2021/08/25
Twitterアカウント「アルピコ交通 高速バス【公式】」(→リンクはこちら)の2021年4月19日のツイートに掲載された画像でその存在を知った「15194号車」。
5月に新島々バスターミナルを訪れた際に実車を確認できたものの、営業所構内で両隣を別の車両に囲まれて駐車中であったため、詳細な確認や写真撮影が叶わなかったのですが、先日訪問した際に、ようやく営業所内で写真撮影がしやすい位置に止まっている姿を記録することができました。
15194号車-聞きなれない社番のこの車両、実はアルピコ交通の新社番が導入されて以降初めてのケースとなる、用途変更に伴う改番車なのです。
元々はアルピコ交通東京が2015年に導入した日野セレガHDの貸切車の1台で、当初は15730号車(練馬200か29-95)を名乗っていました。
昨年、アルピコ交通松本本社に移籍し、登録番号が「松本200か14-11」に変更されましたが、コロナ禍の影響で運行機会がなく、大量に発生していた休車車両の1台となっていました。
(昨年5月に確認したときは、松本ナンバーに変更されていたものの、車体側面後部の社名表記は「アルピコ交通東京」のままで、暫定的な移籍措置と思われました。)
この春、2021年シーズンの開始に合わせて、貸切車から路線車へと用途変更が行われたようで、その際に社番の下3桁も貸切用を表す「700番台」から、高速・特急用車を表す「100番台」へと改番されたようです。

▲ 貸切車から高速・特急車へと用途変更が行なわれ、社番が15194号車に改番された元15730号車。
用途変更に伴う主な改造内容は、車両側面(恐らく後部も)への行先表示器の設置、運賃箱の設置などです。
このほか、車体裾の社番の脇に表示されていた「貸切」の文字が抹消されています。

▲ 窓ガラスがスモーク仕様となっているため、分かりにくいのですが、第1スパンの固定窓部分に行先表示器が設置されています。
なお、下3桁の「194」番ですが、過去に貸切車から高速・特急車へと変更され、社番が改番された日野セレガR GJの02193号車の続番にしたものと思われます。
(このときは、旧アルピコハイランドバスの社番である22064号車からの改番でした。)
(※ 画像は新島々バスターミナル附近の道路端から撮影したものです。なお、撮影に際し、営業所構内・バスターミナル附近での撮影について、事前にアルピコ交通新島々営業所にお断りし、了承をいただいております。)
5月に新島々バスターミナルを訪れた際に実車を確認できたものの、営業所構内で両隣を別の車両に囲まれて駐車中であったため、詳細な確認や写真撮影が叶わなかったのですが、先日訪問した際に、ようやく営業所内で写真撮影がしやすい位置に止まっている姿を記録することができました。
15194号車-聞きなれない社番のこの車両、実はアルピコ交通の新社番が導入されて以降初めてのケースとなる、用途変更に伴う改番車なのです。
元々はアルピコ交通東京が2015年に導入した日野セレガHDの貸切車の1台で、当初は15730号車(練馬200か29-95)を名乗っていました。
昨年、アルピコ交通松本本社に移籍し、登録番号が「松本200か14-11」に変更されましたが、コロナ禍の影響で運行機会がなく、大量に発生していた休車車両の1台となっていました。
(昨年5月に確認したときは、松本ナンバーに変更されていたものの、車体側面後部の社名表記は「アルピコ交通東京」のままで、暫定的な移籍措置と思われました。)
この春、2021年シーズンの開始に合わせて、貸切車から路線車へと用途変更が行われたようで、その際に社番の下3桁も貸切用を表す「700番台」から、高速・特急用車を表す「100番台」へと改番されたようです。
▲ 貸切車から高速・特急車へと用途変更が行なわれ、社番が15194号車に改番された元15730号車。
用途変更に伴う主な改造内容は、車両側面(恐らく後部も)への行先表示器の設置、運賃箱の設置などです。
このほか、車体裾の社番の脇に表示されていた「貸切」の文字が抹消されています。
▲ 窓ガラスがスモーク仕様となっているため、分かりにくいのですが、第1スパンの固定窓部分に行先表示器が設置されています。
なお、下3桁の「194」番ですが、過去に貸切車から高速・特急車へと変更され、社番が改番された日野セレガR GJの02193号車の続番にしたものと思われます。
(このときは、旧アルピコハイランドバスの社番である22064号車からの改番でした。)
(※ 画像は新島々バスターミナル附近の道路端から撮影したものです。なお、撮影に際し、営業所構内・バスターミナル附近での撮影について、事前にアルピコ交通新島々営業所にお断りし、了承をいただいております。)
2021/08/22
長電バス長野営業所が運行する【161】系統 三才・東長野病院線。
始発の柳原から三才駅を経由して市立高校までは【63】系統 三才線や【64】系統 マユミダ三才線と同じ経路を走り、市立高校からこの路線だけが通る経路を使って清泉大学・短大、そして終点の東長野病院へと至る路線です。
この路線の最大の特徴は、柳原発東長野病院行の「片道のみ」しか運行されないことで、以前は平日のみかつ1日1本しか運行されない路線でした。
しかし、今年(2021年)5月29日(土)のダイヤ改定で土休日にも1本運行されるようになり、また7月26日(月)のダイヤ改定では他の路線が軒並み減便になる中で、平日の運行本数が1日2本と「倍増」しました。
7月26日(月)からは、ダイヤ改定に伴う車両運用の変更のため、この路線の平日運行の1本に東急カラーのバスが入るようになりました。

▲ 運転本数が希少かつ片道のみの運行の【161】系統 三才・東長野病院線。この日は「記念バス1号車」こと1841号車での運行でした。

▲ 側面の経由地表示。柳原から三才方面へと向かう路線ながら、市民病院は経由しません。

▲ 柳原を出発した東長野病院行き。行先表示は「[162] 三才 東長野病院」と表記されています。

▲ 車両後部から。リアの行先は経由地の無い「[162] 東長野病院」という表示になっています。
通勤や通学の時間帯でもなく、かといって通院の想定される時間帯でもなく…というところで、この日は乗客ゼロでの出発でした。でもこの路線を定期的に利用される方がいるとしたら、どんな方なのかすごく気になります。
始発の柳原から三才駅を経由して市立高校までは【63】系統 三才線や【64】系統 マユミダ三才線と同じ経路を走り、市立高校からこの路線だけが通る経路を使って清泉大学・短大、そして終点の東長野病院へと至る路線です。
この路線の最大の特徴は、柳原発東長野病院行の「片道のみ」しか運行されないことで、以前は平日のみかつ1日1本しか運行されない路線でした。
しかし、今年(2021年)5月29日(土)のダイヤ改定で土休日にも1本運行されるようになり、また7月26日(月)のダイヤ改定では他の路線が軒並み減便になる中で、平日の運行本数が1日2本と「倍増」しました。
7月26日(月)からは、ダイヤ改定に伴う車両運用の変更のため、この路線の平日運行の1本に東急カラーのバスが入るようになりました。
▲ 運転本数が希少かつ片道のみの運行の【161】系統 三才・東長野病院線。この日は「記念バス1号車」こと1841号車での運行でした。
▲ 側面の経由地表示。柳原から三才方面へと向かう路線ながら、市民病院は経由しません。
▲ 柳原を出発した東長野病院行き。行先表示は「[162] 三才 東長野病院」と表記されています。
▲ 車両後部から。リアの行先は経由地の無い「[162] 東長野病院」という表示になっています。
通勤や通学の時間帯でもなく、かといって通院の想定される時間帯でもなく…というところで、この日は乗客ゼロでの出発でした。でもこの路線を定期的に利用される方がいるとしたら、どんな方なのかすごく気になります。