2011/08/17
【松本電鉄】 HIMR車の最初期車健在!
1994(平成6)年、松本電鉄バスに最初の低公害車両が配属されました。
上高地へ乗り入れる路線バスから排出される窒素酸化物等の有害物質の低減を図るため、日野自動車のブルーリボンHIMR(Hybrid Inverter-controlled Motor and Retarder system の頭文字をとったもの)が4台投入されたのがその始まりで、実用試験を兼ねた運行からスタートしました。その翌年からは10台程度のまとまった台数の増備が繰り返され、現在その数を80台近くにまで伸ばしています(最終増備は2004(平成16)年、2002年からはブルーリボンに代わりセレガタイプの車両が導入されています。)。
当初はすべて新島々営業所に配属されたこれらの低公害車両も、車両の需要数の変化や経年により、本来の上高地運用から撤退した車両も相当数に登っており、現在は松本営業所(旧松本電鉄バス本社)や大町営業所(旧川中島バス大町営業所)等に転属し、一般の路線バスやスクールバスとして活躍を続けています。
その中で、1994年に最初に投入されたブルーリボンHIMR(10470~10473号車)のうち3台は、大町営業所に転属して専らスクール運用に使われていますが、10473号車だけは現在も古巣の新島々営業所に所属し、主に波動用に使われているようです。
先日、白馬を訪れた際に、この10473号車が「白馬Alps花三昧シャトルバス」として使用されているのを目撃し、製造後17年を経過していながらも、まだまだ健在であることにひと安心しました(^^;
▲ 「白馬Alps花三昧シャトルバス」として白馬駅前に発着する10473号車。松本22ナンバーのバスもその数がかなり減っているものと思われます。旧川中島バスエリアに旧松本電鉄の車両が応援に駆けつける-アルピコ交通統合による効果なのかもしれませんね。
上高地へ乗り入れる路線バスから排出される窒素酸化物等の有害物質の低減を図るため、日野自動車のブルーリボンHIMR(Hybrid Inverter-controlled Motor and Retarder system の頭文字をとったもの)が4台投入されたのがその始まりで、実用試験を兼ねた運行からスタートしました。その翌年からは10台程度のまとまった台数の増備が繰り返され、現在その数を80台近くにまで伸ばしています(最終増備は2004(平成16)年、2002年からはブルーリボンに代わりセレガタイプの車両が導入されています。)。
当初はすべて新島々営業所に配属されたこれらの低公害車両も、車両の需要数の変化や経年により、本来の上高地運用から撤退した車両も相当数に登っており、現在は松本営業所(旧松本電鉄バス本社)や大町営業所(旧川中島バス大町営業所)等に転属し、一般の路線バスやスクールバスとして活躍を続けています。
その中で、1994年に最初に投入されたブルーリボンHIMR(10470~10473号車)のうち3台は、大町営業所に転属して専らスクール運用に使われていますが、10473号車だけは現在も古巣の新島々営業所に所属し、主に波動用に使われているようです。
先日、白馬を訪れた際に、この10473号車が「白馬Alps花三昧シャトルバス」として使用されているのを目撃し、製造後17年を経過していながらも、まだまだ健在であることにひと安心しました(^^;
▲ 「白馬Alps花三昧シャトルバス」として白馬駅前に発着する10473号車。松本22ナンバーのバスもその数がかなり減っているものと思われます。旧川中島バスエリアに旧松本電鉄の車両が応援に駆けつける-アルピコ交通統合による効果なのかもしれませんね。