2013/10/31
【京浜急行】 10月26日ダイヤ改正で消えた京急車の「浅草橋行き」
京浜急行と関係する乗入れ各社は、10月26日(土)にダイヤ改正を行ないましたが、この改正に伴って車両運用が変わった結果、京急車による珍運用の一つ、「浅草橋行き」の運用が消滅してしまいました。
この運用は、平日73H(2472H)、土休日63H(2462H)の運行番号が与えられ、青砥009発→浅草橋024着の普通列車として走りますが、1日1本だけの浅草橋行きで、京成押上線~都営浅草線の上り(南行)最終列車、かつ他社線内のみで完結する京急車のアルバイト的運用…と、“珍しいことずくめ”の運用でした。
今年夏、所用で都内を訪れた際、偶々宿泊先を浅草橋駅近くに確保していたのですが、ふとこの列車の存在を思い出し、こんな時でなければ見られない(乗れない)だろうと思い、夜更かしして出かけたのです(^^;
梅雨時の大雨に見舞われた日でしたが、浅草橋から乗った電車を押上で下車し、2472H列車の前運用となる2373H列車(押上始発の青砥行き普通列車)に乗り換え、青砥到着後にいったん改札口を出て再入場します。

▲ 1番線の発車案内表示。時刻はもうすぐ1日が終わろうとしている23時50分頃、この時間、すでに京急線方面へ直通する電車は終了しており、残るは都営浅草線を全線走る西馬込行きの終電と、浅草橋行きの終電の2本を残すのみとなっています。

▲ 青砥駅は、方面別にホームの階層が分かれているため、青砥止まりで到着した2373H列車の車両はいったん引上げ線に入り、西馬込行き終電車が出た後、1番線ホームに入線してきます。

▲ この日はシーメンス製インバータを装備する新1000形1033編成が充当されていました。昼間の喧騒がウソのように静かなホームに、乗客のほとんどいない電車が発車を待っています。

▲ 「普通 浅草橋」の行先表示。実際の運行中にこの行先表示を見るのはこれが初めてです。
日が変わって0時09分、8両編成の浅草橋行きは各車両に1~2名ずつ程度の乗客を乗せて青砥を発車しました。京成押上線及び都営浅草線の駅に1つずつ停まりますが、乗り降りはほとんどないまま15分後の0時24分に終点の浅草橋に到着します。

▲ 浅草橋に到着した終電。僅かな乗客が下車すると同時にドアが閉まり、行先表示も「回送」に変わりました。
終電ということもあり、これ以上駅に留まっていることができなかったため、この電車がどのように翌朝まで過ごすのかは分かりませんでしたが、浅草橋には押上方に車両留置・折り返しのための引上げ線がありますので、恐らくそこで夜明かしをして、翌朝の浅草橋始発青砥行き普通列車になるものと思われます。
この運用、10月26日(土)改正以降は都営車の担当になり、平日03T(2402T)、土休日09T(2408T)の運行番号になっています。
なお、以前からダイヤ改正ごとに運用される車両がしばしば変更されており、また京急車がこの運用を担当するようになるかもしれませんね(^^;
この運用は、平日73H(2472H)、土休日63H(2462H)の運行番号が与えられ、青砥009発→浅草橋024着の普通列車として走りますが、1日1本だけの浅草橋行きで、京成押上線~都営浅草線の上り(南行)最終列車、かつ他社線内のみで完結する京急車のアルバイト的運用…と、“珍しいことずくめ”の運用でした。
今年夏、所用で都内を訪れた際、偶々宿泊先を浅草橋駅近くに確保していたのですが、ふとこの列車の存在を思い出し、こんな時でなければ見られない(乗れない)だろうと思い、夜更かしして出かけたのです(^^;
梅雨時の大雨に見舞われた日でしたが、浅草橋から乗った電車を押上で下車し、2472H列車の前運用となる2373H列車(押上始発の青砥行き普通列車)に乗り換え、青砥到着後にいったん改札口を出て再入場します。

▲ 1番線の発車案内表示。時刻はもうすぐ1日が終わろうとしている23時50分頃、この時間、すでに京急線方面へ直通する電車は終了しており、残るは都営浅草線を全線走る西馬込行きの終電と、浅草橋行きの終電の2本を残すのみとなっています。

▲ 青砥駅は、方面別にホームの階層が分かれているため、青砥止まりで到着した2373H列車の車両はいったん引上げ線に入り、西馬込行き終電車が出た後、1番線ホームに入線してきます。

▲ この日はシーメンス製インバータを装備する新1000形1033編成が充当されていました。昼間の喧騒がウソのように静かなホームに、乗客のほとんどいない電車が発車を待っています。

▲ 「普通 浅草橋」の行先表示。実際の運行中にこの行先表示を見るのはこれが初めてです。
日が変わって0時09分、8両編成の浅草橋行きは各車両に1~2名ずつ程度の乗客を乗せて青砥を発車しました。京成押上線及び都営浅草線の駅に1つずつ停まりますが、乗り降りはほとんどないまま15分後の0時24分に終点の浅草橋に到着します。

▲ 浅草橋に到着した終電。僅かな乗客が下車すると同時にドアが閉まり、行先表示も「回送」に変わりました。
終電ということもあり、これ以上駅に留まっていることができなかったため、この電車がどのように翌朝まで過ごすのかは分かりませんでしたが、浅草橋には押上方に車両留置・折り返しのための引上げ線がありますので、恐らくそこで夜明かしをして、翌朝の浅草橋始発青砥行き普通列車になるものと思われます。
この運用、10月26日(土)改正以降は都営車の担当になり、平日03T(2402T)、土休日09T(2408T)の運行番号になっています。
なお、以前からダイヤ改正ごとに運用される車両がしばしば変更されており、また京急車がこの運用を担当するようになるかもしれませんね(^^;