2016/08/25
【アルピコ交通】 白馬営業所の45327号車、諏訪地区で活躍中!
「バスマガジン Vol.78」に掲載された車両リストには、あと3台が在籍するのみとなっているアルピコ交通白馬営業所(旧川中島バス)の西工58MC車体を持ついすゞU-LV318N-元々は松本電鉄バスにより、1993(平成5)年に上高地方面等への輸送用に新島々営業所に10台が配備された高出力車でしたが、翌年から始まったハイブリッド車両(日野ブルーリボンHIMR)の大量導入により早々にその任を解かれ、松本営業所で市内線向けに活躍したのち、白馬営業所に安住の地を得ていました。
その後、白馬地区の観光路線の縮小や、後継車両の登場により、徐々に勢力を縮小してきており、今年5月現在では45321号車、45327号車、45329号車(松本電鉄時代は、それぞれ10321、10327、10329号車)の3台が残るのみで、経年や車体の状態を考えるとその活躍もそう長くはないだろうと思っていたところ、ごく最近になってこのうちの1台に意外な動きがありました。
何と、45327号車が諏訪支社(旧諏訪バス)へ転属し、白樺湖や霧ヶ峰方面への観光路線に使われるようになったのです!
▲ 霧ヶ峰方面からの観光客を乗せてビーナスラインを走り、茅野駅前に下りてきた45327号車(松本22あ16-07)。本来であれば諏訪ナンバーへ登録変更されるべきところでしょうが、転属から日が浅いためかまだ松本ナンバーのまま走っていました。
▲ そして茅野駅前でお客さんを降ろした後、茅野営業所に向かいます。車体の随所に傷みは見られますが、山岳路線を1時間以上もロングランする運用に就けるということは、まだまだその健脚が衰えていない証拠でしょうか。
なお、諏訪支社には2011(平成23)年夏頃から3年余りの間、同型の45324号車(元10324号車)が33168号車として転属して活躍しており、同型車の転属はこれで2例目ということになります。
今や貴重となったクリーム色ベースの車体、導入当時に話題を呼んだ西日本車体工業製のボディは、車齢20年超という状況を考えると、いよいよもって先は長くないのかもしれませんが、1日でも長く諏訪地区で活躍してくれるのを期待したいところです。
その後、白馬地区の観光路線の縮小や、後継車両の登場により、徐々に勢力を縮小してきており、今年5月現在では45321号車、45327号車、45329号車(松本電鉄時代は、それぞれ10321、10327、10329号車)の3台が残るのみで、経年や車体の状態を考えるとその活躍もそう長くはないだろうと思っていたところ、ごく最近になってこのうちの1台に意外な動きがありました。
何と、45327号車が諏訪支社(旧諏訪バス)へ転属し、白樺湖や霧ヶ峰方面への観光路線に使われるようになったのです!
▲ 霧ヶ峰方面からの観光客を乗せてビーナスラインを走り、茅野駅前に下りてきた45327号車(松本22あ16-07)。本来であれば諏訪ナンバーへ登録変更されるべきところでしょうが、転属から日が浅いためかまだ松本ナンバーのまま走っていました。
▲ そして茅野駅前でお客さんを降ろした後、茅野営業所に向かいます。車体の随所に傷みは見られますが、山岳路線を1時間以上もロングランする運用に就けるということは、まだまだその健脚が衰えていない証拠でしょうか。
なお、諏訪支社には2011(平成23)年夏頃から3年余りの間、同型の45324号車(元10324号車)が33168号車として転属して活躍しており、同型車の転属はこれで2例目ということになります。
今や貴重となったクリーム色ベースの車体、導入当時に話題を呼んだ西日本車体工業製のボディは、車齢20年超という状況を考えると、いよいよもって先は長くないのかもしれませんが、1日でも長く諏訪地区で活躍してくれるのを期待したいところです。
この記事へのコメント
こんばんは
ワタシも今月の初旬あたりからこの車が茅野車庫に居るのを見ていましたが、既に運用に就いていたのですね
明らかに見慣れないクリーム色の路線車が居るなぁ…と思ったのですが、まさか車齢20年以上の車がやって来るとは思いませんでした
Posted by 資材屋 at 2016年08月27日 20:20
>> 資材屋さん
こんばんは(^^)/
コメントをいただきまして、ありがとうございます。
私が撮影したのは、今月中旬ですので、意外に早くに運用入りしていたようですね。
車齢云々で先行きが…とは言いつつも、方向幕はしっかり諏訪地区のものに装備し直されていますので、案外向こう1年くらいは安泰だったりして…なんて思ってしまいます(^^;
Posted by ホリデー横浜 at 2016年08月27日 23:33