この春、川中島バスに登場した99503号車を紹介する前に、こちらを先に…(^^;

登録番号から推測して、昨年末~今年正月頃のことと思われますが、松本電鉄バスに99502号車なる車両が登場しています。
ふそう車である99501号車の続番ですが、99502号車はいすゞ製のLR(1999年車ですので、KC-LR333Jあたりでしょうか。)での登場です。



▲ 松本電鉄バスには珍しい、一般カラーの中型車となった99502号車。特に限定した運用を持っているわけではないようで、松本市内の各路線で見ることができます。川中島バスの97554号車に似たイメージの車両ですが、中扉は引戸ではなく、4枚折戸となっています。



▲ 非公式側から。窓と窓の間のピラーは、黒ではなく車体色に塗られているのも特徴的です。





▲ 登録番号は、「松本200か・872」です。リアには「乗降中」の表示器が設置されていますが、車体色ではなくクリームがかった色をしています。旧ベースカラーのアルピコ色の車両からの移植でしょうか、それともクリーム系の色がベースの事業者が元の所有者だったのでしょうか。



▲ 中扉の内側に向かって貼られている注意書きの赤い文字。この特徴から、元事業者は東武か京成の系列ではないかと推測しています。


インターネットで検索しますと、どちらの事業者にも同型の車両が在籍していたようで、今のところどちらが出自かは特定できていません。
ちなみに99503号車も同型ではないかと思われるのですが、細部に亘る差異が数多くあり、2台の関連性は謎めいています(^^;;;

99503号車の紹介記事はまた改めて…)



昨年10月、上田バス及び草軽交通の貸切バスに、新デザインの車両が登場しました。
これは、上田バス及び草軽交通と、上田市にある長野大学の企業情報学部デザインコースのゼミナール及び長野大学デザインサークルとの産学連携プロジェクトにより行なわれている活動の成果で、長野大学の学生さんにより作成されたデザイン案の中から選考会を経て決定されたデザインとのことです。

今回両事業者の貸切バスに採用されたデザインは、その渡りのすごさで有名な蝶「アサギマダラ」が飛び立つイメージを曲線で表現し、アサギマダラのように「(会社)がどこまでも飛躍できるように」という想いが込められたもの-とのことです。



▲ 長野市内にやって来た新デザインの草軽交通の貸切バス・5023号車。運転手さんに伺ったところ、乗降扉脇に描かれた蝶の色は、車両ごとに異なるのだそうです。



▲ 登録番号は「長野200か10-90」で、2011(平成23)年6月から7月頃に掛けて登録された車両のようですが、フロントマスクのデザインから新車登録ではなく何処かの事業者からの譲受車ではないかと思われます。



▲ リアにも蝶が舞うイメージのラインが描かれています。



▲ 車体側面後方及びリアには、新デザインによる「草軽」のロゴマークが描かれています。


昨年10月に草軽交通に登場したのはこの1台だけのようですが、順次新デザインへの塗り替え及び新デザインによる車両導入を進めるようで、元のグループであった東急系のカラーリングのバスは、次第にその姿を消していくことになりそうです。

(参考・出典:長野大学HP、草軽交通HP、上田バスHP)


4月某日-昼間、所用で別所温泉駅の近くを通った際、駅前の桜の木が3分咲きくらいであることを確認、満開になったらぜひもう一度来たいな…と思っていたところ、その数日後にじゅげむ9007さんが上田にお見えになるとの連絡があり、ちょうど良い機会だからと仕事が終わったら速攻で長野駅へ直行し、新幹線により上田往復を敢行した日がありました(^^;

新幹線に乗れば長野から上田まで僅か10数分というから近いといえば近いです。
しな鉄の運賃と所要時間、新幹線の運賃・料金と所要時間を総合的に天秤に掛ければ、決して高くはないかなと(^^;;;

そして上田駅前。市街地の桜は既にピークを過ぎようとしていた頃ですが、駅前のロータリーにはまだ桜関連の垂れ幕がでかでかと飾られ、春全開!をアピールしていました。



▲ 今年も上田城の千本桜まつりには行けず…(--; 来年こそは!


そしてじゅげむ9007さんとそのご友人と合流。用意してくださった車に便乗させていただき、別所温泉駅へ。
駅前の階段には見事な桜のアーチが! チラホラと葉が出始めていますが、息を飲むような光景です。



▲ 別所温泉駅前の階段に覆いかぶさるように枝を伸ばす桜の木。じゅげむ9007さんに三脚をお借りしての撮影ですm(__)m



▲ かつて対抗式ホームを持っていた別所温泉駅。駅舎の向かいには旧ホームが今でも残り、桜の木が何本か植えられています。提灯が燈され、祭りムードを盛り上げています。


この日はゆっくり別所線に乗っている時間はなかったのですが、一応別所温泉駅で2本の電車をお出迎え。



▲ 1本は「上田城千本桜まつり」のヘッドマークを掲げた1000系1004F。ホーム端には灯りが無いので顔が真っ黒ですが…(--;



▲ もう1本は「まるまどりーむ号」こと7200系7253F。このアングルからだと特徴的な“丸窓”が見えにくいですが…(^^;


再び上田駅へ。軽く夜食をご一緒し、上田到着からちょうど3時間後の新幹線で長野へとんぼ返り。
じゅげむ9007さん、遅ればせながらその節はお世話になりました。ありがとうございますm(__)m


さて、それから僅か1か月余りの間に、大雪が降り、そして今では梅雨入りしたとかしないとか!?
気候の変動が激しい時期ゆえ、皆さまもご自愛くださいませ(u_u)






4月初め頃だったように思うのですが、長電バスに1219号車が登場しています。
路線車は大多数が日野車で占められている長電バスにあって、6台目(※)のふそう製大型路線車となる車両です。
(※ 先代の市街地循環ぐるりん号用の68号車、高山村循環バス「ふれあい」用の366号車を合わせると8台目。)



▲ 長電バスに新たに登場した1219号車。ふそうのニューエアロスターで、1138号車に続く元川崎市交通局の車両のようです。



▲ 中扉が四つ折戸になっているところから、形式はKC-MP317K、鷲ヶ峰営業所又は上平間営業所に所属していたワンステップの1999年車9台(局番W-orH- 2775~2783号車)のうちのいずれかと思われます。





▲ 主に長野市内の一般路線で使用されています。





しなの鉄道169系S51編成が2編成目の湘南色となって運転を始めた翌日、4月7日(日)には湘南色の編成を2本つないだ6両編成で急行「信州」が篠ノ井~軽井沢間に2往復運転されました。

この日も急行列車の乗車までは時間が取れなかったので、折り返しとなる篠ノ井駅でお手軽に迎撃となりました(^^;



▲ 11時57分、軽井沢からの急行「信州1号」が篠ノ井駅2番線に到着しました。車内にも大勢のお客さんが乗っていましたが、それに負けないくらいホームも出迎えの人でいっぱいでした(^^; 篠ノ井方に連結されているのがS51編成です。



▲ 軽井沢方のS52編成側から。最後の最後にやってくれた!という感じです。3連でも見応えがある湘南色の急行列車ですが、倍の6両になると魅力はそれ以上に膨らみますね(^^;;;



▲ そして何と言っても一番の魅力はココ! 湘南色の先頭車同士の連結面についつい目が行ってしまいます(^^; 現役時代の急行列車では当たり前だったシーンですね(^^)



▲ 篠ノ井駅2・3番線ホームの発車案内表示には、しっかり「急行信州4号」の文字が表示されています。JRの管理する駅なのによくやってくれたなと思います(^^;



▲ 僅か15分で折り返し、12時12分には急行「信州4号」として篠ノ井駅を後にしました。こちらにも向かい側のホームにも数多くの方が見送っていました…



▲ あっという間に加速していく急行列車。振り返って国鉄色のディーゼル機関車(DE10形)との並びを強引に(^^;



一応、昨日の記事の続きです(^^;

4月6日(土)、この日はもう一本別の急行列車が運転されました。
S52編成に続き、ここへ来て湘南色の編成がもう一本増えることになったのです。

しなの鉄道沿線の自治体である坂城町が、町内(坂城駅構内)での静態保存を前提に譲渡をしなの鉄道に申し出たことがきっかけとなったようで、クモハ169形及びモハ168形のトップナンバーを含むS51編成が湘南色に復元され、これを使用した急行「さかき」号が坂城~軽井沢間に1往復運転されました。

坂城駅では、急行「さかき」の出発イベントが行なわれたようですが、これには見物に行く時間が取れなかったので、昨日の記事で紹介した急行「信州」とまとめて坂城駅での迎撃です(^^;



▲ 急行「信州」を見送った後、いったん改札の外へ出て待合室へ。駅舎内に併設されたギャラリーが解放されており、「急行「さかき」&坂城駅出発イベント!」に関連したパネル展示が行なわれていました。



▲ 坂城駅東南側に軽井沢方から進入する側線があります。ここが169系S51編成の静態保存される場所で、この後駐車場の一部を改修して側線を延長する工事が行なわれました。



▲ 急行「さかき」到着前にホームへ再入場。JRカラーのワンマン列車と貨物線のスイッチャーと桜と。


そして急行「信州」の発車から約40分後、急行「さかき」が姿を現しました。



▲ 見事に湘南色に復帰した169系S51編成による急行「さかき」号。ヘッドマークは一般的な「ありがとう・さようなら S51編成」のものでした。助士席側には、坂城町のキャラクター「ねずこん」(坂城町特産の「ねずみ大根」に由来する名前です。)のぬいぐるみが乗っています(^^;



▲ 急行「信州」の時とは様子が一変!? この列車には大勢のお客さんが乗っていました。急行「さかき」は坂城駅が終点なので、皆さんゾロゾロと降りてきました(^^;



▲ 急行「さかき」の行先表示類。サボには「169系 S51編成湘南色塗色記念 2013.4.6」の文字が入れられています。



▲ 「さかき」の愛称表示板にも「ねずこん」が描かれています。



▲ お客さんを降ろし、戸倉へと回送されるのを待つS51編成。湘南色復帰後のこけら落としは無事に終了しようとしています。


【おまけ】
今回運転された急行「さかき」号、てっきり「志賀」や「信州」をイメージしたヘッドマークが付くものと期待していたのですが…(^^;;;


▲ 画像はイメージです(^^;;;



なお、169系S51編成は5月25日(土)未明に坂城駅構内の保存場所に到着し、同日午前9時からは「169系電車静態保存記念イベント」が開催されました。
(※ イベントの様子等は、坂城町HPに掲載(http://www.town.sakaki.nagano.jp/dekigoto/W034H0000043.html)されています。)


4月に入り、169系の引退イベントも佳境に差し掛かって来たかというところです(^^;
相変わらず時期遅れのネタとなってしまいますが、ご笑覧を…m(__)m

4月6日(土)、月末の3連休のファイナルイベント以外では、一般乗車可能な急行列車として運行される最後の週末2日間がスタートしました。
まずはこの日、お馴染み湘南色のS52編成3両が急行「信州」として軽井沢~篠ノ井間を2往復します。篠ノ井発の2号がスタートとなりますので、2号→1号→4号→3号の順の運転です。

午前中は、昨日の記事で紹介した「特急あさま号」の出発式に行っていたので、夕方の急行「信州3号」にターゲットを絞り、かつ天候が思わしくなかったため、坂城駅での駅撮りのみとした次第です。



▲ 坂城駅に到着する急行「信州3号」篠ノ井行き。169系S52編成での運転です。


「あさま」と乗客を二分してしまったのか、天候のせいなのか、こちらもあまり乗客数は芳しくない様子…このところイベント運行が続いていましたから、ファンも些か食傷気味といったところでしょうか(^^;



▲ 1号車にのみ、現役当時の急行「信州」を再現した「上野-長野」のサボが取り付けられていました。「軽井沢~長野 普通」とは芸が細かいです(^^;



▲ 降りるお客さんも乗るお客さんもなく、静かに雨の坂城駅を後にしました。構内の外れには、見事に咲いた桜が雨に濡れていました。



今年の春の臨時列車に、信越本線長野~直江津間での特急「あさま」号の復活運転がありました。
恐らく、信越本線の軽井沢~関山間が開業から125周年を迎えることを記念したイベントの一環と思われますが、昨年10月に10年ぶりに復活運転を行なって以来、僅か半年で再び臨時列車としての設定が行なわれた次第です。
運転が設定された日は、4月6日(土)、7日(日)、5月3日(土)、4日(日)の4日間で、いずれも長野~直江津間を1往復する-という内容でした。
なお、指定券の販売システムで新幹線「あさま」と重複しないようにするためか、「特急あさま号」という列車名で運転されています。

このうち4月6日(土)の運転では長野駅で出発式が行なわれ、その様子を記録しておりますので、(今さらながら)紹介いたします(^^;



▲ 長野駅の発車案内表示。現役当時の特急「あさま」号なら、「あさま○○号」と表示されるところですが、今回は「特急あさま号」と(本来の列車名で)表示されていました。



▲ 長野県の観光イメージキャラクター「アルクマ」も登場し、出発式の準備が大詰めを迎えた長野駅6・7番線ホーム。



▲ 報道関係者等が鈴なりの6番線に入線する「特急あさま号」。昨秋の運転時に国鉄色に戻された長野総合車両センターのN101編成が使用されました。5番線ホームにも「特急あさま号」を一目見ようと大勢のファンが押しかけていました。



▲ 「特急あさま号」の側面表示。元々長ナノの183・189系には「あさま」「あずさ」「かいじ」用の方向幕が用意されているため、外貼りで“いかにもイベント列車!”的な演出ではないところがイイ感じです(^^;



▲ 6番線ホームに停車中の「特急あさま号」。ホームの賑わいとは裏腹に、車内は閑散としていました…



▲ 駅長の制服を着た「アルクマ」。これから出発の合図を送る前に、駅長から手の挙げ方のレクチャーを受けています(^^;



▲ 「出発、進行!」 駅長の合図とともに、静かに動き出した「特急あさま号」。「アルクマ」の手って、挙げるのが大変なんですね(^^;;;



▲ 最後に後打ちで。先頭が信号の影になってしまいましたが気にしない(^^;


なお、この「特急あさま号」ですが、4月6日(土)の晩に発生した線路への土砂流入の影響で、7日(日)の運行は中止となってしまいました。



▲ 信越本線妙高高原~関山間で発生した線路への土砂流入による列車の運休を知らせる掲示。4月7日(日)、長野駅にて。


古い画像(…といっても4月の画像ですが)を見返していて思い出したネタです(^^;

[74]系統・鬼無里線に使われるバスは、本社担当便・鬼無里営業所担当便いずれも大型車であることがほとんどで、中型車が運用に入ることはまずないものと思われます(…飽くまでも経験上の話ですが(^^;)。

先日(フロントのバスマスク(前掛け)をご覧いただくと、だいたいいつ頃の話かお分かりいただけるかもしれませんが…(^^;;;)、その[74]系統・鬼無里線に、中型車の40866号車が使われているのを目撃しました。



▲ 末広町交差点を右折する40866号車による[74]系統・鬼無里行き。最終便ながら、長野駅前で乗車したお客さんは数えるほどしかいなかったようで…(--;



▲ 千石入口、かるかや山前、昭和通り…と徐々にお客さんが増えていくのを期待しつつ見送りました(^^; 平日の最終便ですので、この日はこのまま鬼無里営業所で夜明かしをしたものと思われます。


このところの鬼無里線は、新車で投入された日野ブルーリボンシティの40237・40529号車以外は運用が固定されていないのか、ブルーリボンHIMRをはじめ、川崎市からのふそうエアロスターKなど、多彩な顔ぶれで運行されています。今回の40866号車での運行も、車両の遣り繰りの都合上仕方がない運用だったのかもしれませんね。


5月8日(水)の記事で、日野セレガR FSの40318号車が高速バス・長野~松本線の運用に入っていることを紹介しましたが、同じセレガR FSの40317号車及び40411号車も長野~松本線の運用に使われているのを相次いで目撃しました。



▲ 夕方の松本行きの運用に入った40317号車。シャッタースピードを落としたにもかかわらず、LEDが切れてしまいました(T^T)



▲ 1年新しい(2004年式)40411号車も松本行きに。やはりLEDが…でした。


他の高速バス車両と違って、40317・40318・40411・40412号車の4台は、3色表示のLEDを装備しているため、コレの写真写りが良くないのでしょうか??
(上高地用の松本電鉄バス10370台のセレガR HIMRなども同様ですが…)



3月16日(土)のダイヤ改正から、しなの鉄道線内において2両編成の115系の運行が開始されました。
ダイヤ改正をもって定期運行から退いた169系の運用及び一部の115系3両編成の運用を置き換えるのが目的と見られ、ダイヤ改正以降日中は基本的に2両編成での運行が主となっています。

なお、これに伴いJR信越本線区間を含む軽井沢~長野間を通してのワンマン運転も開始され、篠ノ井線のE127系100番台によるワンマン列車同様、長野駅までワンマン列車が乗り入れることになりました。

また、今回しなの鉄道線内で運行されるようになった2両編成の115系は、長野総合車両センターのN50番台の7編成(N51~N54、N56~N58)で、現在のところはまだJR東日本の所有のまま貸し出されているようですが、最終的にはしなの鉄道に譲渡されるようです。
(115系2連×7編成の導入については、しなの鉄道の「第3次中期経営計画(2013~2017年度)」で公表されています。)



▲ 3月16日のダイヤ改正からしなの鉄道線内での運行を開始した2両編成の115系。日中は基本的に2両編成の列車主体の運行となっています。



▲ 従来、ワンマン運転の区間は軽井沢~戸倉間でしたが、ダイヤ改正以降はワンマンのままJR長野駅まで入ってくるようになりました。



▲ 篠ノ井駅で並んだ2両編成の115系によるワンマン列車。2両編成の列車主体の運行となる時間帯は、珍しくない光景のようです。



▲ まだJRの所有であるため、車体のJRマーク及び「長ナノ」の所属標記はそのままとなっています。ワンマン運転に際し、車外スピーカー(各車両それぞれの側面に2か所ずつ)が設置されました。また、新たに「普通/ワンマン及び快速/ワンマンの表示が種別幕に追加されています。



▲ ラッシュ時間帯の中心に運転されている2編成併結列車については、基本的に3+3の6連から3+2(又は2+3)の5連に減車され、しなの鉄道開業時以来のJRカラーとしな鉄カラーの混結が再び見られるようになっています。



▲ クモハ114形にJR時代に大改造(!?)の末に設置された車椅子対応のバリアフリートイレは、「業務室」として閉鎖されてしまいました。


今回の115系2連の導入に伴い、3連の115系にも余剰が生じているようで、4月末現在で3連×3編成が9両編成に組成の上、軽井沢駅の側線に留置されています。



3月31日(日)、しなの鉄道169系の引退1か月前長野電鉄屋代線廃線1周年を記念して、軽井沢~屋代間に急行「志賀」号が運転されました。

これまで何度となくイベント列車として運転されている急行「志賀」号ですが、この日の目玉は何と言ってもしなの鉄道色のS53編成が「急行」の種別幕を表示し、ヘッドマークを掲げて運転されたことです。

当日は、屋代線廃線の日(昨年3月31日)を思い起こさせるような霙混じりのとても寒い日でしたので、沿線での撮影は諦め、屋代駅での撮影のみに留めました(^^;
屋代駅では、急行「志賀」号の運転に合わせて、「カウントダウンFesta(フェスタ)」と称したイベントが行われており、大勢のお客さんで賑わっていました。



「急行」の種別表示と「志賀」のヘッドマークも誇らしげに屋代駅2番線に佇むしなの鉄道色の169系S53編成。この日は湘南色のS52編成と併結され、6両編成で運転されました。



▲ 軽井沢方にはお馴染み湘南色のS52編成。現役当時は「妙高」又は「信州」にぶら下がって3両での運転でしたので、6両編成の急行「志賀」号が運転されるのは史上初!?



▲ しなの鉄道色と湘南色の連結部分。ついついこういうところに眼が行ってしまいます(^^;



▲ 篠ノ井方の1両には、現役当時のイメージを再現するべく「上野-湯田中」のサボが入れられていました。



▲ こちらは正規の行先を示すサボ類です(^^;



▲ 急行「志賀」号の出発に合わせ、地元・戸倉上山田温泉の皆さまによる「冠着太鼓」の演奏が2・3番線ホーム上で披露されました。


なお、長野電鉄屋代線廃線1周年のイベントも兼ねていたため、屋代駅の旧5番線ホームも解放され、長野県内の私鉄各社等による物販コーナーが開設されたり豚汁のサービスが行なわれたりしていました。とても寒い日でしたので、豚汁はとても暖かく、そして美味しく感じました。(ごちそうさまです!)



▲ 屋代駅の旧長野電鉄ホームの柱に復元された駅名標。



▲ 物販の業者さん所有の2000系D編成さよならヘッドマークも展示されていました。(業者さんのご厚意により、撮影しやすいように立て掛けてくださったものです。ありがとうございますm(__)m)



▲ 急行「志賀」号を見送る老夫婦。車内からも窓越しに手を振り返す方もいました(^^)




もう一つ、3月20日(水)に松本電鉄上高地線の新村駅構内で行なわれた「第6回 上高地線ふるさと鉄道まつり」に関連する話題を…


イベント会場内に展示された高所作業車は、ゴンドラに体験乗車ができるようになっていました。
閉場も近いということもあり、他に並んでいる方がいなかったので、私も子どもと一緒に載せていただくことに。
ヘルメットをお借りし、子どもを先にゴンドラに放り込み(^^;、続いて私もよっこらしょっとゴンドラ内へ。
動き出すと意外と高いんです。平屋の新村駅舎ははるか下、隣にある2階建ての運転司令室もみるみる眼下へ…3階建てくらいの高さになったでしょうか(ということは10mくらい!?)、その時に駅近くの踏切警報器が鳴りだしました。
「並んでいる人もいないし、そのまま見てていいよ」と係の方。何たる幸運!!
暫くすると、上下からの電車が姿を見せました。



▲ 新村駅で交換する上下列車。松本行き(左)は「ふるさと鉄道まつり」のヘッドマーク付き、新島々行き(右)は「なぎさTRAIN」です。



▲ 新島々へ向けて出発する「なぎさTRAIN」。3000系の屋根上を見たのはたぶん初めてです! 3005-3006編成の松本方にもパンタ台のようなものがあるのですね(^^;


僅か数分のことでしたが、普段は絶対に観られないアングルから電車を見ることができ、親の方がはしゃいでいた高所作業車の乗車体験でした。
係の方のお取り計らいに感謝です(^^)



3月20日(水)に松本電鉄上高地線の新村駅構内で行なわれた「第6回 上高地線ふるさと鉄道まつり」に関連する話題です。

イベント会場となった新村車庫には、松本電鉄バスの10131号車が展示されていました。
閉場時刻も間近に迫った中、運転手さんと少しお話をさせていただいた勢いで、松本電鉄バスにも出るようになった“あの表示”をリクエストしてみたところ、ご快諾いただき、その表示を拝むことができました(^^;

川中島バスでは2012年の受験シーズンから表示されるようになった「合格祈願」表示のLEDですが、松本電鉄バスでは少し違ったパターンの表示が出ていた-という話を聞いて、ぜひ一度見てみたいと思っていた表示です。

季節外れもいいところですが、本日はこちらを紹介いたします(^^;



▲ 2013年、今年の受験シーズンからシャトルバスに表示されていたという「合格祈願」のLED。前面は川中島バスと同じもののようです。



▲ 小さくて見づらいかもしれませんが、リアのLEDも同様です。



▲ 川中島バスとの違いは側面の表示にあります! 松本電鉄バスでは、「がんばれ受験生!」という何とも粋な文言が表示されています。


リクエストにお応えくださった運転手さん、ありがとうございました。
(今頃になってしまい、スミマセンm(__)m)


※ 画像は、いずれもイベント会場内で撮影したものです。





完全に塩漬けのネタですが…(^^;;;

3月20日(水)、松本電鉄上高地線の新村駅構内(旧駅舎及び車庫)において「第6回 上高地線ふるさと鉄道まつり」が開催されました。
当日は、お昼頃まで長野で用事があったため、最後の1時間くらいしか会場で過ごすことができませんでしたが、決して広いとは言えない会場に所狭しと用意された展示やアトラクション(!?)で、親子で十分に楽しむことができました。

以下、簡単にスナップのみ羅列していくようになってしまいますが、会場の様子をお伝えいたします。



▲ 会場(車庫)の入口付近に掲出された案内図。鉄道車両やバスの展示、模型の運転や物販、ライブスチームや高所作業車のように乗って楽しめるもの-と、いろいろな企画が用意されていました。



▲ お馴染み(!?)Highland Rail Star(^^; いわゆる“軌道自転車”的な乗り物ですが、今回は往路は自力で漕いで進み、復路は後ろに連結されたモーターカーに牽引されて戻ってくる-という内容でした。逆向きに引っ張られる際、結構なスピード感があるので、スリル満点です(^^;(子どもはちょっとだけ顔を強張らせていました^^;)



▲ ライブスチーム。子どもから見ればおじいちゃんのような機関士さん(失礼m(__)m)。愛想良く話しかけてくれるので、何度も乗ってしまったそうです(^^;



▲ 1926(大正15)年生まれ、古豪の凸型電気機関車ED301号機。2000(平成12)年にお色直しして以来…の状態のようで、そろそろ塗り直してあげたいところです。



▲ 上高地線の新旧の主役、5000系(左)と3000系(右)。車内では運転席での撮影や工作など子供が楽しめるような企画が行なわれたり、物販コーナーが開かれたりしていました。



▲ 乗車体験ができる高所作業車。新村駅を高いところから眺めることができました。



▲ バスも展示されていました。松本電鉄90周年の企画で“浅間線チンチン電車”を模したデザインのラッピングに包まれた10131号車です。5月が車検とのことですが、もう1回通すのか、年式を考えると微妙なところではないかと…(^^;


ホントに画像の貼り逃げみたいな感じになってしまいましたが、以上です!


※ 画像は、いずれもイベント会場内で撮影したものです。



今年3月20日(水・祝)に行なわれた「第6回 上高地線ふるさと鉄道まつり」に合わせ、松本電鉄上高地線を走る3000系電車1編成に、同線のイメージキャラクター「渕東(えんどう)なぎさ」を描いた「なぎさTRAIN」の運行が開始されました。
登場から既に2か月が経とうとしていますが、遅ればせながら紹介いたします(^^;



▲ 3月20日(水)、この日松本駅で出発式を行なった「なぎさTRAIN」、以降日中の運行にずっと入っていました。新村駅の発条式転轍器とともに(^^;



「なぎさTRAIN」になったのは、上高地線を走る3000系電車の3005-3006編成です。





▲ 車両の両端、乗務員扉から一つ目の客用扉にかけて、等身大以上のサイズ(!)の「渕東なぎさ」が描かれています(^^;



▲ 松本駅に停車中の「なぎさTRAIN」。編成の前後にはヘッドマークが掲出されています。(前後とも同じデザインのようです。)


この「なぎさTRAIN」が、上高地線の利用促進、活性化につながることを願っています(^^)




昨年(2012年)夏に、上高地方面向けのハイブリッド車として約8年ぶり(2004年式の10450~10459号車)に登場した現行セレガのハイブリッド車・12201~12205号車
昨夏こそ新島々営業所を拠点に上高地方面への輸送に活躍しましたが、5台のうち4台(12202~12205号車)は新製から僅か約4か月で松本の地を離れ、昨年11月開設の東京営業所の初代車両としてアルピコグループ初の「練馬ナンバー」に登録変更されました。
このうち12205号車はそれから2か月も経たない昨年末に、今度は長野営業所(川中島バス)へ転属、長野市を拠点に県内高速・特急バスや県外高速バスの続行便用として活躍していますが、他の3台(12202~12204号車)も時を同じくして松本支社(松本電鉄バス)管内へ返り咲いたようで、それぞれ松本ナンバーとして再登録されています。

そして、このグループで唯一、新製当初からの登録番号を保っているのが12201号車(松本200か・833)で、こちらも現在は松本営業所(旧松電本社)を拠点に、県外高速バスの続行便や高山・新穂高への特急バスとして活躍しているようです。


★ ☆ ★ ☆ ★


前置きが長くなりましたが、先日、松本市内で12201号車を見かけました。
場所は国道19号の鎌田交差点から東に入り、JR篠ノ井線の線路を跨ぐ橋を渡って松本駅方面へと向かう小路の途中ですが、時間的に新穂高ロープウェイからの特急バスではないかと思われます。
通常なら他の高速バス同様に国道158号~国道143号を経て中央1丁目交差点から松本駅お城口方面へと進路をとるものと思われるのですが、この日は大型連休の最中、渚交差点付近の大渋滞を避けて松本駅へと向かってきたのでしょうか。



▲ 大勢の乗客を乗せて松本駅へと向かう12201号車。


ここで注目したのが行先のLED表示です。
特急バスであれば特急 松 本」等と表示されるべきところですが、この時は単に「松 本 駅」と表示していました。
新穂高からの特急バスが、この表示を出すのが通常なのか、偶々なのか、はたまたそもそも特急バスではないのか…等の疑問が頭の中をグルグルし、今一つ新穂高からの特急バスだという確信が持てないのですが、観光タイプの車両が「松本駅」を表示するのもなかなか新鮮な気がした次第です(^^;
(ひょっとすると、このグループのLEDは単色で大型フォントの行先しか設定されていないのかもしれませんが…)

また、もう一つ気になったのが、この車両のGIロゴです。
自身では画像による記録ができていないのですが、確かこのグループの5台は当初Highland Shuttleのロゴで登場しているはずなのです。
それがよく見るとHighland Expressにロゴが変更されています。
(そういえば、長野に転属している12205号車も同様に変化しています。)

これは、もう新島々で上高地輸送に就くことがないことを示しているのか、単に観光タイプの車両はすべて「~ Expressのロゴを付けるようにしたのか…ここでも疑問が沸いてきてしまいました。

松本を拠点に活躍している車両ゆえ、なかなか記録ができないのですが、残りの3台(12202~12204号車)もどのような状態になっているのか、いずれきちんと記録してみたいところです(^^;
(松本ナンバーに登録変更されているところまでは把握できているのですが…)



本日も今年の大型連休中に見られた珍しい(!?)光景を紹介いたします(^^;

高速バス・長野~新宿線の車両は、車庫のある大塚南から始発地の善光寺大門へ回送で送り込まれますが、通常は大塚南~国道18号~東通り~昭和通り~長野大通り~国道406号~善光寺大門のルートで回送されているようです。

しかし、大型連休中に長野駅前交差点を左折する京王電鉄バスの回送便を目撃したのです。



▲ バスターミナル方向からやってきて、長野駅前交差点を長野大通りの方へ左折する京王電鉄バス50204号車。


方向的あるいは時間的に始発地の善光寺大門へと向かったものと思われますが、これは高速道の渋滞等により大幅な遅延が生じ、大塚南まで往復する時間が確保できず、止むを得ずバスターミナルで簡単な折返し整備だけ済ませてすぐに善光寺大門へ向かうような場合、あるいは国道18号が酷い道路渋滞で丹波島橋・国道117号経由で大塚南からやって来た場合などが想定されますが、実際のところはいかがな事情でこうなったのでしょうか。

いずれにしても、珍しい光景を見ることができたような気がします(^^;


湯さんのブログにも同じネタが紹介されていますが、この大型連休中に、高速バス・長野~新宿線の6020便(善光寺大門1340発)で変則的な運用が組まれていましたので、こちらでも紹介いたします(^^;

前出の長野~新宿線6020便は、本来京王電鉄バス担当のプライムシート車充当便ですが、私が見た時は川中島バスの45194号車が使われていました。



▲ 中央通りから続く狭隘路から長野駅南交差点へと出てきた45194号車。最初は2号車が善光寺大門から付いてきたのかと思ったのですが、よく見るとフロントガラス右下には「1」の号車表示が出ていますので、この車両が1号車ということで間違いなさそうです。



▲ 道幅いっぱいに使って長野駅南交差点を左折する45194号車。京王との受委託に関する運用変更でもなさそうですし、プライム車でもない車両がなぜ-?という感じです(^^; 川中島バスの高速車では希少なスーパーハイデッカーを持って来たのはせめてものサービスでしょうか。


なお、現在では予約サイト等で見ても京王担当のプライム車仕様の表示が出ていますので、この運用変更は大型連休中の限定的なものだったのでしょうか。
(連休中に予約サイトを確認すればよかったのですが…(^^;)



この時期恒例となりました、共済事業者による小学生の絵画作品コンクールの入賞作品を展示する「ギャラリーバス」、今年も運行されているのを確認しています。
(昨年の「ギャラリーバス」の記録を紹介した記事は、「こちら」「こちら」です。)

今年「ギャラリーバス」として運行されているのは、いずれも日野ブルーリボンシティハイブリッドの41007号車41008号車で、41008号車は2年ぶりの返り咲き、41007号車は初の「ギャラリーバス」となった模様です。



▲ 2011年のギャラリーバス以来2年ぶりの返り咲きとなった41008号車。大型連休中に、「迂回」表示を掲出して善光寺大門行き直行便にて運行中の姿です。



▲ 登場以来初のギャラリーバスとなった41007号車。今年はブルーリボンシティハイブリッドが2台ともギャラリーバスとして活躍しています。


例年、2~3台がギャラリーバスとして運行されていますが、今のところ確認できたのはこの2台です。
まだ他にもいるかもしれませんが、それは確認でき次第紹介したいと思います(^^;



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