昨日の記事で運賃割引キャンペーンのことを紹介した長野~池袋線ですが、4月15日(日)の長野マラソン開催日は、交通規制に合わせて迂回運行を行なった便があり、普段とは違う珍しい場所で見ることができました。



▲ …とその前に、15日(日)にシャトルバスとして運行されていた元志賀高原シャトル車の1829号車。よく見ると、この車にはマラソン観客向けのシャトルではなく、先日紹介した304号車と同じく情報処理系の試験の受験者向けのシャトルバスとして運行されていたようで、こちらにはそのシャトルバスである旨の補助サボが掲出されています。なお、このシャトルバスは長野駅東口と会場となった市立長野高校を結んでいたようですが、こちらも交通規制の影響を受けていたのでしょうか。



▲ そして1829号車の次に見えているのは、新潟線…ではなく池袋駅東口行きの4便(柳原825発)として運行される733号車です。撮影場所は七瀬南部東交差点の手前、長野駅東口方向の鶴賀七瀬バス停付近です。時刻は840頃、通常運行時であれば東郵便局バス停を出て、権堂へ向けて走っている頃です。


この日、川中島バスの迂回運行についてはチェックしてあったのですが、一昨日紹介した千曲バスとともに長電バスも完全にノーマークでして、思わぬところで出くわしてびっくりした次第です(^^;;;



▲ そしてその約30分後、910頃には七瀬南部東交差点に再び現れ、県道34号に向けて右折してきました。このまま南俣交差点へ向かい、国道18号へ、さらに古戦場交差点まで走って長野インターへ向かった行ったものと思われます。


真ん中の画像と下の画像の間には、約30分の開きがありますが、その間、どこをどのように走り、どのように客扱いしてきたかは不明です。権堂バス停と長野駅前バス停での乗車扱いが所定ですが、両方回るにはモロに交通規制に引っ掛かるような気がしますし、そもそも駅前9番乗り場は通行止め区間内…どこかに臨時停留所を設けたようですが、詳細はまた来年以降の調査対象となりそうです(--;



長電バスと西武バスが共同運行する高速バス・長野~池袋線で、運賃割引キャンペーンが行なわれます。
キャンペーンが行なわれる期間は5月7日(月)から7月20日(金)までの間で、期間中は長野~池袋間の運賃が、通常片道4,000円のところ、どの区間に乗車しても片道2,500円になるとのことです。
(期間中は平日・土休日の区別なくキャンペーン価格を適用。ただし、往復割引や「ふらっとカード10」の取り扱いは無いようです。)

このキャンペーンをPRするため、長野市内を走る長電バスの側面窓には、キャンペーン内容を知らせる張り紙がされています。





▲ 510号車





▲ 445号車(張り紙に内容はどの車も同じようです。)


いつも“空いている”という印象の強い長野~池袋線(だから私は新宿線よりこちらを利用することの方が多いのですが(^^; ※)ですが、川中島バス・京王電鉄バスの運行する長野~新宿線の「なかなかきっぷ」や高速ツアーバスよりも安い運賃設定で、どのくらい巻き返しを図れるか、期待したいところです。
(※ この他にも、始終着点と練馬インターの距離が短く、道路渋滞の影響が比較的少ない、途中休憩が2回ある…なども池袋線を多く利用する理由です。)




今年度に入って、千曲バスが運行する高速バス・佐久~長野線に新車が登場しているのを確認しています。
車両は、2009年に投入された927・928号車と同じいすゞの新型ガーラで、登録番号は「長野200か11-36」です。





▲ 千曲バスが新車で導入したいすゞ・新型ガーラ(LKG-RU1ESBJ・2012年式)、1136号車。前回導入の927・928号車とは車種こそ共通ですが、マイナーチェンジされたフロントマスクやリアスポイラーが装備されている点など、細かな仕様が異なります。車内は、座席配列数から、トイレ無し、5人×12列の60人乗り(+乗務員)のようで、その仕様から佐久~長野線専用車であるとみて間違いないでしょう。


今回の新車導入により、同線で運行されていた経年車である1904号車(初代エアロバス)又は2038号車(川バスから譲渡されたセレガFD)のいずれかが引退したものと思われます。

ちなみに上の写真、通常では絶対にこの車両を撮ることができない場所で撮影したものです(^^;
それは…



▲ 長野駅東口方面から来て、七瀬南部東交差点を県道34号(長野菅平線)へと右折する1136号車。


実はコレ、長野マラソン開催の日(4/15)に敷かれた交通規制の影響を受け、迂回運行中のシーンなのです。
この日、長野駅から長野インター方面へと運行される高速バスで交通規制に引っ掛かる便は、長野バスターミナル始発(ギャラリー82前バス停付近)~長野駅前~長野大通り~南千歳町交差点~長野駅東口交差点~七瀬南部東交差点~県道34号長野菅平線~南俣交差点~国道18号~綱島交差点~丹波島橋南バス停…のように大きく迂回運行されました。



▲ 県道34号を南俣交差点へ向けて進む佐久・臼田行き長野2便。





4月15日(日)に開催された長野マラソンに併せて、長電バスでは観客輸送のために長野駅東口~エムウェーブ間にシャトルバスを運行しました。

そのシャトルバスに使用されていた車両に、飯綱(牟礼)営業所の304号車がいたのですが、フロントの表情が他の車両にはない仕様となっていることに気がつきました。



▲ 長電バス飯綱営業所の304号車。本社(柳原)営業所の368号車と並んで、数少なくなった元東京都交通局の日野ブルーリボン(日野U-HT2MLAA 1990年式)の生き残りです。ひょっとして、残っているのは今や304号車と368号車の2台だけでしょうか!?


この車両、フロントの方向幕回りがちょっと変わっています(^^;
通常、長電バスの車両のフロントの方向幕(LED)周りは、赤一色か黒一色に仕上げられていますが、この304号車は方向幕の周りが赤、そしてその周囲がさらに黒くなっています。
これは、信濃交通時代から続く飯綱営業所の伝統(!?)で、過去に在籍していた車両に装備していたサイズの小さい方向幕をそのまま流用しているため、大型幕が標準となっている最近の車両の場合、セットした小型幕の周りを塗りつぶす等の措置が必要になります。
304号車の場合、恐らく都営時代の大型方向幕と流用した小型方向幕の差の部分だけに赤いフィルムを貼り、その周囲は元々の黒い仕様のままとしているようです。
(ハッキリとは写っていませんが、側面幕も同様に赤いフィルムを張って小型幕を装備しています。)

そして、実はこのような仕様になる前の304号車は、ちょっとスゴイ表情をしていました。それがこちらです(^^;



▲ 飯綱営業所で待機中の304号車。2010年11月の撮影です。
(※ 国道の反対側から撮影したものです。)


恐らくは、この304号車が信濃交通(当時)にやってきたときは方向幕回り全体が赤かったのではないでしょうか。
それが、何かの弾みで赤い加工が過度に劣化してしまい、このようなスゴイ表情になってしまったものと思われます。
そして、この状態を補修する際に、今のような仕様になったものと思われます。
(よく見ると、バンパーの両角も黒いパーツが取り付けられていますね。)




4月20日(金)の記事で紹介した川中島バス41127号車ですが、“立川バスからの譲受車ではないか-”ということを記しました。

その裏付けになる…ワケではないのですが(^^;、過去に撮影したバスの画像を漁っていたところ、立川バスの同型車と思われる画像を見つけました。


【立川バス A909号車】

▲ 三菱ふそう KC-MP747M 1998(平成10)年式? 多摩200か…9 曙営業所配属(当時) 2009(平成21)年11月撮影 


【立川バス H913号車】





▲ 三菱ふそう KC-MP747M 1999(平成11)年式? 多摩200か・・36 拝島営業所配属 2009年11月撮影


年式の違いで行先表示器の仕様(方向幕⇔LED)などに違いがありますが、いずれも初期のノンステップバスの車両(車内のポールやつり革などが現在の統一仕様のカラーとは異なり、ごく一般的な色をしています(^^;)であり、“森林カラー”と呼ばれた特別な外装をしています。
これらの車両は、シートモケット等の内装(画像では確認できませんが(^^;)や窓配置、前後グライドスライドドアであることなどが酷似しており、また、立川バスでは2011年頃にこれらの車両が引退している-という情報もあり、やはりこのあたりの車が41127号車になったのではいかと思われます。

いずれにしても、早く41127号車に乗車しないと…(^^;



今年の3月初め頃だったの思うのですが、2台のラッピングバスが長電バスにお目見えしています。

広告内容は、「平成24年度 全国高等学校総合体育大会」のもので、長野県では7月28日から8月5日まで「2012北信越かがやき総体」として卓球、相撲、サッカー、弓道の種目が行なわれます。
このうち、さらに長野市では卓球(会場:ホワイトリング)及び相撲(同:エムウェーブ)が行なわれるということで、これに因んだデザインのラッピングとなっています。


● 791号車





● 1004号車





なお、ラッピングされているのはいずれも公式側のみで、非公式側は通常の塗装のままとなっています。
また、この大会開催までのカウントダウンボードが長野駅の改札内に設けられました。
私が通りかかったこの間の日曜日は、ちょうど大会まで100日だったようで、残りの日数が表示される電光表示板には
100」の文字が輝いていました。



▲ 長野駅改札内に設けられた、長野県池田工業高等学校と同長野工業高等学校の製作によるカウントダウンボード。大会までの残り日数のほか、長野県内で行なわれる競技の開催日程が紹介されています。





長野市を中心とした北信地域にホームを置き、日本フットボールリーグ(JFL)に所属するサッカークラブである「AC長野パルセイロ」
(※ Wikipediaの記述を引用。)

そのホームゲームが南長野運動公園(オリンピックスタジアム)で行なわれるときは、JR篠ノ井駅とスタジアムの間に川中島バスによるシャトルバスが運行されます。

そのシャトルバスに、今年から“面白い表示”が出されている-そんな話を耳にしましたので、先日撮影に行ってきました。
JRで篠ノ井駅に降り立ち、どんな表示だろうとワクワクドキドキしながら(^^;階段を下ると…いました!





▲ 41127号車による篠ノ井駅~南長野運動公園間のシャトルバス。何と、行先表示器には「AC長野パルセイロ」のチームロゴが表示されています!



▲ 前面のLED表示のアップ。ちょうど減光されてしまったときに撮ったため、写りが良くないですが…(^^;



▲ 側面にも「AC NAGANO PARCEIRO」の文字が。


そして、この表示を出すのに最も相応しい車両がこちらです(^^;



「新宿へ、バスという足もある!」というキャッチコピーとともに、ACパルセイロ長野のチームエンブレムが描かれた41065号車。これ以上の“適任車”はいないでしょう(^^;



▲ 車内の運賃表にも、「AC長野パルセイロ」の文字がスクロールしています。



▲ 篠ノ井駅を出発、いざ、南長野運動公園へ!


♯ なお、私自身はサッカーに詳しいわけでもなく、またそれほど興味もないため、この記事を書くにあたってパルセイロについて調べてみました。そうしたら何と、現在、今年のJFL17チーム中で首位を走っているのですね。6試合行なって5勝1分けとは、なかなか立派ではないでしょうか? このまま健闘を続け、夢のJ2昇格に向けて頑張ってほしいと思います!



先日、長野バスターミナルの前を通りかかったら、バスの出口にいちばん近いところに40867号車が停まっていました。





そしてそのフロントガラスを見ると…





ぐるりん号の補助サボが掲げられています。


ちなみにこの画像を撮影したのが16時20分ごろ。普段なら昼の休憩を3台が交替で取っている時間はとうに過ぎています。
さらに、この日はぐるりん号の本務車である69号車も70号車も出動していたような気がしたのですが…?? 不測の事態で途中交代が発生したのか…

ふと思ったのですが、そういえば電動ぐるりん号(WEB-4)を見ていないことに気がつきました(^^;
こちらの検査or故障等で、40867号車が代走に出ていたのかもしれませんね。

それにしても、ノンステップの125号車とツーステップの40867号車…乗降のし易さがずい分違うような気が…(^^;ゞ


4月18日(水)にようやく長野市でも桜の開花宣言が出されました。
その後の陽気に誘われてか、一気に開花が進み、この週末には市街地では満開になったようです。
(信濃毎日新聞に出ていた開花情報(花だより)では、21日現在で松代城址で満開、城山公園で5分咲きとのこと。)

日曜日の今日はあまり芳しい天気予報ではなかったため、急遽昨日の天気を見て、午後から駆け足で長野電鉄と川中島バスを桜と絡めて撮ってきました。
(ホントは午前中から出撃したかったのですが、昨日に限って非常につまらない用事で会社から拘束を受けていたので…(--メ)

時間的に余裕が無かったため、撮影場所を選んでいる余裕もなく、まず向かったのは長野線の第22号踏切です。
すぐ脇に変電所があるため、架線柱が目障りなのが難点ですが、その奥の中電踏切との間に満開になった桜が咲いています。例年、桜の季節には多くの方がここで撮影されているため(実際、私がいた時も他に2人いらっしゃいました)、同じような写真が各所で出ている中、二番煎じの出涸らしみたいな写真ですが(^^;、どうぞご覧くださいませm(__)m



▲ まずは鯨電車3500系(N3編成)。4月1日のダイヤ改正以降、須坂以南の運用が激減し、長野まで乗り入れてくるのは定期で2往復だけになってしまいました。



▲ ちょっと引くと、線路の向こう側には菜の花の一群があります。



▲ 次はお猿特急2100系(E1編成)と8500系T5編成。珍しくいいタイミングですれ違うところを記録することができました。並び並び…と欲をかいてカメラを向けているとなかなか撮れないので、何も考えていない方がいい結果が待っているのかもしれません(^^;



▲ 最後はゆけむり1000系(S2編成)。わずか1時間足らずの滞在で、現役4形式(一応L2は3500系の仲間ということで…(^^;)をすべて記録することができ、ラッキーでした(^^)



▲ おまけにさっき撮った3500系の返しも。ちょっとアングルを変えて菜の花側から撮ってみました。



▲ 暖かな春の陽気に誘われて、ネコ保線員(!?)もユル~く線路巡回中!?(^^;;;


なお、ご一緒してくださった方々には、この場を借りてお礼申し上げます。
ありがとうございます&お疲れさまでした。


☆ ★ ☆ ★ ☆


その後、さらに駆け足で犀北団地へ。



▲ 犀北団地バス停前の桜の木。今年も見事な花を咲かせていました。ちょうどやって来た41007号車を絡めて。


ただ、残念なことに今日の強風&冷たい雨で、せっかく咲いた花もかなり散ってしまったのではないでしょうか。
本当に桜の綺麗な時期は一瞬のうちに過ぎてしまいますね。
今年のさくらに感謝しつつ、来年はもう少しゆっくり撮れればいいなと思います(^^;


【おまけ】
今回をもちまして、おかげさまで1000回目の記事となりました。
日ごろから当ブログをご覧くださっている皆さまのおかげと感謝申し上げます。
ありがとうございますm(__)m




4月19日(木)に、アルピコ交通HPに新規路線の開設についての発表がありました。
今回、新たに開設されたのは長野駅東口とタングラム斑尾(長野県上水内郡信濃町)を結ぶ特急バスで、今日(4月21日)からの運行です。季節や曜日ごとに何パターンかのダイヤが用意されているものの、季節運行ではなく通年運行の路線です。

わざわざ…という訳ではなかったのですが、ちょうどその長野駅東口発第1便が出発する時刻に駅にいたので、乗り場に様子を見に行ってみました(^^;
(ダイヤの構成上、長野駅東口発の第1便がこの路線の初便ではないのですが(^^; ※ タングラム910発→長野駅東口1035着が最初の便です。)



▲ 長野駅東口5番乗り場のバス停に追加された特急バス・タングラム行きの表示。



▲ 同じく新たに掲出されたタングラム行きの時刻表。現在のところ、秋までの分が案内されており、土休日と多客期は1日3本、それ以外の平日は1日2本の運行となるようです。


発車時刻の10分ほど前、13時10分頃に回送されてきたバスを見てびっくり!
何と、こんな車両が充当されていました。



▲ 松本電鉄バスの新島々営業所所属のセレガR HIMR・10373号車。登録番号は松本ナンバーののまま、車体の社名標記も「アルピコ交通/松本電鉄」のままです。



▲ 「特急 タングラム」のLED表示。明るいせいもあって、はっきりとは写りませんでした(--;
(シャッタースピードを80分の1で写したら、LED独特の切れ目が入ってしまいました。60分の1に落としても…う~ん、イマイチ… 普通は1/60で撮ればきれいに写るはずなんですが…>LED表示器の表示 機械の個性によるものでしょうか??)



「低公害車両」のロゴマークが目立ちます(^^;


定刻の13時20分に出発した第1便、特にセレモニーも無く、静かに乗り場を離れていきました。ちなみに東口からの乗客はゼロ…他にも黒姫駅等で乗車できるとはいえ、余りにも寂しい幕開けです(^^;
(運転手さんに伺ったら、タングラム発の便には乗客があったそうですが…)



▲ 東口を出発したタングラム行きの特急バス。ロータリー出口で並んだ車線に注目です。


このバス、てっきり須坂長野東インターから信濃町インターまでは上信越道を経由すると思っていたのですが、東口の信号を左折し、メルパルクの方へ向かっていきました。バス停にいたスタッフの方に伺ったところ、何と高速道路は一切使わず、全区間一般道経由とのことです。ちなみに、長野駅を出た後は県道37号を使い、何と坂中峠を越えるんだそうです!
坂中峠を経由する路線バスなんて、いつ以来でしょうか?? 昔、長野電鉄バスと川中島バス(ひょっとして川中島自動車の時代!?)の共同運行で長野駅~黒姫駅・野尻湖を結ぶ仁ノ倉線なんていうのがありましたが…



▲ 高速道路へは向かわず、東口を左折していきました。


いずれこのバスに乗車するだけでなく、坂中峠区間で撮ることもしてみたいものです(^^;
なお、この路線のダイヤですが、タングラム側に宿泊されるお客さんを対象に組んでいるようで、午後から夕方に東口からタングラムへ向かい、翌午前中のタングラム発で東口に戻ってくる…というパターンになっています。
(車両は流石に妙高滞泊ではなく、長野へ回送していると思いますが(^^; また、特に冬場のダイヤは、夕方の東口発が1本だけ、朝のタングラム発が1本だけというダイヤですので、日帰りで乗車することが不可能です。)

この路線が、観光客の大切な足となってくれることを願っています!



「~登場!」…とはいっても、もう既に1か月以上も前の話なのですが…(^^;ゞ

3月末をもって廃線になった長野電鉄屋代線や、引退した2000系車両の方に夢中になっている間、バスの方もかなりの動きがありまして、だいぶ遅い紹介になってしまいましたがご容赦くださいm(__)m

☆ ★ ☆ ★ ☆

3月初めごろだったと記憶しているのですが、1台の車両が川中島バスにお目見えしました。
車種は川中島バスでは初となる三菱ふそうの新エアロスターのノンステップ車で、東京は多摩地区の立川バスからの譲受車のようです。
(まだ実車には乗っていませんので、断定的なことは言えませんが…(^^; 形式はKC-MP747Mあたりでしょうか?)









▲ 一応基本的な4方向から…(^^; この車両、前扉も中扉もグライドスライドドアというちょっと変わった仕様をしています。初期型のノンステップ車ゆえの仕様でしょうか…?? このところの新規車に倣い、やはり側面の社番が貼り付けられていません。一応、暫定的に41127号車と呼びましょう。



▲ 低い! とにかく車高が低く、ペッタンコに見えるのもこの車両の特徴です。次に続いているのが床の高いブルーリボンHIMRのせいもあって、より車高の低さが強調されますね(^^;


なお、これまで平日は[32]系統・運転免許センター篠ノ井線、土休日は[11][21]系統・日赤線でよく見かけています。



昨日の記事で紹介した川中島バスのHIMR以外に、上高地方面で活躍している松本電鉄バスのセレガタイプのHIMRも、長野マラソン開催に伴うシャトルバスの運行に加わっていました。

シャトルバスで運行されていたのはいずれも2003年式のタイプで、セレガR-FSがベースとなっている車両です。10373号車(松本200か・324)及び10374号車(同 ・325)の2台を確認することができ、どちらも長野駅東口~南長野運動公園ルートを走っていました。



▲ 南長野運動公園の南側道路を走る10374号車。



▲ こちらは1番違いの10373号車。松電バス所属のHIMRには、まだ「低公害車両」のロゴマークが残っています。



そしてこんなシーンも。

駐車場から出てきた若里多目的広場行きの40832号車の後ろに、10373号車がついたため、「ECO-Hybrid」ロゴと「低公害車両」ロゴをいっぺんに見ることができました(^^)



▲ 「ECO-Hybrid」ロゴの40832号車の後に続く「低公害車両」ロゴの10373号車。



▲ セレガタイプのHIMRは、「低公害車両」マークが一般の路線車に比べて大きいので、遠くからでも良く目立ちます(^^;



15日(日)に開催された第14回長野マラソンに併せて運転されたシャトルバスに、川中島バスのHIMRが全て使用されていました。
特に松本電鉄バスから転属したブルーリボンHIMRは、これまで夜間にしか撮影できていなかった車両もあり、明るい時間帯に効率良く撮影することができました(^^)

シャトルバスに使用されたHIMRは全部で10台で、ブルーリボンが7台(すべて松電バスからの転属車)、ブルーリボンシティが2台、セレガFSが1台で、“ECO-Hybrid”のマークを付けた車両ではブルーリボンシティのハイブリッドノンステップ車である41007、41008号車以外すべての車両ということになります。

取り立てて説明することも無いので(^^;、順に写真をどうぞ(^^)//
(社番はすべて、川中島バス仕様の40000番台に統一して表記しています。)


○ 長野駅東口~南長野運動公園ルート(3台)


▲ 40964号車@南部小学校北交差点(東通り)



▲ 40965号車@七瀬南部東交差点(県道34号)



▲ 41115号車@長野市七瀬南部(県道34号)


○ 若里多目的広場~南長野運動公園ルート(6台)
(特記以外、すべて南長野運動公園及び周辺道路で撮影)


▲ 41116号車



▲ 41117号車



▲ 41118号車



▲ 41119号車@北小森交差点(国道18号)



▲ 40187号車





▲ 40832号車


○ 真島駐車場~南長野運動公園ルート


▲ 40186号車



※ 一昨日と同様ですが、紹介した写真のうち、南長野運動公園でのものは、すべて公道または園内の歩道部分から撮影したものです。また、シャトルバス乗り場からの撮影に際しては、現地にいらしたバス会社のスタッフの方のご了解をいただいた上で撮影させていただいています。(ありがとうございますm(__)m)



とある日の須坂駅前。

かつて、相ノ島線(須坂駅~相ノ島団地~村山駅)の乗り場だった須坂駅前4番乗り場に停まる1台のすざか市民バス。
ふと後ろに回ると…


何かやってる!


…というわけで、思わず見入ってしまったのですが、どうやらリアガラスのフィルム広告を貼り直していた様子。
でもこういう作業って、営業所の中で行なうのが一般的だと思うのですが…(^^;ゞ
構内に場所が確保できなかったのか、敢えて人目につくところでやったのか…??



▲ すざか市民バス976号車のリアガラスの広告貼り替え作業中-脚立を台形に組み、その上に作業の方が一人、そしてその傍らで剥がれたフィルムの端を持つ方が一人…道行く人たちも「何やってるんだろ?」みたいな表情で見ていました(^^;


いずれにしても、珍しいシーンを目にすることができました(^^)


昨日は、第14回長野オリンピック記念長野マラソン・第8回長野車いすマラソンが開催されました。
昨年は東日本大震災等の影響で中止(未開催となりましたが、回数としてはカウントされているようです。)となったため、2年ぶりの開催となり、気温が18℃を超える春の陽気の中、マラソンは8700人余り、車いすマラソンは50人余りが出場したそうで、沿道やゴール地点では多くの方が応援、またさまざまなイベントが催されました。

私は…というと、この日は毎回私なりの楽しみ方をしており、選手や観客輸送のための臨時列車やシャトルバスのかんさつに各地を巡ってきました。
面白かった話題はまた個々に記事にするとして、今回はざっと15日の様子を振り返ってみたいと思います。


まずは長野駅から-改札前の広場には、ひと月くらい前からでしょうか、長野マラソンの開催を知らせる垂れ幕が設けられ、徐々に大会のムードが盛り上げられつつありました。


▲ 15日朝7時の長野駅改札前の様子。これから始まるイベントを前に、まだ静かさを保っている頃です(^^;


15日の朝は、スタート地点の長野運動公園(東和田)の最寄駅となる北長野へ向けて、長野駅からひと駅だけの臨時列車が運転されました。


▲ 長野~北長野間には、長野総合車両センター所属の115系C編成(貫通6連)による列車が3本、N編成(3連)による列車が1本の計4本の臨時列車が運転され、選手や観客の足となっていました。



▲ 北長野駅2番線に停車中の115系6連。信越本線長野以北での定期運行を持たないC編成による運転、普段は発着する旅客列車がない2番線への到着と、珍しいことずくめの列車でした。
(長野駅の発車案内には「北長野」の電光表示がされましたが、方向幕は「臨時」となっていました。N編成にはたしか、オリンピックの頃に運転された臨電用に「北長野」や「篠ノ井」のコマが追加された編成があったような記憶があるのですが…)


長野駅以外にも、会場近くの駅前には歓迎の飾り付けがされ、多くの方を迎えました。


▲ 篠ノ井駅前には、毎年恒例の大きな懸垂幕が設置されました。ゴール地点である南長野運動公園(オリンピックスタジアム)の最寄駅ということもあって、ここを利用した観客も多かったようです。


ゴール地点となった南長野運動公園には、「長野マラソンタウン」が設けられ、選手や観客を賑やかなイベントで迎えていました。


▲ まだトップ選手のゴール前ですが、すでに会場は賑わい始めていました。


そして、私にとってのいちばんのイベントであるシャトルバス!
南長野運動公園には、周辺の駅や臨時駐車場等へのシャトルバスがひっきりなしに運行され、目が離せない状態でした(^^;



▲ スタジアム南西側の駐車場には、主にアルピコ交通(川中島バス)による若里駐車場・篠ノ井駅方面へのシャトルバスが発着していました。



▲ また、長電バスは、主に団体客(選手なのか観客なのかは分かりませんが…)輸送を担当していたようで、数多くの貸切車両が動員されていました。



▲そして、選手にとっては恐怖の(!?)「収容バス」。関門ごとに設けられたタイムをクリアできない選手は強制的にこれに乗せられ、その時点でリタイアとなったようです。なお、ちょうどバスの後ろ側の桃の花が咲いている年もあったのですが、今年はまだ花はほとんど咲いていない状態でした。



▲ 長電バスは、車いすマラソンの選手や関係者の輸送も担当していたようで、ブルーリボンシティのハイブリッドノンステップバスも大活躍していました!
(いちばん先頭だけ、木島のノーマルなブルリシティですが、後ろ5台はハイブリッドノンステです。)



▲ こちらは関係者輸送用のエアロバスです。



▲ 篠ノ井駅に到着した南長野運動公園からのシャトルバス。選手の皆さんもたくさん乗っていました。


気温が18℃以上になり、ランナーにとっては過酷な条件下でのレースとなったことだと思いますが、完走できた方もそうでない方も、また沿道から応援した方、大会を各方面から支えたボランティアの方、スタッフの方にも…それぞれの役割で大会に関わったすべての方に、「おつかれさまでした」

なお、紹介したバスの写真のうち、南長野運動公園でのものは、すべて公道または園内の歩道部分から撮影したものです。また、シャトルバス乗り場からの撮影に際しては、現地にいらしたバス会社のスタッフの方のご了解をいただいた上で撮影させていただいています。
(ありがとうございますm(__)m)





また来年、楽しみにしています(^^)




「春の全国交通安全運動」最終日の今日、好天というLED表示にとっては逆に悪条件下ではあったのですが、昼間に「交通安全運動実施中」のLED表示を撮る機会に恵まれました。

その際、側面のLED表示が昨年末の時のものと比べて微妙な変化が生じていることに気がつきました。


まずは昨年末のものです。


▲ 前後面がポップ体で表記されているのに対し、昨年末の側面はシンプルな角ゴシック体(?)で表記されています。


一方、今春のはというと…


▲ これまで気がついていなかったのですが、側面もポップ体での表記に変わっています!
(晴天下で撮ったため、非常に見づらいですが…(^^;)


なぜこのような変化が生じたのか分かりませんが、このところ「すみません回送中です」「合格祈願」など変わった表示が続々と登場していますので、そのついでに元データを変更したのかもしれませんね(^^;



「ECO/Hybrid」ロゴになった40187号車×「交通安全運動実施中」のLED表示×「春の全国交通安全運動」のエプロン…運動最終日に理想的な組み合わせで撮ることができました(^^)





昨年12月11日~31日に行なわれた年末の交通安全運動期間中から、川中島バスの回送車の行先表示器には、「交通安全運動実施中」の文字が表示されるようになりました。

それから2回目の交通安全運動となる今回の運動期間中も同様に、「交通安全運動実施中」の表示が行なわれています。

そうであれば、すぐにも撮りに行きたいところなのですが、年度初めで慌ただしい時期ということもあり、なかなか撮影に行けないのが現状です。今のところ、撮影できたのは仕事帰りについでに撮れた2台だけ…という状況です。



▲ 40499号車@長野駅 駅止まりの便で到着し、バスターミナルへ回送するところのようです。



▲ 40970号車@同じく長野駅 [46]系統・大豆島線の折り返し待ちであると思われますが、敢えて(?)「交通安全運動実施中」を表示してくれていたのでしょうか(^^;


本音を言えば、松電からやってきたHIMRのように、今年になってから登場した車両、仕様が変わった車両が撮れれば良かったのですが、40970号車には明日・15日に開催される第14回長野マラソンをPRする前掛けがついていますので、これはこれで今春の運動期間中に撮ったことが分かるから、まぁいいかなと…(^^;



4月8日の記事で、長野電鉄8500系T1編成とT3編成に、春の全国交通安全運動をPRする前掛けが取り付けられている-とのことを紹介いたしました。

その後調べてみたところ、今春は何とすべての8500系(6編成)に前掛けが取り付けられていることが分かりました。
なかなか昼間動くことができなくて、仕事帰り等に長野駅でお手軽に撮った写真ばかりですが、一応その他の4編成も記録することができましたので、8日の記事の続報として、紹介させていただきます。



▲ T2編成(長野方)



▲ T4編成(信州中野方)



▲ T5編成(信州中野方) 3番線に到着する列車に乗っていて、それが着くのと入れ違いに1番線からT5編成の列車が発車してしまったため、こんなアングルからしか撮れませんでした(泣



▲ T6編成(信州中野方)


前回の分と合わせて整理しておきますと、T1~T3編成は長野方に、T4~T6編成は信州中野(湯田中)方に取り付けられているようです。
なお、昨秋用意された前掛けはやはり4編成分しかないようで、T1~T4編成は「全国交通安全運動/実施中」の文字が書かれたものを、そしてT5・T6編成は昨春使われたものと同じ「春の/全国交通安全運動」の文字が書かれたものを取り付けられています。
どちらもベースカラーは黄色ですが、T1~T4に取り付けられているものは、T5・T6に取り付けられているものよりかなり濃い目の色合いとなっています。






ここ数日、ようやく暖かく春らしい陽気になってきたものの、今年は冬が長く寒かったせいか、春に咲く花も開くのが遅れがちのようです。

千曲市森地区−ここは長野県有数の、いえ全国でも有数のと言っても過言ではない杏(あんず)の名所です。
一目十万本と呼ばれ、山腹に立てば視界には十万本の杏の木が目に入るとも言われていますし、また、善光寺平では善光寺の鐘が聞こえるところでしか美味しい杏の実が成らない−などという言い伝えもあるようです。
(千曲市まで善光寺の鐘が聞こえるかは???ですが(^^; まぁ、今と違って文明が発達する前はそんな時代もあったのかもしれません。)

毎年4月半ばには、杏の開花に合わせてあんず祭りも開かれ、各地からたくさんの人が訪れます。
もともと、広い道には恵まれていない森地区ですから、そこで活躍するのがシャトルバスで、しなの鉄道の屋代駅と森地区を結ぶ「あんず線」という臨時の路線バス(千曲市観光協会による委託運行のバス?)が川中島バスによって運行されてきました。

“〜きました”と、わざわざ過去形にしたのには意図があって、どうやら今春は「あんず線」のバスが運行されていないようなのです。
というのも、先日屋代駅で配布されていたチラシで、あるいは千曲市観光協会のHPで、今春のシャトルバスの運行状況を知ったのですが、今年は川中島バス(アルピコ交通)ではなく、地元・千曲市内にある(有)信州観光バスが運行を請け負っているような記載が時刻表にはあります。
しかも、従来はあんず祭りの期間中(概ね2週間)は毎日運行されていたシャトルバスが、今シーズンに限っては4月7・8・14・15日の土日にしか運行されず、本数も従来の平日ダイヤ並みの寂しい本数になっています。

道が狭い、駐車場が少ないとはいえ、自家用車で乗り付ける人の方が圧倒的に多い中、屋代駅から路線バスで…という方は決して多くはないのでしょうが、このような状況になってしまったことをとても残念に思います。


☆ ☆ ☆ ☆ ☆


画像は昨年の平日に訪れた際に撮影したものです。
また時期が早かったようで、花はほとんど見られませんでした。
この日稼働していたのは40551号車で、それでも1便当たり数人のお客さんは乗っていたのですが…




▲ 終点の窪山展望公園バス停で折り返し待ちをする40551号車。行先表示のLEDには「シャトルバス」、フロントガラス越しには「あんずの里」の補助表示というスタイルでの運行でした。運賃の300円(屋代駅〜窪山展望公園、大人片道)は、現金のみの支払いだったように思います。



▲ “あんずの里”をぐるっと見回すようにやって来た窪山展望公園行きのバス。この風光明媚な地に、ダイナミックストライプが輝くことはなくなってしまったのでしょうか。
(千曲市循環バスの予備車・40015号車はたまに走っているのかもしれませんが(^^;)



▲ 畑の片隅に申し訳程度に設けられたバスの折り返し所。バスはここにバックで入り、来た道を戻っていきます。



▲ あんずの里を散策していると、屋代駅行きのシャトルバスが追い越していきました。


☆ ☆ ☆ ☆ ☆

なお、今春は杏の開花がだいぶ遅いようで、あんず祭りの態勢をもう1週間延ばすようなことが、千曲市観光協会のHPに書かれていました。
(詳しくは、同HPをご覧ください。イベントの内容の詳細については、当方の責任の及ぶところではございません。)





今年2月1日から長野~新宿線で運行が開始された川中島バスのSクラスシート付き車両、41124号車と41125号車。
1月28日に行なわれた試乗会以来、運行ダイヤの関係からか見る機会が無かったのですが、先日初めて運行中の姿を目撃しました。



▲ 長野駅前1000発の便で新宿に向かうSクラスシート付き車両41125号車。


このとき、試乗会の際には無かった文字がリアに貼られているのに気がつきました。



「長野-新宿 Sクラスシート付!」のカッティング文字がリアガラスに貼られ、自らをPRしているかのようです(^^;



▲ 試乗会の際は、ご欄のとおり何も貼られていません。
(※ プラットホームから降りての撮影には、スタッフの方の許可をいただいております。)


もう1台の41124号車は確認できておりませんが、もしかしたら同じような姿になっているかもしれませんね。


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