春~秋シーズンと冬シーズンで、所属する営業所を変えながら効率の良い運用をこなしているアルピコ交通新島々営業所所属の観光タイプ車両。
今冬も長野支社へ数台が貸し出され、長野~白馬間の特急バスなどで使用されています。

先日確認できたのは13208号車(日野セレガハイブリッド)。
2019年以降は毎年貸し出しの対象となっているお馴染みの車両です。
「松本200か1435」から「長野200か1865」へ登録番号が変更され、長野~白馬間の座席指定制特急バス「Extra Line」の運用についているところを目撃しました。








先日、アルピコ交通白馬営業所所属のトイレ付高速車・13019号車(三菱ふそうエアロエース)が特急バス長野~白馬線の運用についているのを目撃しました。

基本的に高速バス・白馬~新宿線での運用を主としている同車が長野駅東口に入ってくるのはかなり珍しいものと思われます。
(私自身も初めて見たような気がします。)





▲ 長野駅東口で乗車扱い中の13019号車による特急栂池高原行き。「信州 安曇野」のラッピングが目を引きます。





長野地区のアルピコ交通(旧川中島バス)の路線バスでは、すっかり馴染み深いものとなったお正月恒例の回送車での「謹賀新年」表示。

一昨年からは長電バスもいろいろと遊び心溢れるLED表示を出してくれるようになり、私たち愛好家だけでなく待ちゆく人々の目を楽しませてくれるようになりました。長電バスのお正月の回送車には、前面に「今年もよろしく」という表示が出されます。

そんな中で、昨年は狙っても撮ることができなかった両社のお正月表示並び。
今年、何とかカメラに収めることができました。両社のバスが、しかも回送車が取りやすい位置に2台並ぶのってなかなかないものですね。
完全な並びではありませんが、それでも一枚の画に収まってくれたのは、年始から幸先の良いスタートなのかもしれません。





ちなみにアルピコ交通の「謹賀新年」表示は、今年は見た限りでは3が日のみ、長電バスの「今年もよろしく」表示は松の内まで(1月7日まで)見られました。







 「(仮)長野のバスかんさつにっき」をご覧の皆さま

 あけましておめでとうございます

 2022年が皆さまにとりまして

 素敵な一年になりますよう祈念いたします。

 今年もどうぞよろしくお願いいたします。






(撮影は2021年正月。2020年秋にデビューした06492号車(長野200か17-56)ですが、昨年中に向かって右側のヘッドライトケースの中にあるスイッチ類の蓋の色が、黒色から車体色に変わってしまいましたので、この表情のフロントマスクと「謹賀新年」表示の組合せは、この年限りのこととなってしまいました。)



さて、長らく更新を滞らせておりました本ブログですが、昨秋あたりからボチボチと更新を再開しております。
以前のように毎日…というわけには参りませんが、自分にとって無理にない範囲で更新してまいりたいと思いますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
気が向けは、過去に撮影した画像をそっとその時の日付の記事にてアップしているかもしれませんので、そちらもどうぞお楽しみいただければ幸いです。




アルピコ交通の公式サイトの情報によりますと、アルピコ交通は「2021年12月1日付で、子会社であるアルピコ交通東京株式会社を吸収合併」し、「今後はアルピコ交通の東京支社として営業を継続」する-とのことです。






アルピコ交通東京は、2012(平成24)年11月に「アルピコ交通東京支社(東京営業所)」として開設されたものを、2015年4月にアルピコ交通の100%子会社として分社化されたものですが、6年8か月の時を経て元のアルピコ交通東京支社に戻った形になります。

同社は新宿~松本間の高速バスや「さわやか信州号」などの運行を中心に行ない、2017年12月には江戸川営業所を開設するなど、順調に東京での営業を拡大してきたように見えましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響による高速バスの長期運休や貸切バスの需要低迷などが続き、2020年には江戸川営業所を廃止したようで(公式発表はないようですが、昨年以降足立ナンバーの車両を見かけなくなりました…)、子会社単体としての営業が困難になったものと推測されます。


趣味的に見れば、車両の後部に表記される「アルピコ交通東京」の表記が見られなくなるため、表記が変更される車両を改めて記録していく必要が出てきました。



▲ フォントの異なる文字による社名ロゴが、パネル中心から偏った位置に貼られていることが、アルピコ交通とアルピコ交通東京の転属を重ねたことを物語る例。貸切車の26096号車の非公式側の社名表記ですが、下の空白はかつて「アルピコ交通/川中島バス」の2段表記だった名残です。こうした変化も今後は見られなくなります。






2011年の路線開設以来、アルピコ交通本社(旧松本電鉄)松本営業所の日野ポンチョ・10721号車が主に運用を担ってきた松本市の「南部循環線」
今年の初めに新車が導入され、担当車両の世代交代が行なわれたようです。



▲ 南部循環線用に新たに投入された日野ポンチョ・21623号車。登録番号は、松本市も推奨する「30・10運動(さんまるいちまるうんどう)」(→参考:松本市HP)にちなんで、希望取得により「松本230あ30-10」が付けられており、車体にも「30・10運動」のロゴが描かれています。なお、車検標章は「1月」で、今年は早々に2021年車が導入されていたようです。



▲ いつ経路が変更されたのか分かりませんが、当初はなんなん広場・相澤病院方面から中条東→中条→鎌田…という松本駅を経由しないルートだったところを、現在は松本駅アルプス口に乗り入れるようになっています。


「南部循環線」は「タウンスニーカー」ではありませんが、車体のカラーリングは2018年車から導入されている松本市の周遊バス「タウンスニーカー」と同じ白い車体に緑のラインが描かれたものとなっています。

ところでこの21623号車、車両前後のガラス越しに掲げられている定員表記が「?」な状態になっています。



▲ トリミング画像のため、ハッキリ写っていなくて申し訳ありませんが、社番下の定員表記が「正座席 33/合計 34」となっています。


実際に乗ったわけではないため、真相は分かりませんが、ポンチョの座席ってそんなにありましたっけ…??
ちなみに2018年車のポンチョでは「正座席 12/合計 33」となっています。
(合計定員が1名変わっているのもナゾです…)





8月中旬の大雨で田川橋りょうが被災したアルピコ交通(松本電鉄)上高地線ですが、2021年10月8日(金)から鉄道の運行区間が渚~新島々間に拡大されたのを機に、車両側面に掲出されている行先案内板(サボ)の表記が新しいものに変わっています。



▲ 3000系車両の側面に掲出された行先案内板。代行バスの運転区間を併記したものに変わりました。なお、反対側は左右逆の表示になっています。


また、松本方車両の運転席の窓にも、代行バスの運転区間を表記した案内表示が掲出されるようになりました。



▲ 電車の運転区間と代行バスの運転区間が分かるように表記された案内表示。現在のところ、松本方の車両にのみ表示されています。





10月14日の「鉄道の日」を記念して、アルピコ交通(松本電鉄)上高地線の3000系1編成に、「鉄道の日」にちなんだデザインのヘッドマークが取り付けられています。

ヘッドマークが取り付けられているのは、「なぎさTRAIN」(モハ3005-3006)で、今年はこれまで取り付けられていたアルピコ交通の「100+1周年」を記念したヘッドマークのデザインを踏襲したものとなっています。



▲ 新島々方のモハ3005に取り付けられているのは、紅葉をあしらった逆五角形のヘッドマークで、「100+1」のロゴと「その先の一歩を。」のキャッチコピーが描かれています。



▲ 松本方のモハ3006に取り付けられている、葡萄をあしらった五角形のヘッドマーク。


アルピコ交通の公式サイトによると、このヘッドマークの取付期間は、2021年10月1日から10月下旬までとのことです。
11月以降も「100+1周年」の新たなデザインのヘッドマークの登場に期待したいところです。





長野市を走る「びんずる号」などで活躍していたアルピコ交通長野支社(長野営業所)所属のレトロ調バス97553号車が、本社(松本営業所)に転属しました。

これは、8月の大雨で田川橋りょうが被災したアルピコ交通上高地線の代行バスの運転区間が、2021年10月8日(金)から松本~渚間に短縮されましたが、渚駅近くの民間企業の敷地の一角を借りて設けられた発着スペースの関係で、充当できる車両が中型車に限られることとなったため、本社所属の中型車の不足を補うために取られた措置であると思われます。



▲ 上高地線代行バスの渚駅発着所で待機する97553号車。前面の「茶太郎」(長野市の茶臼山動物園のレッサーパンダのキャラクター)は健在です。登録番号が「長野200か12-09」から「松本200か14-59」に変更されました。



▲ 松本駅アルプス口を出て、西松本駅方面へ向かう97553号車。両側面および後部の窓枠の上に書かれていた「NAGANO」「ZENKOJI」の文字は、側面の「NAGANO」を残して抹消されています。また後部の窓下のプレートに書かれていた「善光寺 びんずる」の文字も抹消され、白地のプレートで走っています。


なお、今回の転属に伴うものかは不明ですが、ボディの外板が大規模な補修を受けたようで、凹部のフチに沿って描かれていた金色のラインの下半分が何箇所かにわたって消えてしまっています。
また、これに伴って車体側面の社番が両側面ともに消滅してしまい、非公式側は社名表記も消えてしまいました。
車齢24年になる97553号車ですが、長野支社の車両によく見られる傷んだ部分を板でを補ったり、養生テープで目隠ししたりするような方法ではなく、かなり徹底的に補修されているため、まだまだ活躍することが期待されます。



▲ 特徴的な凹凸のある外板が綺麗に修復された車体。ただし、金色の飾り帯の一部や社番が消えてしまっています。また、急拵え的な転属だったのか、運賃箱は長野支社在籍時に使用していたICカード「KURURU」対応タイプのままです。よく見ると、金庫にも長野時代のナンバーである「1209」の数字が見えます。


ちなみにこの車両、アルピコグループに中古導入されたのは2010年のこと、当時の松本電鉄10725号車(松本200か・725)としてでした。当初は松本周遊バス「タウンスニーカー」に用いられましたが、2013年春に長野支社に転属していますので、松本市内での運行は、およそ8年半ぶりということになります。







アルピコ交通長野支社のいすゞエルガワンステップ車・03473号車の非公式側に、9月下旬頃から新たなラッピング広告が施工されています。

広告主は、「長野県医労連」という事業者で、「長野県内の医療・介護・福祉で働くなかまの労働組合」とのことです。



▲非公式側にラッピング広告が施工された03473号車(長野200か16-39)。同車がラッピング広告車となるのは、2018-19年の冬シーズンに施工された「国民宿舎 松代荘」のラッピング広告以来でしょうか。





9月21日の記事で紹介したアルピコ交通長野支社の新車・21313号車ですが、新町営業所受け持ちの路線で活躍する姿を記録することができました。

前回の記事では、営業所にて待機中の姿しか記録できていませんでしたので、行先表示器が消灯した状態でしたが、営業運行中の姿を確認したことにより、鬼無里営業所(支所?)配属の19312号車に続き、長野支社で2台目となる行先表示器に白色LEDを装備した車両であることが分かりました。





▲ [26]系統・新町大原橋線および[27]系統・高府線で運行中の姿です。長野駅前のロータリーから白色LEDのアルピコ車が出てくるシーンは新鮮に映ります。


なお、この21313号車ですが、19312号車と比べて側面のLED表示器の位置が異なります。こちらは中扉の戸袋部分に設置されていますが、扉が開いても扉より手前に表示器が設置されているのが確認できました。技術の進歩や改良により、表示器そのものが薄型になっているということなのでしょうか。





新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けて、バス業界では様々な面で縮小傾向が続き、車両更新もままならない状況のようです。
アルピコ交通も例外ではないようで、2020年に導入された路線バス用の新車は、松本市のタウンスニーカー用車両(20523号車)を除いて恐らく皆無だったものと思われます。
2021年になってからもこの傾向は続くものと思っていましたが…

長野支社(旧川中島バス)管内の路線バス用の新車は、2019年に導入された19312号車以来途絶えていましたが、約2年ぶりに21313号車が登場しました!



▲ 長野支社では約2年ぶりの路線バス用の新車となる日野ブルーリボン・21313号車。登録番号は「長野200か18-51」で、車検標章は8月となっています。



▲ アルピコ交通に導入される日野ブルーリボンでは標準的な仕様となっている車体右側の給油口。そのほかの外観上の特徴としては、19312号車に続いて屋根上のマーカーランプがない仕様となっています。


9月上旬に納車された後の試運転を兼ねた初の営業運行として、恒例の松代本線を中心とする運用に入った後、正式に新町営業所の配属となったようです。


(※ 画像は国道19号の歩道部分から、新町営業所構内に駐車中の車両を撮影したものです。)




2021年8月25日の記事で紹介したアルピコ交通15194号車の続報です。

先日、新島々を訪れた際に、ようやく営業運行中の姿を記録することができました。



▲ 上高地方面からのお客さんを乗せ、新島々バスターミナルに到着した15194号車。車体側面の行先表示器の設置状況が改めて確認できます。



▲ (予想どおり)車両後部にも行先表示器が設置されていました。写真ではわかりづらいのですが、リアガラスの上辺に沿うように表示器が設置されているため、当初から行先表示器を装備する高速・特急車とは高さが異なります。


なお、車体側面後部の社名表記が「アルピコ交通  」となっており、当該パネル内の中央から偏っていますが、これは元の「アルピコ交通東京」「東京」の文字を剥がしただけのためです。


(※ 画像は新島々バスターミナルの松本方面行きバス停の設置されている附近から撮影したものです。なお、撮影に際し、営業所構内・バスターミナル附近での撮影について、事前にアルピコ交通新島々営業所にお断りし、了承をいただいております。)




Twitterアカウント「アルピコ交通 高速バス【公式】」(→リンクはこちら)の2021年4月19日のツイートに掲載された画像でその存在を知った「15194号車」

5月に新島々バスターミナルを訪れた際に実車を確認できたものの、営業所構内で両隣を別の車両に囲まれて駐車中であったため、詳細な確認や写真撮影が叶わなかったのですが、先日訪問した際に、ようやく営業所内で写真撮影がしやすい位置に止まっている姿を記録することができました。

15194号車-聞きなれない社番のこの車両、実はアルピコ交通の新社番が導入されて以降初めてのケースとなる、用途変更に伴う改番車なのです。
元々はアルピコ交通東京が2015年に導入した日野セレガHDの貸切車の1台で、当初は15730号車(練馬200か29-95)を名乗っていました。

昨年、アルピコ交通松本本社に移籍し、登録番号が「松本200か14-11」に変更されましたが、コロナ禍の影響で運行機会がなく、大量に発生していた休車車両の1台となっていました。
(昨年5月に確認したときは、松本ナンバーに変更されていたものの、車体側面後部の社名表記は「アルピコ交通東京」のままで、暫定的な移籍措置と思われました。)

この春、2021年シーズンの開始に合わせて、貸切車から路線車へと用途変更が行われたようで、その際に社番の下3桁も貸切用を表す「700番台」から、高速・特急用車を表す「100番台」へと改番されたようです。



▲ 貸切車から高速・特急車へと用途変更が行なわれ、社番が15194号車に改番された元15730号車


用途変更に伴う主な改造内容は、車両側面(恐らく後部も)への行先表示器の設置、運賃箱の設置などです。
このほか、車体裾の社番の脇に表示されていた「貸切」の文字が抹消されています。



▲ 窓ガラスがスモーク仕様となっているため、分かりにくいのですが、第1スパンの固定窓部分に行先表示器が設置されています。


なお、下3桁の「194」番ですが、過去に貸切車から高速・特急車へと変更され、社番が改番された日野セレガR GJの02193号車の続番にしたものと思われます。
(このときは、旧アルピコハイランドバスの社番である22064号車からの改番でした。)


(※ 画像は新島々バスターミナル附近の道路端から撮影したものです。なお、撮影に際し、営業所構内・バスターミナル附近での撮影について、事前にアルピコ交通新島々営業所にお断りし、了承をいただいております。)



2013年に、上高地直行バス「さわやか信州号」が高速路線バスとして運行されるようになったことに合わせてアルピコ交通東京(当時はアルピコ交通東京支社)に導入された日野セレガの13102号車が、アルピコ交通長野支社(長野営業所)に移籍しました。

長野支社では主に、トイレ無しの4列シート車で運行される特急バス・長野~白馬線や長野~大町線で使用されるものと思われます。



▲ 長野支社に移籍し、登録番号が「長野200か18-31」となった13102号車。車体側面後方に貼られている社名表記から「東京」の文字が抹消されています。この日はさわやか信州号・長野~上高地線(旧せせらぎ号)での運行でした。


移籍の理由は不明ですが、コロナ禍で高速バスの運行が減っている中での車両の需給関係の調整や、走行距離の平準化などによるものではないかと思われます。
なお、詳細な移籍時期も不明ですが、登録番号の払い出し順と、東京時代の僚車であった13101号車の移籍時期からすると、今年(2021年)3月~5月頃のことと思われます。
(この半年で、30台程度しか「長野200か~」の登録番号の払い出しを受けていないのですね…)


高速バス「さわやか信州号」の運行についての詳細は、アルピコ交通の公式サイトをご覧くださいm(__)m




2013年に、上高地直行バス「さわやか信州号」が高速路線バスとして運行されるようになったことに合わせてアルピコ交通東京(当時はアルピコ交通東京支社)に導入された日野セレガの13101号車が、アルピコ交通長野支社(白馬営業所)に移籍しました。

登録は松本ナンバーながら、主に特急バス・長野~白馬線や長野~大町線での目撃例があることから、本社松本営業所ではなく長野支社白馬営業所の所属であると思われます。



▲ 長野支社(白馬営業所)に移籍し、登録番号が「松本200か14-37」となった13101号車。登録番号の払い出し順から推察すると、今年(2021年)4月頃のことと思われます。この日は特急バス・長野~白馬線での運行でした。



▲ 社名表記は、「アルピコ交通東京」から「東京」の文字が抹消されたのみの対応です。導入当初はアルピコ交通東京支社所属でしたから、約6年の時を経て元の社名表記に戻った(文字の貼付位置は異なりますが)ことになります。


移籍の理由は不明ですが、コロナ禍で高速バスの運行が減っている中での車両の需給関係の調整や、走行距離の平準化などによるものではないかと思われます。


高速バス「さわやか信州号」の運行についての詳細は、アルピコ交通の公式サイトをご覧くださいm(__)m




2021年の山開きが行なわれ、今年もアルピコ交通による高速バス「さわやか信州号」が運行される時期になりました。
昨年来の新型コロナウイルス感染が未だに終息傾向にない状況にあって、今後の運行状況は不透明と言わざるを得ませんが、取り敢えずは4月17日(土)新宿発の新宿~上高地線を皮切りに、上高地方面には東京駅、大阪・京都、長野発着の各路線が運行開始となっています。
(上高地方面はこのほか、渋谷・二子玉川発着が7月から運行開始予定、大宮・川越発は今シーズンの運行予定なしと発表されています。)

東京駅(往路は八重洲南口発、復路は日本橋口着)~上高地線は、「グリーンカー」と呼ばれる独立3列シートの車両が用いられていますが、今シーズンの運行に合わせてアルピコ交通長野支社(長野営業所)から、2016年に長野~京都・大阪線用に導入された独立3列シートの日野セレガ・16050号車がアルピコ交通東京に移籍したようです。





▲ 2021年シーズンの東京駅~上高地線用にコンバートされた16050号車。アルピコ交通東京に移籍したため、車体後部の裾に書かれた社名が「アルピコ交通東京」に変更されています。



▲ アルピコ交通東京本社がある東京都板橋区には、昨年からご当地ナンバーである「板橋ナンバー」が導入されているため、この車両も「板橋200か・・37」に登録されました。


昨年もアルピコ交通東京に移籍等した車両には「板橋ナンバー」が取り付けられていますが、未だに見慣れない感じがします(笑
板橋区内に路線バスを運行する事業者が極めて少ない(思いつくところでは国際興業の志村営業所くらいでしょうか…)ためか、1年たってもまだ2桁前半しか登録車両がいないようです。


※ 高速バス「さわやか信州号」の運行については、アルピコ交通のHPをご参照ください→リンクはこちら


(※ 画像は新島々バスターミナルの松本方面行きバス停の設置されている附近から撮影したものです。なお、撮影に際し、営業所構内・バスターミナル附近での撮影について、事前にアルピコ交通新島々営業所にお断りし、ご了承をいただいております。)




今シーズンも「さわやか信州号」が東京から上高地方面に運行されています。
新宿~上高地間の路線のうち、「スタンダード」と呼ばれる便は、基本的に4列トイレ無し車両が充当され、主にアルピコ交通東京の1310113102号車で運行されていますが、先日目撃したこのスタンダード便は、貸切仕様のSHD車が充当されていました。



▲ 日野セレガSHDで運行される上高地発新宿行きスタンダード便。アルピコ交通東京の25089号車での運行です。路線バスである「さわやか信州号」への充当に当たり、車体の「貸切」標記がマスキングされています。


この車両、2015年9月13日の記事で紹介した40582号車と同じ車です。
昨年(2017年)11月頃、諏訪支社茅野営業所からアルピコ交通東京本社営業所へ転属(移籍)し、登録番号が「練馬200か33-85」に変更されています。
また、諏訪支社在籍時に、社番が川中島バス時代に変更された40582号車から、アルピコハイランドバス導入当初に付けていた25089号車に復帰しています。

同じ4列シートの車両ながら、HD車よりこちらの方が豪華に見えますね(^^;
背が高い分、眺望も良いでしょうし、オトクな感じがします。





2月2日(金)の記事で紹介した、アルピコ交通本社(旧松本電鉄バス)松本営業所の05479号車の同型・連番の05480号車をようやく記録することができました。

こちらも年明けから稼働していたと思われるのですが、これまでの遭遇率が低く、かつ撮影できても後方からだけだったりしたため、なかなか前方からのアングルでの記録ができていませんでした(^^;



▲ 登録番号及び社番以外の差異は恐らくないと思われますが…05480号車(松本200か12-45)です。05479号車と同じく昨年12月の登録です。



▲ 元神奈中車とは異なり、エアコンユニットの後方はベンチレータの無いスッキリした姿となっています。





先日、偶々平日夜の高速バス・松本~新宿線に、2号車が出ているのを目撃しました。
1号車が京王電鉄バス担当の便だったのですが、2号車はアルピコ交通の車両で、しかも松本バスターミナルで乗車扱いをしている後姿を遠目に見ると、見慣れないナンバーの数字だったため出発してくるところを待ち構えることに。

果たして国分町交差点通過時にファインダー越しに眼に入ってきたのは、足立ナンバーになった15211号車(元新島々営業所所属の日野セレガハイブリッド)でした。

昨年12月に発足したアルピコ交通東京江戸川営業所の所属車となったようで、冬場に活躍の場が減ってしまう新島々営業所のハイブリッド車の有効活用が図られていることになります。



▲ 綺麗に写し止められませんでしたが…登録番号が「足立200か37-53」に変更された15211号車。新島々営業所に新製配置されてから、初めてナンバーの変更を伴う転属(冬季だけの貸出し?)を経験したことになります。


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