【川中島バス】 さよなら“620”ツアー(その6)

一昨日、昨日と“速報”を割り込ませてしまったためお休みしましたが、引き続き“620”ツアーの記事をお送りします。予定では、今回とあともう1回で長野駅東口まで戻れるかと思います(^^;


めがね橋から“アプトの道”を下り始めました。急勾配で有名な碓氷峠ですから、トンネルの中も当然、かなりの下り坂です。これから先、県歌「信濃の国」に謳われている“穿つ隧道二十六”のトンネルのうち、5本を歩いていくことになります。


【川中島バス】 さよなら“620”ツアー(その6)
▲ 第5隧道内部より軽井沢方を見たところです。地面がかなりの勾配を描いているのが分かります。
 (※ 2003年10月26日に撮影。)


【川中島バス】 さよなら“620”ツアー(その6)
▲ 第5隧道入口(横川方、以下同)。長さ234.1メートルのこのトンネルは、今回歩いた5本の中で最も長いトンネルです。中は緩やかにカーブしており、入った時に反対側の坑口は見えません。


【川中島バス】 さよなら“620”ツアー(その6)
▲ 第4隧道入口。長さ100.26メートルで、第5隧道に続きすぐにまたトンネルです。


【川中島バス】 さよなら“620”ツアー(その6)
▲ 第3隧道入口。長さ77.53メートルの比較的短いトンネルで、出口の向こうには第4、第5隧道の入口が見えます。この第3隧道入口から出ると、すぐに国道18号旧道がオーバークロスし、アプトの道は碓氷湖へと下りて行きます。


【川中島バス】 さよなら“620”ツアー(その6)
▲ しばらく下りていくと、右手に碓氷湖が見えてきます。昭和32年に碓氷川の流れを堰き止めて建設された坂本ダムによって形成される人造湖です。アプト時代に車窓に見ることができたのは、末期の僅か5~6年の期間だけです。


【川中島バス】 さよなら“620”ツアー(その6)
▲ 第2隧道入口。長さ112.76メートルのトンネルで、珍しい意匠が残るトンネルです。


【川中島バス】 さよなら“620”ツアー(その6)
【川中島バス】 さよなら“620”ツアー(その6)
▲ 第2隧道の出入口にそれぞれ数メートルの間だけ施された“山目地”という意匠。当時の職人さんの心意気が感じられるデザインだと思います!


【川中島バス】 さよなら“620”ツアー(その6)
▲ 第1隧道入口。長さ186.06メートル。横川を出た列車が最初に入るトンネルがこのトンネルでした。


この第1隧道、旧線の廃線後に横川方の坑口を埋められ、1990年代半ばまでは僅かに笠石が顔を出している程度でした。しかし、信越本線横川~軽井沢間の廃止間際になって掘り起こされ、その後の整備を経て今日に至っています。


【川中島バス】 さよなら“620”ツアー(その6)
▲ 掘り返し中の第1隧道入口。ちょうど全容が見えた頃です。
 (※ 1997年夏頃に撮影。)


最後のトンネルを出て、再び国道18号旧道を潜ると、間もなく“峠の湯”です。


《参考資料》碓氷峠観光案内所HP URL:http://www.k2.dion.ne.jp/~usui/index.htm
(※ トンネルの構造物名、長さ等は、ここのデータを引用しました。)


(つづく)


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