湯さんのブログで話題になったことがある“系統番号非表示の「長野駅」行き”。
私も常々気になっていたのですが、大きく分けて2種類あることが分かっています。
1つは、丹波島橋南方面からやってくる、[32]系統・運転免許センター線、[33]系統・北原線、[34]系統の三本柳線の長野駅行き。恐らく、朝だけ運行される[31]系統・丹波島線も同様の表示であると思われます。
もう一つは、市役所方面からやってくる、[45]系統・北屋島線及び[46]系統・大豆島線の長野駅行きです。

長野駅前でこれらのバスを見る時、前面方向幕(LED)だけではどの系統か区別できません。
少々強引ですが、末広町の交差点にどちらから進入してくるかによって区別することはできますが、それ以外の場所では側面のLEDを見ても区別できないことが多いようです。なぜなら、側面にも「長野駅←  ←  ←  」のようにしか表示されていないことが多いからです。

ところが、(少なくとも)[32]系統・運転免許センター線については、前面が「長野駅」表示でも、側面にはしっかりと系統番号及び経由地が表示されているようで、それを長野駅前で記録することができました。2本続けて同じ状態でしたので、運転免許センター線では前面の表示に拠らず側面に[32]系統固有の表示をしているのかもしれません。



「長野駅」表示で長野駅前に現れた40093号車。側面のLEDから、運転免許センター線と判明。



上の写真の1本後の便をとったものですが、側面のLEDには駅到着時点でも経由地の表示がされたままで、このバスが運転免許センター線であることが区別できます。



【緊急速報!】
本日(29日)午後3時ごろ、吉田高校付近のSBC通りに出る交差点で信号待ちをしていたら、全身真っ黄色のラッピングに包まれたバスが通り過ぎていきました。ナンバーが斜めからのきつい角度でしか見えなかったのですが、「510」又は「511」に見えたような気がします。
広告主は、恐らくNTT(タウンページの宣伝に見えました。)ではないかと思われます。
おって詳細を調査したいと思います!


一つ前の記事の関連ですが、平成21年12月16日(水)付けのダイヤ改正に合わせて、松電バスの停留所の名称変更が行なわれます。
前回の記事が少々長くなってしまったので、この件については記事を分割いたしました。
なお、変更される停留所の新旧名称は次のとおりです。
松本電鉄HPからの情報引用です。)


3.バス停留所の名称変更

 (左)現在の名称→(右)新しい名称

 ・ 八十二銀行前 → 大名町(だいみょうちょう)
 ・ 銀行前 → 大名町(だいみょうちょう)
  (※ 以上2件、信大横田循環、横田信大循環、浅間、美ヶ原温泉線等。往復で異なっていた名称が統一されます。)
 ・ 松南高校前 → 秀峰学校前(しゅうほうがっこうまえ)
  (※ 信大横田循環、横田信大循環、北市内、並柳団地、中山線等)
 ・ 大学病院前 → 信大病院南口(しんだいびょういんみなみぐち)
  (※ 北市内線。信大病院の正面は「信州大学前」の方に向いているせいでしょうか。)
 ・ 下金井民芸館口 → 松本民芸館(まつもとみんげいかん)
  (※ 美ヶ原温泉線)
 ・ 測候所口 → 沢村(さわむら)
  (※ 北市内線。付近の停留所名が、「安原町」、「萩町」、「元原町」と旧町名ですので、ここも何か古い町名から命名できると良かったと思うのですが…)
 ・ 団地口 → 並柳団地口(なみやなぎだんちぐち)
 ・ 団地南 → 並柳団地南(なみやなぎだんちみなみ)
 ・ 団地北 → 並柳団地北(なみやなぎだんちきた)
  (※ 以上3件、並柳団地線)
 ・ 高宮局前 → 高宮南(たかみやみなみ)
 ・ 神林出張所口 → 町神東(まちかんひがし)
  (※ 以上2件、空港・朝日線等)
 ・ 浅間橋 → 浅間温泉入口(あさまおんせんいりぐち)
  (※ 信大横田循環、横田信大循環、浅間、新浅間線)

 ※ カッコ内は、関係する路線名。


各停留所の画像などある訳もなく、これだけだと余りにもつまらないので(^^;、前回の記事に関連する画像を少しUPしておきますので、ご笑覧くだされば幸いです。










2008年7月ダイヤ改正前日の中山線・古屋敷行き。もう見られなくなると思い、画像を撮った上に終点まで一往復したのですが、あっさり復活してくれました(爆。3枚目の画像は終点・古屋敷の転回場にて。車両は1形式1台の珍車(!?)、元大阪市交の10540号車。











こちらも08年7月ダイ改前日(つまり最終日)の松原台線・棚峯行き。わずか1年半で復活しましたが、もう廃止されることの無いように願いたいものです。こちらにも1往復乗車しました。3枚目の画像は終点・棚峯にて。ここで乗客を降ろした後、住宅街の1ブロックを使って方向転換し、始発用のバス停へ向かいます。





学生の頃、偶にお世話になった北部循環線。2008年7月のダイヤ改正で廃止されてしまいましたが、何かの弾みで復活したりしませんよね??(←しませんて(^^;)



ちなみに、上の写真の10051号車のリアはこんな感じ。川中島バスの40371号車と同じイメージの“リアだけラッピング”ですね(^^;


一足先に各方面で情報が発表されておりました、12月16日(水)付けのみすずハイウェイバス(長野・松本~飯田線)のダイヤ改正に続き、松本電鉄の一般路線バスも同日付けでダイヤ改正が行なわれる旨、同社HP上にて11月20日付けで発表されています。

今回の松電バスのダイヤ改正は(も)、経営再建の一環として実施されるものであり、決して乗客の利便性向上のために行なわれるものではなく、HPにも「お客様方への多大なるご迷惑をお掛けする~(原文ママ)」旨が記載されています。
昨年7月に路線(区間)廃止や大幅な減便などの大鉈振るいが行なわれて以来、再び大きな改正となる(注:この間に小規模な改正は複数回実施されています。)わけですが、今回はどんな変化が起きるのでしょうか。
HPの案内を基本としつつ、私見や追加情報等を交えながら紹介してみたいと思います。


1 ダイヤ改正日
  平成21年12月16日(水)

2 主な改正内容
 (1) 浅間線
  ・ 「市役所前」経由とし、松本城へのアクセスを向上。
   (※ 現行往路は「上土町」経由、復路は「片端」、「市役所口」経由)
  ・ 浅間温泉内の経路を時計回りに変更し、バス停標識とバス乗車場所との不一致を解消。
   (※ 現行「湯坂」→「浅間温泉」→「浅間温泉文化センター前」の順に回っているのを逆回りに。)
  ・ 浅間温泉でのチェックイン、チェックアウト時間帯に増便。
  ・ 系統番号は「51」(松本行きは「10」)→「32」(松本行きは「30」)。
   (※ 「市役所前」経由となったことで、美ヶ原温泉線と同じグループの系統番号に変更されます。)

 (2) 新浅間線
  ・ 一部時刻を変更。
  ・ 浅間温泉内の経路を時計回りに変更し、バス停標識とバス乗車場所との不一致を解消。
   (※ 現行「湯坂」→「浅間温泉」→「浅間温泉文化センター前」の順に回っているのを逆回りに。)
  ・ 系統番号は「52」(松本行きは「10」)→「21」(松本行きは変更なし)。

 (3) 信大横田循環線
  ・ 一部時刻を変更。
  ・ 系統番号は「150」→「130」

 (4) 横田信大循環線
  ・ 一部時刻を変更。
  ・ 系統番号は「160」→「120」

 (5) 美ヶ原温泉線
  ・ 松本行きも「市役所前」経由として往復の経路を一致させるとともに、松本城へのアクセスを向上。
   (※ 現行「片端」、「市役所口」経由)

 (6) 北市内線
  ・ 平日の朝・夕方の時刻が変更。
   (現行15分→改正20分間隔に減便。)
  ・ 土休日は、午前中は東回り、午後は西回りの片側運行のみに変更。
   (※ 単純計算で、本数半減。)
  ・ 系統番号は東回り「110」、西回り「120」→東回り「100」、西回り「110」

 (7) 三才山線
  ・ 一部の便が「稲倉」で折返し運転。(現在、認可申請中)
   ※ この「稲倉」折返し便は、岡田地区を往復とも新ルート(「松岡」~「岡田出張所」)で運行。
   ※ 一の瀬往復便については従来の経路にて運行。
  ・ 往復ともに「市役所前」経由とし、往復の経路を一致させるとともに、松本城へのアクセスを向上。
   (※ 現行往路「税務署口」経由)
  ・ 系統番号に稲倉行き「42」を新設

 (8) 鹿教湯温泉線
  ・ 運行時刻・回数を変更。
   (※ 4往復→2往復に半減。)
  ・ 土休日は全便運転休止。

 (9) 四賀線
  ・ 運行時刻・回数を一部変更。
  ・ 系統番号は「75」「76」(松本行きは「70」)→保福寺下町行き「51」化石館行き「52」(松本行きは「50」)。

 (10) 入山辺線
  ・ 一部の便が「舟付橋」で折返し運転。(現在、認可申請中)
  ・ 運行時刻・回数が変更。
  ・ 系統番号は「71」「72」(松本行きは「70」)→大和合行き「55」奈良尾車庫行き「56」(三反田行きを1区間延長)、舟付橋行き「57」(松本行きは「50」)。
  
 (11) 中山線
  ・ 一部の便が「古屋敷」で折返し運転。
  ・ 運行時刻・回数を変更。
  ・ 土休日は全便運転休止。
  ※ 2008年に棚峯への延長とともに増便を行なったが、古屋敷~棚峯間での利用状況が芳しくないため、途中折返し運転を実施(復活)。
    また、中信松本病院・棚峯地区へは、松原線(旧松原台線)として運行を再開。
  ・ 系統番号に古屋敷行き「24」を新設

 (12) 寿台線
  ・ 一部の便が「寿台西口」から(まで)の運転。
  ・ 運行時刻・回数を変更。
  ・ 系統番号は「91」(松本行きは「70」)→村井駅行き「61」寿台西口行き「62」(松本行きは「10」)。

 (13) 松原線(旧松原台線)
  ・ 以前運行していた路線を、現在の松原地区の停留所を包括する経路にて運行を再開。
  ・ 系統番号は「63」(松本行きは「10」)。

 (14) 空港・朝日線
  ・ 一部の便が「神林高速バス停前」で折返し運転。(現在、認可申請中)
   ※ パーク&ライド、サイクル&ライドに駐車場を利用可。
  ・ 運行時刻・回数を変更。
  ・ 系統番号は「81」~「83」(松本行きは「80」)→信州まつもと空港行き「71」下今井行き「72」上今井行き「73」神林高速バス停前行き「74」(松本行きは「10」

 (15) 山形線
  ・ 一部の便が「笹部団地」で折返し運転。
  ・ 運行時刻・回数を変更。
  ・ 系統番号は「61」「62」(※「62」の塩尻行きは今年4月に廃止。)(松本行きは「10」)→上大池行き「66」笹部団地行き「67」(松本行きは変更なし)


 ※ 改正対象外の路線
  ・ 神林・水代線
   (系統番号は「85」→「75」。)
  ・ 空港・朝日線の下今井・上今井系統
   (系統番号の変更のみ)
  ・ 会田線
  ・ 内田線
   (系統番号は「92」→「64」。)
  ・ アルプス公園線
  ・ 並柳団地線
  ・ 梓川線


今回も多くの路線で、大幅な減便、土休日運休化が行なわれています。しかし一方で、途中経路を変更したり、新しい経由地(行先)を設けたりする路線も少なからずありますので、このあたりはそれに応える利用者が少しでも増えるのを期待したいところです。
(特に、笹部団地へのバス路線乗り入れは何年ぶりなのでしょうか?)

また、付定して1年程度で大幅に系統(路線)番号を変更することになりましたが、そもそも付定した経緯も今イチ良く分からない上に、ここでそれをいじることは、理解に苦しみます。
行先表示にあれだけ大きな数字で書いている以上は、乗客に対して何らかの利便性を与えようとするものと推測できるのですが、それを定着するかしない(恐らくしていないでしょう)内に変えてしまうことは、却って混乱の元ですし、以前のような番号の無い行先表示に戻した方がスッキリする気がします。
HPに掲載されているPDF形式の時刻表には、「一部の旧式車両は従来の番号で運行する場合あり」との注意書きがありますが、方向幕式の車両は、すぐに幕の入換えができない(それをする費用も儘ならないでしょうし)ということなのでしょう。新旧混在の番号で運転されるなら、いっそ無いほうがマシです。
いかがでしょうか?>松電さん

もう一つ、この9月に初めて時刻表を有料で販売するようになりましたが、利用者から見ればせっかく買った時刻表が3か月という短期間で使い物にならなくなり、そして改正後の時刻表はまた購入させられる…やり方が上手くないなと思うのですが…
どうも否定的な見方になってしまっていけませんね(^^;


※ 今回は文字が非常に多くなってしまったので、画像は省かせていただきます。


24日の日記で記事にした40186号車後部の「乗降中」表示ですが、その他の車両はどのようになっているのか気になり、過去の撮影画像を漁ってみました。

すぐに出てきたのが、40066号車と40900号車の2台で、いずれも上手い具合に「乗降中」表示が点灯している状態を記録できていました。

まずは40066号車。



「乗降中」表示は、枠一杯に3文字が表示されており、車椅子マークが連動して表示される仕掛けはないように思えます。


そして40900号車。



こちらの表示機は、40186号車と同じように「_乗降中」となっており、スロープ板を使用するときには車椅子マークを表示されるスペースを確保してあるように見えます。

なお、40066号車より古い車両では、例えば都営等からの譲受車で「乗降中」表示があるものがありますが、LEDではなく行灯式になっているだけのようですし、経年で正常に機能しているかどうかも疑わしいものがあります(^^;
(そもそもその頃の車両はスロープ板なんて付いていないような気もします(^^;;;)


長い文章を書く気力がないので、今日は一発ネタで(爆。
少し古い画像を整理していたら、こんなものを発見しました。





高府の40824号車が田牧線に!?

撮影は平成20年12月22日の1540頃ですので、おおしも発1510→県庁前1543「[37] 田牧線・長野駅昭和通り経由県庁前行き」だと思われます。
新町や高府の車が大塚南に立ち寄るための出入運用として、[21快]系統や[11快]系統に入ることはありますが、田牧線に入る運用は今まで見たことがありませんでしたし、その後も見ていません。
もっとも、この運用は長野から来たバスが下布施・おおしもで折り返す運用ではなく、完全な片道運用ですので、あるいは大塚南の出庫便として充当されたのかもしれませんが…

いずれにしてもナゾが残る運用ですね(^^;
いつか解明してみたいものです。





今月16日(月)から来年3月31日(水)までの間、京王電鉄バス及び川中島バスが運行する高速バス・長野~新宿線に平日限定の2枚回数券が登場しましたが、その周知のためか京王電鉄バスの側面窓の上部に、この回数券の広告が掲出されています。


側窓の両側に、同様の広告が貼付されています。



バスコレ第14弾にラインナップされた50103号車。



同じくエアロバスの50608号車。


パッと見た感じでは、ワープロ打ちの紙をラミネート加工して、引き違いになっている側窓上部に分割して貼付した雰囲気で、複数台で確認しています。長野線に使われる京王の車両すべてに貼付されているか、また、共同運行会社である川中島バスの車両にも同様の広告掲出があるのかは未確認ですが、追って調査していきたいと思います。

なお、チラシ及びインターネット掲載の情報の焼き直しですが、この回数券の概要は次のとおりです。

 ・ 名称は「平日限定2枚回数券『なかなかキップ』」
 ・ 平成21年11月16日(月)から平成22年3月31日(水)までの平日に限り有効
  (土休日及び12/29~1/3は使用不可)
 ・ 発売価格は2枚で5,800円(1枚あたり2,900円。往復タイプではなく回数券タイプなので、
  1人で往復するのに使えるのはもちろん、片道×2回分(2人分)として使用することも可能)
 ・ 有効期限は購入日から3か月


 ※ なお、詳細は京王電鉄バス、川中島バス等のHP等の案内をご覧になってご確認ください。
 (ここに記載している事項を理由として不利益を被られた場合について、当方はその責を追いかねます。)


ここのところず~っと長電ネタが続いて、本来のメイン(?)であるアルピコ系の話題が全然出せませんでしたが、村山橋の切替工事も無事に終了し、集めたネタはひと通り記事にもできましたので、今回は標題の小ネタでお茶を濁したりしてみます(^^;
(あ、でも22日(日)に、新村山橋の初乗車体験とHM装着列車の撮り納めに行ってきましたので、そちらもまた追々記事にしていきたいと思います。)

それでは本題。
バス車両の後部には、バス停に停車し客扱い中であることを後続車等に知らせるため、扉の開閉に合わせて「乗降中」等の表示が点灯するものがあります。
ブルリシティの低公害車である40186号車、40187号車にもそのような表示機があるのですが、普段見かける時は「_乗降中」のように、4文字分のスペースがある表示機の下3文字分を使って“乗降中”の文字が表示されるだけなのです。なぜ偏った文字の配列で表示するのか不思議だったのですが、先日ようやくその疑問が解けました。

仕事帰りに、たまたま長野駅前で客扱い中の40186号車を見かけたのですが、さらに偶然なことに車椅子用のスロープ板を使っての乗車扱い中でした。そして、後部の表示を見ると…「※乗降中」(※は、車椅子マーク)と4文字分フルに使った表示がされています! しばらくその様子を眺めていたのですが、運転手さんがスロープ板を格納した瞬間、車椅子マークだけが消えて、いつもどおりの「_乗降中」表示に変わりました。どうやら、車椅子のマークは、スロープ板の使用時にそれと連動して点消灯する仕掛けになっているようです。




(車椅子マークを表示中の40186号車後部の「乗降中」表示。行先表示は「回送」になっていますが、この後松代本線となって発車していきました。カメラを持っていない時に携帯のカメラ機能で撮影したため、画像の質が悪いのは勘弁を…(^^;)


非常に些細なネタですが、個人的には妙に嬉しい発見だったので、記事にしてみました(^^;;;



前の記事で書いた“まつり”の後、駅の外へ出て駅前をウロウロしていたら、何かいつもと違うモーターの音が聞こえてきて、慌てて駐輪場から線路を覗き込んだ次第です。
すると、しばらくして重々しい吊掛け音を轟かせながら、さっき車庫の一番左奥の線路にいたED5001が両パンを上げてゆっくりと姿を現しました。
これまで、何度か工場に居る姿を見かけたことはありましたが、走行しているのを見るのは初めてです。いやぁ、良いものが見られました(^^)v
(ちなみにこれ、ツアー参加者が退散した後のことだと思わ(ry…)






かつて、木島線さよならイベントで共に手を取って歩んだED5001と新OSカー10系が、「ゆけむり」を挟んで一瞬の顔合わせ。車籍抹消後も稼働状態にあるEDと、引退運転後は眠りに就いたままのOSカー。物言わぬ彼らは何を思っているのか…



そしてこの入換え見物後、しばらくして友人からメールが入り、EDの奥にいた2000系A編成の幕が“まつり”になっているとのことだったので、再び駅構内へ。すると…




特急 小布施」!!
ツアーの方たちが帰った後なのに何をやっているんだろうと思いながらも、しっかりとご馳走になってきました。



西日が顔に当たって、ギラギラした写真になってしまいましたorz 辛うじて「小布施」表示が見えるかな?という感じです。



まだまだ長電ネタで引っ張ります(^^;;;
(それだけ村山橋架替に関するでき事には話題性があったということか!?)

8日(日)に須坂駅のホームの端で入換え風景を撮影していたら、こんなものが目に入りました。




ED5001のパンタが上がっている!!(片側だけですが)


しかも、2000系D編成の方向幕がおかしなことに(^^;


特急 木 島」!?


長電の方は何を遊んでいるんだろうと思っていたら(汗、ふと須坂の工場を見学して、野沢温泉のグループ系列ホテルに泊めさせて、新村山橋の一番列車に乗るという東京発のツアーがあったことを思い出し、その参加者のための演出なのではないかと言う結論に至った次第。でもここまでしてあるのに、ツアーのパンフレットにはこう書いてあったことも思い出してしまいました。

「須坂工場内での撮影は不可」


ええっ!? ここまでしておいて撮影できないんですかぁ>長電さん(^^;ヾ
っていうか、ツアーに参加していないのにホーム端からこんなに簡単に撮影できてしまうことにかなりの矛盾を感じた始末。
でも撮らせていただきましたよ、しっかりと(笑。 ちなみに、ツアー参加者はまだ到着していない様子でした。




入れ替え中の「ゆけむり」と絡めて。



方向幕故障中のO1編成と2000系D編成。「木島」幕と新村山橋HMの組み合わせが何とも…(^^;
O1編成は、ある意味“目玉”ということで選ばれたのか!? 目玉といえば、最初の画像の一番右には3500系中唯一六角形のベンチレータを持つO6編成の姿も見えます(展示車両かは不明ですが)。



同じく補助サボ装備がすっかり板に付いた感じの(!?)O1編成とED5001。撮影しているうちに、パンタは下りてしまいました(>_<)

(予備の方向幕に付け替えたりとかできないのでしょうか>>O1編成)



11月7日(土)は時間の制約上、到達できなかった須坂駅(泣。
8日(日)には雪辱を果たすことができました(^^)v

ここから信州中野・湯田中方面は、所定のダイヤどおりに列車が運転されており、湯田中方面からの列車はすべて須坂折返しになっているものの、「須坂」行き自体特に珍しいわけではないので、今一つ興味が沸かなかったのですが、ここでも変わった運転形態が行なわれていました。
(詳細な説明に足るだけの写真を撮らなかったので、文字中心の説明になってしまい分かりにくいかもしれませんが、お付き合いいただければ幸いですm(_ _)m)

須坂駅は、1番線から5番線までのホームを有しており、通常は1番線を信州中野・湯田中方面の下り列車3番線を長野方面の上り列車4番線を屋代線が使用することを基本としています(2番線は、一部の下り列車と須坂始発の長野行きが使用する場合有り。5番線は現在営業では不使用。)。このうち信州中野方に出発信号機があるのは1、2、4、5番線です。
(※ 1、2番線はともかく、4、5番線に信州中野方への出発信号機が設置されているのは、昭和57年11月のダイヤ改正まで運転されていた国鉄からの直通急行(志賀など)の関係ではないかと、友人と話していました。)

また、信州中野方面からの列車は、3番線に入線することが基本となっている(逆に言うと、1、2番線には進入できない!? なお、通常は4、5番線には、信州中野方面からの営業列車は入線しません。)ため、3番線に到着した須坂止まりの上り列車は、そのままでは下り列車として出発できませんから、折返しのためにホームを入れ換える必要があります。つまり、須坂以南ほど列車の本数は多くないものの、1時間に3回前後はこの入換え作業が見られるというわけです。




3番線に到着した須坂止まりの「ゆけむり」(本来は長野行き)。1番線からは入れ違いに湯田中行きの「ゆけむり」が出発。3番線に特急 須 坂」表示のゆけむりが入線するのは通常では無いケース。



いったん信州中野方に引き上げ、入換えを行ないます。



「ゆけむり」の場合、次の列車まで時間があるため、1番線の隣の線路にいったん退避します。




今度は須坂止まりの各駅停車(こちらも本来は長野行き)が到着。



2番線に「信州中野」行き、3番線に「須坂」止まり。普段は見られない組み合わせ!?



こちらもいったん信州中野方に引き上げ、入換えを行ないます。



2番線には先客がいるため、1番線に入り、折返し「信州中野」行きになります。隣には先ほどの「ゆけむり」が。


そもそも、信州中野方から1番線又は2番線に直接入れれば、こんな入換えをしなくても済みそうなのですが、信号等の関係からできないのでしょうね。鉄道模型的な感覚では、ポイントさえ切り替えれば、どの線にも進入できそうな気がするのですが…(^^;;;




村山橋の線路切替と直接の関係があるか否かはよく分かりませんが…(^^;

11月6日(金)深夜から8日(日)夜にかけて、朝陽駅の須坂方の線路を重軌条化する工事のため、分岐器前後の線路を大掛かりに造りなおす工事が行なわれました。
6日(金)深夜の「さよなら村山鉄橋イベント列車」の乗車後、長野へ戻る際に朝陽駅へのアクセスを試みたのですが、工事のために全面通行止めになっており、深夜のうちから工事が始まっていたことが窺われます。

7日(土)午前、長野からの電車で朝陽駅に到着した際には、すでに大掛かりに工事が行なわれており、朝陽駅の須坂方には枕木で組んだ簡易な車止めが設けられていました。長野電鉄HP等では、特にこの工事に関する情報を得られていなかったため、ここまで大掛かりな作業を行なっていることには正直驚きました。と同時に、朝陽駅で折返し運転を行なわざるを得なかった事情が、この工事にもあることを知った次第です。

なお、朝陽駅の線路伝いにある自転車置場の前に、こんな掲示がされており、これで工事の概要を知ることができました。



7日昼前の時点での工事の様子を、朝陽駅側から撮影したものです。


朝陽駅に到着した電車のすぐ先には、軌道上を移動できる重機が待ち構えていました。



電車の先には、枕木で組んだ車止めが設置されています。



「留置」表示の重機と、左手には代行バス乗り場が見えます。



構内踏切からの様子。軌道の一部は一時的に切断されています。



朝陽駅のホームから見える位置に、新しい枕木など、今回の工事で使用すると思われる資材が積まれていました。



同じく朝陽駅のホームから。長野方の端には、架線への電気供給回路のスイッチ(正式名称は知りませんが…(^^;)が見えます。



当然ながら、「柳原方面」の架線への電気の供給はストップさせてあるようで、「投入禁止」の札が下げられています。
隣の「専用線」のスイッチがビミョーに気になります(^^;;;



駅の外へ出て、須坂方の踏切からも撮影してみました。


都会の大手私鉄並みの分岐器らしいです。乗り心地も良くなるのでしょう。





翌8日(日)の昼前には、交換した分岐器の周りにバラストが入っていました。


その後、まだ長野電鉄に乗る機会が無いのですが、村山橋同様に交換後の分岐器の乗り心地も体験しておきたいところです。


11月8日の記事で紹介した長野~朝陽間の区間運転列車の、朝陽駅での折返し運転の様子を紹介します。
朝陽駅の長野方には上下線の間に渡り線があり、それぞれ下り→上り及び上り→下りの転線ができるようになっています。
今回、村山橋線路切替及び朝陽駅須坂方の分岐器の重軌条化工事に伴い、朝陽で折り返す列車を運転するにあたり、この渡り線が久しぶりに本領を発揮しました。

渡り線の様子。ダブルクロスではなく、向きの異なる片渡り×2の組み合わせになっています。


朝陽駅のホームから。右端の出発信号機が「緑」を表示し、手前の渡り線が「反位」になっていることから、右側のホーム(下り線)から長野行きの電車が逆線出発する直前であることが分かります。



上の写真に写っている踏切から逆方向を見た図。手前の渡り線が「反位」になっていることから、右奥のホームに止まっている電車が下り線から転線して上りホームに到着した直後であることが分かります。


それでは、実際に電車が渡っているところをどうぞ(^^)/



長野方から朝陽止まりの下り電車が接近。


徐行しながら(この区間のデフォルトですが(^^;)分岐器に差し掛かり、ゆっくりと転線開始。


上り線ホームに進入。


右がただ今到着した朝陽止まりの電車。左は入れ違いに出発する長野行きの電車。


長野行きが下り線ホームから出発!


上り線→下り線へと車体を揺すりながら転線。



それでは、今度は長野方の踏切からの転線風景を(^^)



手前の分岐器が反位側に開通。


長野方から朝陽止まりの電車が上り線に進入。


朝陽駅で乗客を降ろし、折返し長野行きに。


折返しの長野行きは、通常どおりの出発。


逆のパターンも。


下り線ホームに朝陽止まりの電車が進入。


乗客を降ろして、長野行きに。


待機中、後方を代行バスが通過。


分岐器が反位になり、渡り線開通。


下り線ホームから長野行きが出発!


これから先、ここの渡り線がこれだけ頻繁に使われる機会はやってくるのでしょうか??


7日(土)の分と同じく、8日(日)に代行バスに運用されていた車両の記録です。
2日間ともA~Lまで12パターンの運用がありましたが、いちいち車両と時刻表を照らし合わせていたわけではありませんので、相当な撮りこぼし?もあると思います。ここでは、撮影できた車両のみ全18台を紹介します。



元“SHIGAKOGEN SHUTTLE” 1830号車(朝陽)
※ この車両は、導入当初は湯田中配置で車体に“SHIGAKOGEN SHUTTLE”のロゴが入っていましたが、現在は飯綱営業所あたりにいるのか、ロゴが消されています。


“SHIGAKOGEN SHUTTLE” 1923号車&1924号車(朝陽)


“SHIGAKOGEN SHUTTLE” 1926号車(朝陽~柳原)
※ 乗車している代行バスの車窓から撮ったため、全然ピントが合っていません(^^;;;


“SHIGAKOGEN SHUTTLE” 1996号車(須坂)


“SHIGAKOGEN SHUTTLE” 1997号車(須坂)
※ 湯田中からの回送時の様子です。そのため、須坂駅への進入経路が代行バスとは異なります。


“SHIGAKOGEN SHUTTLE” 1999号車(須坂)


“SHIGAKOGEN SHUTTLE” 2000号車(須坂)
※ 1999号車と2000号車は、側窓にも“SHIGAKOGEN SHUTTLE”のロゴがありますが、これは何年か前(前回の御開帳の頃?)に施されたラッピングの名残です。


“SHIGAKOGEN SHUTTLE” 2064号車(朝陽)


“SHIGAKOGEN SHUTTLE” 2265号車(右)(須坂)
※ この日見かけた湯田中所属車で、唯一裾の部分の塗装がグレーのまま残る車両です。


木島線代替バス用として導入された246号車も、この2日間は応援にやってきました。


長野市内用 298号車(朝陽)


飯山営業所からの応援 唯一の三菱車 326号車(左)(須坂)


長野市内用 367号車(朝陽)


長野市内用 437号車(朝陽)


長野市内用 505号車(朝陽)


長野市内用 594号車(朝陽)


長野市内用 705号車(村山)


この日は、目撃した18台の車両をすべて撮影したつもりです(出来・不出来はともかくとして(^^;;;)。


村山橋の線路切替等に伴う朝陽~須坂間のバス代行、2日目の様子です。
8日(日)は、朝から自由に動けることになっていたため、早朝から出かけようと気合を入れて目覚ましを掛けて、前の晩に床に就いたのですが、目覚めたら8時半過ぎという大失態をやらかしてしまいましたorz

結局、前日より1本だけ早い長野発1027の電車で朝陽駅へ(^^;









朝陽駅前での代行バス4連発(^^; やっぱり狭い道で大型バスの行き来は大変そうです。


しばらくの間、朝陽駅のポイント工事の様子をかんさつしたり、渡り線を使用する折返し列車を撮影したりして過ごしましたが、朝陽発1157の代行バスで前日に到達できなかった須坂駅を目指すことに。




昨日は歩いた村山橋を、今日はバスで通過します。途中、同じように歩いている方も見られました。
新しい線路は、電気関係の接続も行なわれているようで、信号にはもう「緑」が点灯しています。

須坂駅では、駅構内の列車入換えの様子をかんさつしたり、東京からのツアー向けに展示された2000系などをホームなどから眺めたり、代行バスとすざか市民バスのコラボレーションを撮影したりしながら過ごします。



乗客を降ろし、いったんパーキングへ引き上げる705号車。


発車待ちと到着便で、時には代行バスが数珠繋ぎになることも(^^;;;


市民バスを横目に朝陽へと出発する2064号車。


パーキングの様子。常に3~4台が待機していました。


須坂は普段からバス乗り場として使用しているところを、そのまま代行バス乗り場としていたため、広さも申し分なく、複数台のバスが同時に発着しても、それほど窮屈さは感じませんでした。また、折返しまで時間のあるバスは、隣接する長電の駅前パーキングに何台かが待機している状態でした。

結局16時近くまで須坂の様子を堪能し、1610発の朝陽行きで戻ることに。1610発のL72便のバスは、L仕業最初の運用らしく、湯田中から回送されてきた1997号車が使われました。
しかし、運賃表示機に奥志賀高原行きの設定をしたままだったらしく、須坂駅前で代行バスの前掛けを掲げたまま「奥志賀高原」を表示するという珍現象も見られ、ラッキーでした(^^;


「回送」から、


こんな表示や、


こんな表示をグルグルした挙げ句…



何と「奥志賀高原」行きに。所定の(?)白幕にするのにだいぶ難儀されていました(笑。


朝陽に戻った後は、長野を一往復しながら電車を撮影し、最後に日没後の朝陽駅前で少しバスなどを撮ってから、帰途に就きました。



日没後とは言え、時間はまだ午後6時台。買い物帰りの帰宅ラッシュで大勢のお客さんがバスに乗っています。


須坂へ向けて、出発!


2日間、安全にバスを運行された長電バスの皆さん、乗客の安全とバスの運行を陰で支えてくれた警備員の皆さん、その他関係されたすべての皆さん、お疲れさまでした。


11月7日(土)の代行バスに運用されていた車両の記録です。
A~Lまで全部で12パターンの運用が組まれていましたが、朝から深夜までかんさつを続けていたわけではないため、相当な取りこぼし(撮りこぼし?)があると思いますので、撮影できた車両のみ紹介いたします。



“SHIGAKOGEN SHUTTLE” 1925号車(朝陽)



“SHIGAKOGEN SHUTTLE” 1926号車(朝陽)
※ この車両は、なぜか公式側に“長電バス”のロゴがありません(^^;



“SHIGAKOGEN SHUTTLE” 1999号車(柳原~村山)



“SHIGAKOGEN SHUTTLE” 2265号車(朝陽)



長野市内用 298号車(村山~柳原)



飯山営業所から唯一の三菱車 326号車(左)(朝陽)



長野市内用 367号車(朝陽)



長野市内用 437号車(朝陽)



長野市内用 505号車(村山)



長野市内用 705号車(村山)


この他、1830、1924、1927、1996、2064、246も目撃しています。結局、この日に目撃できたのは16台でした。


村山橋の線路切替等に伴い、11月7日(土)と8日(日)は、終日朝陽~須坂間の列車が運休となり、バスによる代行輸送が行なわれました。
途中には、柳原、村山、日野の駅に近いところに停留場が設けられましたが、附属中学前だけは周辺に大型バスが入れるアクセス道路が無いためか、代替バスの停留所は設けられず、朝陽又は柳原を利用するように案内されていました。尤も、土日は休校日ですので、先生方はともかく通学に支障が出るほどではなかったのでしょうね。
事前に駅に掲示された印刷物で、代行バスの停留所の位置を知ったのですが、その選定には相当な苦労をされたことが窺われました。
また、折返し駅の両端として、朝陽と須坂が選定された事情には、鉄道線の折返し設備の有無と出発信号機の設置状況等に拠るところが大きいものと思われますが、よく国道18号から朝陽駅までの狭い道路に大型バスを頻繁に走らせようとしたものだと感心していました。

7日(土)は、朝から家の用事があり、また夕方も門限が決まっていた(^^;;;ため、あまり長い時間のかんさつはできませんでしたが、見た限りのことで紹介したいと思います。

朝陽駅の代替バス乗り場が設けられたのは、駅東側の踏切を渡って北に約30m行った所にある旧JAスーパーの駐車場です。
駅からここまでは約110m、途中各所に警備員さんが配置され、乗客の誘導と安全確認を行なっていました。





朝陽駅の改札口前に設置された代行バス乗り場の案内と時刻表など。



須坂からの乗客を乗せ、狭い道から朝陽駅東側の踏切を渡ってきたバスは…



いったん駐車場の前を少し先まで行き、警備員さんの誘導でバックで進入します。その間、別の警備員さんが車の流れを止めてくれています。時には切り返しが必要なくらい狭い道ですが、無駄な動きが無い運転手さんのハンドル捌きには脱帽です!



須坂からの乗客を降ろすと、今度は長野方面からの電車に乗ってきた乗客を乗せ、須坂へと戻っていきます。
まさにピストン輸送という感じです。



朝陽駅の近く、踏切の南側にあるきのこメーカーの駐車場には、常に何台かのバスが待機し、運転手さんの休憩と、急な乗客増に対応できるような態勢を敷いているようでした。


少し代行バスに乗り、各停留所の様子を見て回ることにしました。乗って驚いたのは、車内の案内放送が今回の代行バス用のアナウンスをきちんと流していたことです。飽くまでも列車の代行であるゆえに、各停留所は「柳原駅」、「村山駅」ではなく、「次は、やなぎはらです」などとアナウンスしていたのが印象的でした。

まずは柳原から。ここは駅からのアクセスが約400mの国道18号上と、今回の代行バス停留所で最も駅から離れている停留所です。



次は村山、ここは国道406号沿いで、駅から約100mと比較的アクセスし易いところです。



たくさんのお客さんを乗せ、「列車代行」表示のバスが入ってきました。



そして日野、ここも駅から約120mと比較的近い所です。



この日到達できたのはここまで。村山橋を歩いて渡ってきたため、思ったより時間を費やしてしまい、約束の時間までに帰れなくなりそうだったので(^^;、ここで朝陽行きの代行バスに乗って、長野に戻りました。


平成21年11月6日(金)をもって、83年の歴史に幕を下ろした村山鉄橋。
そのお別れ記念イベントとして開催された、「さようなら村山鉄橋記念イベント『1000系ゆけむり』貸切特別ツアー」に友人と総勢6名で参加してきました。イベントから早一週間が経過し、今さらニュース性の欠片も無いのですが(瀧汗、いちおう備忘録的な意味合いで記事にしてみました。




6日(金)22時過ぎ、普段なら人気が消えるであろう須坂駅の改札前は、大勢の人たちで賑わっていて、ある意味異様な光景です(^^; ツアー参加者の受付、グッズ等の販売で、須坂駅は一瞬の賑わいを見せていました。




受付を済ませ、ホームへ下りると、すでにツアーで使用される車両が2番線に止まっていました。A特急「ゆけむり」用の1000系S2編成です。長野方の先頭車には、村山橋架替記念のヘッドマークが取り付け(貼り付け(^^;)られています。

早速乗車し、受付時に指定された席に座って、出発を待ちます。車内は空席が見えない程度の乗客がいて、募集定員の150人は何とか達成したように見えました。




信州中野発須坂止まりの上り最終電車(8500系T5編成)が、今日に限り土日に長野~朝陽間に使う車両としてそのまま長野方面へ回送電車として出発した後、23時07分に須坂駅を出発しました。
夜間の営業運転が基本的に無い1000系の車窓から見る夜の景色(真っ暗で何も見えませんが(^^;;;)は何だか新鮮です。
村山駅手前から減速し、6分後の23時13分、時速30キロのゆっくりしたスピードで、村山鉄橋に差し掛かります。
募集チラシには、“ライトアップされた村山鉄橋”…という件があったため、どんな姿に見えるか期待していたのですが、実は道路上の照明を久しぶりに点灯させ、工事用の投光機を橋上に3か所設置し点灯させただけ…というもので、少々ガッカリしました(^^;

再びスピードを上げ、朝陽駅を下り線から通過すると、本来の上り線には先ほどの8500系T5編成が明りを消して止められていました。7日の朝陽発上り1番列車に使うのでしょうか。1000系で朝陽駅長野方にある渡り線を通るという滅多に無い経験をした後(繰り返しますが、真っ暗で何も見えませんが(^^;)、乗車前の抽選で信濃吉田~長野間の展望席着席券を入手していたため、指定された長野方4号車(先頭車)に行ってみました。
夜間とはいえ、前照灯があるため少しは景色が見えるだろうと期待して行ったら…




結露してほとんど前は見えませんでした(泣。


23時27分長野駅2番線に到着、折返しまでの19分間は車両の撮影をしたり、コンコースの写真展を見たりして、皆さん思い思いに過ごします。
1番線と3番線には、それぞれ土日の長野~朝陽間用に8500系T2編成とT6編成が送り込まれてきており、普段夜間滞泊の無い長野駅で夜明かしです。長野駅で行先表示機や室内灯が消えた電車の姿を見るのもなかなか珍しいものです。








あっという間に時間は過ぎ、23時46分、須坂に向けて出発です。いよいよ村山鉄橋を渡る最後の電車として、歩みを進めます。
日が変わる少し前に村山鉄橋を渡り始めた1000系は、鉄橋上で停車します。営業運転では絶対にあり得ない光景です。
そして日が変わる瞬間までカウントダウンした後、事前に配付されていたノンアルコールビールで乾杯しました。







突如室内灯が消され、窓には投光機に照らされた鉄橋の姿が浮かび上がります。行きにガッカリした姿とは違い、幻想的な景色です。人やモノ、そしてそれに纏わる数え切れないくらいの物語を83年にわたって運び続け、静かに役目を新しい鉄橋に譲ろうとしている村山鉄橋、本当にお疲れさまです。

5分ほどの停車の後、ラストスパートをして0時09分に須坂に到着し、行程のすべてが終了しました。
駅の改札前には土日の代行バスの案内看板が出され、これからの時間が特別なものである雰囲気を醸し出しています。
普段ならゆっくりと静かに更けていく夜も、今晩から月曜日の朝にかけては、長電グループの皆さんにとってはとても忙しい時間として過ごすのでしょう。







代行バスなどの様子は、また別の機会にまとめたいと思います。


ここで緊急ニュースです(笑。

木曜日はトミーテックのHPが更新される(ことが多い(^^;)日です。
よく利用している通販サイトでも、ここ数日、年明けから来春にかけての新製品予告が立て続けに出ていたこともあり、今日の更新を期待してアクセスしたところ…

何と長野電鉄8500系が、トミーテックの鉄道コレクションとして製品化されることになりました!!

鉄道コレクションとしては、非冷房仕様の2000系が第5弾でリリースされ、続いて冷房改造後のA編成がオープンパッケージ品として発売されていますが、それに続く長野電鉄の車両の製品化に、現在6編成が活躍し、すっかり主力の観が強くなった8500系が選ばれました。
試作品の画像は、スカートが付いているオリジナルタイプの先頭車に見えますので、T5編成がモデルになるものと思われます。

併せて同じ東急8500系の譲渡車である、秩父鉄道7000系もラインナップに加わるようです。

◆ トミーテックのHPはこちら。
 http://www.tomytec.co.jp/diocolle/items/0911/12_tetsudou05.html


今から発売が楽しみです。取り敢えず実車と同じ6編成は購入確定でしょうか(汗。



長野への第一歩、甲種回送を終えて屋代へ到着し、長電への引渡しを待つ8505F(T5)+8506F(T6)。 '08.3.19撮影



そして現在のT5編成。村山橋架替工事に伴う区間運休のため、朝陽止まりとして同駅の渡り線で転線中。 '09.11.8撮影



願わくば、3500/3600系や2500/2600系の製品化も望みたいところですね!





この記事で99件目、いよいよ次は100件目になります。
8月末にブログを立ち上げてから、何となく毎日(不在の日もありますが、時限爆弾を利用して毎日アップしたことにして(^^;;;)記事を書き連ねてきましたが、およそ2か月半で約20,000件ものアクセスをいただき、何とかナガブロのランキングの中位くらいには留まることができるようになってきました。これもこのブログをご覧くださる皆さまのおかげと感謝しております。ありがとうございますm(_ _)m

さて、このところ情報収集の方が先行し過ぎてしまっていて、記事にする方が追いついていません。
加えて今週前半には県外へ出かけてきたので、そちらでもまた新たなネタを仕入れてしまい、さらに収拾がつかなくなっております(^^;;; 今晩帰ってきたばかりでまだ片付けなければいけないことが他にもあるので、今回の記事は一休みして、季節の画像をお送りします。(某局のニュースかっての(^^;)

山々が紅葉に包まれてずいぶん経ちますが、街中にもしっかりと紅葉がやってきています。
東口のデッキ越しに、赤く染まった街路樹と待機中のバスを絡めて撮ってみましたので、ご笑覧ください。





またこれから先、長電の村山橋切替関係の記事や、すざか市民バス、ノンステハイブリ車など、書きたいことは山ほどありますので、また週末から頑張っていきたいと思います。

今後ともよろしくお願いいたしますm(_ _)m


先日、駅前のロータリーから地下へ降りようとしたところ、階段脇の壁にこんな掲示をしてあるのが目に入りました。







長野電鉄長野駅(地下駅)の改札階とホーム階には、およそ1階分の差がありますが、この間を結ぶエレベータを設置するという趣旨のようです。
これを見てふと気になったのは、工期の始まりが平成21年6月10日となっていることです。この夏にも、何回か長野電鉄に乗りましたが、駅構内でこのような工事をやっている気配は全くありませんでした。
しかし、今月に入って長野駅を通った時には、このような状態になっていました。






(11月2日撮影)


改札階とホームのある階を結ぶ階段を若干狭くし、そこからエレベータを設置するスペースを捻出したようです。
バリアフリー化のためには、必要な工事だと思うのですが、ここで素朴な疑問が。

長電の改札階(地下)と地上を結ぶエレベータって、必要ないのでしょうか?

東口には地下と地上を結ぶエレベータがあります。善光寺口にはJRの橋上駅と地上を結ぶエレベータがありますが、地上と地下を結ぶエレベータがありません。こういうものは、一体的に整備してこそ、価値が出るというものだと思うのですが、管理者が違うとなかなか歩調が合わないのでしょうね。

善光寺口の地上と地下を結ぶエレベータの早期設置をお願いしたいところです。>>管理者は、長野市になるのでしょうか??


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この日記は、個人的な趣味で書いているものです。
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また、記事の内容は、自らが収集した情報等に基づき、飽くまでも主観的に記述しているもので、事実と異なる場合もございます。その結果、この日記をご覧の方が不利益を被った場合でも、当方では一切の責任を負いかねますので、ご了承くださいませ。
(※ バスや鉄道の路線や時刻等を案内することを目的とするサイトではございません。
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