2010/08/13
【乗車記】 松本電鉄バス・梓川線のお名残乗車
松本電鉄バスが運行していた梓川線(一日市場駅前~立田(りゅうだ)~八景山(やけやま))は、7月30日(金)をもって路線休止となり、8月2日(月)からは一部区間においては松本市西部地域コミュニティバス梓川線として運行されるようになりました。
7月下旬のある日、梓川線へのお名残乗車をしようと企て、高速バスと大糸線を乗り継ぎ、友人と合わせて3人で一日市場駅までやってきました。
梓川線に乗車するのは2009年1月以来2度目です。乗車するのは、一日市場駅前1430発⇒八景山1507着の便です。一日市場駅で大糸線を降り、駅前へ出ると既にバスは待機していました。乗客は私たち以外に地元の方数名です。

▲ 一日市場駅前で出発を待つ梓川線のバス。新島々営業所の日野ブルーリボンHIMRがこの路線を担当しています。

▲ 後扉の脇には、梓川線の経由地が書かれたプレートが差さっています…が、雨に流れてしまったのか、下から古いプレートの文字が見えてしまっています。ちなみに“安曇野線(松本BT~梓橋~立石~成相~豊科?穂高?)”のプレートを流用しているようです(^^;

▲ 運転席の後には時刻表や運賃表など、この路線の案内が掲出されていました。
一日市場駅前を出発すると、安曇野市の三郷地区(旧南安曇郡三郷村)の端を回り、松本市の梓川地区(旧南安曇郡梓川村)へ入っていきます。途中、横沢下町の停留所からは前身の旧立田線(松本BT~梓橋~立田~八景山ほか。平成20年12月改正で廃止)のルートに復帰します。この辺りから先は、基本的に梓川の左岸に沿って走ります。
途中乗車するお客さんもなく(夏休みでなければ、梓川小学校前から小学生が乗ることもあるのですが…)、始発から乗ってきたお客さんは1人、また1人と降りていき、ついには私たちだけになってしまいました。
終点八景山に着いたのは一日市場駅を出発してから30分後、700円の運賃を支払い下車します。八景山から先は、もう少し走れば国道158号に合流するのですが、バスはここで終点です(バスは、新島々営業所との回送にこの道を使います。)。公民館の駐車場でグルッと転回し、「スクール」のマグネットを車体に貼り付けて、バスは今来た道を戻っていきました。

▲ 終点八景山に着いた時の運賃表。始発からは700円ナリ。

▲ 八景山の公民館の駐車場で折り返し。車体には、この後の運用に備えて“スクール”のマグネットを貼付しています。

▲ 八景山まで入ってくると、ご覧のとおりの狭隘路です。スクール運用のため、今来た道を引き返して行きました。
なお、八景山のバス停には、この路線の休止(実質的な廃止…?)とコミュニティバスへの移行を知らせる文書が下げられていました。

▲ 八景山のバス停ポール。比較的新しい…と思ったら、下には「美芳町(旧・国道塩尻線の停留所)」の文字が透けて見えました(^^;

▲ バス停に下げられていた梓川線の運行形態変更に関する文書。
梓川線運行開始当初は、昔のデザインのバス停ポールを使用していた(立田線からの使い回し)のですが、錆が酷かったためかいつの間にか新しいポールに交換されています。
(これ以降は、2009年1月に撮影した写真です。)

▲ 梓川線運行開始から間もない2009年1月当時、この時はまだ昔のデザインのバス停ポールを使用していました。

▲ ただし、駐車場側はアルピコデザインの現行版です。

▲ バス停看板のアップを。

▲ 八景山停留所全景。手前が一日市場駅方面、向こうが国道158号方面。南側(公民館側)には梓川が流れています。現在、このバス停にはジャンボタクシーを使用したコミュニティバスがやってきます。
さようなら立田線、そして梓川線。今までありがとう…
7月下旬のある日、梓川線へのお名残乗車をしようと企て、高速バスと大糸線を乗り継ぎ、友人と合わせて3人で一日市場駅までやってきました。
梓川線に乗車するのは2009年1月以来2度目です。乗車するのは、一日市場駅前1430発⇒八景山1507着の便です。一日市場駅で大糸線を降り、駅前へ出ると既にバスは待機していました。乗客は私たち以外に地元の方数名です。
▲ 一日市場駅前で出発を待つ梓川線のバス。新島々営業所の日野ブルーリボンHIMRがこの路線を担当しています。
▲ 後扉の脇には、梓川線の経由地が書かれたプレートが差さっています…が、雨に流れてしまったのか、下から古いプレートの文字が見えてしまっています。ちなみに“安曇野線(松本BT~梓橋~立石~成相~豊科?穂高?)”のプレートを流用しているようです(^^;
▲ 運転席の後には時刻表や運賃表など、この路線の案内が掲出されていました。
一日市場駅前を出発すると、安曇野市の三郷地区(旧南安曇郡三郷村)の端を回り、松本市の梓川地区(旧南安曇郡梓川村)へ入っていきます。途中、横沢下町の停留所からは前身の旧立田線(松本BT~梓橋~立田~八景山ほか。平成20年12月改正で廃止)のルートに復帰します。この辺りから先は、基本的に梓川の左岸に沿って走ります。
途中乗車するお客さんもなく(夏休みでなければ、梓川小学校前から小学生が乗ることもあるのですが…)、始発から乗ってきたお客さんは1人、また1人と降りていき、ついには私たちだけになってしまいました。
終点八景山に着いたのは一日市場駅を出発してから30分後、700円の運賃を支払い下車します。八景山から先は、もう少し走れば国道158号に合流するのですが、バスはここで終点です(バスは、新島々営業所との回送にこの道を使います。)。公民館の駐車場でグルッと転回し、「スクール」のマグネットを車体に貼り付けて、バスは今来た道を戻っていきました。
▲ 終点八景山に着いた時の運賃表。始発からは700円ナリ。
▲ 八景山の公民館の駐車場で折り返し。車体には、この後の運用に備えて“スクール”のマグネットを貼付しています。
▲ 八景山まで入ってくると、ご覧のとおりの狭隘路です。スクール運用のため、今来た道を引き返して行きました。
なお、八景山のバス停には、この路線の休止(実質的な廃止…?)とコミュニティバスへの移行を知らせる文書が下げられていました。
▲ 八景山のバス停ポール。比較的新しい…と思ったら、下には「美芳町(旧・国道塩尻線の停留所)」の文字が透けて見えました(^^;
▲ バス停に下げられていた梓川線の運行形態変更に関する文書。
梓川線運行開始当初は、昔のデザインのバス停ポールを使用していた(立田線からの使い回し)のですが、錆が酷かったためかいつの間にか新しいポールに交換されています。
(これ以降は、2009年1月に撮影した写真です。)
▲ 梓川線運行開始から間もない2009年1月当時、この時はまだ昔のデザインのバス停ポールを使用していました。
▲ ただし、駐車場側はアルピコデザインの現行版です。
▲ バス停看板のアップを。
▲ 八景山停留所全景。手前が一日市場駅方面、向こうが国道158号方面。南側(公民館側)には梓川が流れています。現在、このバス停にはジャンボタクシーを使用したコミュニティバスがやってきます。
さようなら立田線、そして梓川線。今までありがとう…