2010/08/08
【松本電鉄】 会田線もついに…
先日、用事があって松本市四賀地域(旧東筑摩郡四賀村)へ行ってきました。そのついでに、松本市役所四賀支所(旧四賀村役場)へ立ち寄ったところ、思わぬ情報が入手できました。
それが、このチラシです。
【表面】

【裏面】

このチラシの要点をまとめますと、「四賀地域の公共交通のあり方を検討する中で、松本電鉄四賀線、同会田線、市営バスの運行ルート及びダイヤを大幅に見直す計画案を作成した。ついては、利用者である住民との意見交換会を行なうので、参加をお願いしたい」ということです。
そして、その見直し案の中に、ついに次の事項が載ってしまいました。
「2 松本電鉄会田線 / ○平成22年9月30日をもって、休廃止とします。」
(原文のまま)
【参考写真その1】

▲ 会田線の向原(むかいばら)行き。会田から中川・原山を通って向原まで行く路線は、2009年7月の改正で廃止されてしまいました。(1994年夏頃の撮影。車両は明科営業所の10852号車で、1978年式のいすゞ+北村のBU04です。)
“休廃止”という表現がよく分かりません(“休止”なのか“廃止”なのか、案の段階では決めかねている-ということかも知れません。)が、いずれにしてもこの案が承認されてしまえば、会田線は9月末をもって走らなくなってしまいます。
7月末には梓川線が休止(といっても事実上の“廃止”でしょうが…)されたばかりですが、立て続けに松本駅・松本BT以外の地点を起終点とする路線がなくなろうとしています。一部区間では、四賀線のルート変更及び市営バスによって代替されますが、かつて営業所の置かれていた明科から、松電バスが完全撤退してしまうのは、何とも寂しい話です。
バスの利用実態からしても、意見交換会においてこの案がひっくり返るような事態が起こることは到底望めないでしょうから、あとは淡々と粛々と「案」の文字が取られて実行されていくことになるのでしょう。
ちなみにこの日、夕方に時間ができたので、松本に住んでいる親戚の協力を得て、会田線の夕方の便(明科駅前発保福寺下町行き)に乗ることができました。その様子もまた改めてご紹介したいと思います。
【参考写真その2】

▲ 会田線の矢久(やきゅう)行き。会田から国道143号を横断し、召田・本村・矢久を通って小胡桃まで行く路線も既に過去のものです(現在は市営バスが代替)。(上の写真と同じく、1994年夏頃の撮影と思われます。車両も同じ10852号車です。)
※ この記事は、松本市四賀支所(生活環境課)が住民に対して示した見直し「案」を基に記載したものです。今後、住民との意見交換会等を経て正式決定等されていくものであり、現時点ではいずれも未定の事項ですので、お間違いのないようご注意ください。
それが、このチラシです。
【表面】

【裏面】

このチラシの要点をまとめますと、「四賀地域の公共交通のあり方を検討する中で、松本電鉄四賀線、同会田線、市営バスの運行ルート及びダイヤを大幅に見直す計画案を作成した。ついては、利用者である住民との意見交換会を行なうので、参加をお願いしたい」ということです。
そして、その見直し案の中に、ついに次の事項が載ってしまいました。
「2 松本電鉄会田線 / ○平成22年9月30日をもって、休廃止とします。」
(原文のまま)
【参考写真その1】

▲ 会田線の向原(むかいばら)行き。会田から中川・原山を通って向原まで行く路線は、2009年7月の改正で廃止されてしまいました。(1994年夏頃の撮影。車両は明科営業所の10852号車で、1978年式のいすゞ+北村のBU04です。)
“休廃止”という表現がよく分かりません(“休止”なのか“廃止”なのか、案の段階では決めかねている-ということかも知れません。)が、いずれにしてもこの案が承認されてしまえば、会田線は9月末をもって走らなくなってしまいます。
7月末には梓川線が休止(といっても事実上の“廃止”でしょうが…)されたばかりですが、立て続けに松本駅・松本BT以外の地点を起終点とする路線がなくなろうとしています。一部区間では、四賀線のルート変更及び市営バスによって代替されますが、かつて営業所の置かれていた明科から、松電バスが完全撤退してしまうのは、何とも寂しい話です。
バスの利用実態からしても、意見交換会においてこの案がひっくり返るような事態が起こることは到底望めないでしょうから、あとは淡々と粛々と「案」の文字が取られて実行されていくことになるのでしょう。
ちなみにこの日、夕方に時間ができたので、松本に住んでいる親戚の協力を得て、会田線の夕方の便(明科駅前発保福寺下町行き)に乗ることができました。その様子もまた改めてご紹介したいと思います。
【参考写真その2】

▲ 会田線の矢久(やきゅう)行き。会田から国道143号を横断し、召田・本村・矢久を通って小胡桃まで行く路線も既に過去のものです(現在は市営バスが代替)。(上の写真と同じく、1994年夏頃の撮影と思われます。車両も同じ10852号車です。)
※ この記事は、松本市四賀支所(生活環境課)が住民に対して示した見直し「案」を基に記載したものです。今後、住民との意見交換会等を経て正式決定等されていくものであり、現時点ではいずれも未定の事項ですので、お間違いのないようご注意ください。