今回紹介するのは、[臨]系統 長野市霊園行き、「長野市霊園直通バス(通称“浅川霊園バス”)」です。
この路線は、春秋のお彼岸と、お盆の時期にのみ運転される臨時路線で、今夏は迎え盆の8月13日と送り盆の16日の延べ2日間、長野駅~長野市霊園間を2往復運転されました。

以前は、「ALPICO」幕にワープロ打ちの補助サボという表示方法でしたが、LEDを装備する車両が主流となったここ2年ほどは、LEDの行先表示器にちゃんと「長野市霊園」行きと表示されるようになりました。
運行本数以上に運転日が非常に少ない(今年は延べ4日!)ため、なかなか撮影するチャンスがなかったのですが、8月16日にようやくそのチャンスを作ることができました。




(1号車 川中島バス40400号車 長野200か・400 いすゞ P-LV218L IKコーチ 1990年式 元山陽電鉄 キュービック)




(2号車 川中島バス40531号車 長野200か・531 いすゞ U-LV218L IKコーチ 1992年式 元山陽電鉄 キュービック)




(3号車 川中島バス40662号車 長野200か・662 いすゞ U-LV218L IKコーチ 1993年式 元山陽電鉄 キュービック)

この日の1000発の便は、元山陽電鉄の山用キュービックが3台で運行されていました。

今年のダイヤは次のとおりで、次の運転日は秋のお彼岸の9月23日です。
 ・ 長野駅1000 → 長野市霊園1030/1140 → 長野駅1210
 ・ 長野駅1400 → 長野市霊園1430/1540 → 長野駅1610
一度乗ってみたいと思うのですが、長野駅からの運賃が片道600円(!)と非常に高く、かつ用も無いのに墓地へ行くのは不謹慎かな…と思い、未だ実現に至っていません。
折り返しの長野駅行きの表示も気になりますし、いずれは実行に移したいのですが…(^^;










(前、後部及び側面の表示の拡大画像です。)



【今日のかんさつにっき】(8/31)
 ・ [46] 大豆島東団地750 → 長野BT835 41845号車使用
 ※ 8/27、28に続き、平日に3日続きでスーパーホワイト化された41845号車が大豆島線の同じ便に充当されています!
   ひょっとして担当車が変更されたとかで、これから毎日この便で見られるのでしょうか!?
 ・ [48] 松代高校725 → 長野BT818 40913号車使用
 ・ [30] 松代高校1900 → 県庁前1940 40186号車使用
 ・ [30] 長野駅1940 → 松代高校2019 40187号車使用
 ※ HIMRが2台とも松代本線に入っていました。しかも、2台が続行で長野駅のロータリーに入ってきたので驚きました!
   最近、頻繁に松代本線に入っているのを見かけるのですが、こちらも担当車の割り当てに変化が起きているのでしょうか?




今回紹介するのは、[111]系統 中央通り経由善光寺大門行きです。
この系統は、[31]系統 丹波島線と、[33]系統 北原篠ノ井線の各一本ずつが、末広町から先、長野駅を経由せずにそのまま中央通りへ左折し、千石入口→かるかや山前→昭和通り…と北上、「善光寺大門」を終点とするものです。[102]系統や[104]系統が県庁を経由するのに対し、この系統は他の多数のバスに混じって中央通りを走ります。

余談ですが、系統番号100番台が県庁経由に分類されるのに対し、110番台は中央通り経由に分類されるのでしょうか。
(現在は廃止されましたが、新町・中条方面から来る通勤快速も同じ中央通り経由で、[112]系統を付けていました。)





(川中島バス40589号車 長野200か・589 いすゞ U-LV324L IKコーチ 1993年式 元国際興業 キュービック)


運行されるのはやはり平日のみで、次の2本だけです。
 ・ 篠ノ井高田720 → 善光寺大門755
 ・ 青木島804 → 善光寺大門824
青木島始発便は、実質的には現在快速便しか存在しない[31]系統の区間便に分類されています。







昨日のイベントレポの続きです。

バスばかりに眼をやってしまいがちですが、こちらも忘れてはなりません。
「古い電車で新しい語らいの会」を中心に蘇った、松本電鉄5000系です。2000(平成12)年7月まで、松本電鉄上高地線の主力として活躍していましたが、老朽化・非冷房であることなどを理由に、京王電鉄3000系を改造した3000系と交代しました。
当初、5005-5006と5007-5009の2編成が残されていましたが、後に5007-5009は解体され、残された5005-5006が新村車庫の留置線で保管(放置?)されてきました。
当日は、子供向けの手作り教室的な催しや飲み物等の販売、鉄道模型の運転などが行なわれていました。







(一時は褪色が著しかったのですが、手塗りながらもここまで鮮やかさを取り戻しています。)




(「古い電車で新しい語らいの会」の入口。)


車庫の中には除雪用のモーターカーと、その後には古い凸型の電気機関車が置いてありました。
柵越しに見ていたら、「入っていいよ~」とスタッフの方が声をかけてくださり、中に入れてくれました。
2000年の5000系引退時に、茶色の塗装に塗り替えられたED30 1型電気機関車ですが、2005年に廃車されたそうで、その後は本線走行していないのでしょう。そのせいか塗装も色褪せていました。










(銘板を見ると、1926年8月・アメリカのボールドウィン・ウエスティングハウス社製であることが分かります。)


現役の3000系も、3007-3008の編成が展示されていました。
霜切り用のパンタグラフも上げ、中では鉄道関係のグッズ販売や休憩コーナーとして提供されていました。




快速 新島々の幕は、早朝の臨時列車にのみ見られる行き先表示です。)




(新性能車の前パンって、どことなくアンバランスな厳つさがあって好きです。)


「レールスター」と呼ばれる軌道自転車です。
決して「ひかりレールスター」の仲間ではありません(爆
しっかりGIカラーのロゴマークも取り付けられているのですね。








規模が小さいイベントだけあって、スタッフの方もフレンドリーに接してくださり、時間の経つのが分からなくなるくらい楽しく過ごさせていただきました。準備や当日対応してくださった方たちには、感謝の一言に尽きます。
また機会があったら、(同じ展示内容だとしても)出かけたいと思うイベントでした。







(前回の続きです。)

午後2時ごろになって、スタッフの方から「来たぞ~」という声が上がりました。





上高地へ向かう車で混み合う国道158号線の方に眼をやると、見慣れない色のバスが見えました。
富士重の5E…!? 一瞬何が何だか分からなくなりましたが、近づいてきてやっと理解できました。










(松本電鉄上高地線新村駅舎と京都バス555号車の組み合わせ。間違いなく最初で最後のものですね。)


はるばる京都からやってきた、京都バス555号車(日産ディーゼル+富士重 P-UA32L改)でした!
1984年製というのは松電のブルドッグと同い年で、今回は同車が今年6月の引退後、栃木県のトミーテックに譲られることになり(バスコレ80を発売した縁でしょうか?)、その“納車ツアー”の途上で松本に寄ったのだそうです。




(「京」ナンバーというのがポイント高いですね(^^;)




(「UD」のエンブレムは、アルピコグループのバスでは見られません。)


良く見ると、フロントガラスやサボには「特急 宇都宮」の表示が。なるほど、そういうことなのですね。
京都からのツアー参加者が加わり、会場内は活気溢れる撮影会場と化しました。







(「京都駅」行きに対抗して!?、こちらも「松本駅前」行きに)


夢のような時間はあっという間に過ぎ、14時45分ごろ、京都バスは次の目的地へと旅立っていきました。




(盛大なお見送りを受けて出発!)








5Eを納車した帰りの足を確保するために、日野セレガRも伴走で1台来ていました。
皆さん道中お気をつけて!!



本日(8月29日)、標記のイベントが開催されるということで、松本まで出かけてきました。
朝起きると、外は生憎の雨模様…icon03 朝食を済ませ、外の様子を見ながら、いつ出かけようかタイミングを見計らいます。
9時をだいぶ過ぎて、空が少し明るくなりました。どうやら雨が上がったようです。…が、遠くの空には灰色の雲が…icon02
傘は折畳みにしようか長いのにしようか、長野駅まで自転車で行こうかバスで行こうか、いろいろ迷いましたが、夕方にはまた雨が降る予報でしたし、しっかりした傘を持って出た方が無難との判断で、長い傘を持ち、近くの停留所からバスで長野駅に向かいました。

長野駅からJR篠ノ井線の普通列車に乗り、松本へ着くと、青空が覗いて日が差していますicon01 きっと、雨が降らないようにと持ってきた長い傘のおまじないが利いたのでしょうかicon10
松本駅構内の立ち食い蕎麦屋で早めの昼食を摂り、急遽電話で呼び出した友人を伴ってicon11松本電鉄上高地線に乗り、新村駅へと向かいます。

新村駅に着くと…





居ました居ました。これが目的で来たといっても過言ではないくらいのネタですface02





松本電鉄バスの通称「ブルドッグ」。1984(昭和59)年製の三菱のP-MP118Mという形式のバスです。
このバスを使ったツアーが行なわれたり、このようなイベントの時はほぼ決まって展示されるなど、俄かに注目を浴びている車両です。
聞くところによると、“モノコック構造”と呼ばれるボディを持つ営業用(緑ナンバー)の車両は、長野県にはこれともう一台、草軽交通にいるだけだそうで、通常の営業に使用しながらも“保存車”的な扱いを受けているようです。




(会場入りした時に最初に表示していたのは、「和田 塩尻駅[62]」。今年7月に山形村より先の区間が廃止された山形塩尻線の塩尻駅乗入れ便用の表示です。)




(リアの表情。貸切車然とした角型の3連式フラッシャーと、おでこギリギリまで広がるリアウインドーが特徴です。)


逸る気持ちを抑えて会場に入り、早速撮影を開始します。
ちょうど順光になるような向きにおいてくれてあり、いわゆる形式写真の撮影にはもってこいです。
時々、サービスで方向幕を変えてくれたりして、飽きの来ない展示でした。




(信州松本空港行き。飛行機のマークがおしゃれですね。松本在住の友人の話では、比較的頻繁に運用に入る路線の一つだそうです。)




(昨年7月のダイヤ改正で突如登場した会田線の途中折返し便。1日1往復とギリギリまで本数の減っていた明科駅~会田~保福寺下町の路線の本数が倍増(face08)された結果登場したのですが、保福寺から降りてきて明科駅まで行かずに、高速バスの“長野道四賀”のバス停近くで終点になるという運用です。まさかこの方向幕まで用意されていたとは…正直驚きました。旧四賀村は嫁さんの生まれ育った土地なので、敢えてリクエストし、表示していただきました。)





(ご丁寧にもタウンスニーカーの方向幕が4コースとも用意されていました。本来の車両のピンチヒッターにでも使われる時に表示することを想定しているのでしょうが、ふだん日野ポンチョで走っている路線のピンチヒッターにはちょいと車がでかすぎるのでは…!?)

その後、湯さんや新田川公園さんともお会いすることができ、引き続き会場内をウロウロしていると、「このあとサプライズがある」という話が耳に入り、さらに期待が膨らみます。
待つこと1時間、果たしてやってきたのは…(つづく)


【イベント概要】
◆第2回 上高地線ふるさとなつまつり
 下記日程で「上高地線ふるさとなつまつり」を開催します。
 ○日 時:平成21年8月29日(土) 10時~16時
 ○会 場:新村車両所
 ○内 容:電車・旧型バスの展示、鉄道模型運転体験、軌道自転車試乗会、絵てがみカフェ、プラレール、子どもたちの絵画展示、グッズ販売、飲食コーナー など
       ※お子様のみ対象の内容もございます。
(アルピコグループの「バスウォッチャー」より引用)


しばらくの間、“レアな行き先表示”ネタでもちそうなので、もう少し引っ張ってみたいと思います。

昨日の[102]系統に続き、今回は[104]系統 県庁経由長野バスターミナル行きを紹介します。
この系統は、[45]系統 北屋島線と、[46]系統 大豆島線の各一本ずつが、昭和通りから先、新田町交差点をそのまま直進し、県庁前→山王小学校と走って、「長野BT」を終点とするものです。ちょうど[102]系統と逆の走り方ですね。





(川中島バス42357号車 長野22あ23-57 いすゞ KC-LT333J IKコーチ 1999年式 自社発注車 キュービック)


運行されるのは平日のみで、次の2本のみです。
 ・ 大豆島東団地730 → 長野BT815
 ・ 北屋島745 → 長野BT825
長野鶴賀から先は、北屋島から来たのか、大豆島東団地から来たのか、一見しただけでは区別がつきません。
(側面の表示を見れば区別可能?)
しかも、どちらもいい感じに遅れて、市役所辺りからダンゴ状態になることもあるので、尚更です。






【今日のかんさつにっき】(8/28)
 ・ [46] 大豆島東団地750 → 長野BT835 41845号車使用
 ※ 今日もスーパーホワイト化された41845号車が大豆島線を走っていました!
 ・ [48] 長野BT1835 → 松代高校1928 40913号車使用
 ・ [48] 長野BT1945 → 松代高校2038 40915号車使用
 ・ [25] 長野駅1920 → 新橋1938 40085号車使用
 ※ いつもの“びんずる1号(40034号車)”はお休みでしょうか??


さて、2発目はどんなことを書いたものか…face06
今日一日、会社で仕事をしながら思案していた(←ヲイface04)のですが、“かんさつにっき”といっても、毎日バスを見て歩いているわけでもカメラを持ち歩いているわけでもないので、これまで撮り溜めた写真から思いつくままに紹介する記事を書いてみようということにしました。

バスの装備の中でも、特に私が好きなのは“行先表示器”です。
かつては終点などでクルクルしているところが見られた「方向幕」から、最近ではスイッチ一つで次の行き先が表示できる「LED式」のものまで、バスの表情を決める重要な要素だと思います。
普段見慣れた車両が変な行き先を表示したり、普段見慣れない車両が何でもない行き先を表示したりした時の“意外さ”が、たまらなく好きなのですicon14(変?)

そんなわけで、これまで撮った写真から、滅多に見られない“レアな行き先表示”を紹介してみたいと思います。

川中島バスが運行する路線バスには、朝のラッシュ時にしか運行されない系統があります。
通常路線の派生系統として、主に県庁付近の官庁街へ回り込む路線なのですが、便数が非常に少ないながらも専用の系統番号が与えられ、行先表示も用意されています。

まず最初は、[102]系統 県庁・市役所経由文大長野高校行きです。
この系統は、[30]系統 松代本線と、[32]系統 運転免許センター線の一部が、長野バスターミナルから先、山王小学校→県庁前→昭和通り→千歳町→市役所前と走り、東通りを南下して国道19号にぶつかる直前の「文大長野高校」を終点とするものです。
なお、平成16年4月までは、当時本社があった「松岡」までそのまま運行されていたのですが、本社が「大塚南」に移転したために、「文大長野高校」で路線が打ち切られたものです。(文大→大塚南は回送)





(川中島バス40624号車 長野200か・624 いすゞ U-LV324L IKコーチ 1993年式 元国際興業 キュービック)


運行されるのは平日のみで、次の3本です。
 ・ 運転免許センター730 → 文大長野高校807
 ・ 道島717 → 文大長野高校812
 ・ 運転免許センター750 → 文大長野高校827
3桁の[102]という数字は、“長野駅を経由しない”というルールで付けられた番号です。







【今日のかんさつにっき】(8/27)
 ・ [46] 大豆島東団地750 → 長野BT835 41845号車使用
 ※ 車体更新(スーパーホワイト化)後、初めて運用に入っている姿を見ました!



いつかやってみようと思いながら、なかなか手を出さずにいたブログを、ついに始めることにしました。
何もかも初めてなので、慣れるまで時間がかかると思いますが、少しずつ自分で満足できるものに仕上げていきたいと思っています。
それまで当分の間、タイトルも“仮称”ということで(笑)

専ら、趣味のことに終始してしまうと思いますが、ここを訪れてくれる方に楽しんでいただけるような話題を提供したいと思います。

どうぞよろしくお願いします。

最初の記事は、投稿の練習を兼ねて…ということで。




画像は、私の名前の由来でもある「横浜」から「長野」にやってきた川中島バスの車両です。
(川中島バス40916号車 長野200か・916 三菱 KC-MP717K 三菱車体 1997年式 元横浜市交通局 新型エアロスター)





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この日記は、個人的な趣味で書いているものです。
記事の内容について、(取り分け趣味的な目的で)直接事業者等へお問い合わせされることは、先方の迷惑になる恐れがありますので、ご遠慮くださるようお願いいたします。

また、記事の内容は、自らが収集した情報等に基づき、飽くまでも主観的に記述しているもので、事実と異なる場合もございます。その結果、この日記をご覧の方が不利益を被った場合でも、当方では一切の責任を負いかねますので、ご了承くださいませ。
(※ バスや鉄道の路線や時刻等を案内することを目的とするサイトではございません。
また、事業者等への意見や要望、苦情等(≠個人的な意見・感想)を記すことを本意とするものでもございませんので、そのことに関するコメントや議論には、このブログの内外を問わず、当方は一切関与いたしません。)
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