8月20日の記事で、白馬営業所にいたニューエアロクイーンIの45194号車が長野ナンバーに再登録されたことを紹介しましたが、その後も同車は長野をベースに稼働しているようで、名古屋線や新宿線で使われているのを時々見かけます。

8月20日の記事で使用した画像は、不意打ちを食らって辛うじて記録できた(^^;-という程度のものでしたが、先日、朝の名古屋行きに使われているのを目撃し、ようやくじっくりとかんさつ&撮影をする機会に恵まれました(^^;



▲ 朝の名古屋行きに充当される45194号車。長野ナンバー(長野200か11-74)に再登録された後も、車体側面の社番は長野エリアでは唯一の45000番台fr「45194」号車のままで、異彩を放っています(^^;



▲ 屋根上の社番は、さらに昔の松本電鉄バス所属時代の「10194」号車のままです。



▲ 長野駅前を発車した45194号車。当初は長野エリアへの一時的な貸し出しの可能性も考えましたが、長野ナンバーに再登録されていることと、これだけ長期にわたり稼働しているところを見ると、正式に長野に転属したと考えてもよさそうですね(^^)



10月20日(土)の記事で、元妙高営業所の40550号車が長野地区に出戻りし、長野市内の路線で運行されていることを紹介しましたが、今回は妙高にいた3台のキュービックの2台目、40564号車の長野市内での姿を紹介します。



▲ 長岡ナンバーのまま[21]系統・日赤線の運用に就く40564号車。



▲ 長野駅前のロータリーに入ってきた40564号車。ロータリーの工事で、1~4番乗り場にあった屋根が無くなり、バス乗り場が全体的にJRの長野駅の方に移動しているため、こんなアングルからも撮影ができるようになりました(^^)



▲ 妙高営業所時代の40564号車。元々は長野にいた車両で、最初の長野時代は40858号車を名乗っていました。ススキが揺れる杉野沢上停留所にて。(2011年10月)


※ 当初、31日まで更新をお休みさせていただく予定でしたが、本日から更新を再開いたします。今後とも、「(仮)長野のバスかんさつにっき」をよろしくお願いいたします。
(追って、遡りになりますが、穴が空いている日の分も追加したいと思います。)



中央通りの美装化工事に伴い、長野駅→善光寺方向の昭和通り~セントラルスクウェア間の迂回運行が行なわれていますが、先日偶々ここを通る教習車に遭遇することができました。
折角ですので、車両主体ではなく、信号及び街灯の「南県町」が分かるように切り取ってみた次第です(^^;



▲ 南県町の交差点を右折し、寿町通りを行く40551号車による教習車。実際には本番でここを通る機会はそうはないと思われますが、迂回を余儀なくされる区間のため、教習車もそれにならって迂回していました。


諸般の事情で大変多忙を極めており、ひとまず今月末の31日まで更新をお休みさせていただきたいと存じます。
日々の更新を楽しみにしてくださっている方には大変申し訳ございません。

また多忙な状態が解消され次第、(1日1記事相当のペースに)徐々に回復運転を図りたいと思いますので、ご容赦くださいませm(__)m

なお、ここ数日の間にいただきましたコメントにつきましても、追って必ずご返信申し上げますので、しばらく時間を頂戴したいと存じます。

引き続き、「(仮)長野のバスかんさつにっき」をどうぞよろしくお願いいたします。



※ ひとまずここ最近印象に残った動向の中から1つだけお伝えします。


▲ 川バス担当のぐるりん号の新車に新体系の社番が付けられました! 詳細はまた追って…

タグ :ご挨拶

今回のネタは、全然タイムリーではないのですが…(^^;
(元々、このブログではリアルタイムな情報を記事にすることは少ない方ですが(^^;)

さて、今回は半年掛かりでようやく実際に見ることができた車両運用についてです。

長野電鉄屋代線の廃止後に、その代替交通手段として地元自治体(須坂市、長野市、千曲市)から長電バスに運行が委託されている「屋代須坂線」。
今年4月1日の運行開始に合わせて、7台の大型バスが用意されましたが、このうち3台は日野ブルーリボン2を新車で導入(1132~1134号車、のちに1153号車が加わり、現在は8台態勢のようです。)したものです。

屋代須坂線用の車両は、無線装備の関係からか、原則として運用が長野市内の一般路線バスとは分離されているようで、新車以外の4台(1121、1122、1131、1138号車)のうち、川崎市営バスから譲受したAT仕様の日野ブルーリボン2台(1121、1122)を除き、基本的に屋代須坂線(と[8]系統・綿内屋島線)以外の運用に就くことは無いようです。

ただ、若干の例外は何事にも付き物のようで、ブルーリボン2は平日日中の[9]系統・平林線として柳原~長野駅間を1往復する運用にも就いていることが、友人からの情報で分かっていました。
これまでなかなかタイミングが合わずにいたのですが、ここ最近で立て続けにその運用を見る機会に恵まれ、撮影することもできたので、それを紹介いたします。
(なかなか狙っても巡り合えなかったのに、意識しないときに立て続けに…というのは良くある話ですね(^^;)



▲ 昭和通りを発車する[9]系統・市民病院経由柳原営業所行きの1134号車。



▲ 権堂を発車する同じ運用の1133号車。日替わりで長野駅に顔を出しているのでしょうか??


そういえば、後から増備されたブルーリボン2の1153号車は、一度車中から見たことがあるだけで、まだ撮影や乗車の機会には恵まれません。最近は屋代須坂線もご無沙汰ですし、近いうちに乗りに行ってみないと…ですね(^^;


【お礼】
本日、日が変わって間もなくの頃だと思うのですが、このブログは600,000アクセスを突破いたしました。
(いつごろ600,000アクセスに達したかは不明ですが、昨日23時50分の時点ではあと70件ほどでした。)
いつもご覧くださり、ありがとうございますm(__)m

500,000アクセスの通過が今年6月末でしたので、ちょうど4か月ほどでの達成ということになります。
400,000~500,000アクセスの間が5か月弱でしたので、またさらにペースが上がっています。

これからも、皆さまに少しでもバスや鉄道のことを面白く、興味を持っていただけるような記事をお届けできるように頑張りたいと思いますので、今後とも当ブログをどうぞよろしくお願いいたしますm(__)m





内容の“ノリ”は昨日の記事と全く同一なのですが…(^^;ゞ

実は長電バスにも、現在に至るまで経年車でかつICカード乗車券「KURURU」の読み取り機が装備されていないままの車両がいます。
今年6月16日の記事でも「今なお現役~」の車両として紹介した、1991(平成3)年式の日野ブルーリボン・368号車です。



▲ 新しい4番乗り場にて[3]系統・浅川西条行きとして乗車扱い中の368号車。6月16日の記事で紹介した後も変わらず活躍を続け、長野駅のバス乗り場が大きく変わった10月以降も同様でしたが、「KURURU」非対応車ということで、「KURURU」の運用が始まる明日以降は稼働が見込めない状況となってしまいました。



▲ 方向幕装備、3色塗装を堅持した車両がまた1台、消えて行こうとしています…



▲ ちょうど発車時刻が同じ川中島バスの[30]系統・松代行き41008号車が並びました。製造年で約20年違いますが、どちらも同じ日野製の路線バスです。こうして並べてみると、20年のデザインの変化を感じるとともに、基本的なデザインはしっかりと受け継がれていることが分かります。


(※ 執筆中のまま保留にしていた10月22日の記事をアップいたしました。ついでの際にご覧いただければ幸いですm(__)m)


10月15日の記事で、新町営業所にいたはずの40484号車が[11/21]系統・日赤線の運用に就いている姿を紹介しましたが、その後再び新町営業所の運用に就いているのを確認しました。

しかし、さらにその後、[16]系統・若槻団地線の運用に就いているのを目撃しました。
長野市のICカード乗車券「KURURU」導入まであと僅かとなりましたが、相変わらず40484号車には「KURURU」の読み取り機が装備されていない状態で、年式(1992年式)やこれまで使用されてきた条件などを考慮すると、このまま10月27日(土)の「KURURU」運用開始をもって、引退となる可能性が高いものと思われます。





▲ 長野駅1番乗り場で乗車扱い中の40484号車。若槻系統の路線に、前後扉の山用キュービックが使われるのは、極めて珍しい光景ではないでしょうか。





▲ 長野駅ロータリー内の仮設待機所(?)で折り返しまでの時間調整を行なう40484号車。この日は夕方から夜間に掛けて、何かの代走で若槻系統を何往復かしていたようです。




先週末あたりから、川中島バス99363号車(…と書いてもやっぱりピンときませんね…(^^; 登録番号が長野200か11-18の日野ブルーリボンHIMRと言えば分かりやすいでしょうか(^^;;;)がラッピングを施されて走っているの見かけるようになりました。

ひとまず間に合わせに…ですが、99363号車が運用に就いている姿を長野駅前で捉えることができました。
ちょうどカメラを持っていないときで、携帯電話のカメラ機能を使用して撮影した画像ですので、かなり酷い仕上がりですが、雰囲気だけでも伝われば…と思い、紹介いたします。



▲ 新たにラッピングバスになった99363号車。“子どもを虐待から防止する”というメッセージがこめられている“オレンジリボン”が車体に大きく描かれています。なお、ブルーリボンHIMRのフルラッピング化は、川中島バスでは初のことと思われます。


このラッピングは長野県が、11月が児童虐待防止推進月間であることに因み、子ども虐待防止のための集中的な広報・啓発活動の一環として行なっているもので、県健康福祉部のプレスリリースによると、長野県内の民間路線バス計24台に同様のラッピングを施し、10月中旬から3月末まで運行する-とのことです。

なお、このラッピングバスの詳細につきましては、当ブログで過去に同趣旨のラッピングバスを紹介しておりますので、そちらも合わせてご覧いただければ幸いです。

○ 2011年11月24日の記事…上田バス528号車

○ 2010年12月3日の記事…川中島バス40918号車

○ 2010年11月28日の記事…松本電鉄バス10133号車(現・諏訪バス31169号車)

全県で24台ですので、川中島バスだけでなく、アルピコ交通全体でも複数の車両がラッピングになるものと思われます。
それらも記録でき次第、順次当ブログで紹介していきたいと思います。
(合わせて、99363号車もきれいな画像が撮れましたら、改めて紹介したいと思います。)


松本電鉄バスの空港・朝日線(系統番号71~74)の区間便として、松本バスターミナル~神林高速バス停間に運行される便が1日に2本だけあります。

元々、空港・朝日線は「朝日線」として、松本BT~上今井~小野沢~御馬越(おんまご)間に運行されていましたが、利用客の減少に伴い、度重なる運行区間の縮小、減便が行なわれてきました。その過程において登場したのが、この“神林高速バス停”折り返しの便という訳です。

長野道を走る高速バスの「長野道神林」バス停のすぐ近くに路線バスのバス停を設けることにより、路線バスと高速バスの乗り継ぎが便利になるようにとの狙いがあるものと思われますが、この区間便の運行時に表示されるLEDの行先表示には“ある特徴”があります(^^;



▲ 日野ブルーリボンHIMR・10525号車により運行されるある日の[74]系統・神林高速バス停行き。この車両は、高速バスPRのパートラッピングが施された日野ブルーリボンHIMRの中でも、非公式側のラッピングに覆われていない部分のHighland Shuttleのロゴやダイナミックストライプがそのままになっているのが特徴的です。
(この車両以外は、広告からはみ出た部分のロゴ等は白くマスキングされています。)



▲ その行先表示部分の拡大。日本語の下のローマ字表記は、行先のバス停の発音すべてではなく、「Takamiya・Kanbayashi」となっています。
(余談ながら、ヘボン式のローマ字の綴りでは「b・m・p」の前では「ん」を「n」ではなく「m」で綴るのが一般的ですので、「Kambayashi」とするのが正当であると思われるのですが…(^^;)



何と言っても特徴的なのが、バスは基本的に“バス停”に停車するものなのに、その行先にわざわざ“バス停”という文字を入れている点です。
もっとも、このバスの行先である「神林高速バス停」は、その名前のとおり高速道路上にある高速バス用のバス停ですので、一般道の路線バスの行先として、高速道路上のバス停の名称である「長野道神林」行きとするのは適切ではないということでこのような名称に落ち着いているものと思われますが、バスの行先として「○○バス停」のような表記をしているのは、松電バスに限らずなかなかのレアケースなのではないでしょうか(^^;



先日、雨が強く降ったある日のこと、昭和通りを歩いていると前方から時間帯・場所からして“絶対にあり得ないバス”が近づいてくるのが見えました。
幸い、道路が渋滞していたので、昭和通りバス停に到着するまで間があったので、カメラを構えて待っていたところやって来たのは…





赤いびんずる号! しかも[46]系統・大豆島線のバスターミナル行き!?


ちょうど降車客もあったのでバス停に停車したため、そのままバスターミナルまで乗車し、いくらか明るいところでの撮影もさせていただきました。







▲ 折り返しもそのまま[46]系統の大豆島東団地行きに充当されていました。


びんずる号用の3台は、それぞれ大塚南との入出庫を兼ねて、さまざまな路線でアルバイト運用に就いていますが、夜間の[46]系統・大豆島線での運用を目撃したのは初めてのことです。
(これまでもあったのかもしれませんが、いずれにしても非常にレアなケースだと思われます。)

偶々この日は本来運用するべき車両に不具合が発生したか、あるいは大豆島線は、現在北屋島線などとともに終発の繰り下げ・増便の実証実験運行中ですので、その関係で車両の需要が増えて、このような特別な運用が組まれるようになったのでしょうか。
今後も注目していきたいと思います!



長野市公共交通活性化・再生協議会により、公共交通の利用促進とバス交通の活性化・再生を図ることを目的として、長野市内の4路線(下記参照)で平日夕方から夜間にかけて、バスの増便及び終発時刻の繰下げを10月1日(月)から来年(平成25年)9月30日(月)まで実施しています。

これに合わせて、長野市内を走る川中島バス及び長電バスの路線バス車両の前面に、この実証運行をPRする前掛けが取り付けられています。



▲ 路線バスの取り付けられている前掛け。川中島バス・長電バスの2社が同一デザインのものを使用しています。



▲ 川中島バスへの取り付け例。市内を走る路線バス車両のうち、結構な台数のバスに取り付けられています。



▲ 長電バスへの取り付け例。脇を抜けていく赤いびんずる号・40065号車は、中央通りの善光寺方面への通行規制に伴い迂回運行を行なっているところです。


【参考】(出展:長野市交通政策課HP)
◆対象路線
 [7] 運動公園線(長電バス)
 [14] 保科温泉線(長電バス)
 [45] 北屋島線(川中島バス(アルピコ交通))
 [46] 大豆島線(川中島バス(アルピコ交通))

◆運行日
 祝日を除く月曜日から金曜日
 (土曜日・休日及び8/13~16、12/29~1/3は増便しない) 

◆増便ダイヤ(いずれも長野駅発の時刻(保科温泉線は千石入口発)) 
 [7] 運動公園線
  18:05、19:20、20:35、21:45(終発)
 [14] 保科温泉線
  17:51、21:16(終発)
 [45] 北屋島線
  18:23、19:28、20:28、21:48(終発)
 [46] 大豆島線
  18:08、19:18、20:33、22:03(終発)

(※ 運行期間、ダイヤ等は、乗車される前に長野市やバス事業者のHP、バス停の掲示等で最新の情報を入手されるますようお願いいたします。)



さる9月30日をもって営業を終了した川中島バス妙高営業所(新潟県妙高市)に所属していた車両が長野(川バス本社)に戻ってきたようで、長岡ナンバーのまま長野市内の路線バスの運用に就いています。
妙高に在籍していた5台の車両のうち、いすゞキュービック3台(40550、40564、40957)はすべて長野に戻されたようで、今後は戸隠系統で使用している同型車の経年車の代替等として使用されるものと思われます。
(残る2台は小型車ですが、長野を含めた他のエリアで需要があれば、転属の上、使用されるものと思われますが、現在のところその後の状況は確認できておりません。)

今回紹介するのは40550号車で、目撃した時は[21]系統・日赤線で使われていました。



▲ ちょうどカメラを持ち合わせていなかったため、携帯電話のカメラ機能で撮影した40550号車(写りが酷くてスミマセンm(__)m)。2006(平成18)年に山陽電鉄バスから川中島バスにやって来た同車は、2009年までの3年間は長野ナンバーの40661号車として活躍しており、凡そ3年ぶりの古巣復帰ということになります。



▲ 妙高営業所時代の40550号車(2011年10月)。妙高高原駅を出てすぐ、狭隘路を通って集落を抜け、国道18号を目指します。赤倉温泉行きの40550号車のすぐ後ろには、妙高高原駅同時発車の杉野沢上行きの40564号車が続きます。



明日(20日(土))からいよいよ本格的な発売開始となり、さらにあと1週間で運用が始まる長野市内の路線バス用ICカード乗車券「KURURU」

長野市内を走る路線バスのほとんどの車両が準備工事を終え、あとは運用開始を待つばかり-という状況ですが、意外な車両にも「KURURU」の読み取り機が設置されているのを確認しました。
(あいにく、画像として記録することはできませんでしたが…orz)


▼ それは…この車両です(^^;



普段は長野駅東口を志賀高原を結ぶ急行バスとして運行されている長電バスの310号車ですが、長野電鉄屋代線の廃止代替路線バス・屋代須坂線の朝の高速便(松代駅→須坂駅、事前予約制)にも使用されているとの話を聞いており、そのための措置ではないかと思われます。
(須坂市~長野市~千曲市と、長野市以外も走る屋代須坂線ですが、27日(土)以降は全線で「KURURU」を使用することができます。)

…ということは、310号車が使えないときの代走用に、銀色のエアロバスにも少なくとも1~2台、「KURURU」対応改造が施されているものと推測されますが、いかがなところでしょうか??


【参考】

▼ 路線バスの乗車口に設置された「KURURU」の読取機。310号車の乗降口にもこれと同じものが設置されました。もちろん運賃箱にも設置されています。
(※ 画像は川中島バスの車両のものです。)



10月1日から長野駅周辺の100円区間の運賃が150円に改定されたことに伴い、長野駅と善光寺を結ぶ[10]系統・善光寺線(びんずる号)のLED表示に変化が生じています。



▲ 長野駅前ロータリーの工事に伴い、新たに設けられた降車停留所に停車中の緑色のびんずる号・40148号車。今までは全区間100円で乗車できたびんずる号ですが…



▲ 運賃が100円→150円に改定されたことに伴い、側面のLED表示に「全線150円」の文字が入るようになりました。



▲ 余談ですが、中央通りの工事に伴う昭和通り~セントラルスクウェア間の一方通行化により、迂回運行が始まった頃、40148号車の側面LEDは、経由地表示の左から2番目の枠をマスキングテープで目隠ししていた時期がありました。恐らく、通常の[10]系統の表示を出したときに「権堂入口」が表示されるところを隠すためと思われますが、このようにアルバイト運用中は表示すべき経由地まで隠れてしまうという弊害もありました(^^;



白馬営業所の高速車・05065号車を撮影に行った日、大町市内で思わぬ車両に遭遇しました。

それがコチラ。



「99501」号車という社番を振られた三菱ふそうのエアロミディワンステップ車。登録番号は「松本200か・848」で、ごく最近登録されたばかりの車両のようです。



▲ (画像ではほとんど写っていませんが(^^;)行先表示から、大町市民バス「ふれあい号」として運行されているバスのようです。



▲ 社番及び登録番号をアップで。500番台というのは、中型の路線バスに振られた新たな番台なのでしょうか。
(長野には「97554」号車(長野200か10-92)という社番のいすゞLRが在籍していますが、同じ下3桁が500番台同士で何か関連があるのでしょうか??)


大町市民バス「ふれあい号」は、2006(平成18)年1月1日に大町市に編入合併した旧北安曇郡美麻村、東筑摩郡八坂村を含む大町市内各方面に運行されているコミュニティバスで、川中島バスのほか、やまびこバスや北アルプス交通にも運行が委託されています。



▲ 「ゆーぷる木崎湖」に到着する99501号車の公式側。撮影した便は、平コースの源汲(げんきゅう )方面の「鹿島」を始発とし、大町病院・信濃大町駅・総合福祉センターを経てそのまま平コースの木崎方面に入り、「ゆーぷる木崎湖」で折り返して再び大町市内へ、さらに源汲方面へ直通して再度「鹿島」へ、そして大町市内へ戻って信濃大町駅で終点となるロングラン運用です。



▲ 「ゆーぷる木崎湖」では時間調整のために10分ほど停車、地元の方と思われるご婦人が3名ほど乗車していました。



▲ 真正面からLEDの行先表示を。長野の川中島バスと異なり、極太のフォントで書かれた行先表示が特徴的です。


この99501号車が導入されたことにより、元は長野にいた日野レインボー40553号車(大町転属後の登録番号は松本200か・789)の去就が気になります。

また、99501号車の元事業者について、今のところ手掛かりになるようなことに辿り着いておらず、どなたかご存知の方はヒントでも結構ですので情報をいただけると嬉しいですm(__)m


 2013年1月15日午前0時45分追記

2013年1月15日午前0時14分に、地元にお住まいと仰るりょうすけさんから頂戴したコメントにてご指摘がありましたとおり、「源汲」の読みは「げんゆう」が正当とのことですので、ここに訂正させていただきます。
りょうすけさん、ありがとうございますm(__)m



10月4日の記事にて、川中島バス担当の70号車が、10月なった後に「市街地循環バスぐるりん号」の運用に就いている様子を紹介しましたが、今度は長電バス担当の68号車が「ぐるりん号」として走っているのを目撃しました。



▲ 見慣れた水色の市街地循環 ぐるりん号」の方向幕を掲出してぐるりん号の運用をこなす長電バスの68号車。


一見すると、9月以前の光景と全く同じように見えますが、1か所車両の外観に変化が生じています。



▲ A・Bの降車停留所で下車扱い後、長野駅ロータリーへと向かう68号車。よく見ると、方向幕の左脇の表示が…



▲ 川中島バス担当車両と同様に、68号車も「運賃 100円」の表示が抹消されています。



▲ 9月最終週のうちに「運賃 100円」の表示が抹消された川バス担当車2台とは異なり、9月30日の運用時にも「運賃 100円」の表示が残されていた長電バス担当の68号車。



▲ 長野駅新3番乗り場で出発待ちをする68号車。


先代ぐるりん号用車両のふそうエアロミディMJは、3台ともICカード乗車券“KURURU”への対応化が完了しているので、当面はこのように予備車として稼働する姿が見られるのではないでしょうか。




2004年に山陽電鉄バスから譲受し、戸隠系統で活躍した後に2007年頃から新町営業所に転属して西山系統で活躍していた40484号車(長野200か・484、いすゞ(IKC)U-LV218L 1992年式)が、本社受け持ちの[11]/[21]系統・日赤線の運用に就いているのを目撃しました。







「[21] 日赤 松岡」の表示を出して長野駅前に姿を見せた40484号車。新町営業所の運用とは絡まない本社担当の運用に就いていますので、新町から本社へ転属あるいは貸出されているものと思われます。


なお、この40484号車ですが、現時点でICカード乗車券「KURURU」への対応化が未完了であり、年式等々を考慮すると今月中に引退する可能性が高いものと思われます。
(そのために本社へ転属した…というより返却されたということでしょうか(^^;)

同じ元山陽電鉄バスのキュービックが、妙高営業所の閉鎖に伴い長野に戻ってきているという話もあります(元40957号車の40627号車は、私も長野市内で運用に就いているのを目撃しています。)し、これによって代替されているか、何か別の車両が新町に行っている可能性もあり、今後の動向に注目したいと思います。


★ ☆ ★ ☆ ★


なお、同じ元山陽関係ということで、この記事にぶら下げておきますが、40484号車を目撃した日と同じ日に、戸隠営業所所属の山用車である41057号車が、同じ[11]/[21]系統・日赤線の運用に就いているのも目撃しています。



▲ 日赤線で運用中の41057号車。詳細は不明ですが、何か本務車の不具合等により、たまたま空いていた(?)同車が代走したのではないかと思われます。




10月5日付けの記事で紹介した99418号車に続き、川中島バスに99419号車(長野200か11-85)が登場しました。

基本的な仕様は、これまで登場している99415~99418号車と同じで、恐らくこれも京王電鉄バスからの譲受車であると思われますが、細部の仕上げが異なるという興味深い点がいくつかあります。


まずはフロントですが、







「99418号車登場!」の記事にカレーパンさんからいただいたコメントのとおり、フロントガラス右下にある安全確認窓(セーフティウィンドウ)部分のダイナミックストライプが欠落してしまっています。
貼り忘れなのか、貼ったけど粘着が悪くて剥がれてしまったのか分かりませんが、他の車両でも例を見ない珍しい状態ではないかと思われます(^^;


次にリアですが、







リアガラス下方のHighland Shuttleのロゴが異常に小さく、恐らく中・小型車に使用しているサイズを流用しているのではないかと思われます。



▲ 長野バスターミナルで待機する99417号車(左)と99418号車(右)。同じアルピコカラーのニューエアロスターノンステ車でありながら、方向幕脇の車椅子マークの有無やセーフティウィンドウ部分のストライプの有無など、3台3様の仕上げとなっています。
(※ プラットホーム部分から撮影した画像です。)



10月1日から日野新型ポンチョ4台+電動ぐるりん号1台の態勢にバトンタッチした長野市の市街地循環バスぐるりん号ですが、早くも先代ぐるりん号(エアロミディMJ)の代走が行なわれているのは既に紹介したとおりです。

これは、車両数が増えたとはいえ、ぐるりん号そのものの本数が増やされたり運行時間帯が拡大されたりしたため、運用に必要な車両数も増えているわけで、基本的に予備車が無い状態であることには変わりありません。そのため、本務車(新型ポンチョ)の検査や故障の際は、代車による運行となるようです。

先日は、先代のエアロミディMJではなく、長電バスの一般色の中型車・791号車がぐるりん号の運用に就いているのを目撃しました。



▲ あかりん号再び! 車両の代替わりによりしばらくは見納めになると思っていたあかりん号が、10月になってから早くも運行されています。



▲ 新たな降車場所A・Bで下車扱い後、長野駅ロータリーに向かう“あかりん号”791号車。背後の景色もですが、10月1日から行なわれている「運動公園線・保科温泉線等の増便・終発の繰下げ実証運行中」の前掛けも、10月以降の撮影であることの証明になるかと…(^^;



▲ 新3番乗り場で乗車扱い中の“あかりん号”791号車。公式側にラッピングされていた“かがやき総体”の広告が解除されたため、あかりん号に就く機会が出てきたものと思われます。




今年2月頃から、LED表示器による行先表示のパターンがいっそうバリエーション豊かになった川中島バス。スクールバスとして運行される際も、従来の「スクール」のみの表示に代えて学校名入りの表示まで用意するようになる始末。

既に、2月3日の記事及び9月13日の記事の記事で2つのスクールバスを紹介しましたが、長野駅に乗り入れるスクールバスにはもう1路線あることが分かりました。

それがこちら。





▲ 学校名の表記から察するに、西山系統の沿線に所在する県立高校(の分校)へ行くスクールバスでしょうか。この日はHIMRの99364号車で運行されていました。



▲ ロータリーで乗車扱いをして出発! これまで紹介した2路線より運行距離が長く、乗車時間は30分以上になるものと思われます。


(※ このスクールバスは、学校の委託により運行されている通学生専用のバスで、一般の乗車はできないものと思われます。そのため、委託主である学校に配慮し、学校名をテキストとして文字に表すことや、バスの詳細な運行時刻に関する情報を書くことは控えさせていただきます。コメントをいただく場合にも、この点に関するご配慮をいただきますようお願いいたします。)



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この日記は、個人的な趣味で書いているものです。
記事の内容について、(取り分け趣味的な目的で)直接事業者等へお問い合わせされることは、先方の迷惑になる恐れがありますので、ご遠慮くださるようお願いいたします。

また、記事の内容は、自らが収集した情報等に基づき、飽くまでも主観的に記述しているもので、事実と異なる場合もございます。その結果、この日記をご覧の方が不利益を被った場合でも、当方では一切の責任を負いかねますので、ご了承くださいませ。
(※ バスや鉄道の路線や時刻等を案内することを目的とするサイトではございません。
また、事業者等への意見や要望、苦情等(≠個人的な意見・感想)を記すことを本意とするものでもございませんので、そのことに関するコメントや議論には、このブログの内外を問わず、当方は一切関与いたしません。)
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