めたシャトルバス(特に長野駅東口行き)の応援にも入っていました。



▲ 南長野運動公園の待機車両が無くなったためか、急遽、篠ノ井駅行きとして運行された42337号車。昨年、アルピコハイランドバスから移籍してきた車両で、非公式側の社番が貼られていません。



▲ アルピコハイランドバスからの貸出車と思われる、セレガR・HIMRの24801号車。社番の脇の「貸切」表記が隠され、所属社名表記も「松本電鉄」の文字が上から貼られています。昨年は、夏場の上高地輸送の応援にも入っていたようです。



▲ 意外な車両といえばコレ。高速バス用の42086号車もLEDにしっかりと「シャトルバス」の表示(切れてしまいましたが…)を出して活躍していました。


次回は、車いすマラソン関連の車両を紹介したいと思います。



先日、東口近くでセレガーラの大群とすれ違いました。
何処へ行くのだろう…と思いながらやり過ごし、用事を足した後で長野駅東口に立ち寄ってびっくり(@_@;
何と東口の信号からロータリー入口の辺りまで、ずらっとセレガーラのSHD車が並んでいます。その数全部で7台。
これだけ縦列に並ぶのも壮観ですね(^^;



(先頭は長野ナンバーのセレガ、27099号車。)



(最後尾は松本ナンバーのガーラ、26095号車。以下、セレガ、セレガ、ガーラ、セレガ、?、セレガと続きます。)



(真ん中の4台目は、最も新しい長野ナンバーの29104号車。松本の29102・29013号車と同じ仕様なら、ワイドシートの快適車両ですね。)


ちなみに、お客さまは九州方面からの高校生だったようです。志賀高原にでもスキーをしにやってきたのでしょうか。
SHDの、しかもまだ新しい車両を借りられるとは…リッチな学校です(^^;


余談ですが、長野駅東口のこの道路、やがてはバイパスとして車の往来が始まるものと思われます。
今は、両方向とも1車線ずつは貸切バスや東口発着の路線バス等の待機場所として使われているのを黙認されている雰囲気がありますが、バイパス開通後は、これらのバス等はどこで待機することになるのでしょう。少々心配です。
そもそも善光寺口も東口も、県庁所在地の代表駅しかも新幹線の停車駅としては、自動車でのアクセスがあまり良くない駅だと思います。このあたりも都市計画を練る際に盛り込んでくれたらよかったのにと思いますが…



【今日のかんさつにっき(2/4分)】
 ・ [26] 犀峡高校1659 → 善光寺大門1755 41009号車使用
 ・ [26] 善光寺大門1850 → 大原橋1946 41009号車使用(推定)
  ※ 前回見かけたときとは違う(1時間早い)ダイヤに入っていました。
   やはり新町営業所の車両運用は、これまでどおり日によって入るダイヤが異なるようですね。


 ・ [16] 大塚南1715 → 若槻東条1815 41007号車使用
  ※ 湯さんのブログで話題になっていた41007号車のダイヤですが、今日も同じダイヤに入っていたようです。
   ちなみに、これが私の41007号車初目撃となりました(^^)v
   そして、この後意外なところから現れます。
 ・ [21] (若槻営業所~回送~)宇木1900 → 松岡1942 41007号車使用
  …何と若槻へ行った後は宇木へ回送し、日赤線のダイヤに入りました。さらに…
 ・ [11] サンマリーンながの2008 → 宇木2050 41007号車使用(推定)
  そして、
 ・ [21] 宇木2100 → 松岡2142 41007号車使用
  …これで松岡から大塚南へ回送して、運用終了になるものと思われます。


   いったん横道へ逸れますが、松岡着1942の後の運用は、サンマリーンへ回送して2008発になるという結果でしたが、1本前の1948発はというと…
 ・ [21] (城山公園前方面~スクール~)長野駅1905 → サンマリーンながの1927 40916号車使用
 ・ [11] サンマリーン長野1948 → 宇木2030(~回送~若槻営業所入庫:推定) 40916号車使用
  …となっていました。ちなみに車両は40916号車が充当されることが比較的多いです。

 
 ・ [34] 市役所前1918 → 三本柳小学校前1945 40971号車使用
   本社へ転属したものと推定される40971号車が、今度は三本柳線に入っていました。
   三本柳線に入るということは、本社所属のうち南ブロック用(=40970号車と同じ用途?)ということでしょうか。



13日に行なわれた「バスの日先行イベント “のってさわってバスで遊ぼう!”」展示車両レポ、今度は「スーパーハイデッカー ワイドスリーシートエレガンス(これも長っ!!(^^;)」の紹介です。








(アルピコハイランドバス24206号車 松本200か・433 いすゞ KL-LV774R2 いすゞバス製造 2004年 ガーラ2000GHD)








車内は、新幹線のグリーン車並みのグレードとピッチを持つのシートが3列ずつ並んでいます。
毛布も積んでいるので、寝心地最高です!?



主な車両スペックです。
 ・ 車両区分 SWE
 ・ 座席定員28名
 ・ ヒーター付足掛け
 ・ 空気清浄機
 ・ 通信カラオケ(8000曲以上)
 ・ AV装置
 ・ ドリップ式コーヒーメーカー
 ・ 冷蔵庫
 ・ 湯沸器
 ・ 膝掛け
 ・ 最前列右側の座席前にパソコンテーブルを設置
 (TV-PCダウンスキャンコンバータ装備で、PCデータを車内TVに映写可能。)
(出所:イベント参加者に配付された「アルピコハイランドバス バスラインナップカタログ」より)


13日に行なわれた「バスの日先行イベント “のってさわってバスで遊ぼう!”」展示車両レポ、お次は「スーパーハイデッカー スリーシートサロン トイレ付き(長っ!!(^^;)」の紹介です。











(アルピコハイランドバス20203号車 松本200か・・67 日野 KC-RU4FSCB 日野車体 2000年 セレガGJ)










車内は、前方5列目までが2+1の3人掛けシート、後方3列が4人掛けシートで、後方部分はご覧のとおり中央向かい合わせのサロン仕様に転向できます。










この車両の最大の特徴である、車両最後部に設けられたトイレ及び湯沸し器・冷蔵庫室です。






もう一つ、外観上の特徴として、リアガラスの天地寸法が通常のものより狭いというものがあります。
一般のセレガGJと比べると、その差は一目瞭然です。
一部には、Premium~ではないのに狭い天地のリアガラスという車両もいますが…(^^;
(※ イベントとは別の日に、公道上から撮影したものです。)



主な車両スペックです。
 ・ 車両区分 SWT
 ・ 座席定員27名
 ・ 12席の回転シートによるサロンルーム
 ・ シンセサイザーカラオケ
 ・ テレビ(BS対応)
 ・ AV装置
 ・ 冷蔵庫(前後2台)
 ・ 湯沸器(前後2台)
(出所:イベント参加者に配付された「アルピコハイランドバス バスラインナップカタログ」より)



13日に行なわれた「バスの日先行イベント “のってさわってバスで遊ぼう!”」展示車両レポ、今回は「ハイデッカーショート ワイドシートサロン」の紹介です。













(アルピコハイランドバス27624号車 松本200か・599 いすゞ PKG-RU8JHAA ジェイバス 2007年 ガーラHD-S)





車内は明るいグレー/ベージュ/ピンクの3色を使用したシートが並び、軽快な印象を受けます。
手前から4列目まで(4×4=16席)が、ワイドシートです。






展示車両はガーラでしたが、松本には他にも日野セレガが2台います。外観上の最大の違いは、フロントから回り込むJ型のピラーの有無でしょうか。有るのがセレガ(中、右の2台)、無いのがガーラ(左)です。
(※ イベントとは別の日に、国道19号の歩道上から撮影したものです。)



主な車両スペックです。
 ・ 車両区分 MWL
 ・ 座席定員27名
 ・ シンセサイザーカラオケ
 ・ ドリップ式コーヒーメーカー
 ・ 乗降しやすい握手付き
 ・ 液晶テレビ(2台)
 ・ AV装置
 ・ 冷蔵庫(前後2台)
 ・ 湯沸器
(出所:イベント参加者に配付された「アルピコハイランドバス バスラインナップカタログ」より)



13日に行なわれた「バスの日先行イベント “のってさわってバスで遊ぼう!”」で展示された車両のうち、まだレポートをアップしていない車両をぼちぼち紹介していきたいと思います。ちょうど2週間が経ってしまい、今さら…という気がしないでもないのですが(^^;、自分への備忘録的な意味合いでもアップしておきたいので、どうぞお付き合いの程を…m(__)m










(アルピコハイランドバス20617号車 松本200か・124 日野 KL-RU1JHEA 日野車体 2000年 セレガR-FC)



今回紹介するのは、「プレミアムIV リフト」の実演です。
アルピコハイランドバスの車両には、Premium Expressのロゴとともに、ダイナミックストライプが渦を巻いている中型車が4台います。それぞれI~IVの番号がついており、“カインドネス”“グルメ”“メロディ”“リフト”のサブネームと対応します。このうち、IVの“リフト”は、文字どおり車椅子昇降用のリフトが車両後部に付いており、渦巻くダイナミックストライプとともに外観上の大きな特徴となっています。
(余談ながら、セレガRの顔に渦巻きストライプというのは、この車両1台のみです。)
今回、車両の展示とともに、そのリフトの昇降実演が行なわれておりましたので、写真とともに紹介いたします。






(外観上の最大の特徴、リフト用の乗降扉です。乗用車の扉のように、車両前方に向かって開きます。リフト昇降の実演中~)






(リフト用扉を車内側から。外の明るさに負けて、内側が真っ黒になってしまいました(^^;;;)










(5列目のシートと最後列のシートの間に、車椅子2台を固定するスペースがあります。この他に、4列目及び5列目のシート部分がもう2台の車椅子搭載スペースにもなります。)






(車内を前方から撮影。車椅子固定場所の関係か、なぜか3列目のシートの辺りに段差があります。私はここで蹴躓きました、ハイ(^^;;;)



主な車両スペックです。
 ・ 車両区分 MLF
 ・ 座席定員24名+車椅子2名
 (又は、座席16名+車椅子4名)
 ・ 垂直リフト
 ・ シンセカラオケ
 ・ テレビ2台
 ・ AV装置
 ・ 冷蔵庫
 ・ 湯沸器
 ・ 車椅子最大4台まで設置可能
(出所:イベント参加者に配付された「アルピコハイランドバス バスラインナップカタログ」より)



13日に行なわれた「バスの日先行イベント “のってさわってバスで遊ぼう!”」の目玉イベントとして行なわれた、日野セレガハイブリッド車試乗会は、一日中大人気だったようです。

その象徴ともいえる出来事がこちらです。








試乗会の12時00分発の便が数分遅れて出発しようとしたところへ、後ろから一台のバスが静々と近づいて止まりました。
なんと、展示車のJバスガーラワイドシート29103号車と同型の29102号車でした。







(アルピコハイランドバス29102号車 松本200か・729 いすゞ PKG-RU1ESAJ ジェイ・バス 2009年 自社発注車 ガーラSHD(ワイドシート仕様))


そして、扉が開き、「試乗会が非常に人気ですので、ハイブリッドではない車両ですが、増発便を出しま~す!」という趣旨のアナウンスが流れました。しかも、今度の車両には整理券は不要(むしろ、整理券を持っていない人を優先したいという趣旨のアナウンスでした。)とのこと、集まった人の数を見ると、乗ることができそうです。
咄嗟に周囲に居たみすずかるさん、マッピーさんそしてまつさんと一緒に乗り込み、今度は後ろから2列目の席を4人で占めました(一番後ろは、窓の形状の関係で外を見づらそうだったのでパス!)。





程なくして出発。ハイブリッド車ではないため、日野自動車の方に代わり、アルピコハイランドバスのバスガイドさんが観光案内をしてくれました。犀川を渡りながら冬の使者・白鳥の話をして(雌雄の区別の仕方は初めて知りました…(汗)、白鳥からスワンガーデン入口にある2羽の白鳥の像の価格へ、そしてそれとバスの価格を比較する…という上手い話し方に思わず聞き入ってしまいました(笑。
今度も約20分で同じコースを一周、そして到着すると、先行してたハイブリッド車が出発していくところでした。時刻表では13時00分発が次の便でしたが、約20分早めて出発したようです。こんな盛況ぶりで、最後まで走っていたのでしょう。






【今日のかんさつにっき】(9/15分)
 〔新町線関係〕
 ・ [26] 善光寺大門1850 → 大原橋1946 40551号車使用
  ※ 何と、中型いすゞ車の40551号車が新町線に入っていました! この便は、折り返しが無い時間に新町に着くため、今晩は新町営業所滞泊が確定です!!




(シャッタースピードをできるだけ上げたのですが、それでもLEDが滲んでしまいました(泣 辛うじて「[26]信州新町・大原橋」の文字が判別できますでしょうか??)

 ・ [26] 犀峡高校1859 → 善光寺大門1955 40971号車使用
 ・ [回送] 善光寺大門**** → 長野BT****-**** → 善光寺大門**** 40971号車使用
 ・ [26] 善光寺大門2050 → 信州新町2140 40971号車使用(推測)
  ※ 9日に見た運用と同じ便に40971号車が入っていました。連日新町線の運用に就いている(しかも夜は新町営業所滞泊となる便)模様で、現時点では40971号車は新町営業所の所属である可能性が最も高そうです。

 〔松代線関係〕
 ・ [30] 松代高校1900 → 県庁前1940 40970号車使用
 ・ [回送] 県庁前**** → ???**** 40970号車使用
  ※ 14・15日と同じ松代本線の便への充当が確認できました。11日に確認した運用より1便早いため、その前の[37]系統 田牧線への充当の可能性は低そうです。その代わり、湯さんのブログで日中は犀北団地線等への運用が報告されています。結構多岐な路線に跨る複雑な運用が組まれているようで、それを解明してみるのが非常に面白そうな車両です!
  ※ ちなみに、2010頃BTへ確認しに行ったのですが、その姿はありませんでした。その間の松代行きには、充当されていないのを確認しているため、県庁から何処かへ回送されてしまったようです。大塚南? それとも松代??

 ・ [30] 松代高校1825 → 県庁前1905 40626号車使用
 ・ [回送] 県庁前**** → 長野BT****-**** → 長野駅**** 40626号車使用
 ・ [30] 長野駅2000 → 松代高校2039 40626号車使用
  ※ このところ夕方~夜の北屋島線での目撃例が多かった40626号車が、本来の専門(?)である松代本線に入っていました。

 ・ [30] 松代高校1930 → 県庁前2010 40624号車使用
 ・ [回送] 県庁前**** → (岡田町交差点を左折) → 長野駅**** 40624号車使用
 ・ [30] 長野駅2030 → 松代高校2109 40624号車使用
  ※ 11日に40970号車が入っていた運用には、40624号車が入っていました。
  ※ 40624号車と40626号車の運用からも判断できるとおり、やはり40970号車は松代本線では折り返していないことになります。

 〔北屋島線関係〕
 ・ [45] 北屋島1835 → 長野駅1905 40750号車使用
 ・ [45] 長野駅1913 → 北屋島1940 40750号車使用
  ※ 今日も“自衛官募集”のラッピングの40750号車が北屋島線で使われていました!

 〔大豆島線関係〕
 ・ [46] 大豆島東団地750 → 長野BT835 41845号車使用
  ※ 朝の出勤時の定例観察です。今日も41845号車が運用に就いていました。

 〔金井山線関係〕
 ・ [48] 長野BT1945 → 松代高校2038 40915号車使用
  ※ こちらはいつもどおりの運用です。


13日に行なわれた「バスの日先行イベント “のってさわってバスで遊ぼう!”」のもう一つの目玉ともいえるのがこのイベントです。
納車から僅か11日、営業運行にもまだほとんど就いていないようなピカピカicon12の新車です。
会場に入ってきたお客さんが、一番先に目に付く位置に展示されていたのはこの車両です。




(アルピコハイランドバス29103号車 松本200か・730 いすゞ PKG-RU1ESAJ ジェイ・バス 2009年 自社発注車 ガーラSHD(ワイドシート仕様))


2008年にSHDタイプの車両が増備されていないため、およそ2年ぶりの新車投入です。“ワイドシート”という名前のとおり、従来車より2.5cmほど幅の広いシートを採用しています。







(車内の様子。ワイドシート装備のため、補助席は付いておらず、4席×10列+最後列5席の45席が設けられています。)










(各アングルからの外観。ダイナミックストライプが青空に映えます。)


この29103号車と、連番で29102号車の2台が今回増備されたようです。




【今日のかんさつにっき】(9/14分)
 〔北屋島線関係〕
 ・ [45] 北屋島1835 → 長野駅1905 40750号車使用
 ・ [45] 長野駅1913 → 北屋島1940 40750号車使用
  ※ ふだんは40626号車が運用に入ることの多い便に、なんと“風林火山”改め“自衛官募集”のラッピングになった40750号車が使われていました!

 〔大豆島線関係〕
 ・ [46] 大豆島東団地750 → 長野BT835 41845号車使用
  ※ 朝の出勤時の定例観察です。今日も41845号車が運用に就いていました。

 〔金井山線関係〕
 ・ [48] 長野BT1835 → 松代高校1928 40913号車使用
 ・ [48] 長野BT1945 → 松代高校2038 40915号車使用
  ※ こちらはいつもどおりの運用でした。




9月20日の「バスの日」にちなみ、本日(13日)松本市のアルピコハイランドバス(松本電鉄 松本北営業所)において、“バスの日先行イベント”と銘打った「のってさわってバスで遊ぼう!」というイベントが開催されました。





貸切バスが主体のイベントのため、普段なかなか接することのできない車両が展示等されることもあり、行かないテは無いと思い、朝から出かけてきました。

一日で撮った写真が200枚を超え、まだ整理がついていないため、ひとまず一緒に出かけた方への帰宅報告を兼ねて、序編として記事をアップしておきます。

本日お会いしたマッピーさん、みすずかるさんをはじめ、ナガブロ仲間ではない友人たちにも「お疲れさまでした&ありがとうございました」を申し上げます。

また、本日の楽しいイベントを提供してくださった松本電鉄・アルピコハイランドバスのスタッフの皆さまに、この場をお借りして御礼申し上げます。ありがとうございました。

本編はまた追々ということで…(^^;






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