2021/12/02
【アルピコ交通】 アルピコ交通がアルピコ交通東京を吸収合併
アルピコ交通の公式サイトの情報によりますと、アルピコ交通は「2021年12月1日付で、子会社であるアルピコ交通東京株式会社を吸収合併」し、「今後はアルピコ交通の東京支社として営業を継続」する-とのことです。

アルピコ交通東京は、2012(平成24)年11月に「アルピコ交通東京支社(東京営業所)」として開設されたものを、2015年4月にアルピコ交通の100%子会社として分社化されたものですが、6年8か月の時を経て元のアルピコ交通東京支社に戻った形になります。
同社は新宿~松本間の高速バスや「さわやか信州号」などの運行を中心に行ない、2017年12月には江戸川営業所を開設するなど、順調に東京での営業を拡大してきたように見えましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響による高速バスの長期運休や貸切バスの需要低迷などが続き、2020年には江戸川営業所を廃止したようで(公式発表はないようですが、昨年以降足立ナンバーの車両を見かけなくなりました…)、子会社単体としての営業が困難になったものと推測されます。
趣味的に見れば、車両の後部に表記される「アルピコ交通東京」の表記が見られなくなるため、表記が変更される車両を改めて記録していく必要が出てきました。

▲ フォントの異なる文字による社名ロゴが、パネル中心から偏った位置に貼られていることが、アルピコ交通とアルピコ交通東京の転属を重ねたことを物語る例。貸切車の26096号車の非公式側の社名表記ですが、下の空白はかつて「アルピコ交通/川中島バス」の2段表記だった名残です。こうした変化も今後は見られなくなります。

アルピコ交通東京は、2012(平成24)年11月に「アルピコ交通東京支社(東京営業所)」として開設されたものを、2015年4月にアルピコ交通の100%子会社として分社化されたものですが、6年8か月の時を経て元のアルピコ交通東京支社に戻った形になります。
同社は新宿~松本間の高速バスや「さわやか信州号」などの運行を中心に行ない、2017年12月には江戸川営業所を開設するなど、順調に東京での営業を拡大してきたように見えましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響による高速バスの長期運休や貸切バスの需要低迷などが続き、2020年には江戸川営業所を廃止したようで(公式発表はないようですが、昨年以降足立ナンバーの車両を見かけなくなりました…)、子会社単体としての営業が困難になったものと推測されます。
趣味的に見れば、車両の後部に表記される「アルピコ交通東京」の表記が見られなくなるため、表記が変更される車両を改めて記録していく必要が出てきました。
▲ フォントの異なる文字による社名ロゴが、パネル中心から偏った位置に貼られていることが、アルピコ交通とアルピコ交通東京の転属を重ねたことを物語る例。貸切車の26096号車の非公式側の社名表記ですが、下の空白はかつて「アルピコ交通/川中島バス」の2段表記だった名残です。こうした変化も今後は見られなくなります。