少し古い画像を漁っていたら、“オレンジリボン”の運動の趣旨を周知するエプロンをつけたバスの画像が出てきました。撮影した当時はそれほど気に留めていなかったのですが、ラッピングバスの代わりにこんな方法で周知していた時期もあったのですね(^^;


【川中島バス40481号車】



【長電バス368号車】




▲ オレンジをベースに、リボンのマークと「ストップ!児童虐待」「こどもを虐待から守りましょう!!」のフレーズが書かれたエプロンです。


このエプロンが取り付けられていたのは、2010年暮れ~2011年年明けの時期で、ちょうど川中島バスの40918号車“オレンジリボン”のラッピングバスになっていた時期と一致します。この時は、長野市内でこのラッピングバスになっていたのは40918号車だけだったと思われますが、代わりにこのようなエプロンでオレンジリボンの運動をPRしていたようです。




全くの主観のみで(長野市を中心とした)“バス”をテーマに、今年一年を振り返る記事の続編です。
今回は、5月から8月頃までをお届けします(^^)


◆ 長電高速バス池袋線割引キャンペーン実施!(5月~継続中

長電バスと西武バスが共同運行する高速バス・長野~池袋線。川中島バスと京王電鉄バスによる長野~新宿線に比べると、運行本数が圧倒的に少ない(新宿線15往復に対し、池袋線は6往復)ことや新宿に比べて地味な印象の池袋を発着地としていることが影響してか、「いつも空いている」という印象が否めません。加えて、高速ツアーバスの台頭もあり、どうしても乗客の増加に結び付ける起爆剤が欲しいところ…そんな事情を背景にしてか、大型連休明けの5月7日(月)から7月20日(金)までの期間限定で、片道運賃を全区間で「2,500円」(長野~)に値下げするキャンペーンを始めました。
結果は…平日はそれほど大きくは変わらない印象を受けるものの、週末や長期休みなどの期間には満席の便が出るほどの好成績を挙げるに至ったようで(※ 実数を元にした考察ではなく、飽くまでも主観的な印象です。)、これに気を良くしたのか当初は7月20日(金)で終了予定だったキャンペーンが9月末まで延長、さらに年末(12月27日(木))まで再延長、そして年末年始の繁忙期間明けの1月7日(月)からは3月31日(日)まで再々延長…と、留まるところを知らない勢いで現在も絶賛キャンペーン展開中です(^^;
(※ 運賃割引キャンペーン期間の詳細については、長電バスのホームページをご確認ください。)



▲ いつまで続く(!?)、運賃割引キャンペーン実施中の高速バス・長野~池袋線。車両運用の都合か、平日には本来大阪線用の3列シート車の1036・1039号車が池袋線に充当されることもあります。池袋駅東口の駅ビル群をバックに乗車扱い中の1036号車。
(※ 乗車停留所付近の交差点から、横断歩道の信号が青になった際に撮影したものです。)



▲ 長電バスの882号車には、この運賃割引キャンペーンをPRするラッピング広告が貼付されています。


◆ 新社番の車両、続々登場!(5月)

昨年4月のアルピコ交通発足後も、車両の管理番号はそれぞれのエリア(長野、松本、諏訪、旧ハイランド)ごとに旧来のルールを用いて付定されてきましたが、5月になって突如、今までにない新しい体系による社番が付けられた車両が登場しました。後に、アルピコ交通全体で統一した社番を付定しようとする試みだと判明しましたが、在来車が新社番に変更されるケースが意外と少なく、その付番ルールは未だに謎が多い状態となっています(^^;



▲ 私自身が新社番を確認した最初の車両となった「99404」号車。従来であれば、川中島バス(長野エリア)の車両ですので、「41108」号車と付番されるべきところなのですが…



▲ 2月から運行を開始した「Sクラスシート車両」(昨日の記事参照)は、登場時には社番が未貼付の状態でしたが、「12003」号車と付番されました。


現在のところ、万の位と千の位の2桁で製造年(初度登録年?)の西暦下2桁を表わし、百位以下の3桁で車両の仕様ごとの通し番号を振っているようなのですが、どのような仕様ごとに区別しているのかがイマイチ掴みきれていません(--; 「001~」=トイレ付き高速車、「100番台~?」=トイレ無し貸切車・高速(特急)車、「300/400番台~?」=大型路線車…などのような気がするのですが…



◆ 長野~新宿線に「プライムシート車両」登場!(7月)

2月から長野~新宿線で運行を開始した「Sクラスシート車両」に代わり、7月1日(日)から京王電鉄バスが「プライムシート車両」6台(K51201~51206号車)を投入し、運行を始めました。
この「プライムシート車両」は、車内のシートすべてが1+2の3列シートとなり、このうち1人掛けの座席は「プライム・シングル」と名付けられ、通路カーテンの装備によってある程度のプライバシーの確保が図られるようになったほか、100V用コンセント、専用まくら、ブランケットのサービスがついて、通常運賃に1,000円の追加料金で利用することができます。
(※ 現在は、「プライム・シングル」の追加料金を半額の500円とするサービスを来年2月28日(木)まで実施中です。詳しくは、アルピコ交通のホームページ等でご確認ください。)



▲ 川中島バスに先行し、一足早く7月1日(日)から営業運行を開始した京王電鉄バスの「プライムシート車両」。車両はすべてふそうエアロエースです。


◆ 長野県北部の観光をPRするラッピングバスが登場!(7月)

7月には、川中島バス及び長電バスの高速バス用車両各1台に、“ながの観光コンベンションビューロー”による長野県北部の観光をPRする広告を纏ったラッピングバスが登場しました。
ラッピングのデザインはどちらも基本的に同一で、公式側に「戸隠」、非公式側に「松代」、リアに「善光寺」が、それぞれ大きな文字で書かれた地名とともに、名所や名物などが画像で紹介されています。



▲ 川中島バスは06076号車(元40667号車)が、



▲ 長電バスは733号車が、それぞれラッピングバスになっています。


◆ 川中島バスにも「プライムシート車両」登場(8月)

京王電鉄バスに遅れること約1か月、川中島バスにも8月から順次、5台の「プライムシート車両」(12007~12011号車)が投入されました。それに先立ち7月28日(土)、猛暑のさ中に川中島バスによる「プライムシート車両」の試乗会が開催されました。



▲ 試乗のお客さんを乗せ、通常では通らない方向で長野大通り・南千歳町交差点を行く12007号車



▲ 運転席側(非公式側)の座席は、通路側カーテンの付いた1人掛けの「プライムシングルシート」になっています。川中島バスも京王電鉄バス同様、エアロエースを導入しています。


◆ 長野駅善光寺口バス乗り場の工事の準備が始まる(8月)

北陸新幹線の金沢延長(2015(平成27)年3月予定)に合わせ、長野駅が再び生まれ変わろうとしています。その一環として、善光寺口のロータリーの改修工事が今年10月から始まり、長野駅前のバス乗り場や長野駅に乗り入れる路線バスが大きく変動しました。現在、長野駅前の乗り場は、いわば“仮設”のような状態になっていますが、この工事の始まりとして、ロータリー中央の噴水(?)や花壇、そして1番~4番乗り場の上屋が撤去されました。
上屋の撤去は8月31日(金)に始まりましたが、その予告の看板を何気なく撮影していました(^^;



▲ バス停上屋の撤去を予告する看板。この後、長野駅善光寺口のバス乗り場は大きく変化していきます。


今日はこの辺で…
明日、大晦日に残りの分をお届けして、今年の記事の締めくくりとしたいと思います(^^)/



2012(平成24)年ももう間もなく終わり…ということで、今回の記事では全くの主観のみで(長野市を中心とした)“バス”をテーマに、今年一年を振り返ってみたいと思います(^^;

◆ 長野~新宿線に「Sクラスシート車両」登場(2月)

いきなり、1月のネタが無いのですが…(^^;;;
現在では、“プライムシート車両”による運行に取って代わられましたが、2月1日から6月末までの5か月間だけ、高速バス・長野~新宿線にも松本~新宿線などでお馴染みの「Sクラスシート車両」が運行されました。
片道運賃に1000円の追加料金を支払うことで、ゆったりした幅の独立3列シートに座ることができ、パソコンなどの電源として使える100Vコンセントが座席に装備されていたり、ブランケットの貸し出しサービスがあったりと、“ワンランク上”のサービスが提供される座席でした。
長野~新宿線は京王電鉄バスとの共同運行ですが、「Sクラスシート車両」は川中島バスに2台が投入されたのみで、後から思うと“プライム~”登場までのワンポイントリリーフ的な運行だったのかな?とも思えます(^^;


▲ 1月28日(土)に行なわれた試乗会のため、長野バスターミナルに姿を見せた2台の「Sクラスシート車両」。41124号車41125号車の2台が、高速バス用車両としては川バス初の新型ガーラで投入されましたが、後に新しい社番(後述)「12003」「12004」号車が振られ、長野~新宿線での運行終了後は松本電鉄バスに転属、現在は松本~新宿線用車両として活躍しています。



▲ 12003・12004号車の場合、車両の前方4席がSクラスシートとなっています。


◆ 長野~千葉線運行開始!(2月)

長野~新宿線のSクラスシート車両運行開始日と同じ2月1日(水)から、夜行高速バスの新路線・長野・松本・茅野~上野・TDR・千葉線の運行が始まりました。
路線名が示すとおり、アルピコ交通の各エリア(長野・松本・諏訪)から、上野や浅草、千葉方面への足として、川中島バスと成田空港交通が共同運行しています。


▲ 長野市内には初登場となった、長野~千葉線に使用される成田空港交通の高速バス車両。「成田ナンバー」というのも新鮮です(^^)


◆ 実証実験運行の電動バス2号車が登場!(2月)

2月のネタばかり3連発になってしまいましたが…(^^; 次の3月のネタもないのでコレで数合わせということで(^^;;;
昨年11月から、市街地循環バス「ぐるりん号」の経路で長期実証実験運行が続けられている電動バスに2号車が登場しました。現在では、長電バス受け持ちの1号車は「ぐるりん号」での運行を終了し、9系統・平林線に活躍の場を移していますが、川中島バス担当の2号車は引き続き「ぐるりん号」での実証実験運行が続けられています。



▲ 日野の新型ポンチョをベースに、早稲田大学環境総合センターが電動バスに改造した2号車(社番125号車)。「ぐるりん号」のイメージカラーともいえるスカイブルーがベースのカラーリングで、一般のぐるりん号に混じって活躍しています。


◆ 屋代線廃止代替バス「屋代須坂線」運行開始!(4月)

3月31日(土)をもって営業運転を終了した長野電鉄屋代線(屋代~須坂間 24.4km)に代わる交通手段として、旧屋代線に沿う形の路線バス「屋代須坂線」が4月1日(日)に開設されました。
20キロ以上の区間を約1時間20分かけて走る(区間便や経路の別によって所要時間は変動します。)長大路線となり、専用の大型バスが投入され、通勤や通学、通院の足として活躍しています。



▲ 須坂駅前で出発待ちをする松代高校経由屋代駅行きの路線バス。一部の便は、通学や通院の足となるべく高校や病院を経由しています。所要時間が大幅に伸び、定時制の確保が困難な路線バスにあって、こうした小回りの利くサービスでいかに利用客を繋ぎ止めて行くかが今後の課題の一つと言えるでしょう。


◆ 長野~タングラム線開設!(4月)

新路線の開設ラッシュ(!?)となった今年、特急バスにも新たな路線が誕生しました。
4月21日(土)、長野駅東口と県北部の信濃町にある総合リゾート施設“タングラム斑尾”とを結ぶ特急バス・長野~タングラム線が開設されました。
この路線、従来タングラムによって運行されていたシャトルバスを川中島バスに運行委託する形で開設されているため、ダイヤ構成がタングラムを基準としているのが特徴で、朝タングラム発の便や夜間にタングラムに着く便では片道丸々回送となるケースが出ています。
また、坂中峠を越えて運行されているため、ヘアピンカーブが連続する峠の狭隘路を大型バスで走るというスリリング(!?)な体験をすることができます(^^;



▲ 松本電鉄バスから借り入れた10373号車による運行開始当初の長野~タングラム線。当初は10373・10374号車の2台が借り入れられてこの路線の運行のになってきましたが、その後貸切車の42333・42334号車が特急バス用に転用改造されて、専らこの路線を走っています。


☆ ★ ☆ ★ ☆


さてさて、書き出すと意外とあるもので、長くなりそうなのでいったんこの辺で切りたいと思います。
続きは(たぶん)また明日にでも…(^^;







さぁ あなたから
メリークリスマス
私から
メリークリスマス
Santa Claus Is Coming to Town


ねぇ きこえて
来るでしょ
鈴の音が
すぐそこに
Santa Claus Is Coming to Town


~歌詞引用~
『Santa Claus Is Coming to Town』(1934年)
作詞:Haven Gillespie
訳詞:神戸孝夫
作曲:J.Fred Coots



-そんな歌が聞こえてきそうな雰囲気を撮ってみたつもりです(^^;

今晩はサンタクロースたちがいちばん忙しい夜ですね(^^)

私はクリスチャンではありませんが、クリスマスの楽しい雰囲気が大好きです。

何かと暗い話題が多い昨今の世の中、

この日くらいはみんなが楽しい気持ちになればいいなと思います。

そしてもうすぐ新しい年。

今年より少しでも多く、一つでも多く、良いことがありますように…(U_U)

メリークリスマス!




今日から25日までの3日間、川中島バスでは回送のバスにすっかり恒例となったmerryXmasのLED表示を掲出して、街のクリスマス気分を盛り立てているわけですが、ひとまず今日はこちらの話題を…
(それでもすっかり遅くなってしまった感が拭えませんが…(^^;;;)


★ ☆ ★ ☆ ★


12月11日(火)から12月31日(月)までの21日間の日程で、「年末の交通安全運動」が実施されています。

「信濃路はゆとりの笑顔とゆずりあい」のスローガンの下、今回の運動では
● 高齢者の交通事故防止
● 夕暮れ時と夜間の交通事故防止
● 交差点における交通事故防止
● シートベルトとチャイルドシートの正しい着用
● 飲酒運転の根絶

の5点に重点を置き、併せて冬期の継続推進事項として「積雪・凍結路における交通事故防止」を掲げています。

【情報源】 長野県HP(長野県警察本部 「年末の交通安全運動」)


★ ☆ ★ ☆ ★


さて、川中島バスでは今回の交通安全運動期間中も、回送のバスにこれまたお馴染みとなった「交通安全運動実施中」のLED表示を掲出して走らせています。

毎度毎度同じLEDの表示を紹介しても芸が無いので(^^;、今期の交通安全運動期間中に撮ったものだということが分かる画像を2点ほど紹介しておくに留めたいと思います(^^)



「年末の交通安全運動」のエプロン×「交通安全運動実施中」のLED。4047*号車のブルーリボンのLEDは明るくて撮り易いですね(^^;



▲ 10月に妙高から長野に転属し、登録番号が長野ナンバー(長野200か11-93)に変わった40564号車。妙高時代もこの表示で走ることがあったのでしょうか??


これからいよいよ年が押し迫り、気忙しさが一層増す時期ですが、車も自転車も歩行者もお互い交通安全に気をつけて行動したいものですね(^^)


11月半ばごろ(私が気がついたのは16日(金)のことです。)から、今年も長野駅前に「アルクマ」のイルミネーションが点灯されるようになりました。
デザイン的には昨年までとほぼ同様と思われ、道行く方たちがイルミネーションを撮ったり、前で記念撮影をしたりする姿が見られます。



▲ 2010年の信州DC(デスティネーションキャンペーン)以来、3年目を迎えた長野駅前のイルミネーション。


2010年は10月1日から点灯されたイルミネーション、雰囲気的に“冬”のイメージだからでしょうか、昨年は11月下旬からに繰り下げての点灯となりましたが、今年は昨年より少し早目に始まったようです。


その1週間前にはこんな光景も。



▲ イルミネーションの準備風景。マジックハンドみたいに伸び縮みする高所作業車を3台使って作業していました。


すっかり長野駅前の風物詩となった感じのある、アルクマのイルミネーション。今冬も暖かく長野駅前を照らしてくれるでしょう(^^)


いつの間にか山の紅葉も終わりを迎え、山の頂には白いものが見える季節になりました。
街中でも、朝の気温が氷点下まで下がる日が出てくるようになり、間もなく里にも冬が訪れるようです。

先日、街中では雨だった日の晩、戸隠から下りてくた路線バスの屋根に薄っすらと雪が載っているのを見かけました。



▲ [70急]系統・戸隠高原線の運用に入った松電からの移籍組のハイブリッド車・97357号車。タイヤチェーンこそ巻いていませんでしたが、屋根には薄っすらと白いものが…


マイカーのタイヤ交換もまだですし、里に雪が降るのはもう少し先にしてもらいたいところですが(^^;、だんだん近づく冬の足音を間近に感じたシーンでした。
このブログをご覧の皆さまも、お風邪など召されませぬようご自愛くださいませm(__)m


♯ 余談ですが、急行便のLED表示の系統番号って、いつ頃からこの[70急]のパターンになったのでしょうか。
まだ幕車が健在だった頃は、幕車のパターンに合わせて[70/急行]の2段書きだったような気がするのですが…






11月2日(金)の記事をアップした後、友人から連絡があり、中央通りの美装化工事に伴う迂回運行は3日(土)で終了するとの情報をいただきました。
(ありがとうございますm(__)m)

この時点で残された時間はあと1日! 3日は既に家の用事があったのですが、無理矢理昼過ぎまでに押し込んで午後の僅かな時間を捻出し、ワンチャンスの撮影に挑んできました(^^;

ちょうど電動ぐるりん号が動いている時間だったので、まずはこちらから。





2時間に1本の割で見られる川バス担当の125号車がやってきました。
そういえば、長電バス担当の赤電ぐるをここで撮っていないことを思い出しました-orz

そして陽の加減にやきもきさせられながら待つこと15分。





やってきたのは川バス担当の12604号車。
10月15~20日頃からだと思うのですが、川バス担当の新ぐるりん号2台に新社番が入りました。
長野200か11-77=12603号車長野200か11-78=12604号車です。
601号車と602号車は、諏訪バスで所管しているコミュニティバス用の小型車に割り当てられているようで、何とも中途半端な番号から振られたものです(^^;


【オマケ】

▲ 模型店の窓に掲げられた「TOMIX」のロゴプレート。このロゴを使っていたのってどれくらい前のこと何だか!? 本当に時が止まったかのようなお店のようです(^^;;;



9月3日(月)の朝から11月10日(土)までの予定で、中央通りの美装化工事が行なわれていることに伴い、新田町交差点~問御所町交差点の間が善光寺方面から長野駅方面への一方通行規制が終日敷かれています。そのため、長野駅から善光寺方面へ向かう路線バスの一部は、この区間を昭和通り~南県町交差点~(もう一つ北側の)南県町交差点~寿町通りへと迂回運行しています。
迂回路となっている区間は、一方通行の狭隘路があり、見ているとその中を進む大型のバスなどはなかなか迫力のあるシーンを提供してくれるのですが、もう一つ、鉄道好き…取り分け鉄道模型にも興味のある方には外せないシーンがあります。

それがこちら。





鉄道模型が好きな方ならご存知の方も多いと思うのですが、寿町通りの中ほどに鉄道模型やプラモデルなどを扱う老舗の模型店があり、このお店をモデルとして大手の鉄道模型メーカーがストラクチャーを発売したことがあるのです。
(確か看板建築のなんちゃらという製品名だったような… 私も入手したかったのですが、実は気づいた頃には品薄になっていたという次第で…(^^; 川バスの新町営業所がモデルとなった「バス営業所」なら持っているのですが(^^;;;)

このお店の前を一日中バスが走っていると聞いては、記録しておかないテはありません。





9月末までは、川バスに混じって市街地循環バス「ぐるりん号」のエアロミディも走っていました。
間もなく工事が終わりますが、この区間でまだ新しいぐるりん号を撮っていないことを、この記事を書いていてふと思い出しました。

この週末にでも行かないと間に合わないかな…(^^;;;


長野市公共交通活性化・再生協議会により、公共交通の利用促進とバス交通の活性化・再生を図ることを目的として、長野市内の4路線(下記参照)で平日夕方から夜間にかけて、バスの増便及び終発時刻の繰下げを10月1日(月)から来年(平成25年)9月30日(月)まで実施しています。

これに合わせて、長野市内を走る川中島バス及び長電バスの路線バス車両の前面に、この実証運行をPRする前掛けが取り付けられています。



▲ 路線バスの取り付けられている前掛け。川中島バス・長電バスの2社が同一デザインのものを使用しています。



▲ 川中島バスへの取り付け例。市内を走る路線バス車両のうち、結構な台数のバスに取り付けられています。



▲ 長電バスへの取り付け例。脇を抜けていく赤いびんずる号・40065号車は、中央通りの善光寺方面への通行規制に伴い迂回運行を行なっているところです。


【参考】(出展:長野市交通政策課HP)
◆対象路線
 [7] 運動公園線(長電バス)
 [14] 保科温泉線(長電バス)
 [45] 北屋島線(川中島バス(アルピコ交通))
 [46] 大豆島線(川中島バス(アルピコ交通))

◆運行日
 祝日を除く月曜日から金曜日
 (土曜日・休日及び8/13~16、12/29~1/3は増便しない) 

◆増便ダイヤ(いずれも長野駅発の時刻(保科温泉線は千石入口発)) 
 [7] 運動公園線
  18:05、19:20、20:35、21:45(終発)
 [14] 保科温泉線
  17:51、21:16(終発)
 [45] 北屋島線
  18:23、19:28、20:28、21:48(終発)
 [46] 大豆島線
  18:08、19:18、20:33、22:03(終発)

(※ 運行期間、ダイヤ等は、乗車される前に長野市やバス事業者のHP、バス停の掲示等で最新の情報を入手されるますようお願いいたします。)



秋-抜けるような青空が印象的な季節ですが、9月の終わりに長野駅前でこんな光景に出くわしました。





右から、ぐるりん号68号車(長電バス)、ぐるりん号69号車(川中島バス)、電動ぐるりん号125号車(川中島バス)、長電バス601号車(農協の共済・長野県警察本部による交通安全広告のラッピングバス)-視界に入るバスが、みんな空色なのです。
しかも、6番乗り場(当時)の後方には、ガス会社の空色(水色?)のラッピングを纏った長電バス719号車もいて、とにかくロータリーが空色だらけでした。

ふと思い出したのが、あまんきみこさんによる児童文学作品「車のいろは空のいろ」です。
このタイトルを聞いてピンとこなかった方、小学校の3年生か4年生くらいで、「白いぼうし」という作品を読んだ記憶はありませんか?

-「これはレモンのにおいですか?」

ほりばたでのせたお客のしんしが、話しかけました。

「いいえ、夏みかんですよ」


(※ ネットでいろいろ検索したのですが、音はこれで間違いないかと思います。ただ、漢字と平仮名の使い分けが正しいかどうか分からずです…m(__)m)

-タクシー運転手さんの松井さんが出会うふしぎなふしぎな物語。

道端に落ちていた白いぼうしを持ち上げると、中からは白いちょうちょが飛び出します。

男の子が、お母さんに見せようとぼうしで捕まえておいたのです。

松井さんは、ちょうちょを捕まえていた子どもが残念がらないようにと、運転席に載せてあった実家からの贈りものである夏みかんを代わりにぼうしの下に仕舞います。

(中略)

その後乗せた女の子によって、松井さんはたくさんの蝶が舞う菜の花畑に連れてこられ…

「よかったね」

 「よかったよ」

「よかったね」

 「よかったよ」

という蝶たちのささやきが聞こえてくる-

確かこんなお話しだったと思います。
(うろ覚えのところもあり、申し訳ありませんm(__)m)

この「白いぼうし」が収められているのが、「車のいろは空のいろ」という作品です。

自分が小学生の頃に読んだ作品の中でも、特に印象に残っている作品です。
(教科書に載っていたというと…あとは「くじらぐも」なんかも印象に残っています(^^;)

この作品、現在も出版が続けられているようで、ポプラ社から「車のいろは空のいろ 白いぼうし」「同 春のお客さん」「同 星のタクシー」の3部で発行されています。

読書の秋、子どもの頃を懐かしんで、あるいはわが子とともに、読んでみてはいかがでしょうか。

“空色のタクシー”ならぬ“空色のバス”から思いついた、いつもとは違った雰囲気の話題をお届けしてみたつもりです(^^;;;



長野自動車道の豊科インターチェンジの名称が、明日10月7日付けを以て「安曇野インターチェンジ」に変更されます。

今年1月24日付けで独立行政法人 日本高速道路保有・債務返済機構からインターの名称を「安曇野IC」とする旨の決定通知が行なわれて以来、安曇野市を中心に改称に向けたさまざまな準備が行なわれてきたことと思われますが、それがついに現実のものとなるのです。

高速道路のインターチェンジの名称が変わるという例は、私自身はあまり記憶になく、非常にレアなケースではないかと思われ、また以前に現・安曇野市となっている自治体に住んでいたこともあって、このインターには愛着もありますので、改称を前にその姿を記録してきました。



▲ 豊科インター付近の高速道路の高架部分に掲げられた、改称を知らせる横断幕。



▲ 既に新聞やテレビなどでも報じられていますが、ひと月ほど前にインターに設けられた名称看板の架け替えが行なわれました。新しい「安曇野」インターの看板に変わった後は、改称の日まで「豊科」インターの名称をシールで貼って隠しています。(側道部分から望遠で撮影したものです。)



▲ 日の当たり具合によっては、下に掛かれた「安曇野」の文字が透けて見えることも…(^^;
(撮影条件は同上。撮影した画像のコントラスト等をいじってみたのですが、見えますでしょうか…??)



▲ 「豊科インター」の名称はこんなところにも。長野県道57号「豊科インター堀金線」です。この県道は、安曇野市豊科田沢の国道143号との交点(大口沢交差点)を起点とし、同市堀金三田の長野県道25号塩尻鍋割穂高線との交点(田多井交差点)を終点とする、安曇野市南部を東西に横切る主要地方道で、延長約11.2kmの路線(Wikipediaより引用)です。この道路も、豊科インターともども良くお世話になりました(^^;



▲ 同県道のヘキサ看板をアップで。友人の話では、この道路名称も「安曇野インター堀金線」に変わってしまうとのこと(どこかの公式媒体に掲載されていたそうです。うろ覚えでスミマセンm(__)m)。それにしても、なんで起点の地名(田沢とか大口沢とか)ではなく、その中間点のインターの名称が使われているのか…不思議な命名法ですね(^^;


★ ☆ ★ ☆ ★


ところで、このインター名の改称の話題を、バスに結びつけるとしたら…



▲ 豊科インターを経由する唯一の高速バス・白馬~新宿線。白馬・信濃大町から一般道を走り、ここから高速道路へ、そして新宿を目指します。(川中島バス白馬営業所の45495号車。※ 長野道豊科バス停へ通じる歩道部分から撮影した画像をトリミングしたものです。)



▲ 川中島バス白馬営業所の05065号車は、リアに“豊科I.C.”は “安曇野I.C.”にの文字が書かれています。


なお、高速バス長野~松本線やみすずハイウェイバス(長野~飯田線)などが停車する「長野道豊科」バス停の名称については、今のところ解消の動きはないようです。
(もっとも、こちらはインター名に由来するバス停ではないため、改称されない可能性の方が高いような気もしますが。)



今から15年前の9月30日、信越本線横川~軽井沢間の鉄路が廃止され、翌10月1日には北陸新幹線(当時は長野行新幹線という呼称を用いていたのも懐かしい話です。)の高崎~長野間が開業しました。同時に信越本線の軽井沢~篠ノ井間は、第三セクターのしなの鉄道に経営分離され、長野県の鉄道網が大きく変わった節目の年でした。

それから15年後の今日、9月30日-この日は長野市内を走る路線バスにとって、大きな節目の日となったのではないでしょうか。
その後のヨコカルのことも気になりつつも、やはり今はバスがメインの趣味活動をしている手前もありますので、街中で仕入れてきた「今日限り」「明日から」のネタを紹介したいと思います。
とても整理しきれないくらいあるのですが、その中から思いつくままに書き並べてみました。


☆ ★ ☆ ★ ☆

【初代ぐるりん号引退】
2000(平成12)年から12年間にわたって長野の市街地を走り続けてきた「市街地循環バスぐるりん号」の初代車両、三菱ふそうエアロミディMJ3台が、今日を限りに引退し、明日からは新ダイヤ(運行時間の拡大、時間当たりの本数を3本→4本)・新運賃(1乗車100円→150円)とともに後継の日野ポンチョ4台に代替わりします。



善光寺へお参りに、権堂の大型店へ買い物に、また県庁や裁判所などへの足に、ワンコインで気軽に乗れる交通手段として、市民だけでなく長野市を訪れる人々に普及し、数えきれないくらいのお客さんを運んだ初代ぐるりん号、お疲れさまでした。


【電動バスWEB3、ぐるりん号から撤退】
昨年11月から、早稲田大学の協力の下、実証実験運行が続けられてきた電動バスWEB3は、今日をもって「市街地循環バスぐるりん号」としての運用を終えました。



今後は、さらに別の路線での実験も-などという話も聞こえてきます。
未来の交通手段の先駆者として、新しい場所でもきっと活躍してくれることと思います!


【川中島バス[47]系統東通り線運休へ】
長野駅から市役所、東通りを経てオリンピック競技施設の一つであるホワイトリング(長野市真島)までを結ぶ路線バスとして、1日数本という僅かな本数で細々と運行が続けられてきた川中島バスの[47]系統・東通り線は、長野駅ロータリーの改修工事の本格化に伴い、今日をもって運休(※)することになりました。
(※ 川中島バスHPには“運休”と記載されている一方で、各バス停の案内は“全便廃止”と謳われています。一体どちらが本当なんでしょうか??)





この東通り線、数年前までは長野駅~市役所~東通り経由~松岡の区間も運行されていました。この路線こそ、川中島バスのかつてのドル箱路線の一つだった国道上田線の名残でした。松岡に本社があった頃、東通り~市役所~長野駅~丹波島橋南~篠ノ井駅、さらに更埴営業所、上山田、戸倉、上田方面へと運行されていた路線で、日中でも10分や15分間隔は当たり前の頻度で運行され、東通りも今とは比べ物にならないくらいの本数のバスが走っていたと聞いたことがあります。
篠ノ井駅以南の区間が廃止された後、長野駅~篠ノ井駅間と長野駅~松岡間に分断され、運行が継続されてきましたが、現在では(市役所~)長野駅~篠ノ井駅間の[32]系統・運転免許センター篠ノ井線が残るのみとなっています。
一方、末期の[47]系統・東通り線は、ホワイトリングまでの輸送を担っているというよりは、近くにある川バス本社(大塚南)への入出庫便としての役割が大きかったようです。


【長野市内100円ゾーン廃止、運賃を150円に改定】
バスターミナル~長野駅~善光寺大門・権堂・市役所・長野駅東口間の各区間と、市街地循環バスぐるりん号が運行される範囲内は、上限運賃よりも安い100円で路線バスに乗ることができましたが、明日10月1日からは150円に運賃改定が行なわれます。
上限運賃内の範囲とはいえ、実質的な値上げでもありますが、ぐるりん号の本数を大幅に増やすなど、サービス向上も見られますので、今まで以上に質の高い路線バスであってくれることを期待したいものです。





区間内のバス停上屋には、「ここは(ここから、あるいはここまで)100円区間」の表示がありましたが、これも今日で見納めです。


【お絵かきバス40425号車、運行終了】
9月9日に開催された「信州バスまつり」で、車体まるごと子どもたちのキャンバスとなった“お絵かきバス”こと40425号車ですが、当初の告知では今日が最終運行日ということになります。



車体一面に描かれた文字やイラストで、ある意味スゴイ状態で走っていた40425号車。街行く人々の注目を一身に集め続けた半月間、お疲れさまでした。
なお、2年前のお絵かきバス40291号車の時は、当初の予定を延長して、10月上旬くらいまで走っていましたが、今回同様の措置があるかどうかは不明です。尤も、40425号車はICカードKURURU非対応車ですので、順当に考えればそれまでに引退するものと考えるのが自然ですが…


【長野駅前のバス乗り場、大幅に変更】
長野駅前の再開発に伴い、バスロータリーも大幅に改修されることになりました。これにより、明日10月1日からは一部の乗車・降車場所がこれまでのロータリー内からロータリー外へ移設されたり、また一部の路線バスは長野駅を非経由で運行されることとなります。
バスをご利用の際は現地の案内や、長野市・バス運行会社のHPなどの情報をよくご確認されますよう、お願いいたします。



長野駅~末広町交差点間の一部は、降車バス停となるようで、すでに車線の移設及びバス停である旨の道路標記が書かれています。


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さて、思いつくままに書き並べてきましたが、明日以降でないと記録できないものも非常に多くあるように思われます。またそれらの記録もできる限りしていきたいと思いますし、面白いネタがありましたらこちらで紹介していきたいとも思っておりますので、どうぞご笑覧くださいませ(^^;



今日9月24日(月)から9月30日(日)までの日程で、長野県、(一般社団法人)長野県環境保全協会及び長野県公共交通活性化協議会を実施主体とする「平成24年度第2回 県下一斉ノーマイカー通勤ウィーク」が始まりました。

記憶しているところでは、たしか2009(平成21)年の秋に始まったと思われる取り組みですが、「身近でできる温暖化防止への取組を進めるために、普段マイカーで通勤されている方が公共交通機関や徒歩、自転車等環境にやさしい通勤手段に転換して通勤していただくきっかけ」として、また「 健康増進や公共交通の維持確保のため」(参考:いずれも長野県HP)に行なわれているイベントですが、バスや鉄道を利用する側としてのメリットは、通常水曜日のみ使用できる「バス・電車ふれあいデー特別割引回数券」が、ノーマイカー通勤ウィーク期間中は毎日利用できるという点でしょう。
(※ 「バス・電車ふれあいデー特別割引回数券」の詳細は、長野県企画部交通政策課のホームページをご参照くださるようお願いいたします。)


★ ☆ ★ ☆ ★


ところで、前回の「ノーマイカー通勤ウィーク」から、川中島バスでは期間中の回送のバスに「ノーマイカーウィーク」という表示を出すようになりました。
今回も既に目撃しておりますが、今回特に注目なのは、「ノーマイカー通勤ウィーク」の期間が「秋の全国交通安全運動」の期間と丸々被っているという点です。
交通安全運動期間中には、「交通安全運動実施中」という表示を出して回送のバスの走らせていますが、今回は一体どちらを表示して運行されるのか、とても気になっています(^^;
会社としてのお達しでどちらか一方のみを表示するのか、半々くらいの割合で両方とも表示するのか、それとも運転手さんの気分に任されているのか…どうなんでしょうね(^^;

以下は、前回の「ノーマイカー通勤ウィーク」期間中に見られた「ノーマイカーウィーク」表示の回送バスです。
表示自体はいずれも同じですが、それぞれ特徴的な車両を選んでみたつもりです(^^;



▲ 40425号車。現在、「お絵かきバス」になっている同車にとって最初で最後のオリジナルカラーと「ノーマイカーウィーク」表示との組み合わせになってしまいました。お絵かきバス姿との組み合わせにも期待したいところです!



▲ 40499号車。お盆前に大増殖(!?)したノンステエアロスターと入れ代わりに姿を見なくなった元都営の日野ブルーリボンの1台です。



▲ 赤いびんずる号こと40065号車。平日夜間にアルバイト運用を持っているのは紫色の40150号車ですが、この日はなぜか赤の40065号車が日没後にも走っている姿を見ることができました。



▲ 99414号車。新社番が振られているノンステエアロスターの第1号車です。


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このイベントが、どの程度県民に広まっているのかは分かりません(実施した結果としての参加事業所数や利用者数、削減した燃料や二酸化炭素排出量などの資料は長野県のHPに掲載されていますが…)が、期間中にバスに乗ってもそれほど「ふれあいデー回数券」を使っている方を見ないような気がするのです。
もちろん、参加事業者に勤める方には、お得な回数券が使えることがしっかりと周知されているのかもしれませんが、一般の利用者でこのイベントのことを知っている方がどのくらいいるのでしょうか。
例えば、バス停や定期券販売所、駅構内、バスや電車の車内への掲示をしたり、乗務員から車内放送などで積極的な利用を促すなど、他にも「ノーマイカー通勤ウィーク」を周知する手段が何かあればいいのになと感じた次第です。
(余談ですが、県内のあるバス会社のバスに、ノーマイカーウィーク期間中の土曜日に乗って、ふれあいデー回数券を運賃箱に入れたら、「今日は水曜日じゃないけど」と運転手さんに言われたことがあります。事業者の方でさえこれですから、一般の方は尚更知らないのではないかと思うのです。)

長野県ほかの実施主体と、バス・鉄道事業者のタイアップで積極的なPRを期待したいところです。
(とは言いつつも、長野市内では次回からICカード乗車券「くるる」に代わられてしまっているのですが…)


9月の3連休中に、伸びて鬱陶しかった髪を切ってもらいにいつもの桐原駅近くの床屋さんへ。
待ち時間を利用して、すぐ近くの﨤目踏切近くのアウトカーブから14A列車を1カット。

やって来たのは新装なったお猿2号。こうしてみると、意外とシンプルなデザインがキマっていて好感が持てるカラーリングかも(^^)



▲ スナップ程度なので、できの良し悪しは気にしないということで(^^;


さて、さっぱりして床屋さんを出たのはすっかり日が暮れた後。
桐原駅の待合室に入るとなんだか懐かしい匂いが。

匂いの正体はコレ。



▲ 出札窓口の台の上に置かれた蚊取り線香。形といい、その匂いといい、なんだか懐かしくなるアイテムです(^^;


駅舎への出入口も改札口も開けっ放しの待合室で蚊取り線香を燃やして効果があるのかどうかは別にして、妙にツボに嵌りました(^^;



▲ 待合室から下りホームを見ると、向こうは真っ暗。上りホームの明かりが微かにポツンと灯っているのが見えました。本当に日が暮れるのが早くなったものです。


あれから1週間、随分と涼しくなり、冷たい雨が降った今日の長野市は最高気温が20℃ちょうどだったそうで。

あの時の蚊取り線香は、今年最後に夏を感じた瞬間だったのかもしれません(^^;
来年もまた、お目に掛かれるのを楽しみにしています(^^)


今日9月21日(金)から、9月30日(日)までの10日間の日程で、「秋の全国交通安全運動」が始まりました。

今回の運動の基本は「子どもと高齢者の交通事故防止」
運動の重点は
● 歩行・横断中の交通事故防止
● 夕暮れ時と夜間の歩行中・自転車乗用中の交通事故防止
● 全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底
● 飲酒運転の根絶

とのことで、長野県では、「歩行・横断中の交通事故防止」に特に重点を置いているそうです。

長野県では、「広く県民に交通安全思想の普及・浸透を図り、交通ルールの遵守と正しい交通マナーの実践を習慣づけ、交通事故防止の徹底を図る」ことを運動の目的とし、9月30日(日)「交通事故死ゼロを目指す日」としています。
(情報:長野県HP・秋の全国交通安全運動 平成24年長野県実施要綱ほか)


★ ☆ ★ ☆ ★


…と、前置きはこのくらいにして、と。
川中島バスでは、恒例となった「交通安全運動実施中」のLED表示を回送のバスに表示させて運行しています。





▲ 前回、夏の交通安全やまびこ運動(7/19~7/25)の際に記録できた40425号車の「交通安全運動実施中」表示。信州バスまつりで「お絵かきバス」となった同車にとって、オリジナルカラーとこのLED表示の最後の組合せとなりました。


もちろん、「お絵かきバス」として運行中にも、同車の「交通安全運動実施中」の表示を撮りたいところですが、上手くチャンスに巡り合えるかどうか…(^^;


9月20日-今日は「バスの日」です。

なぜ、「バスの日」…??

バスファンの方たちには常識的なことかもしれませんが、そうでない方たちの中には、お分かりにならない方も大勢いらっしゃるかと思いますので、若干請売り的な解説を…(^^;

+ + + + + + + + + +

明治36年(1903年)9月20日、現在の京都市の堀川中立売~七条駅~祇園間で、二井商会という事業者による乗合自動車の運行が始まりました。
当時のバスは、蒸気自動車を改造したもので、6人乗り(運転手1人、車掌1人、乗客4人)の幌なしの車両だったそうです。
この事業者は1年ともたずに廃業してしまったそうですが、乗合自動車の営業免許証にこの「9月20日」という日付が刻まれているそうで、日本のバス事業の始まりと言われているこの日を、昭和62年(1987年)10月の全国バス事業者大会で、「いつでも、どこでも、みんなのバス」をテーマに「バスの日」と定めた-とのことです。

+ + + + + + + + + +

【参考】 日本バス協会HP、Wikipediaほか





今では、バスの日の前後には全国各地でさまざまなバスに関するイベントが行われているようで、9月9日に行われた「信州バスまつり」もその一環であったようです。

当日行なわれたバスまつりをきっかけに、普段バスに乗らない方たちも、公共交通機関であるバスを見直し、積極的に利用するようになればいいな…と思います(^^)


簡単ですが、今日はこの辺で。
画像の「お絵かきバス」も運行されているようですし、また街中でキャッチでき次第紹介したいなと思います。



長野の街中を歩いていた時に、こんな看板(…といっても、コピー用紙か何かに印刷したものをビニールでカバーして自動販売機の側面に貼り付けただけですが(^^;)を見かけました。



▲ 街中で見かけた『長電「バス回数乗車券」』を取り扱っている旨を宣伝する看板。


恐らく本物の回数券をコピーするか画像に撮るなどして作ったものと思われますが、長電バスが回数券の販売を委託している店舗等に配付したものなのか、それともこの店舗で独自に作ったものなのか…いずれにしてもここまで凝ったデザインのものは初めて見ました(^^;

ここで一つ不思議に思ったのが、この店舗のある場所は昭和通りより北側の、言うなれば長電バスの沿線から外れるところなのです。それでも、川中島バスの回数券ではなく長電バスの回数券を売っているあたりが、このお店のこだわりのような気がします(^^;;;

そしてここから膨らんだ想像がもう一つ、10月からICカード「KURURU」が取扱開始になると、入れ替わりに回数券の発売が中止されます。…とすると、こういう店舗等での回数券の委託販売も無くなるのでしょうし、委託先に支払っていた回数券の販売委託料みたいなものが、バス会社としては負担する必要がなくなるわけで、でも逆に言えばそういうお金の動きがなくなることで、僅かながらもそういう収入を当てにしていたお店というのも中にはあるのでしょうし、そういう方は困ってしまわないのかということがふと気になった次第です。
…まさか、郊外の雑貨屋やたばこ屋で回数券を販売していたところが「KURURU」の取扱店になるわけでもないでしょうし(^^;;;

今日は大したネタでなくて、しかもダラダラと書いてしまい、スミマセンm(__)m


今年2月1日から、長野県庁の入口にあった高速バス専用の「長野県庁」バス停(乗降とも)が廃止され、県庁前交差点東側にある「県庁前」バス停に発着場所が変更されました。

乗車場所は3番バス停で、これまでも夜間の佐久線や松本線の一部がここを始発として使用し、また平日朝のみ運行の県庁・市役所経由文化学園前行きの[102]系統が使用するバス停と同じ箇所、また降車場所は長野中央郵便局側の4番バス停で、[30]系統・松代本線の松代高校行きが使用するバス停(これまでも夜間の松本線の一部の降車場所として使用)と同じ箇所となりました。

バス停の名称表記は、どちらも「県庁前」だったと記憶しているのですが、先日たまたま3番バス停の前を通る機会があり、停留所をみたところ「長野県庁」に変更されていることが分かりました。





▲ 県庁前3番バス停にて客扱い中の信南交通・飯田行き高速バス。もともとこのバス停を使用するバスの本数が少ないため、バスベイに十分な広さがありません。時間帯によっては3本のバスが5分間隔でここから出発する場面があり、他の道路交通への影響が心配です。



▲ 3番バス停の名称表記。確かに「長野県庁」になっています。また、バス停には文化学園前行きのバスの時刻表はあるものの、路線案内には高速バスの行先しか表記されていません。


一方、向かいの4番バス停はというと…



▲ 特に変化はなく、従来どおり「県庁前」と表記されています。また、路線案内の下に「高速バス降車停留所」と記されています。


特に停留所名称を変更するような案内は、これまで無かったように思いますが、どちらか一方の名称に統一できればスッキリすると思うのですが…
ちなみに、HPの時刻表等では、「路線バス=県庁前」、「高速バス=長野県庁」に揃えて表記しているようです。



今朝、長野駅前を通りかかると、まだ9時前だというのにビルの塔屋に設けられた温度計の数字は早くも「33℃」
昼過ぎには「36℃」、さらに一時的にですが「37℃」という表示も見てしまいました(^^;

記録上、今日の長野市の最高気温は34.9℃で、辛うじて猛暑日は避けられたようですが、とにかく日なたにいると吹き出す汗が止まらない感じでした。水分補給用に買ったペットボトルがすぐにぬるま湯みたいになってしまいますし…

そんなワケで、昼過ぎに帰宅してからは少し涼しくなるまでくたばっていましたorz





今日、川中島バスのプライムシート車両の試乗会でお会いした皆さま、楽しい場を提供してくださった川中島バスのスタッフの皆さま、暑い中お疲れさまでした。また、ありがとうございました。

何だかバテ気味なのか、記事を書く気力もないので、今晩はこの辺でスイッチを切りたいと思いますzzz

(画像は本文とは関係ございません…というわけでもないのですが、温度計が「36℃」を表示しているところとバスを一緒にと思い、シャッターを切ったのですが、こんなに小さくてはよく分かりませんね(^^;;; ダメだコリャ


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この日記は、個人的な趣味で書いているものです。
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(※ バスや鉄道の路線や時刻等を案内することを目的とするサイトではございません。
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