2009(平成21)年もあと僅かで終わりですね。
今年最後の記事は、「バス」を趣味の対象の一つとして持つ者として、2009年の長野のバスの動向を、趣味的な側面から見て振り返ってみたいと思います。
本当は“ 2009年版 「(仮)長野のバスかんさつにっき」的バスに関する十大ニュース!! ”とかやれば面白い(…のは自分だけ!? (・・;)のかもしれませんが、どれも興味を引かれた内容であり、甲乙付け難いものも多数ありますので、主に時系列を追って羅列するのみに留めたいと思います。
(それも、ブログの主対象である長野市を中心とした川中島バス、長電バス、そして松本電鉄バスに偏っていますが…(^^;ゞ)


○ バリアフリー車・環境対策車の増備

春先にまず、川バス初のノンステップ車である40900号車が登場。続いて廃止代替路線となった[48]系統・金井山線及び[130]系統・松代・篠ノ井線にも40913~915号車の3台の中型ノンステ車が投入され、川バスにも一気にノンステ車が増えました。
また、長電バスにも昨年に続いて、秋に3台(984~986号車)の日野ブルーリボンシティ・ノンステップハイブリッド車が追加投入され、合計6台体制になりました。長野駅前にいると待たずしてノンステ車がやって来るような場面も見られるようになりましたし、10月に須坂市内の路線バスを再編・発足した「すざか市民バス」にも3台の中型ノンステップ車(975~977号車)が投入されました。
さらに、年末になって松本電鉄にも長電バス同様の日野ブルリシティ・ノンステハイブリ車2台(10900・901号車)が投入されるなど、各地でバリアフリー車や環境対策車が続々と増え続けています。

また、中古車で導入される車両にも、排ガス規制がKC-代の車両が見られるようになってきましたし、ワンステップ車など従来の車両に比べて乗り心地等が改善された車両が続々と投入されています。



(川中島バス初のノンステップ車となった40900号車。)


(長電バスはノンステップのハイブリッド車を3台増備。)


(10月に発足した「すざか市民バス」。運行は長電バスが担当するものの、デザインを一新したノンステップ車3台を投入。)


(年末になって突如現れた松本電鉄のノンステップハイブリッド車。こちらは2台を投入。)


(中古車も低床車の時代。元横浜市営のKC-代キュービックにはEasy Step-inのサインが。)



○ 善光寺御開帳開催、参拝者輸送にバス大活躍

数えで7年に1度の年となった2009年、4月5日(日)から5月31日(日)までの間、長野市の善光寺では前立本尊の御開帳が行なわれました。期間中は、長野県民の約3倍の延べ600万人を超える参拝者が長野市を訪れたわけですが、その輸送に多くの貢献をしたのがバスです。
長野駅~善光寺間をピストン輸送をする路線バスを始め、郊外に設けられたパークアンドライド用の駐車場から善光寺までの間を輸送するシャトルバス、そして毎朝善光寺で行なわれる“お朝事”に合わせた「お朝事びんずる号」の運行など、毎日のように特別ダイヤが敷かれて、人も車両も総動員で輸送に対応していました。



(長野駅1番乗り場の様子。とにかく人人人…で、御開帳期間中はここから人の列が途絶えることが無いほどでした。)


(こちらは善光寺大門~大門南付近の様子。生憎の天気にもかかわらず、バスを待つ人が大勢列を成していました。)


(若松町から出発するパークアンドライド駐車場行きのシャトルバス。ゼッケンの色ごとに駐車場が区別され、川バス、長電の車両が総動員で輸送に当たっていました。一番右の車両は、川バスが松電から借り入れた車両。)


(前年の秋頃から高速バスにも御開帳をPRするラッピングが施された車両が登場し、東京~長野間を走りました。写真は長電バスの533号車。)


(週末を中心に運行された“お朝事びんずる号”。まだ5時だというのに3台運行のバスに長蛇の列が。)



○ スカイバスの運行

御開帳の開催に合わせ、旅行会社と長電バスがタイアップし、「スカイバス長野」が運行されました。
長野駅隣接のホテルから出発し、善光寺周辺をおよそ1時間かけて一周するコースを走り、真っ赤な車体、オープンデッキのダブルデッカーはとても目立つ存在でした。



(大門交差点を長野駅方向に左折するスカイバス。よ~く見ると、車内の乗客の視線が一斉に右方向の善光寺へ向いていることが分かります(笑)。)


(桜の季節。花見客で賑わう城山公園を行くスカイバス。)


(桜坂を行くスカイバス。この日は善光寺周辺の渋滞対策で、変則ルートを運行。)


(桜坂を行くスカイバス。真っ赤な巨体がゆっくりと山へ向かう。)



○ 経営再建が続くアルピコグループのバス

ダイヤ改正が行なわれる度にバスの本数が減り、路線が廃止され、運賃が値上げされ…負のスパイラルが止まらない様相を見せているアルピコグループのバス。
利用する側にとって、これ以上バスが不便にならないことを願うばかりですが、その一方で私たちも、日常生活の一部に“公共交通(=バスや電車)の移動”を本気で考えなくてはいけない時期に差し掛かっているとも思います。
事業者、行政、企業、そしてわれわれ個人が共同で考え、行動することで、少しでも良い方向へ話が向かうよう切に願っています。

また、その一環として松本電鉄大町営業所及び白馬営業所が12月16日(水)から川中島バスへ移管され、高速バス・新宿~白馬線や大町・白馬エリアの路線バスの担当会社変更、松本電鉄バスの長野駅東口乗入れ廃止などが行なわれました。



(松本電鉄時代の白馬営業所の様子。配置車両数は決して多くないものの、高速バス・特急バス・そして観光地を走る路線バスと多彩な顔ぶれでした。)


(八方ターミナルに到着した路線バス。基本的に車両もそのまま川バスに引き継がれたようですが…)


(大町市内のバス停。「北アルプス交通」「松本電鉄」「川中島自動車」の3社連名での運行も消滅。)


(長野駅東口を出発する最後の松電バス白馬行き。)



○ 多彩なバスイベント開催!

毎年9月20日は“バスの日”ということで、今年もその時期に合わせてさまざまなイベントが行なわれました。
8月29日(土)の松本電鉄・新村駅でのイベントを皮切りに、9月13日(日)のアルピコハイランドバスのイベント、9月20日(日)の川中島バスによるミステリーツアーに参加することができ、大忙しの期間でした(^^;;;
また、クリスマス期間に合わせて川中島バスでクリスマスの装飾を施したバスを走らせたり、12月26日(土)には松本電鉄の“赤バス”復活に合わせ、撮影会が行なわれたりしたのも記憶に新しいところです。



(8月29日(土)、松本電鉄新村駅で開かれたイベントで、京都交通のバスと松電のブルが奇跡の顔合わせ。)


(9月13日(日)、アルピコハイランドバスでは貸切車を中心とした展示でイベントを開催。)


(9月20日(日)、川バスの40018号車を使用したミステリーツアーを開催。)


(12月26日(土)、来年の松本電鉄創立90周年を記念して復元された“赤バス”の展示・撮影会を開催。)


(12月25日(金)までの期間中、川バスではクリスマスの装飾を施したバスを市内各線に運行。)



大まかな項目はこのくらいです(後の項目になるに連れて、だんだん書き方が雑になっているような…!?)
それこそ、見る日も見る日も小さな発見がいろいろありましたし、それを一つ一つ書いていくのはとてもできることではありません。繰り返しになりますが、今年一年を振り返って、特に印象深かったものをここに羅列してみました。

最後に、8月にこのブログを始めてから約4か月、延べ30000件以上のアクセス(1月あたり約8~9000件)をいただきましたが、個人の趣味に特化した内容にもかかわらず、多くの皆さまにご覧いただいていることは、書き手にとっても非常に励みになります。
これからも、現在の路線に大きな変化は無いと思いますが、今後ともよろしくお付き合いいただければと存じます。

来たる2010年が、皆さまにとって今年より少しでも良い年になりますように、心から祈念しております。
今年一年お世話になったことを感謝申し上げるとともに、来年もよろしくお願いいたしますというご挨拶を以ちまして、2009年最後の記事としたいと思います。

ありがとうございます(合唱…って第九かよ! もとい合掌(-人-))


40760号車(いすゞ+富士7E)に、非公式側の運転席後方~非常口扉間の窓下のみのパートラッピングが施されました。広告主は、画像のとおり長野市や松本市にある着物の専門学校です。
なお、公式側は従来どおりの姿で、特に変化はありません。

簡単ですが、速報まで。



今回、交通機関が無い会場へのアクセスのために、松本バスターミナル~松本北営業所(会場)間にシャトルバスが運行されました。
シャトルバスに乗車するには、松本バスターミナル発の往復券(会員券)の購入が条件だったようで、会場からの片道利用はできなかったものと思われます。

シャトルバスへの充当車両ですが、(乗車することはできないものの)個人的には先日導入されたばかりのノンステ・ハイブリッド車(10900・10901号車)の登場を期待したのですが、以下の3台で運転されていました(運用開始順に紹介)。


○ 10540号車(松本200か・624 三菱・新呉羽 KC-MP617K?U-MP618K 19951994年(12月)車)
(※ 形式及び形式は、Nエアロさんからの情報により訂正します。 H22.1.6 0:45)


元大阪市交のエアロスターKで、この型の車両は松電にはこの1台しか居ないという珍車(!?)です。
(個人的に)スマートな印象が強いエアロスターにあって、角型ヘッドライトが“ゴツさ”を醸し出しているように感じる車両です。


○ 10752号車(松本200か・709 三菱・三菱 KC-MP717K 1997年車)


元横浜市交の新型エアロスターで、2009年にK尺車3台が導入されました。
川バスに導入された3台(こちらは1台がM尺、2台がK尺)と同様、横浜市の観光名所柄のシート地が健在です。


○ 10206号車(松本22あ15-00 三菱・新呉羽 U-MP218M 1992年車)


松本電鉄生抜きのエアロスターKで、1992年に新車で導入された2台のうちの1台です。
一般仕様の市内路線向けの車両(上高地用や補助対象のバリアフリー車等を除く、という趣旨です。)で、最後の新車導入車となった車両です。
昨年12月に導入された系統番号(路線番号?)入りの方向幕に交換された時に、併せて「シャトルバス」というコマが松電で初めて設けられました。
(参考までに、川バスには方向幕に「シャトルバス」表記は無く、諏訪バスにはSHUTTLE BUS表記のコマを持っている車両がいます。)



3台とも、偶然のいたずらか三菱車で揃えてきました(^^;
時々、折返し待ちの時間等を利用して、“赤バス”メモリアル号の横に並べられ、10数年の時が刻んだデザインの流れを間近に見ながら撮影することができました。



お昼過ぎに登場した10206号車とのツーショット。年の差は8歳。



10206号車がシャトルバス運用に出た後は、10540号車との並びが見られました。こちらとの年の差は11歳。



さらに13歳年下の10752号車も参戦、閉場まではスリーショットも見られました。



3台の横顔。


昨日の記事で、“当日の様子を紹介”…と書いたのですが、撮った写真を改めて見ると、ほとんどが“赤バス”の写真…orz
イベントらしい光景を撮った写真はほぼゼロに等しい…というわけで、文字だけとなってしまいますが、イベントの概要をご紹介しておきたいと思います。

【物販コーナー】
開場時から開設され、受付の脇にて「松本電鉄創立90周年記念乗車券(series1 メモリアル号登場記念)」をはじめ、栗原大輔氏の精密画による松電旧カラーのバスの絵葉書、アルペン号運行20周年記念トミカ4台セット等が販売されていました。
私も記念乗車券、絵葉書などを購入、さらに後ほど子どもにせがまれてトミカ4台セット(わが家にはすでに1セットあるのですが(^^;;;))を購入する羽目に…(>_<)

【部品即売コーナー】
午前11時から開設され、シャトルバスで来られた方を優先(シャトルバスの乗車券の発行番号が整理券番号となっていたようです。)して、方向幕、バス停看板、8トラの車内放送テープなどが販売されていました。
私は自家用車で会場入りしてしまった(松電さんスミマセン…m(_ _)m)のと、家族連れであったため、流石に大物に手を出すのが憚られたため、ここは指を咥えて見ているだけにしました(^^;
時々、「HINOのエンブレムが入荷しました~」とか、「新型セレガのエアコン吹出し口(新品)が入荷しました~」とか声が掛かっていましたが、まさか止まっているハイランドの貸切バスから取り外してきたり…していませんよね!?

【パン販売コーナー】
午前11時半頃から開設され、アルピコグループのホテル・ブエナビスタで焼いたパンが販売されていました。
家族の分を含めて、いろいろな種類のパンを購入しましたが、納豆入りのパン(なんていう名前か忘れましたが…)が絶妙な味で印象に残りました。ブエナビスタに行けば買えるのでしょうか…??

【その他】
この他、各販売ブースの前には長机と椅子が並べられ、休憩コーナーとなっていました。
ちゃんと暖を取れるように、大型のヒーターを焚いてくれたのは有り難かったです。
ウチの家族は閉場まで、その一角を陣取っていたのはココだけの話です(^^;;;



26日(土)に、松本電鉄松本北営業所(旧アルピコハイランドバス)で、“赤バスメモリアル号”としてかつての塗装が復活した10480号車の撮影会が行なわれたため、家族を連れて行ってきました。

当日、会場でお会いした皆さま、そして楽しいイベントを提供してくださった松本電鉄及びグループ会社各社の皆さま、本当にありがとうございます&お疲れさまでしたm(_ _)m

とにかく写真を撮りまくった(ほとんどが幕回しの写真ですが(^^;;;)ためにすぐに整理がつかないので、ひとまず出かけてきた記録のみアップしておきます。
また改めて年末年始の宿題として(爆、当日のことをご紹介したいと思います。


画像はひとまず、わが家に縁の深い(!?)この路線から。






※ サボは私の友人から拝借したもの(当日の部品即売会で購入したもの)です。なお、480号車の車体のサボ受けに入れることについては、スタッフの方にお願いし、ご了承いただいたものです。>ありがとうございます!




以前、湯さんトコのブログで話題になったことがあったように思うのですが…

夕方の40034号車(びんずる1号)が、丹波島方面から時刻表に無い「長野駅行き」として運行されているのを目撃した-という内容だったと思うのですが、それに関連するのではないかと思われる運用に12月24日遭遇しました。

一連の動きを時系列で並べると、次のとおりとなります。

1.1610頃、バスターミナルへ「回送」表示で到着。側面は「長野駅」表示。
2.1625頃、バスターミナルを出発。前記表示のまま、県庁通りを南下。
 (この間不明)
3.長野駅1820発、[25]系統・小市団地行きに充当。

4.長野駅1920発、[25]系統・新橋行きに充当。(推測)


いちばん肝心なところを見ることができていないのが何とも…(--;なのですが、いったん県庁通りを回送で南下しているにもかかわらず、およそ2時間後に再び長野駅からの運用に就くところが不思議です。
大塚南へ回送しているのかもしれませんが、だったらそのまま入庫してしまってもいいような気がします。

おまけに幻の長野駅行きを目撃した-という話。
何ともナゾな運用ですね。

いつか解明してみたいものです。




バスターミナルを回送で出発(側面幕は「長野駅」のまま)し、県庁通りへ左折しようと信号待ちしている。




渋滞する県庁通りを南下、この後いったいどこへ消えた?





12月16日(水)に松本電鉄白馬営業所は、川中島バスに移管されました。
その関係で特急バス・長野~白馬線が、松電・川バスの共同運行から川中島バスの単独運行となりましたが、旧松電担当便に使用していた車両は、基本的に営業所移管時に車両も引き継がれたようです。
とは言っても、具体的にどの車両が移籍したのか…については、今のところ長野側にやってくる車両を見て、一つ一つ潰していくしかない状況です。

これまで確認できた車両は、旧・松電10412号車→新・川バス45412号車(登録番号:松本22あ16-89・日野セレガGD)の1台だけでしたが、23日及び24日に、旧10680号車→新45680号車(松本22あ17-88・日野セレガFS)も川中島バスに標記及び社番が変更されているのが確認できました。
この2台から推定できる移籍車両の社番の付番ルールですが、川中島バスを示す40000番台+5000番+旧・松電社番の下3桁となっていることが凡そ分かります。

その45680号車を長野駅東口で目撃したのですが…



(リアから。車体側面後方の社名標記が「松本電鉄」から「川中島バス」に変更され、社番も新たに45000台のものに変更されています。)



(社番部分を拡大、10680号車改め45680号車となりました!)



(橋上通路上からフロント方向のアングルで。そういえば、屋根上にも大きな社番が表示されていましたね。)



(拡大すると… 10680!?



(屋根上に社番が見え易いように、もう少し正面がちなアングルで。)



(やっぱり10680のようです。)



恐らく、15日(火)深夜~16日(水)朝の間に営業所の引継ぎを行なう中で、車両の標記の変更作業を行なったものと思われますが、時間的に或いは作業スペース的に屋根上まで貼り替えることができなかったのでしょう。
今後、本社への入場時等に、順次貼りかえていくものと思われます。


【以下、“かんさつにっき” 12/22編】
画像はありませんが、社番と登録番号が合っていない40990号車(元・40768号車→40548号車(妙高))40990号車)が、22日(火)の[46]系統・大豆島線最終便(長野駅2135発)に使われていました。長野に戻ってから随分経つと思うのですが、相変わらず車体側面裾の社番は40768号車のままでした(^^;


川中島バスでは毎年12月23日から25日までの間、この期間限定のmerry Xmasの表示を、回送のバスの行先表示機に表示して走ります。



(長野バスターミナルから長野駅へ回送される40566号車。)


そして、今年も走った“クリスマスバス”。時期が開けると廃車の運命が待っている40290号車が、最後の力走を見せてくれています。
休日ダイヤでの運行となった天皇誕生日の23日、この日も午後は所定の[45]系統・北屋島線で走っていました。



(長野バスターミナル1500発便の出発!)



(長野駅へ立ち寄っている間に追いつき、辛うじて千石入口のバス停を出発したところを捕捉(^^;)



長野BT1500発の便が北屋島で折り返し、1600過ぎにターミナルへ戻ってきた時、私はそこで偶然会った友人とバスウォッチ&撮影をしていました。40290号車はお客さんを降ろし、駐車場の方へ引き上げようとするものの、満車の状態で止められる所が無いようです。
しばらく駐車車両の前で待機する様子と見え、撮影のチャンスとばかりに近づいて行ったところ、詰所の前で話していた運転手さんの中の一人が、「せっかく写真撮っているんだから、アレを出してやんなよ」と40290号車の運転手さんに声を掛けてくれました。

まさか!? 昨年来、夢にまで見た(大袈裟な…(^^;;;)“クリスマスバス”“merry Xmas”表示のコラボレーション。
運転手さんたちの粋な計らいで、図らずもしっかりと記録することができました(^^)v
本当にありがとうございます!m(_ _)m >> 長野BTにいらした運転手の皆さま





結局、40290号車への乗車は叶わないままとなりそうですが、また日頃からバスに乗ることで、この好意に報いることにしたいと思います。


12月21日(月)に、市役所前1818発の[33]系統・北原線今井駅行きに使われていたクリスマスバス・40290号車。普段ならこの便の今井駅到着後に大塚南へ回送し、一日の運用を終えるはずなのですが、この日はなぜか市役所前2133発の[34]系統・三本柳線の最終便にも登場し、驚かされた始末(@_@;

翌22日(火)は、仕事の後に会社の同僚と食事に行っていたため、所定の1818発の北原線に使われていたかどうかは確認できませんでした。しかし、食事の後にバスターミナルへ行き、そこに40290号車の姿を確認できたため、再び三本柳線最終便に登場することを期待しつつ、市役所前で待ち構えていたのですが、なぜかやってきたのは1本前の三本柳線にも使われていた40551号車でした(?_?)



(2045現在、BTにて待機中の40290号車。)



(市役所前2018発、2133発の三本柳線に使われていた40551号車。撮影は2018発の方。)



これまで40290号車がBTを出た雰囲気が無かったように思えたため、市役所前から40551号車に乗ってもう一度BTへ。
すでに構内の明かりは落ちていましたが、そこにいた40290号車の姿を見て一気に酔いが醒めた次第www



(ターミナルの構内が真っ暗だった上に、LEDの字が潰れないようにシャッタースピードを可能な限り上げたので、車体が全く写っていません(^^; 辛うじて車内のイルミネーションで40290号車だと分かる状態です。)



「丹波島橋南」行き!?
しかも、系統番号は[臨]!!



今まで、見たことも聞いたことも無い行先表示に頭が真っ白に(^^;;;
えっと、今は22時近くだから…
この後このバスが登場する可能性があるのは…松代本線の長野駅2315発(臨時便)までの間に違いないと考え、まだ明るさの点では撮影条件がマシな駅前で張り込むことに。この時、気温は既に氷点下~(・・;

寒さに耐え、待つこと約30分。
時間的には本来の松代本線最終便2230発の近く。BT方面から現れた40290号車は、「[臨]丹波島橋南」行きの表示のまま、3番乗り場に到着し、乗客を乗せ始めました。








(行き先表示を拡大)

(前面。[臨]の系統番号は、彼岸と盆に運転される浅川霊園バスに次ぎ2例目であると思われます。)



(側面は、一切の経由地を表示せず、いちばん左端に「丹波島橋南」とあるだけ。)



運転手さんに伺うと、最終の松代本線で積み残しが出ることがあるため、たまにこのような臨時便を走らせているとのこと。
この日はそれほどの混雑ではありませんでしたが、本来の2230発の松代本線の到着を待って臨時→定期の順に2台で出発していきました。

恐らく、週末や年末年始、年度末始、それにお祭りの時などに走らせているのではないかと思われます(大垣夜行の救済臨みたいなものでしょうか?)が、バス停の時刻表はもちろん、HP等でも正式なアナウンスを聞いたことありません。
それでも、乗り場に居た方たちには混乱している様子は見られませんでしたので、これまでも何度か運転実績があるのではないかと思われます。
私としては非常にレアな行き先のバスを見ることができたわけですが、40290号車からの少し早いクリスマスプレゼントだったのかもしれませんね(^^;

“積み残しが出るほど”の乗客が、常にあったらいいなと思います!
せめてこの時期、忘年会等でお酒を飲んだ後は、積極的にバスを利用しましょう!!


非常にどうでも良い話ですが(^^;、ちょっと気になったので紹介を…
まずはこちらをご覧ください。




松本バスターミナルの時刻表です。
(注:平成21年12月16日のダイヤ改正の時刻表です。現行の時刻表ではありませんので、くれぐれもご注意ください!

5番乗り場から発車する、空港・朝日線(と神林・水代線)の時刻表(左側)ですが、欄外の注記に注目を。




普通、鉄道やバスの時刻表で、「○○止まり」という注記があったら、「この便は、この路線の終点まで行かずに、途中の○○で運行を打ち切る便ですよ~」ということを意味しますよね?

空港・朝日線の停留所の順序を、大雑把に書き記すとこうなります。

「松本バスターミナル」⇒「高宮」⇒「石芝」⇒「下二子」⇒「上二子口」⇒「信州まつもと空港」⇒「下今井」⇒「上今井」

つまり、「松本バスターミナル」から「上今井」まで運行する路線で、終点の「上今井」まで行く便を基準として、この便は「下今井止まり」「信州まつもと空港止まり」という表記の仕方はあっても、運行本数の大多数を占める「信州まつもと空港行き」を基準として案内していながら、空港行きに対して「上今井止まり」、「下今井止まり」という言い方は、明らかに変です。

恐らく、朝日線がその名のとおり朝日村の「小野沢」まで運行されていた頃(さらに昔はその先、道のどん詰まりの「御馬越」まで)、「小野沢行き」を基準として「上今井止まり」、「下今井止まり」と言っていた頃の名残が、そのまま残ってしまったためではないでしょうか。

ところで、そもそもこの時刻表、他の路線を含めて「無印の便は何処行きか?」ということを全く書いていませんが…(^^;
松本の地理に明るくない方が乗ろうとした時に大丈夫なのでしょうか? 余計な事ながら心配してしまいます。


(ちなみに神林・水代線の終点は、「水代」ではなくて「水代ですね(^^;)



(2008年7月、偶然にもブルドッグこと10480号車で運行される「上今井止まり」(^^;に遭遇した時の写真です。)



【今日(12/21)のクリスマスバス・40290号車】
[33]系統・市役所前発1818→今井駅行き と、
[34]系統・市役所前発2133→三本柳行き
に入っていました。

なお、通常この2つの便は別々の車両の運用になっているようですので、今日に限ってはどこかで車両交換が行なわれたものと思われます。







川中島バスの路線の中には、夏期と冬期でダイヤを変え、季節ごとの需要に柔軟に対応している路線があります。
例えば、特急長野~白馬線。長野新幹線からの乗り継ぎで白馬方面へ向かう冬のレジャー客のために、冬期ダイヤは夏期ダイヤに比べて増便されます。
一方で、特急長野~大町線は、立山黒部アルペンルートが営業しない冬期は、夏期に比べて減便のダイヤで運行されます。

そんな中で、行き先を見るだけで「あぁ、冬になったなぁ」と実感させてくれる路線があります。
それは、[70][71]系統・ループ橋/バードライン戸隠線です。
この路線、夏期と冬期でダイヤが大きく変わるわけではないのですが、夏期は“戸隠キャンプ場”行き、冬期は“戸隠スキー場”行きと、季節によって行き先が変わります。
今年もこの週末(19日)から冬期のダイヤに変更され、また“戸隠スキー場”行きのバスが走り始めました。
今年新たに戦列に加わった、KC-代のV8キュービック(40957、958、968、969号車)も早速運用に入っています。






※ こんな前掛けも“冬”を実感させてくれますね。長野市街地からいちばん近い!?飯綱高原スキー場の宣伝です(^^;





【今日のクリスマスバス・40290号車】
[45]系統・北屋島発1535→長野バスターミナル行き と、
[45]系統・長野バスターミナル発1700→北屋島行き
に入っていました。











駅前ロータリーを出てターミナルへ向かうところを、側面から狙って流してみました(^^;


12月16日(水)からダイヤ改正(減便)が行なわれた高速バス・長野~松本線




川中島バス・松電バスの2社で運行されるこの路線は、曜日によって運休となる便があったり、起終点の停留所が微妙に異なったり、途中停留所から運行される隠し増発便(^^;があったりと、一見単純そうに見える車両運用も結構フクザツだったりします。
改正でまた一から調査…と思っていた矢先、非常に有り難い資料に出くわしました(^^;

それがこちら(↓)。




この時刻表、平日に限った話ですが、しっかり担当会社も入っています(^^)
そして何より気になるのは、KM(恐らくKawanakajima”Matsuden”の頭文字)の後に、数字(1~5)及び別のアルファベット(A及びB)があることです。
これって“同じ符号の便は同じ車両が入る”~ということを表す、運用番号みたいなものではないでしょうか??

画像だと文字が小さいので、“平日運行会社”欄と始発バス停の時刻のみ羅列しておきます。
(カンマで区切っておくので、エクセルに読み込ませるなどすると見易く表示できます。)

【長野⇒松本】
K1,K2,K3,K4,K5,M1,M2,M3,K1,K2,MB,K3,K4,M1,K5,M2,M3,M4,M5
▲,▲,,▲,,,▲,,,,,,▲,,▲,,▲,,▲
6:30,6:55,7:00,7:11,8:00,9:00,9:30,10:00,11:30,13:00,14:30,16:00,17:00,17:30,18:00,18:30,19:00,20:00,21:00
,※1,,※2,,,,,,,,,,,,,,※3,※3


【松本⇒長野】
M1,M2,M3,MA,K1,K2,K3,K4,K5,M1,M2,K1,M3,M4,K2,M5,K3,K4,K5
▲,▲,,,,▲,,,,,,▲,,▲,▲,,▲,,▲
6:30,6:50,7:00,8:00,9:00,9:30,10:00,11:30,13:00,14:30,16:00,17:00,17:30,17:37,18:00,18:30,19:00,20:00,21:00
,※4,,,,,,,,,,,,※5,,※6,※7,※7,※7


〔凡例〕
K1~K5:川中島バス担当便(推定)
M1~M5、MA、MB:松本電鉄担当便(推定)
▲印:土曜・休日と12月29日~1月3日は運休
※1:長野道姨捨~松本インター前間通過、松本合同庁舎行き
※2:長野バスターミナル始発、松本合同庁舎行き
※3:県庁前始発
※4:長野道明科~昭和通り間通過、県庁直行便
※5:松本合同庁舎発
※6:土休日は県庁前着
※7:県庁前着


ここで気になったのは松電担当便と推定される運用番号に、他とは違う体系で“MA”“MB”という符号が付されていることです。しかも、“MA”も“MB”も片道1本ずつしかありません

これは恐らく、同日付けでダイヤ改正されたみすずハイウェイバス・長野~飯田線の松本電鉄担当便と絡むダイヤなのでは無いでしょうか。
この改正から、長野~飯田線の松本電鉄担当便は1日1往復となり、しかも長野での折返しが不可能なダイヤになっています。
この路線の入出庫運用に、長野~松本線を使っているのではないかと考えられるのです。

推測される運用は、次のとおりです。

≪MA便関係≫
松本BT8:00⇒長野県庁9:19/(長野BTで休憩)/長野県庁12:40⇒飯田BC15:52


≪MB便関係≫
飯田BC9:35⇒長野県庁12:52/(長野BTで休憩)/長野県庁14:30⇒松本BT15:54


これで、飯田⇒長野/長野⇒飯田と折り返せないダイヤの謎が解けるように思うのですが…

※以下、余談ですが…
○ MA便、MB便には、みすずハイウェイバス用のトイレ付き車両が使われることになると思われます。
○ 松本~飯田線は、3往復中2往復が、飯田滞泊運用となったようです。


果たして真相は如何に!?


【おまけ:みすずハイウェイバスアルバム】





10990号車・松本~飯田線


10499号車・松本~飯田線

(いずれもに飯田駅前で撮影。)




朝から雪模様の天気となった18日(金)の長野市内。
昼間は降ったり止んだりを繰り返しながら、夜になっても断続的に降り続き、市街地でも車や塀の上に積もった量の目測で10~15cm程度の積雪となったでしょうか。

暖冬といわれる昨今において、12月にこれだけまとまった積雪となったのはすごく久しぶりのような気がします。
わが家の車のタイヤ交換は、20日にやろうと思っていた(当然車屋さんにお願いしますが…(^^;)のですが、この有様じゃ車屋さんまで自力回送できるかどうか心配です(涙。

ま、それはさておき(^^;;;
仕事帰りに、せっかくこんな天気だからと長野駅へ寄り道(爆。
東口1820発の特急白馬行きが、元松電車の担当便なので、川バス標記に変わった車両が来ることを期待しつつ、寒さに震えながら東口のデッキ上(もちろんコンコース寄りの屋根のあるところでですが(^^;)で待つこと15分…発車時刻の1820が近づいても一向に来る気配は無し…(--;








ロータリーの向こうの道路に、1840発の大町行きと思われる40611号車がいるものの、白馬行きは始発から遅延の様子。長野市の降雪状況から、白馬方面はもっと凄いのだろうと想像し、折り返しの便が間に合っていないのかもしれません。





諦めて善光寺口へ。
こちらでも某書店前のデッキでしばらくバスウォッチをと思い、7番乗り場の前の階段から上がると…何とそこにいらしたのはマッピーさんでした(^^;
水曜日のオフ後の挨拶をした後、2人で1900過ぎまで行き交うバスを“かんさつ”。こちらでも、降雪と夕方のラッシュが重なり、バスはダイヤどおり走れていないようで、どの乗り場もバスを待つ人が大勢いました。

その中で、一番の狙いはこちら。
水曜日にオフを企てて乗りに行って、見事にフラれた40290号車(爆。
月曜日も木曜日も、そして今日(金曜日)も市役所前1818発の「[33]北原 今井駅」行きを担当していましたが、水曜日はよっぽど運が無かったようで…(T_T)

このバス、長野駅は1825に通過予定なのに、時間になっても来る気配は全く無し。
結局20分以上遅れ、1850頃になってようやく顔を見せてくれました。







(一足早い、ホワイトクリスマスです(^^;)

1900過ぎにマッピーさんと別れた後は、いつ来るか分からないバスを待つなら、バスターミナルの方が良いと思い、駅からBTへ移動。帰宅ルートの近くを通る、4番乗り場発のバスも乱れているようで、デッキから見ていた限りでは駅1838発の[48]は来ていない様子でしたので、ひょっとしたらこれに乗れるかもしれない!と思っての行動です。
結局、BT1900発の[46]系統が10分以上遅れてターミナルに入ってきて、すぐに発車するという運転手さんに促され、乗車。大して待つこと無かったのはラッキーでした。途中、長野駅を出たところで[48]系統とすれ違い、あちらは40分以上遅れていたようです。





ちなみにこちらは戸隠から降りてきて、BTで折り返しを待っている40873号車。
屋根には雪がしっかりと積もり、フロントは屋根から迫り出した雪やツララでLEDがまともに見えないほどです。
こんなに天気や道路状況が悪い中、帰宅時に暖かい車内を提供してくれるバスは、何とも頼もしく有り難いものです。そして降車時の「ありがとう、気をつけて!」の一言が、さらに心を温めてくれました。運転手さん、こちらこそありがとうございます!


12月16日(水)のダイヤ改正で改称されるバス停を旧名称のうちに記録しておこうと、あちらこちらして、最後は浅間温泉までやって来ました。
学生の頃、この温泉街のとあるホテルでお世話になっていたこともあり、何だか懐かしさを感じる場所です。

チンチン電車の浅間線跡をそのままバス用に転用した松電専用道路が拡幅、舗装された上で一般供用されるようになったことや、バスの本数が激減したことなど、あの頃とは大きく変わってしまったことばかりです。少し前まで、浅間線は10分おき、新浅間線も20分おき(いずれも平日日中の運転間隔)に運行されていたのですが、今は見る影もありません。
(もちろんこの20年近くの間に、上浅間のアップルランド(当時はまだ「松電ストア」だったかな?)が閉店したり、温泉街でも旅館やホテルの休廃業等があったり、新しい施設ができたりと、変わっている事は他にもあるでしょうが…)

浅間温泉界隈は、今回のダイヤ改正で運行経路の変更が行なわれました。
昨年12月のダイヤ改正から今まで、浅間橋東交差点から、下浅間~湯坂~浅間温泉~浅間温泉文化センター…と周回していた経路を、全くの逆回りにするというものです。
理由は、「バス停設置場所と乗降場所の不一致の解消」とのことですが、ルートが逆回りになることにより、逆にバス乗降場所の反対側にバス停が設置されることになる停留所も出てくることになり、今イチ説得力の無い理由に思えます(汗。





浅間橋(改正で、「浅間温泉入口」に改称)のバス停を撮っていると、浅間線のバスが現れました。以前は、信州大学 浅間温泉」の表示で走っていたのですが、浅間温泉到着後はすぐに松本BT行きとなるため、循環区間に入るのを前に、すでに信州大学 松本バスターミナル」行きを表示しています。
浅間橋を渡って、そのまま直進で浅間温泉のアーチを潜るバスの姿は、もう見ることはできません。





「下浅間」のバス停です。
以前は、このバス停の側にもバスが通り、こちら側で乗降することができたのですが、昨年12月からこの12月15日までは、逆側にだけバスが通る状態になっていました。





中浅間の交差点で、午後はこの1本だけという新浅間線のバスを待ってみました。
やってきたのは10751号車、元横浜市交の新型エアロスターです。横田 松本バスターミナル 10」の表示は平日に3回しか見られない希少な表示です(この場所では2回だけ)。





この便は、浅間温泉のバス停で5分間停まるようなダイヤを組んでいますが、遅れていたためにそのまますぐに発車してしまいました。先回りしてもう1回撮ろうとしたのですが…orz




(浅間温泉営業所跡の敷地は、近くの日帰り温泉施設の駐車場になっていました。)


(カーテンが引かれたままの営業所建物。待合室はパンフレット類がそのままになっていました。)


(営業所閉鎖を知らせる案内文。今年1月で閉鎖されたそうです。)



浅間温泉は、昭和39年まで松本駅前からチンチン電車が走り、駅が設けられていました。
電車の廃止後は、駅の跡がそのままバスの営業所となり、いつも何台ものバスが待機し、発着する賑やかな場所でしたが、今はその敷地へさえ、バスは入らなくなりました。すでに営業所も閉鎖され、通り沿いに設けられたバス停に1時間に一回バスがやってくるだけです。しかも、バスはここで休むことをせずに、すぐに発車してしまいます。





浅間温泉バス停の近くに、「湯けむり公園」という公園があります。松本市が平成8年に整備した公園だそうで、案内看板にはちゃんとここに駅があったことを記しています。今まで気がつかなかったものを見つけ、嬉しい気分になります。








夕方、日暮れが近くなっても、平日のせいか温泉街はほとんど人を見かけません。時期的なことと、不景気の影響かもしれませんが、これではバスが減ってしまうのも無理ないな…と感じました。
またやってきた浅間線のバスを旧営業所の入口で撮って、急いで乗り込みました。ここからバスで松本へ戻ります。

※ この記事は、12月16日(水)のダイヤ改正以前に訪れた時の様子を記事にしたものです。バスの行き先・系統番号等の表示や経路等について、その当時のもので記した部分がございます。そのことをお含みおきいただきながら、ご覧いただければと思います。


12月14日の記事で書いたクリスマスバス・40290号車を新田町交差点で待つ間、昭和通りを県庁方面から1台の高速バスがやってくるのが目に入りました。
時刻は15時少し過ぎ、県庁発の松本行きであることは容易に判断できましたが、車の陰になっていたため、近くに来るまでナンバーが見えませんでした。しかし、フロントガラス右上にLED表示機が備えられているたため、420**号車のセレガFDだろうと思っていたところ…




低公害車両の40832号車でした。

上高地への仕業が無いこの時期は、通常の高速バスとしても走っているのですね。
でも420**代のセレガFDよりペッタンコなFSですから、乗り心地としてはどうなのかと…(^^;
(一度も乗ったことが無い車両なので、一度くらいなら試しに良いかな??)

最近は方向幕を使用しなくなってしまったようで、LED表示機に行き先を表示しています。
方向幕は「ALPICO」で固定されたままになっていますが、何だかロゴが小さくありませんか?
(下の写真と比較すると分かり易いかと思います。)

ちなみに元車両はこちら。




(松本電鉄10701号車 松本22あ18-73)
長野オリンピックの時に長野駅東口にて撮影したものです。
その後、ここ数年の恒例となった川バスへの貸出しの都度ナンバーが変わり、2008年の貸出しの後には完全に川バスへの仲間入りを果たしてしまいました。


12月16日(水)から、白馬営業所が松本電鉄から川中島バスに移管されることに伴い、松本電鉄・川中島バスが共同運行していた特急バス・長野~白馬線が、川中島バスの単独運行になります。

15日の晩、前出の記事の写真を撮影した後、帰宅の途に就くために東口へ出たところ、ちょうど白馬行きの最終バスが出発待ちをしていました。
(ちょっとだけ狙っていたという話も(^^; ナイショですが(^^;;;)

ちょうど運転手さんが外に出ていたため、撮影させていただきたい旨お願いして、長野駅東口を発車する最後の松電バスを記録することができました。
(運転手さんありがとうございますm(_ _)m)












(松本電鉄バスによる最後の白馬行きは、10410号車の担当でした。)


少しだけ運転手さんにお話を伺ったところ、15日(火)は白馬営業所で松電から川バスへの移管作業が行なわれたそうで、車両の模様替え(標記変更)なども行なっていたようです。このことは、松電から川バスへの車両の移籍が少なからず行なわれるのが確定したということになり、16日の朝一番の便には「川中島バス」の標記になった車両が長野駅東口に現れるのでしょう。
(早起きできる自信がないので行くつもりはありませんが(爆。)


12月15日(火)の晩、会社の同僚と食事に行った後、駅前を通りかかったらロータリーの中に、この時間に居るはずの無い車両らしき影が見えました。
慌てて某書店へのエスカレーターを上がり、デッキへ。発車時刻が迫っていたため、急いでカメラを用意して待ちます。
3番乗り場をゆっくりと離れたバスが、信号待ちのために停車しました。
時刻は20時20分、行き先は「[37] 田牧 さいなみ団地(下布施)行き。
そして車両は…







40900号車!!!







一気に目が覚めました(爆。
40900号車といえば、今年2月下旬の新製投入後、平日は基本的に新町線~日赤線~犀北団地線と走り、長野駅発1915の犀北団地経由工業高校行き(逆廻り便)で大塚南へ入庫してしまう運用に就いていました。
それが2020発の田牧線に入っていたということは…明日の白馬営業所の移管絡みで、長野の川バスにも何か変化が起きているのでしょうか!?

ちみなに、これまでの“かんさつきろく”から、長野駅2020発の田牧線に入っていたということは、この前後の1915発及び2130発の田牧線にも入っているという可能性が高いです。
(復路は、最終便を除きいずれも回送で長野駅(BT)に戻っているようです。)


そしてもう一つ気になることがあります。
1枚目の写真を撮っている時は40900号車に気を取られていて気がつかなかったのですが、信号待ちをしている40900号車の後ろにいるバス、これって40970号車or40971号車ではないでしょうか??

しかも、長野駅2010発で最終のはずの「[31快]丹波島 大塚南」行きを表示しています。表示違いかな?とも考えたのですが、ロータリーを出た40900号車の写真の右隅に、左折で出て行くこの車両の先端が写っている(トリミングしてしまいましたが。)ので、恐らく[31快]系統で間違いないと思います。10分の遅れが出ていたのでしょうか。

さらに、2010発の[31快]系統の車両は、2000頃に長野駅に到着する「[16]長野駅」行きがそのまま入りますので、40970号車or40971号車が若槻系統にも入っていたことになります。

う~ん、何が起きているのでしょうか???
明日の40290号車の運用に変化がなければいいのですが…(ナゾ


昨日の記事に引き続き、12月16日から名称変更されるバス停へ足を運んだ記録です。

北市内線の「大学病院前」を後にし、国体道路(やまびこ道路)まで歩いて出ました。この後は浅間温泉方面へ行くつもりなのですが、乗りたい(撮りたい)バスまで少し時間があるので、いったん南下して「松南高校前」を目指すことにします。

「自動車学校前」のバス停で時刻表を見ると、ちょうど信大横田循環線と北市内線が1分差でやってくるところです。どちらの路線も(バス停の場所は違いますが)「松南高校前」に停まるので、好都合です。
先にやってきたのは信大横田循環線でした。このバスに「松南高校前」まで乗車します。



(松南高校前を発車した松本バスターミナル行き。正面奥の建物が松南高校…らしい(^^;)




「松南高校前」のバス停は、松本方面から来てジャスコ(カタクラモール)方面、県の森方面、並柳方面と3方向に分かれる道それぞれに設置されていますが、時間的にすべてを回るのは不可能と判断(←ずく無しとも言う(^^;)し、信大横田循環線で着いたバス停及び折り返しの浅間橋方面のバス停のみ撮影しました。
この「松南高校前」(何度打っても「湘南高校前」と出る(爆。当たり前か(^^;)のバス停は、「秀峰学校前」に変更されます。
これは、松本松南高等学校の閉校と、松本秀峰中等教育学校の開校(いずれも2010年春)を見越した変更のようで、バス停の名前となった施設よりも先に改称されるという珍しいケースではないでしょうか。(長野市の東通りにある川中島バスの「郵●公●前」はいつになったら改称されるのか…と独り言(^^;;;)
ここも他のバス停と同じく新しいバス停看板に取り替えられた上で、旧名称をワープロ打ちした紙(ラミネート加工して一応の防水措置がしてありますが。)が貼られています。

そして、ここから折り返して北上し、「浅間橋」までバスに乗ります。
やってきたのは横田信大循環線、な、な、なんとさっき北市内線で松本駅前から測候所口まで乗ったバスと同じ車両(もちろん運転手さんも)です。浅間橋で降りるとき、一瞬怪訝そうな顔をされたのを見逃しませんでした(瀧汗。



(浅間橋バス停と浅間温泉入口のアーチ。昨年7月までは10分おきにこの温泉街と松本を結ぶバスが走っていましたが、今はこのアーチをくぐるバスは1時間に1本のみ。)




浅間温泉までの路線が大幅に減便された現在は、信大→浅間橋→横田(及びその逆ルート)と、この「浅間橋」で大半のバスは折り返してしまいます。そのためか、「浅間温泉入口」という名称に変更されます。
温泉街の中心まではもう少しありますが、浅間橋東交差点のすぐ先には「浅間温泉」と書かれたアーチも架かっていますし、温泉の案内所等もこの付近にあるので、温泉へのお客さんがここで降りてしまってもそれほど問題ないのでしょう。



バス停を撮影していると、旧松本電鉄浅間線の線路跡を転用した道路から、スクールバスが出てきました。
本郷小学校の子どもたちの帰宅用でしょうか。

車両は新製当初、非冷房で新島々営業所に配属され、上高地輸送に就いたこともあるいすゞ+富士7E車体の10150号車。
上高地を低公害車両に追われ、いったんは白馬や大町へ追いやられたものの、冷房改造を受けたことが幸いしてか松本市内の路線へと返り咲き毎日活躍中。


すでに11月29日付けの記事で紹介していますが、12月16日のダイヤ改正に合わせて、松本電鉄のバス停留所の名称が一部変更されます。
内容については、当該記事並びに松本電鉄HPを参照していただければと思います(同記事中に松本電鉄HPへのリンクあり)が、それらのバス停の現在の名称を記録しておこうと思い、12月3日及び8日に松本を訪れた際にいくつかのバス停へ足を運んでみました。

まずはこちらから。














松本の中心市街地、千歳橋を渡ってすぐのところにある「八十二銀行前」(往路専用)と、そのしばらく先の大名町通り交差点の目の前にある「銀行前」(復路専用)は、いずれも「大名町」に変更されます。
バス停のポールには、ダイヤ改正などを知らせる案内文がベタベタと貼られ、かなりスゴい状態になっています(^^;;;


お次はこちら。松本駅前から北市内線(西回り)に乗って訪れました。
久しぶりに訪れた場所であり、深志高校北側の道路が対面通行になっていてびっくりしました(^^;










北市内線のみが通る「測候所口」は、その名前が示す松本測候所が廃止されて久しいことから、「沢村」に変更されます。
バス停の看板はすでに新名称のものに取り替えられ、上からワープロ打ちの紙を貼ったような感じになっています。
(これ以降回る他のバス停も同様でした。)


そのまま北市内線のルートに沿って歩くと、こちらも名称が変わるバス停です。










「測候所口」同様に北市内線のみが通る「大学病院前」は、「信大病院南口」に変更されます。
従来から大学病院の敷地のすぐ目の前にあるのですが、病院の入口が国道143号線の方を向いているための名称変更措置でしょうか。
(一般的には信大経由の循環もしくは浅間温泉行きで「信州大学前」下車が一般的でしょうし。)


あと2つほど駆け足で回ったのですが、それはまた改めて。


10月27日の記事で紹介した松本電鉄の路線バス・電車等の時刻表ですが、初の有料版として発売してから僅か3か月後の12月16日に路線バスのダイヤが大幅に改正されることになり、その取扱いについて注目していたところです。

このことについて、松本電鉄のHPに本日(16日)付けで記事が掲載されていますが、これによりますと、2009.09月号とほぼ同様の仕様で“12月16日改訂版”の時刻表が発売されるということです。
気になるのは僅か3か月で使い物にならなくなる前回の時刻表ですが、ここは利用者の心情に配慮した方策が採られています。

※尚、今回の改訂号につきましては、前回の2009.09号と無料交換を致します。
(HPの案内文より引用。)

利用者の側からしてみれば、当然と言えば当然の話ですが、随分思いきったことを考えたものです。
以前にダイヤ改正の話題に関連して話が出たことがありますが、9月版の売れ残りの損失とともに、実質的に9月版購入者に対する無料配付となる12月改正版の発行が、松電の経営再建の足を引っ張らなければいいなと余計な心配をしてみる次第です(^^;

それにしても、ダイヤ改正等の案内がそこかしこに目立つようになった12月8日現在で、バス車内やバスターミナルに「時刻表2009.09版 新発売!」のポスターが貼られたままなのはいかがなものかと…(--;



(画像は2009.09月版のものです。なお、観光路線向けには新たに「信州2009~2010冬時刻表」が無料配布されるそうです。)


< 2009年12>
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この日記は、個人的な趣味で書いているものです。
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(※ バスや鉄道の路線や時刻等を案内することを目的とするサイトではございません。
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