2012/11/10
【川中島バス】 96158号車登場!
川中島バスに新しく高速バス用車両が登場しています。
…と言っても、新車ではなくグループ内の転属&貸切車の路線転用改造により誕生した車両で、新たに「96158号車」の社番が与えられました。
▲ 長野~松本線の運用に就く96158号車。長野での登録番号は、「長野200か11-88」となりました。
タネ車は、諏訪バスに在籍していた貸切車のふそうエアロバス・30870号車(松本22あ18-06)で、路線転用にあたり、外観上では行先表示器(LED)を前面(行灯内)及び側面(1スパン目のT字窓の上部固定窓部分)に取り付け、諏訪バス時代に装備していた側面サボ受けの撤去などが行なわれています。
(車輛内部では、ワンマン運転用の放送装置や降車ボタン、運賃箱、次停留所案内装置などが取り付けられているものと思われます。)
▲ 車両後方から。路線名等を表示するための後部の札差しは、そのまま存置されています。
▲ 屋根上に残る諏訪バス時代の社番を示す「30870」の大きなカッティング文字。これがタネ車を特定する決め手になりました(^^;
▲ 車両側面に貼られた新社番「96158」の数字。今のところ、光の加減で旧社番の「30870」の剥がし跡が見えることがあります(^^;
▲ LED設置に伴い撤去されたサボ受けの跡。コントラストをいじってみましたが、今一つ判然としませんね… 赤い矢印の先にビスが残っているのですが、お分かりいただけますでしょうか。
(走行中の画像からトリミングしたので尚更ですね。実車にカメラを向けている時は気がつかなかったので、また機会を見て記録し直しておかなくては…(^^;)
トイレの設置は行なわれていないようですので、平日は高速バス・長野~松本線で主に使用され、休日は長野~新宿線の増車などで使用されるものと思われます。
なお、この車両の登場により、代替に老朽化が進んでいると思われる幕式の日野セレガFD・42088~42090号車あたりが廃車になるのかもしれません。
また、新社番が「96158号車」で、6月12日(火)の記事で紹介した「96156号車」との間に1台分空いていることになりますが、旧社番順でいけば同じ諏訪バスの貸切車の「30869号車」(松本22あ18-05)が「96157号車」に該当することになるのではないでしょうか。
★ ☆ ★ ☆ ★
最後に96158号車の諏訪バス時代の画像です。
通常の貸切運用の他に、諏訪地区と新宿を結ぶ高速バスの増車として新宿西口にも顔を出していました。
▲ 岡谷~新宿線の2号車として、京王のバスとペアを組んで新宿へ到着した30870号車。リアの札差しには、「中央高速バス」のプレートが差さっています。
…と言っても、新車ではなくグループ内の転属&貸切車の路線転用改造により誕生した車両で、新たに「96158号車」の社番が与えられました。
▲ 長野~松本線の運用に就く96158号車。長野での登録番号は、「長野200か11-88」となりました。
タネ車は、諏訪バスに在籍していた貸切車のふそうエアロバス・30870号車(松本22あ18-06)で、路線転用にあたり、外観上では行先表示器(LED)を前面(行灯内)及び側面(1スパン目のT字窓の上部固定窓部分)に取り付け、諏訪バス時代に装備していた側面サボ受けの撤去などが行なわれています。
(車輛内部では、ワンマン運転用の放送装置や降車ボタン、運賃箱、次停留所案内装置などが取り付けられているものと思われます。)
▲ 車両後方から。路線名等を表示するための後部の札差しは、そのまま存置されています。
▲ 屋根上に残る諏訪バス時代の社番を示す「30870」の大きなカッティング文字。これがタネ車を特定する決め手になりました(^^;
▲ 車両側面に貼られた新社番「96158」の数字。今のところ、光の加減で旧社番の「30870」の剥がし跡が見えることがあります(^^;
▲ LED設置に伴い撤去されたサボ受けの跡。コントラストをいじってみましたが、今一つ判然としませんね… 赤い矢印の先にビスが残っているのですが、お分かりいただけますでしょうか。
(走行中の画像からトリミングしたので尚更ですね。実車にカメラを向けている時は気がつかなかったので、また機会を見て記録し直しておかなくては…(^^;)
トイレの設置は行なわれていないようですので、平日は高速バス・長野~松本線で主に使用され、休日は長野~新宿線の増車などで使用されるものと思われます。
なお、この車両の登場により、代替に老朽化が進んでいると思われる幕式の日野セレガFD・42088~42090号車あたりが廃車になるのかもしれません。
また、新社番が「96158号車」で、6月12日(火)の記事で紹介した「96156号車」との間に1台分空いていることになりますが、旧社番順でいけば同じ諏訪バスの貸切車の「30869号車」(松本22あ18-05)が「96157号車」に該当することになるのではないでしょうか。
★ ☆ ★ ☆ ★
最後に96158号車の諏訪バス時代の画像です。
通常の貸切運用の他に、諏訪地区と新宿を結ぶ高速バスの増車として新宿西口にも顔を出していました。
▲ 岡谷~新宿線の2号車として、京王のバスとペアを組んで新宿へ到着した30870号車。リアの札差しには、「中央高速バス」のプレートが差さっています。
この記事へのコメント
こんばんは
何と、30870号車が長野に転属ですかΣ( ̄□ ̄)!
車齢も車齢ですし、ここのところ車庫にも居なかったので、てっきり引退したかと思っていました・・・
Posted by 資材屋 at 2012年11月11日 19:19
>> 資材屋さん
こんばんは(^^)/ コメントをありがとうございます。
このところ、頻繁に諏訪バスと川バスで車両のやり取りをしているようで、もう何が何だか…(^^;;;
私も正直なところ、この転属には驚きました。私の推測どおり、この転属が最古参のセレガFDを玉突きにするためだとしたら、車齢的には僅か1年しか違わず、ひょっとするとワンポイントリリーフとなる可能性も高いのかなと思ったりしました。
他にも同年式のエアロバスが諏訪にいる(いた)わけですが、それらも長野へ来るのか、それともセレガGJの玉突きで引退しているのか、またそちらの情報もお待ちしておりますので、どうぞよろしくお願いいたします(^^)/
Posted by ホリデー横浜 at 2012年11月12日 01:46
同年式のエアロバスですが、見た限りでは一台も残っていないと思われます
30870以外の行方ですが、残念ながら私もわかりません(^^;)
ここのところ活発なグループ内各社での移籍、まだまだ続きそうな気がしますね
Posted by 資材屋 at 2012年11月12日 19:46
1年も違わないとなると車体の状態が良いから転用(頸南バスに譲渡された奴のように)なのかと思いもしましたが、あまり変わりそうになさそうですね。ワンポイントリリーフで入る前提だとは思いますが不思議です。
あと先日長野市のとある解体業者にアルピコカラーのメトロ窓のレインボーがほぼ部品が撤去された状態で解体待ちしてました。
サンマリーン長野の広告でしたので99501号車に置き換えられた40789号車かとは思いましたが、最近同型の40552号車を見ない気がするのでどっちだろうなんて思いました(kururu対応&公表すべきでない情報でしたらスミマセン)。
Posted by カレーパン at 2012年11月12日 23:46
>> 資材屋さん
こんばんは(^^)/ コメントをありがとうございます。
40870号車以外のエアロバスの姿が諏訪では見えない件、承知いたしました。合わせて情報提供についてもお礼申し上げます。…とすると川バスへの転属は今回の1台だけになるのかもしれませんね(^^;
でも、老朽化した車両をグループ内で状態の良い車両と差し替えていく手法は、今後もまだまだ続きそうで楽しみですね。
Posted by ホリデー横浜 at 2012年11月15日 00:15
>> カレーパンさん
こんばんは(^^)/ コメントをありがとうございます。
仰るとおり、年式云々というよりは、車体の状態(&外観からは判断できませんが、走行距離等諸々の状態)ではないかと思われます。
このところ、長野~松本線等で42090号車をたびたび見かけますが、車体は至るところで錆が浮き、ダイナミックストライプはかすれており、お世辞にも綺麗とは言い難い状態です。
そこへ行くと、今回転入した96158号車は、まだ外観もかなり綺麗であり、とても1年しか違わないとは思えない状態ですので、その辺りでリリーフに起用されたのではないでしょうか。
また、解体待ち車両の情報、ありがとうございます。
(どのような状況かは分かりかねますが、目撃された日時及び場所が特定されるものではございませんので、私個人の判断としては特に問題ないと認識しております。)
40552号車は、見かける頻度は落ちているものの、まだ予備車的な使われ方をしているようですので、だとしたら40553号車(大町の40789号車)でしょうか。
(諏訪バスにも同型(元遠州鉄道)のレインボーがいましたが、既に引退しているものと思われます。)
引き続き、よろしくお願いいたします(^^)/
Posted by ホリデー横浜 at 2012年11月15日 00:26