9月上旬にデビューした川中島バスの40970号車40971号車
どちらも、元横浜市交通局のV8エンジンを搭載したいすゞキュービックなのですが、「ETCやシートベルトを装備した“都市高速仕様車”がタネ車である」という話があり、それぞれの元車両の特定に興味があったところです。

一部、過去の記事に記載した内容の繰り返しになりますが、この2台の元車両の候補として絞られているのが次の5台です。

 ・ (元局番)6-1446 横浜22か90-04 港北営業所所属
 ・ (元局番)6-1447 横浜22か90-15 港北営業所所属
 ・ (元局番)6-1448 横浜22か90-16 港北営業所所属
 ・ (元局番)6-1450 横浜22か90-06 鶴見営業所所属
 ・ (元局番)6-1451 横浜22か90-07 鶴見営業所所属

  (※ 局番-49は、忌避番号として欠番。)

「BJハンドブックシリーズ R59 横浜市交通局」によりますと、1997年式のいすゞボディのキュービックはこの5台しかなく、すべてKC-LV380Lです。
(これ以外のいすゞ車は、尺の違う車両を含めてすべて富士重ボディです。)
そして、40970・40971号車の2台も、L尺車です。

同書によると、このうち鶴見営業所所属だった2台(局番6-1450、1451)は、“ABS・シートベルトを装着し、ETCを搭載した都市高速路線対応仕様”であるとの記載があり、首都高・ベイブリッジを経由する[109]系統などに使用されていたようです。
川バス(2台)・松電(少なくとも2台)合わせて、これら5台のうち少なくとも4台の車両が導入されており、少なくとも1台はこの“都市高速路線仕様”ということになります。しかし、同書掲載の車両外観写真では、高速仕様・一般仕様についての区別がされておらず、おそらくどちらも同一の外観なのではないかと思われます。

そんな中、本日乗車した40970号車で、こんなものを発見しました。





えっ、良く見えない!? それじゃもう少し寄って…





これって、どう見てもシートベルトの金具を固定する装置ですよね?
中扉より後方の2人掛けの椅子では、両サイドにこの金具が、そして中央には明らかにシートベルトの根元(?)があったと思しき穴が開いていました(当然、ベルトは既に撤去されていますが。)。

これは、譲渡されるにあたっての改造・整備時にシートの換装が行なわれていない限り(※)40970号車が2台の都市高速路線仕様のうちの1台であるとほぼ断定できると思います。
ちなみに、40971号車のシートにはそれらしきものは全く無く、シート中央にも穴はありません

(※) 過去、横浜市交通局から譲受した三菱エアロスターKの40181、40226号車などは、前から後ろまですべて2人掛け席を基本とするシート配列に模様替えが行なわれています。



そしてもう一つ、2台の画像を整理していて気になったトコロがありました。





えっ、良く見えない!? それじゃもう少し寄って…☆(゜゜)バキ\(--メ







(以上2点、40971号車)




(こちらは40970号車)


この運転席上辺りの屋根に2本出ているカタツムリの角みたいなのは何でしょうか?
自分の車にもATC…もといETCは付けていないので、ETC装置のことには全く詳しくないのですが、ETCの送受信器か何かのアンテナだったりしないでしょうか?
詳しい方がいらっしゃいましたら、ご教示いただければ幸いです。

ちなみに、松電の方の画像を他サイト等で見たのですが、少なくとも10761号車にはそれらしき突起物は見られません。
40970・40971号車いずれにもあるということは、川バスのは2台とも都市高速路線仕様車…??
う~ん、ナゾは深まるばかり…(--;



【今日のかんさつにっき】(9/29分)
《40970号車使用》
 ・ [30] 長野駅1800 → 松代高校1844
 ・ [30] 松代高校1900 → 県庁前1940(※ 中御所~県庁前間乗車)
  ※ 県庁前にて下車後、BTへ立ち寄った(1950頃)のですが、40970号車の姿はありませんでした。
   駅2000発の松代本線は40628号車でしたので、これへの充当の可能性も無く、恐らくそのまま大塚南へ回送したものと思われます。

《40971号車使用》
 ・ [26] 善光寺大門1750 → 大原橋1846(※ 長野駅~西河原間乗車)
 ・ [26] 犀峡高校1859 → 善光寺大門1955(~BTへ回送)
 ・ [26] 善光寺大門2050 → 信州新町2140


 その他、注目の車両運用です。
 ・ [22] 長野駅1715 → 犀北団地1730 → 長野駅1751 40150号車使用
  ※ 先週木・金に続き、今日も40900号車の代わりに40150号車が入っていました。
   少し長いような気もしますが、検査か何かでしょうか。

 ・ [30] 長野駅1920 → 松代高校2004 41845号車使用
  ※ LED化された41845号車が松代本線に入っていました。

 ・ [26] 犀峡高校1659 → 善光寺大門1755(~BTへ回送) 40400号車使用
 ・ [26] 善光寺大門1850 → 大原橋1946 40400号車使用
  ※ 最近、本社車両によるナゾの運用が多い新町線に、40400号車が入っていました。

 ・ [27] 高府1810 → 善光寺大門1907 40051号車使用(※ 西河原~長野駅間乗車)
 ・ [27] 善光寺大門1920 → 高府2017 40051号車使用
  ※ こちらも高府線に本社の40051号車が使用されていました。折り返しのない便ですので、今晩は高府営業所泊まり確定です。



13日に行なわれた「バスの日先行イベント “のってさわってバスで遊ぼう!”」展示車両レポ、今度は「スーパーハイデッカー ワイドスリーシートエレガンス(これも長っ!!(^^;)」の紹介です。








(アルピコハイランドバス24206号車 松本200か・433 いすゞ KL-LV774R2 いすゞバス製造 2004年 ガーラ2000GHD)








車内は、新幹線のグリーン車並みのグレードとピッチを持つのシートが3列ずつ並んでいます。
毛布も積んでいるので、寝心地最高です!?



主な車両スペックです。
 ・ 車両区分 SWE
 ・ 座席定員28名
 ・ ヒーター付足掛け
 ・ 空気清浄機
 ・ 通信カラオケ(8000曲以上)
 ・ AV装置
 ・ ドリップ式コーヒーメーカー
 ・ 冷蔵庫
 ・ 湯沸器
 ・ 膝掛け
 ・ 最前列右側の座席前にパソコンテーブルを設置
 (TV-PCダウンスキャンコンバータ装備で、PCデータを車内TVに映写可能。)
(出所:イベント参加者に配付された「アルピコハイランドバス バスラインナップカタログ」より)


13日に行なわれた「バスの日先行イベント “のってさわってバスで遊ぼう!”」展示車両レポ、お次は「スーパーハイデッカー スリーシートサロン トイレ付き(長っ!!(^^;)」の紹介です。











(アルピコハイランドバス20203号車 松本200か・・67 日野 KC-RU4FSCB 日野車体 2000年 セレガGJ)










車内は、前方5列目までが2+1の3人掛けシート、後方3列が4人掛けシートで、後方部分はご覧のとおり中央向かい合わせのサロン仕様に転向できます。










この車両の最大の特徴である、車両最後部に設けられたトイレ及び湯沸し器・冷蔵庫室です。






もう一つ、外観上の特徴として、リアガラスの天地寸法が通常のものより狭いというものがあります。
一般のセレガGJと比べると、その差は一目瞭然です。
一部には、Premium~ではないのに狭い天地のリアガラスという車両もいますが…(^^;
(※ イベントとは別の日に、公道上から撮影したものです。)



主な車両スペックです。
 ・ 車両区分 SWT
 ・ 座席定員27名
 ・ 12席の回転シートによるサロンルーム
 ・ シンセサイザーカラオケ
 ・ テレビ(BS対応)
 ・ AV装置
 ・ 冷蔵庫(前後2台)
 ・ 湯沸器(前後2台)
(出所:イベント参加者に配付された「アルピコハイランドバス バスラインナップカタログ」より)



長電のお絵描きバス881号車、川バスの最新型高速バス40973号車の記事と、時系列的には前後してしまうのですが…
昨日(9月28日)の午後、偶然[46]系統 大豆島線に40970号車が入っているのを目撃したので、帰宅後にコッソリ家を抜け出して(^^;;;、バスターミナルまで偵察に行ってみました。
その結果…






いました、いました(^^)
何と40970号車だけではなく、40971号車もいます。そして間には40958号車が。V8エンジン搭載のキュービックが3台並んでいます!!
まだボディは真っ白で輝いています。特に、戸隠方面用の40958号車は、冬になるとどうしても汚れが目立つようになりがちなので、この輝ける姿を拝めるのは秋までかもしれません。
それにしても綺麗ですね(^^) 人呼んで“アルピコマジック”、まるで新車のような輝きです。









そうこうしているうちに、40971号車のエンジンが掛かり、1300過ぎに爆音を轟かせながらバスターミナルを出て行きました。いつも暗くなってから目撃する(一度、新町の奥で昼寝しているところを国道19号から見かけましたが)ため、明るいところで間近に見るのは恐らく初めてです。何だか嬉しいですね(*^_^*)









善光寺大門1320発の[26]系統 新町線に入ることが分かりましたので、今度は駅前で迎撃です。
定刻の1328より少し遅れて、駅前のロータリーに入ってきました。そして出発。やっぱりこの爆音の迫力、堪りませんね~(^^;;;
いつか改めて最後部の座席にゆっくり座って乗りたいものです。










【今日のかんさつにっき】(9/28分)
 ・ [26] 善光寺大門1320 → 信州新町1410 40971号車使用
  ※ この日はこの1便のみの確認でした。夕方~夜のどの便に繋がる運用なのか…
    どなたか他の便での目撃情報をお寄せいただけるとありがたいですm(_ _)m

 ・ [46] 長野BT1130 → 大豆島東団地1205-05 → 長野BT1240 40970号車使用
 ・ [22] 長野駅1325 → 犀北団地1340 → 長野駅1401 40970号車使用
  ※ 相棒の40970号車は、湯さんのブログでも触れられているとおり、大豆島線~犀北団地線に入っていました。
    この便に40970号車が入っていたということは、夕方は松代本線の[30] 駅1800 → 松代1844-1900 → 県庁1940に入っていたことが予想されます。
   (過去に対する予想というのも変ですが(^^;)





 ・ [71] 長野BT1327 → 戸隠キャンプ場1439 40958号車使用
  ※ 最初の画像に写っている3台のうち、最後の1台は戸隠へ上がって行きました。


一つ前の記事に書いた長電のお絵描きバス881号車を昭和通りで撮影した後、市役所方面に向かって自転車を走らせていたのですが、市役所前駅の交差点(昭和通りと長野大通りの交差点)で信号待ちをしていたら、長野駅方向から大通りを北上してくる新型セレガが。そして、左折レーンに入ってくる姿を見て、これは!と直感が働きました(^^; そして見えてくる“973”のナンバー。
そう、9月20日のミステリーツアーの最後にリリーフ登板してくれた40973号車が走っているところに出会えたのです!
(新宿線や名古屋線は、市役所前交差点を直進します。)

しかも、信号待ちは先頭、信号柱が一本入ってしまいますが、比較的撮り易い位置に止まっています。
背中のデイパックに仕舞ったカメラを仕方なく(爆)もう一度取り出し、いそいそとシャッターを切らせていただきました。
据え膳食わぬは何とやらと申しますし(^^;;;




(またしても当社費20%増の大きさで(^^; 折り戸の部分がしっかり隠れてしまいましたorz)



【今日のかんさつにっき】(9/28)
 ・ 高速バス長野~松本線
   松本BT1300 → 長野県庁1419 40973号車



9月11日の記事で紹介したお絵かきバスのイベントが、予定どおり9月26日(土)に行なわれました。今年、キャンバスになったバスは、ハイブリッドノンステップ車881号車で、早速市内各線にて運用されている様子です。
本日午後、長野駅前にいたところ、1405発の[3]系統 若団・浅川西条線で出発して行く姿を偶然目撃し、辛うじて公式側の絵をカメラに収めることができました。





足が自転車だったので、そのまま千歳町まで長野大通りを飛ばし(^^;;;、昭和通り方向へ逆周りに迎撃すると(^^;;;;;、新田町交差点で信号待ちしているところに間に合い、非公式側も撮影できました。






公式側は長野西高校、非公式側は須坂東高校の生徒さんたちが描いたようです。
街中に彩りを添えてくれるような明るい柄に包まれた同車の、これからの活躍に期待です!





(いつもより2割大きさアップ(当社比(^^;)の画像でお送りしました~(^^)/)


ふと、こんなニュース記事を見つけてのネタです。
(※ リンク切れへの対策として、全文引用いたします。)

長野のネタでもなく、川中島バスのネタでもなく、私の地元・横浜の話題です。


<横浜開国博>入場者数が見込みの約4分の1のまま閉幕
9月27日20時50分配信 毎日新聞

4月28日に開幕した横浜開港150周年を祝うイベント「開国博Y150」(横浜開港150周年協会主催)が27日、閉幕した。153日間の会期で500万人の有料入場者数を見込んでいたが、約4分の1の約120万人にとどまり、出資した市の責任を問う声が高まりそうだ。

27日夜に横浜市中区のメーン会場ベイサイドエリアで開かれた閉会式には林文子市長らが参加。最後の入場者らを見送った。

開国博は市の補助金約82億円を含む約157億円の総予算をかけたが、有料入場者収入は開幕前に見込んだ45億円に対し、8月末段階で24億円にとどまった。市議会などからは会期中に辞任した中田宏・前市長の責任を問う意見、批判が上がっている。



今年は横浜開港150周年ということで、4月末から5か月間にわたり、件のイベントが開かれていたのですが、当初の予想を大幅に下回る入場者数に終わったとのことです。実際、両親は一度行っただけで(確か)、「二度行きたいとは思わない」「入場料が高い割りに(ry」との感想を持ったそうで、それに感化された私も帰省時には足を運ぶことなく終わってしまいました。
ですので、「面白かった」とか、「ここが良かった」とかの感想が言えるワケもないのですが、そんな私でもこのイベントに関して一つだけ魅かれたものがあります。





それが、横浜開港150周年記念事業マスコットキャラクターの“たねまる”です。
横浜開港資料館の中庭にある「タマクスの木」の精をデザインした(出所:Y150公式HPより)というキャラクターですが、コイツがこんなところに乗っていたからもう大変です(^^;;;





市営バスの白いボディに楽しそうに戯れるたねまるたち!
何だかカワイイじゃん!!

そう思った私は、8月初めの帰省時の僅かな時間を利用して、“たねまるラッピング”のバスを探すことにしました。
しかし、大きな駅前のターミナルに張り込んでいても、なかなかお目当てのバスはやって来ません。だいたい、何台のバスにたねまるが乗っているか、それさえ情報が無い中の捜索です。諦めて歩き出すと、反対からやってきて目の前を通り過ぎる…そんなアンラッキーな出会いもありました。

帰省先の自宅は、幸いにも交通局の某営業所のすぐ近くです。家族の白い視線を振り切り、30分一本勝負で挑んだその時…1回目は空振りに終わりましたが、2回目の訪問で見つけることができました!
交通局の事務所の上に立つ市営住宅の通路から、営業所構内が一望できるため、ここからの撮影を敢行! そして出発便が判明すると、営業所出口の停留所へ行って再度撮影し、何とか形式写真をモノにすることができました(^^)/

イベントも終わり、同時にこのラッピングも時を前後して剥がされてしまうものと思われます。
もう一度会えないのは残念ですが、ここに記録としてその姿を紹介しておきたいと思います。
(3つ目は、私のプロフィール紹介の画像にも使用したものです。)










(横浜市交通局3-4563号車 横浜200か12-71 日産ディーゼル KL-UA452KAN 西工車体 2003年)



結局このラッピングバス、各営業所に数台ずつ配備されていたものと思われますが、その全貌は未だ知るところではありません。また、実車を見たり、他サイトの画像を見たりすると、たねまるの配列等にはいくつかのパターンがあったようです。
(中型や大型があったり、扉の配列や大きさなどにより、描けるパターンが変わるのは当然かもしれませんが…)


以上今回は、地元横浜ネタということと、川中島バスと横浜市交通局のバスは深~い縁がある(^^;というこじ付けで書いてみましたが、今後も機会があれば横浜市営バスのことも紹介していきたいと思います(^^)/


13日に行なわれた「バスの日先行イベント “のってさわってバスで遊ぼう!”」展示車両レポ、今回は「ハイデッカーショート ワイドシートサロン」の紹介です。













(アルピコハイランドバス27624号車 松本200か・599 いすゞ PKG-RU8JHAA ジェイバス 2007年 ガーラHD-S)





車内は明るいグレー/ベージュ/ピンクの3色を使用したシートが並び、軽快な印象を受けます。
手前から4列目まで(4×4=16席)が、ワイドシートです。






展示車両はガーラでしたが、松本には他にも日野セレガが2台います。外観上の最大の違いは、フロントから回り込むJ型のピラーの有無でしょうか。有るのがセレガ(中、右の2台)、無いのがガーラ(左)です。
(※ イベントとは別の日に、国道19号の歩道上から撮影したものです。)



主な車両スペックです。
 ・ 車両区分 MWL
 ・ 座席定員27名
 ・ シンセサイザーカラオケ
 ・ ドリップ式コーヒーメーカー
 ・ 乗降しやすい握手付き
 ・ 液晶テレビ(2台)
 ・ AV装置
 ・ 冷蔵庫(前後2台)
 ・ 湯沸器
(出所:イベント参加者に配付された「アルピコハイランドバス バスラインナップカタログ」より)



13日に行なわれた「バスの日先行イベント “のってさわってバスで遊ぼう!”」で展示された車両のうち、まだレポートをアップしていない車両をぼちぼち紹介していきたいと思います。ちょうど2週間が経ってしまい、今さら…という気がしないでもないのですが(^^;、自分への備忘録的な意味合いでもアップしておきたいので、どうぞお付き合いの程を…m(__)m










(アルピコハイランドバス20617号車 松本200か・124 日野 KL-RU1JHEA 日野車体 2000年 セレガR-FC)



今回紹介するのは、「プレミアムIV リフト」の実演です。
アルピコハイランドバスの車両には、Premium Expressのロゴとともに、ダイナミックストライプが渦を巻いている中型車が4台います。それぞれI~IVの番号がついており、“カインドネス”“グルメ”“メロディ”“リフト”のサブネームと対応します。このうち、IVの“リフト”は、文字どおり車椅子昇降用のリフトが車両後部に付いており、渦巻くダイナミックストライプとともに外観上の大きな特徴となっています。
(余談ながら、セレガRの顔に渦巻きストライプというのは、この車両1台のみです。)
今回、車両の展示とともに、そのリフトの昇降実演が行なわれておりましたので、写真とともに紹介いたします。






(外観上の最大の特徴、リフト用の乗降扉です。乗用車の扉のように、車両前方に向かって開きます。リフト昇降の実演中~)






(リフト用扉を車内側から。外の明るさに負けて、内側が真っ黒になってしまいました(^^;;;)










(5列目のシートと最後列のシートの間に、車椅子2台を固定するスペースがあります。この他に、4列目及び5列目のシート部分がもう2台の車椅子搭載スペースにもなります。)






(車内を前方から撮影。車椅子固定場所の関係か、なぜか3列目のシートの辺りに段差があります。私はここで蹴躓きました、ハイ(^^;;;)



主な車両スペックです。
 ・ 車両区分 MLF
 ・ 座席定員24名+車椅子2名
 (又は、座席16名+車椅子4名)
 ・ 垂直リフト
 ・ シンセカラオケ
 ・ テレビ2台
 ・ AV装置
 ・ 冷蔵庫
 ・ 湯沸器
 ・ 車椅子最大4台まで設置可能
(出所:イベント参加者に配付された「アルピコハイランドバス バスラインナップカタログ」より)



“レアな行き先表示”シリーズと、どちらに分類するべきか迷ったのですが…

レアな行き先表示(川バス篇 その3)で紹介した、[111]系統 中央通り経由善光寺大門行きの方向幕の画像を発掘した(^^;ので紹介いたします。厳密には、系統番号が現行の体系に改められる前の時代の方向幕ですので、系統番号は[111]系統ではなく、無番となるのが正当です。







実はこの画像、実際の運用時に表示されたものではなく、平成16(2004)年4月の長野マラソン開催日に、[1]系統(当時) 宇木発長野駅・日赤経由松岡行きが交通規制を避けるため、途中の善光寺大門止まりとなった際に表示されたものです。
宇木線(当時)の方向幕には、当然「善光寺大門」行きの設定はなく、この時使用された40423号車は戸隠方面の方向幕は持っていたものの、適切な代替表示が見当たらなかったようで、苦肉の策として中央通り 善光寺大門」の表示を使用したものと思われます。
(実際には、宇木~長野高校~善光寺大門のみの運行ですので、中央通りは通らないのですが(^^;)






(川中島バス40423号車 長野200か・423 いすゞ P-LV318K 西日本車体 1990年式 元阪急バス)


宇木の停留所の停車方向とジャスコの建物が懐かしいです。
結局、方向幕でこの表示を見たのは、このときが最初で最後でした。



9月19日(土)の記事で、元横浜市交のV8キュービック、40970号車の平日夕方の運用をいろいろ推測してみたところです。

それが今日、また新たな運用に入っているのを目撃しました!

結論から申し上げますと、[31快]系統 丹波島線と、[32]系統 運転免許センター篠ノ井線への充当を初めて確認しました!

それでは、どの便に入っていたのか、またそれはどの便と繋がる運用なのか、考察及び推測してみたいと思います。







…と、その前にいつものお願いです。
この記事で紹介する情報は、私の友人・知り合い等からご提供いただいた情報及び自己調査結果の範囲で推測・推定したものです。断片的な情報をつなぎ合わせて一連の運用としたもの(一台のバスをずっと追い掛け回したものではない、という趣旨です。)であり、事実と異なる場合があります。このことについて、ご了承いただける方のみ、これ以降の記事をご覧ください。
(文末の“続きを読む”をクリックしてください。)

なお、車両運用について、川中島バス等の事業者及び関係先等へ問い合わせされることは、先方のご迷惑になりますし、ひいては私たちの趣味活動が制限されることにもつながりかねませんので、絶対に控えてくださるようお願いします

また、この車両の運用について、ここに書いていない私が未確認の情報や間違って解釈していることの指摘等を、“見たまま情報”の範囲のみで結構ですから、皆さまからご提供くださるとたいへん有り難いと存じます
(逆に、部内の方しか知りえない情報は必要としませんので、悪しからずご了承ください。)



ミステリーツアーのレポが一段落したところで、“レアな行き先表示”シリーズのおよそ3週間ぶりの続編です。
(松本のハイランドのイベントレポの続きはどーした?というツッコミが飛んできそうですが、それはひとまず置いといてっと(^^;)

今回紹介するのは、[101]系統 県庁経由千歳町行きです。
この系統は、昨年(2008年)11月30日のダイヤ改正をもって過去帳入りしてしまったのですが、昨年春に撮影した画像(銀塩で撮った画像をCDに焼いてもらったもの)が出てきましたので、100番台系統の一つとして紹介いたします。

この系統の起源についてのデータはあいにく持っていないのですが、ここ最近の運転状況は、大きく2つに分けることが出来ます。

まず一つ目が、本社が松岡から大塚南に移転された平成18(2006)年4月15日の改正前まで運転されていた、
 ・ 丹波島橋南(始発)805 → 千歳町828
という便で、営業所などで配布している時刻表によると、[10]系統(当時) 運転免許センター篠ノ井線の区間便として、少なくとも平成14(2002)年7月22日改正版には掲載されています。この当時の行き先表示はほとんどが方向幕でしたが、系統番号は入っておらず単に県庁 千歳町」と表示されるものと「[10] 県庁 千歳町」と表示されるものの2通りがありました。
(これらの方向幕表示についても、機会があれば(画像が用意できれば)紹介したいと思います。)

もう一つが、平成18(2006)年4月15日の改正で[25]系統 小市団地線の派生系統として誕生した、
 ・ 小市団地750 → 千歳町816
という便で、この時初めて[101]系統の番号が登場します。
余談ですが、この改正で小市団地線は長野駅周辺のBT~末広町~昭和通り~県庁前~BTという虫眼鏡状の環状運転(一部の便は、県庁前止まり/昭和通り始発)を止め、長野駅~小市団地の単純な往復運転に運行形態を改めています。さらに一部の便で、大塚南との入出庫対応用として、小市団地に入らず、新橋を起終点とする便も登場しています。

しかし、この系統も冒頭に紹介したとおり平成20(2008)年11月30日のダイヤ改正をもって、[25]系統 小市団地線の減便に伴い廃止され、加えて[32]系統 運転免許センター篠ノ井線等の起終点が千歳町から市役所前に変更されたことに伴い、「千歳町行き」という運用自体が消滅してしまいました。




(川中島バス40357号車 長野200か・357 三菱 U-MP218K 三菱車体 1992年式 元東京都交通局 エアロスターM)




LEDが切れていて見づらいですが、「[101] 県庁 千歳町」を表示しています。




この40357号車は、車体のベースカラーがクリーム色で導入された最後の車両で、次の40371号車からはいわゆる“スーパーホワイト”カラーになりました。




【今日のかんさつにっき】(9/24)
 ・ [46] 大豆島東団地750 → 長野BT835 40427号車使用
 ※ 今日はまた変わった車両(?)が運用されていました。大豆島線で善光寺マークつきの元都営キュービックを見るのは余り無いことのように思うのですが…
 ・ [48] 松代高校725 → 長野BT818 40913号車使用
 ※ いつもどおりの運用です。
 ・ [22] 長野駅1915 → 長野工業高校1934 40150号車使用
 ※ 本来、この運用はノンステップ車の40900号車が入っているのですが、今日は検査のためか40150号車が代走していました。
 ・ [73] 長野BT1900 → 中社宮前2020 40873号車使用
 ・ [73] 長野BT2000 → 中社宮前2120 40969号車使用
  ※ 最終便に新規導入のKC-代車が入っていました。


約2週間の間が空いてしまいましたが、40913~40915号車の各車ごとの運用紹介第3弾をお送りします。

まず、最初にこれまでと同じお願いです。
この記事で紹介する情報は、私の友人・知り合い等からご提供いただいた情報及び自己調査結果の範囲で推測したものです。断片的な情報をつなぎ合わせて一日の運用としたもの(一台のバスを丸一日追い掛け回したものではない、という趣旨です。)であり、事実と異なる場合があります。このことについて、ご了承いただける方のみ、これ以降の記事をご覧ください。
(文末の“続きを読む”をクリックしてください。)

なお、車両運用について、川中島バス等の事業者及び関係先等へ問い合わせされることは、先方のご迷惑になりますし、ひいては私たちの趣味活動が制限されることにもつながりかねませんので、絶対に控えてくださるようお願いします

また、この3台の車両運用について、ここに書いていない私が未確認の情報や間違って解釈していることの指摘等を、“見たまま情報”の範囲のみで結構ですから、皆さまからご提供くださるとたいへん有り難いと存じます
(逆に、部内の方しか知りえない情報は必要としませんので、悪しからずご了承ください。)


9月20日(日)

大塚南(川中島バス本社) 15:01-16:15


ミステリーツアーもいよいよ終盤、ここで川中島バス本社のある大塚南へ立ち寄ります。
まずは洗車機で長旅の汚れ(?)を落とします。乗ったまま洗車機へ突入! 水と洗剤が勢いよく噴き出し、窓の周りが一瞬真っ白になります。








ここではツアー参加者だけのためのバス部品即売会や構内の車両撮影会を開いていただきました。
部品即売会は、最近廃車になった車両から取り外した車内名札差し、方向幕、座席や、廃止となったバス停の看板などが売られていました。




即売品の一部。右下のバス停は、何と“上越観光バス”の物です! 「渋谷」というのが何とも笑えます。そういえば、国道19号沿いには「新橋」というバス停もありますね(笑)。

構内撮影会では、各バスの駐車列ごとに10分程度の時間を設けていただき、それぞれ思い思いに撮影することができました。








自社発注車としては最初の冷房車、平成4年式の三菱エアロスター。2台揃って車体の更新を受けたようで、スーパーホワイトがベースのカラーに変わっています。行先表示器も方向幕からLEDに取り替えられました。その一方で、前扉脇の「MMC」エンブレムはしっかり健在です。








妙高営業所から検査のために里帰りしていた40548号車の姿もありました。この車両、元は戸隠方面で活躍していた40768号車です…って、側面の社番標記がそのまんまですね(笑)。お遊びで「謹賀新年」を表示してくれました。





中型車のブースには、廃止代替路線等を支える車両が並んでいます。今日は日曜日、ほとんどの車両はお休みです。





貸切車のブースにずらりと並んだ日野セレガGJ。スーパーハイデッカーがこれだけ並ぶと壮観ですね!
右から2台目、2337のナンバーを付けた車両は、最近アルピコハイランドバスから移籍してきた車両だそうです。





そうこうしているうちに、あっという間に16時を回り、そろそろ長野駅東口へ向けて出発しなければならない時刻です。
名残惜しいですが、参加者一同40018号車に乗車します。

全員が揃い、大塚南に別れを告げる出発をし、構内を半周したところでバスが突然停車しました。
「40018号車が不調のため、代わりの車で長野駅東口までご案内します。申し訳ありませんが、お乗り換えをお願いします」との案内がされると、一同呆気に取られた様子に。ここで、予想だにしなかったサプライズが待っていました!



9月20日(日)

春日山神社での昼食後、まずはスペシャル企画の発表です。




サイコロの出た目によって、アルピコスペシャルグッズがいただけたり、罰ゲーム!?のバス停清掃が待っていたりのスリル満天企画でしたが、ここは無難に参加者一同でアルピコグッズをゲットです(^^)v




そして3番目のコースは、川後線か篠ノ井新町線か赤柴線の三択になりましたが、妥当なところで篠ノ井新町線に決定、来た道を引き返すことになりました。

春日山城址から岩草区公民館下のバス停までの帰り道、古い学校と思しき建物を発見しました。家へ帰って調べてみたところ、七二会小学校岩草分校として昭和39年まで使われていた建物らしいです。外壁の木材の色合いがいい味を出しています。
また、手持ちの古い道路地図を見たところ、このバス停は昔、「学校下」という名称だったということも分かりました。








市場 13:13


瀬脇 13:20


瀬脇から三たび国道19号へ。途中車内でサイコロを振って決めたとおり、笹平トンネルでショートカット、安庭ステーションでトイレタイムです。


安庭St. 13:26-13:35





安庭St.を出発した一行は、大町・白馬方面への有料道路の分岐点を過ぎ、新町篠ノ井線が分岐する久米路にやってきました。
県歌「信濃の国」にも謳われる風光明媚な場所として知られる久米路橋は、この少し先です。秋にはきっと綺麗な紅葉に彩られるのでしょう。


久米路 13:45-13:57







ここにある久米路停留所は、新町線専用です。新町篠ノ井線に乗り換えるためには、橋を渡り、川の対岸へ行く必要があります。
(乗り換え需要がどれだけあるかは別の話しですが…)


ここでは、方向幕を回転させての撮影大会となりました。40018号車は、装備している方向幕のコマ数が少ないので、ほとんどの行き先を表示していただけたのではないかと思います。
以下にその一部を…

















篠ノ井駅前 14:28

久米路から約30分、山を越えて終点篠ノ井駅に到着です。
ここで時間が若干あるとのことで、篠ノ井駅から松代篠ノ井線、松代から金井山線の一部を経由して大塚南まで行こうということになりました。
途中、完成したばかりの新赤坂橋を通過したり、松代到着前には、松代営業所立ち寄りを賭けた臨時のサイコロ大会があったり、松代町内を文武学校、真田宝物館前を通るスペシャルルートにしたり、飽きの来ないドライブです。





松代駅前 14:46


金井山 14:54


ホワイトリング 14:57

ホワイトリングの前では、休日は一日3本の[47]東通り線 市役所経由長野駅行きのバスが私たちを見送ってくれました。
そしていよいよ川中島バス本社のある大塚南へ!


(つづく)


9月20日(日)

秋古でのトイレタイムを済ませた一行は、国道19号を逆に辿り、村山を通過、瀬脇を右折します。
この区間の国道19号は、大町・白馬へのオリンピック道路へ向かうと思しき県外車で交通量が多く、流れが滞りつつあります。
小松原トンネルを抜けてくる長野南バイパスと、旧道からの車が合流するのと、秋古の先のヘアピンカーブでの減速、飯森入口から村山、瀬脇、笹平トンネル入口と4つ立て続けに現れる信号で、どうしても自然渋滞が起き易い区間です。

途中、新田川公園さんが、妙な看板があると教えてくださいました。





国産牛…ジンギスカン…ですか??
ジンギスカンって羊の肉を使った料理ではなくて????
美味いという話も聞くこの食堂、一度食しに行ってみたいものです(^^;


瀬脇 11:13

瀬脇から先が、市場線だけの区間です。
市場線も、青池線と同じく長野市の廃止代替バスで、川中島バスが運行を請け負っている路線です。
長野BTを起点とし、西河原、新橋、村山を経て瀬脇までは新町線や高府線と同じ国道19号を走ります。瀬脇から先は、市場、坪根、平出、苦桃と経由し、中尾までの間を平日は5往復半、土曜日は1往復のバスが走っています。
一部の便は、長野BTまで行かずに瀬脇を起終点とするものがあったり、市場~平出~坪根と走り、中尾へ行かない便や、市場~苦桃~中尾と走り、平出や局へ行かない便もあるなど、便ごとに運行パターンが異なるフクザツな路線です(^^;
(さらに月水金は、一部の便が乗合タクシーで代替されています。)

昔の路線図を見ると、坪根で川後線と接続していたり(接続便があったかどうかはナゾですが(^^;)、中尾から先、中条村の三ヶ野というところまで運行されていたこともあるようです。








これぞ日本の秋!という光景です。この連休を利用して稲刈りを行なっている田んぼも多く、あちこちで刈入れしている光景や刈り入れた稲を干している光景を目にしました。
農作業をされる方の中には、バスを時計代わりにされている方もいらっしゃるのか、私たちの乗ったバスを見て「おや!?」という顔をされる方が結構いらっしゃいました。


市場 11:20

七二会地区の中心、市場地区を通り過ぎます。周囲には農協や小中学校があり、ここでも小学生がバスに追い越された瞬間、「今日ってバスあったの!?」みたいな顔をしているのを見かけました。


中尾 11:37-11:50

市場線の終点、中尾に到着です。この先、少し行くともう中条村です。ここで小休止、丁字路を使っての方向変換を眺めたり、趣のある停留所を撮影したりします。後を追ってきた弁当積載車も合流、お昼ご飯はこの近くで食べるようです。










丁字路といっても、先は急な上り坂! バックで方向変換させると、お尻がこんなに高くなります。
マニュアル車で半クラを使いながら…教習所を思い出します(汗。







味わい深い中尾の停留所。ベンチの下にはこんなものが。きっと近くで農業をなさっている方が飾ってくださったものなのでしょう。




“ハチ”の絵が笑いを誘います。


岩草区公民館下 11:54-13:00

バス停を二つほど戻り、岩草区公民館下停留所で一同下車。近くの神社の境内でお昼ご飯にするとの声がかかります。








目指すは春日山城址です…ってここは上越市!?




秋晴れの中、遠くには北アルプスの姿を拝むことができました。







山城の跡にひっそりと立つ閑静な神社です。




お昼は仕出し弁当です。ミステリーツアーゆえに何処で食べるか分からないためか、川バスのスタッフの方が追いかけて持ってきてくださったようです(っていうか、事前に打ち合わせ済みだった!?)。天気のいい日に屋外で車座になっていただく昼食もいいものですね。弁当の“形式写真”も(笑。


お昼を食べ終わったところで、三たびサイコロタイム、次のコースはどの路線に!?
そして、もう一つスペシャル企画が!!


(つづく)


9月20日(日)

長野駅東口 8:40

自宅から自転車で長野駅東口に向かい、駅前の駐輪場に自転車を止めます。
東口のバス乗り場に眼をやると、すでに今日のミステリーツアーで使用される40018号車は到着している様子、しかも方向幕が白地になっています! 一気にテンションが上がります!!
早速ツアー代金を支払い、乗車手続きを済ませます。周囲を見ると、参加される皆さんはほとんど集まっていらっしゃる様子です。皆さんお早いようで…(^^;




(川中島バス40018号車 長野200か・・18 日野 P-RJ172BA 日野車体 1987年 元東京都交通局 レインボー)





何と前面と側面の方向幕には特製の表示が出ています。コレは注目度バツグンです!!

全員が揃ったところで8時55分、コースの候補の説明とそれに続けて運命のサイコロ第1投目です。





サイコロと言えば…やっぱりコレでしょう(爆)
ちなみに参加者にも一つずつ(中身入りで)配られました。





3の目が出たということで、最初の行き先は青池線に決定。


長野駅東口 9:00

無事にコースも決まり、傍らで大町行きのバスを待つお客さんたちに手を振りながら(笑)、定刻に出発です。
青池線は、本社のある大塚南を起点とし、南長野運動公園、篠ノ井総合病院前、篠ノ井駅、茶臼山動物園、有旅(うたび)、青池を経由し、新町線や高府線との接続点でもある村山まで行く路線と、途中の有旅~十二(じゅうに)の支線からなる路線で、平日のみ3往復が運行される長野市廃止代替バスです。
大塚南は帰りに寄る予定になっているため、国道18号バイパスで傍らを通過するだけとし、ここから青池線のルートに入ります。
しばらく走ったところで左へ曲がり、田牧線も通るおおしも(大下)のバス停の方へ向かいます。旧長野南営業所を使用したアルピコハイランドバスの車庫をかすめ、広徳、下布施ときたところでいったんルートから逸れて南長野運動公園へ最初の休憩に立ち寄ります。
南長野運動公園は、長野冬季五輪の開閉会式場となったオリンピックスタジアムをはじめとする総合運動公園で、敷地内にはオリンピックの時に使用した聖火台がモニュメントとして飾られています。

南長野運動公園 9:25-9:40

ここで15分の休憩です。バスをバックに参加者の記念撮影をしたり、オリンピックスタジアムや聖火台をバックにバスを撮影したり、参加者それぞれが楽しんでいる様子でした。








南長野運動公園を後にし、再び青池線のルートに戻り、篠ノ井病院前、篠ノ井駅と通過し、しなの鉄道・篠ノ井線の線路を跨ぐといよいよ登りにかかります。

茶臼山動物園前 10:10-10:17

ここで再び休憩。長野市街の南部を一望できる場所で撮影タイムです。





十二 10:25

有旅からいったん支線に入り、一日1往復の区間を往復します。十二では道路上で方向変換!です。
参考までに、実際に青池線(廃止代替移行前)に乗車した時の十二停留所の様子です。
運転手さんにお願いし、少し時間をいただいて撮影しました。明るさの厳しい中を撮影したので、かなりぶれていますがご容赦を(汗
ここまで乗ってきた中学生2人が下車し、バスには私以外の乗客が居なくなりました。
彼らが大人になる頃まで、このバスは走っているだろうか…ふとそんなことを考えたものです。





有旅に戻って本線に復帰、山を越えて終点村山に到着です。








村山 10:48-10:56

青池線の村山停留所は、国道19号線の村山停留所とは少し離れた場所で、農協の駐車場の向かいにあります。
ここで再びサイコロタイム、第2投目です!
今度の路線候補は… えーと…
どれが出ても、最終的には市場線で中尾を目指すことになるようです(汗
市場線は未乗路線だから、まぁいいかと一人で納得してみたりして(^^;








秋古 10:59-11:06


市場線を目指すはずなのに、なぜか村山の信号を左折してしまった一行。
そういえば秋古にトイレがあったハズ、ここでトイレタイムを取ろうということで、ちょっとだけ寄り道(笑。
走り慣れた国道19号も、バスに揺られながら見る景色はまたいつもとは違って見えます。ダム湖の湖面に反射して、綺麗な鏡写しのような景色が見られました。

国道19号は秋の5連休の影響か、かなりの交通量になっています。しかも県外車が目立ちます。皆さん、白馬へ抜けるオリンピック道路を目指しているのでしょうか。





休憩の途中、長野~白馬線の特急バス(松本電鉄のセレガGD)が走り抜けていきました。参加者一同は一斉に注目、バスの乗客もこちらに一斉に注目…!?
少し渋滞気味なのが気になりますが、気を取り直して、いざ中尾へ!

(つづく)





-9月20日は「バスの日」-

明治36(1903)年9月20日-日本で初めてバスが走った日です。
この日、京都市の二井商会という会社が記録上に残る最初のバス運行を行いました。

時は流れ昭和62(1987)年、この年10月の全国バス事業者大会でこれを記念し、厳しい環境の中で地域の足の確保に努めるバスをみんなに見直してもらおうと、「いつでも、どこでも、みんなのバス」をテーマに、9月20日を「バスの日」としました。
(出展:日本バス協会HPほか+川中島バスツアースタッフのエースさま(^^;




川中島バスでは、この日を記念して、今年は本社営業所の40973号車もとい新町営業所の40018号車を使用した「最新型高速バス40973号車中型路線バス18号車で行くミステリーツアー」というイベントを行なってくれたので、万難を排して参加してきました(爆。

すぐにレポートをアップしたいのですが、撮影した写真が250枚以上(+36枚撮りフィルム1本+α)もあって、整理するのに少し時間がかかりそうですので、今しばらく時間をいただきたいと思います。

取り急ぎ、本日お会いしたマッピーさん、新田川公園さんをはじめ、同乗の友人たちやお見送りをしてくださったみすずかるさんに、「お疲れさまでした」&「ありがとうございました」を申し上げますm(_ _)m

また、本日の楽しいイベントを提供してくださった川中島バスのスタッフ及びドライバーの皆さまに、この場をお借りして心からお礼申し上げます。本当にありがとうございました。また来年も期待していますね~(^^)/

最後の最後に、素晴らしいデザートを提供してくださり、まだお腹一杯の状態です。
取り急ぎ、その写真のみアップして、今回の記事を終了させていただきます。

今夜は興奮して寝られないかも!?





(今日一日晴天に恵まれ、秋空にダイナミックストライプが颯爽と映えていました。)

明日9月20日は「バスの日」

川中島バスではこの日を記念し、昨年の「リフトバスさよならツアー」に続く企画として、新町営業所の40018号車を使用した「中型路線バス18号車で行くミステリーツアー」という企画を提供してくれることになりました\(^o^)/

今回のツアーは、昨年のツアーが予めコースを告知して、それに基づき歩を進めるという一般的なツアー(?)だったのに対し、廃止代替路線の中からいくつかを、その場でサイコロの目により選んで行き先を決定するというミステリーツアー形式です。
ツアーの告知チラシには、いくつかの廃止代替路線の名前が載っているものの、他にどんな路線が候補に挙がっているのか、また、明日はサイコロによってどんな路線が選ばれるのか、気になって夜も眠れないというのが今の正直な気持ちです(爆)。

…とまあ、莫迦なことを考えていて明日起きられなくなっては元も子もありませんので、今夜はそろそろ寝ることにしますzzz

せっかくですので、ツアーレポの序編として、2007年8月末をもって廃止された中曽根線の画像でもどうぞ(^^)/




山を下りてきた朝の一番便。この便だけはそのまま折り返して農協前発中曽根西行きとなるので、折り返し経路が他の便とは異なる。




農協前のバス停からだいぶ離れたところで待機する中曽根西行き始発便。停留所の前に止められないのは、どうもワケありだった様子(^^;;;




中曽根西では道路上で転回、後ろは浅川ループラインで、戸隠方面への路線も行き来する。




宮野前バス停付近にて。空気を運んで山道を駆け上がっていく。
ちなみに、中曽根線末期の担当者は元尼崎市交通局の日野レインボー42343号車でした。しかし、この日は川後線用の40685号車が登板し、[119]系統の番号が入った方向幕が表示されました。後で聞くところによると、この方向幕が表示されたのはこの日だけだったとか…!?




こちらは本来の中曽根線担当車だった42343号車。最終日も淡々と仕事をこなす。中曽根線の乗り場は、若槻系統の通る道から横に逸れた所にあった。




中曽根西では赤い三角屋根の待合所が印象的だった。こちらは今も乗合タクシーの待合所として活躍中とのこと。




最終日の最終便が中曽根西に到着。たった一人の中学生が、「ありがとうございました」といって降りていく傍ら、お迎えに来ていたお母さんが運転手さんに「長い間ありがとうございました」と言っていたのが胸を打った。
折り返しの浅川農協行きは私ともう一人のバスファンだけだった。
(折り返し時に運転手さんにお願いし、暗闇の中をフラッシュ撮影させていただきました。通常は車両へのフラッシュ撮影は厳禁ですので念のため…)


さようならをしてからおよそ2年、明日は中曽根線復活なるか!?




松代本線、大豆島線、犀北団地線に加え、日赤線や綱島線での目撃情報が相次ぎ、非常に複雑怪奇に見える(?)40970号車の平日夕方の運用を、現時点で把握している情報の範囲でまとめてみました。

まず、最初にいつものお願いです。
この記事で紹介する情報は、私の友人・知り合い等からご提供いただいた情報及び自己調査結果の範囲で推測・推定したものです。断片的な情報をつなぎ合わせて一連の運用としたもの(一台のバスをずっと追い掛け回したものではない、という趣旨です。)であり、事実と異なる場合があります。このことについて、ご了承いただける方のみ、これ以降の記事をご覧ください。
(文末の“続きを読む”をクリックしてください。)

なお、車両運用について、川中島バス等の事業者及び関係先等へ問い合わせされることは、先方のご迷惑になりますし、ひいては私たちの趣味活動が制限されることにもつながりかねませんので、絶対に控えてくださるようお願いします

また、この車両の運用について、ここに書いていない私が未確認の情報や間違って解釈していることの指摘等を、“見たまま情報”の範囲のみで結構ですから、皆さまからご提供くださるとたいへん有り難いと存じます
(逆に、部内の方しか知りえない情報は必要としませんので、悪しからずご了承ください。)


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この日記は、個人的な趣味で書いているものです。
記事の内容について、(取り分け趣味的な目的で)直接事業者等へお問い合わせされることは、先方の迷惑になる恐れがありますので、ご遠慮くださるようお願いいたします。

また、記事の内容は、自らが収集した情報等に基づき、飽くまでも主観的に記述しているもので、事実と異なる場合もございます。その結果、この日記をご覧の方が不利益を被った場合でも、当方では一切の責任を負いかねますので、ご了承くださいませ。
(※ バスや鉄道の路線や時刻等を案内することを目的とするサイトではございません。
また、事業者等への意見や要望、苦情等(≠個人的な意見・感想)を記すことを本意とするものでもございませんので、そのことに関するコメントや議論には、このブログの内外を問わず、当方は一切関与いたしません。)
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