2011/09/24
【ハイランド】 ニューエアロクイーン2の長野転属車?
先日、長野駅前でアルピコ交通の三菱ふそう・ニューエアロクイーン2(Ⅱ)を目撃しました。この車両、アルピコグループのニューエアロクイーン2としては珍しく(※)、長野ナンバーの車両でした。
そもそも、アルピコグループの各社が導入した貸切車の中で、ニューエアロクイーン2は比較的少数派といえる形式で、2000(平成12)年に当時の貸切各社を統合して発足したアルピコハイランドバスに在籍した車両だけで見ても13台に留まっており、全体からすれば数パーセントの占率しかありません。
(参考:ニューエアロクイーン2の先代にあたるエアロクイーンMVは8台の導入実績あり。)
これは、同じクラスの車両と位置づけることができる日野・セレガGJが、(セレガR-GJを含めて)62台も導入されていることから考えても、とても少ないことが分かります。
(参考:2000年以降、ハイランドに在籍したことのある車両は約200台ですので、およそ3分の1がセレガGJということになります。)

▲ 長野駅前に姿を見せたアルピコ交通のニューエアロクイーン2。少しブレてしまいましたが(^^;、登録番号は「長野200か10-99」です。
この車両、側面の社番は松本ナンバー時代の「28033」のままで、元は「松本22あ19-28」の登録番号を付けていた車両だということが分かります。さらに過去を辿ると、1998(平成10)年に当時の松電観光バスが20982号車として導入した車両です。
また、社名の標記も「アルピコハイランドバス」のままで、昨年12月に松本電鉄長野営業所(アルピコハイランドバス)が川中島バスに統合されて姿を消した長野ナンバーのハイランド車が復活したかのように見えます。
恐らく、大塚南のアルピコ交通長野支社(旧川中島バス)に転属した車両でしょうから、いずれ社番も40000番台に書き換えられてしまう可能性もあるため、転属過渡期の貴重な(?)姿が見られたのかもしれません。
(※) ハイランドに在籍した(している)ニューエアロクイーン2は、すべて松本・諏訪エリアの会社が導入しており、新車で長野エリアに導入されて車両というものは存在しません。今回目撃した28033号車が初めての長野ナンバー車かと思ったのですが、これまでの調査資料から、これ以外にも過去に少なくとも3台が転属により長野ナンバーを付けていることが分かりました(いずれも廃車済みで在籍しない車両ばかりです。)。
・ 23069号車:長野200か・302(←松本22あ16-18 元・諏訪バス30861号車)
・ 23070号車:長野200か・303(←松本22あ16-19 元・諏訪バス30859号車)
・ 24073号車:長野200か・571(←松本22あ16-32 元・諏訪バス30864号車)
なお、本文中に記載した車両の台数は、公式の資料を参考にしながら独自の調査結果を加えて出しているものであり、未把握の車両については考慮できておりません。
そもそも、アルピコグループの各社が導入した貸切車の中で、ニューエアロクイーン2は比較的少数派といえる形式で、2000(平成12)年に当時の貸切各社を統合して発足したアルピコハイランドバスに在籍した車両だけで見ても13台に留まっており、全体からすれば数パーセントの占率しかありません。
(参考:ニューエアロクイーン2の先代にあたるエアロクイーンMVは8台の導入実績あり。)
これは、同じクラスの車両と位置づけることができる日野・セレガGJが、(セレガR-GJを含めて)62台も導入されていることから考えても、とても少ないことが分かります。
(参考:2000年以降、ハイランドに在籍したことのある車両は約200台ですので、およそ3分の1がセレガGJということになります。)

▲ 長野駅前に姿を見せたアルピコ交通のニューエアロクイーン2。少しブレてしまいましたが(^^;、登録番号は「長野200か10-99」です。
この車両、側面の社番は松本ナンバー時代の「28033」のままで、元は「松本22あ19-28」の登録番号を付けていた車両だということが分かります。さらに過去を辿ると、1998(平成10)年に当時の松電観光バスが20982号車として導入した車両です。
また、社名の標記も「アルピコハイランドバス」のままで、昨年12月に松本電鉄長野営業所(アルピコハイランドバス)が川中島バスに統合されて姿を消した長野ナンバーのハイランド車が復活したかのように見えます。
恐らく、大塚南のアルピコ交通長野支社(旧川中島バス)に転属した車両でしょうから、いずれ社番も40000番台に書き換えられてしまう可能性もあるため、転属過渡期の貴重な(?)姿が見られたのかもしれません。
(※) ハイランドに在籍した(している)ニューエアロクイーン2は、すべて松本・諏訪エリアの会社が導入しており、新車で長野エリアに導入されて車両というものは存在しません。今回目撃した28033号車が初めての長野ナンバー車かと思ったのですが、これまでの調査資料から、これ以外にも過去に少なくとも3台が転属により長野ナンバーを付けていることが分かりました(いずれも廃車済みで在籍しない車両ばかりです。)。
・ 23069号車:長野200か・302(←松本22あ16-18 元・諏訪バス30861号車)
・ 23070号車:長野200か・303(←松本22あ16-19 元・諏訪バス30859号車)
・ 24073号車:長野200か・571(←松本22あ16-32 元・諏訪バス30864号車)
なお、本文中に記載した車両の台数は、公式の資料を参考にしながら独自の調査結果を加えて出しているものであり、未把握の車両については考慮できておりません。