横浜市交通局では、一般的なディーゼルエンジンのバス車両を10年~12年サイクル(最近ではほとんどが干支がひと回り以上するまで使用する傾向が強いですが…)で入れ替えていますが、そのサイクルをはるかに超えた今も活躍を続ける車両がいます。



▲ 局番6-4494号車 日産ディーゼル(富士重工7E車体) NE-UA4E0HAN 1996年式 浅間町営業所配属 横浜駅西口にて


今から15年ほど前の1996(平成8)年度に導入されたこの車両は、軽油ではなくCNG(=Compressed Natural Gas:圧縮天然ガス)を燃料とする車両で、この年は10台が滝頭営業所に配属されました。
CNGは、化石燃料の中で最もCO2の排出量が少ないと言われ、またSO×などの有害物質の排出もほとんどない環境に優しいエネルギーで、1999(平成11)年度までに27台が滝頭営業所に集中投入されています。
その後、2009年初めに全車が滝頭営業所を離れ、浅間町営業所及び緑営業所に転属し、現在に至っています。
ディーゼルエンジンを持つ同世代の一般車両が全車引退した後も、横浜市交通局の路線車の最古参車両として、元気に活躍を続けています。
(機械的なことは全く分からないのですが、CNG車はディーゼルエンジン車より寿命が長いのでしょうか。それとも、同世代のディーゼル車は排ガス規制の符号がKC-ですが、CNG車はこれとは異なる排ガス規制符号NE-を付されています。横浜市の排ガス規制に、このCNG車は今も引っ掛からないということで、活躍が続いているのでしょうか。)



▲ 局番6-4492号車 車体前面及び側面には、CNG車であることを示すオレンジ色のロゴが入れられています。また、ロゴの下には「低公害天然ガスバス」の文字が記されています。
(車両形式等は、6-4492号車と同じです。)


※ そういえば、8月26日を以ってこのブログは書き始めてからちょうど2年を迎えました。8月27日から3年目に入ったというわけで、今後ともどうぞよろしくお願いいたしますm(__)m>>ALL
(忙しくしていたつもりもないのですが、すっかり忘れていました(^^;;;)


7月以降はJR線への乗り入れができなくなり、実質的に運用から外れたままとなっているしなの鉄道の169系。当初はS51編成とS54編成が連結された状態で屋代駅の側線に、またS52編成とS53編成が戸倉駅に留置され、7月末のイベントで4編成を連結しての12連運転が行なわれるまではこの状態が続いていたものと思われます。



▲ 6月末の運用離脱後、篠ノ井方にS51編成を連結した状態で屋代駅側線に留置されていたS54編成。


12連のイベント列車も、篠ノ井方に連結されていたS52+S53編成の6連が戸倉止まりとなり、軽井沢方のS51+S54編成が屋代まで運行されたため、再び同じ状態での留置が続いているものと思っていたのですが…

先週、屋代駅を訪れた際に側線を覗いてみると…







留置されているのはS54編成だけになっていました! S51編成は何処へ行ってしまったのでしょうか?

既報のとおり、169系は再びJR線への乗り入れができるように改造を行い、近いうちに運行を再開するとの内容の掲示が駅にありましたが、その関係で長テク工場又はJRの長野総合車両センター辺りに入場しているのでしょうか。
発表された秋の臨時列車の内容を見ますと、10月上旬には、しなの鉄道から篠ノ井線姨捨駅へと乗り入れる臨時快速「おばすて棚田紀行」号の設定も軽井沢~姨捨間にあるので、この時までには運行が再開できるようになるのではないかと思われます。



▲ 8月28日には旅行会社主催によるツアーが行なわれました。その際、ツアー参加者向けに屋代駅で湘南色のS52編成と長野電鉄2000系D編成を並べた撮影会が開催されましたが、S52編成はS54編成が留置された側線の篠ノ井方に据え置かれ、2編成が顔を合わせた状態となりました。






8月25日(木)の記事で紹介した“モンハン特急の改札印”入手のため、湯田中駅を訪れた時に記録してきたものです。
イベント自体は27日(土)で終了しましたが、「モンハン×渋温泉」の装飾が湯田中駅構内に施されていました。



▲ 列車を降りると、まずモンハンの紋章?のようなマークを白く染め抜いた横断幕が改札口への通路に掛かっているのが目に入ります。これと同じものが、長野駅の地下改札への入口階段にも掛かっていましたが、こちらは記録しないまま終わってしまいました…orz





▲ 駅の改札口前の壁には、“モンスターハンターポータブル3rd × 信州渋温泉”の大型ポスターが掛けられ、その手前にはよく観光地等で見かけるキャラクターの顔に自分の顔を当てはめることができるパネル(←何ていうのでしょう??)が設置されていました。



▲ そして駅舎から外へ出るときに目に入るのが、駅舎の柱に貼られた「『渋温泉』行きバス乗りば⇒」 のサイン。


それに従って、駅舎の右手に進むと…



▲ 乗り場に待機しているのは、「渋温泉」経由上林温泉行きの路線バスです。奥志賀高原や白根火山方面への観光路線以外は、車両の小型化が進む湯田中営業所ですが、この便にも日野のリエッセが使われていました。


そういえば…28日(日)に見た長野電鉄8500系には、まだ“モンハン”の前掛けが付いていたような…??



JR藤沢駅のプラットホームには、ちょっと変わったKIOSK(売店)があります。
それがこちらです。





ご存じの方も多いと思いますが、“元祖湘南電車”である80系電車の先頭車をイメージした売店が、ホームの上にデ~ン!と鎮座しています。どのような経緯で設置されたものかは分かりませんが、かなりのインパクトがあります(^^;
(ひょっとして実物大!?)





店舗へは、側面及び妻面から出入りが可能な構造となっています。前面だけではなく、側面や妻面も実車にかなり忠実に作られています。
そしてこんな細かいところも(^^;





「クハ86023」-ちゃんと国鉄書体っぽい字で車両番号が入れられています。この他、車端部には「東チタ」の所属標記が書かれ、また妻面には「日本国有鉄道」の銘板も取り付けられるなど、かなり芸が細かいです。



今回も今夏の帰省時のネタから…

磯子区の市電保存館へ遊びに行った際、隣接する横浜市交通局の滝頭営業所構内に、見慣れないカラーのバスが留まっているのが見えました。



▲ 横浜市交通局の車両に混じって滝頭営業所構内で休憩するのは、遠州鉄道バスが運行する浜松~横浜間の高速バス車両です。車体や側窓には、「浜松・磐田←東名高速→横浜(YCAT)・山下公園」の文字が書かれているため、このニューエアロバスは、横浜線の専用車両であると思われます。
 (※ 画像は、営業所の敷地外(=市電保存館のエントランス附近)から撮影したものです。)


横浜を発着地とする高速バスというものに、あまり馴染みがないのですが、この路線は車体標記のとおりYCATを経由して山下公園を始終着点とする路線のようです。遠州鉄道バスの単独路線であることや、山下公園の近隣に手近なバス営業所が無いせいでしょうか、比較的近い市営滝頭営業所が休憩場所として使われているようです。

公営事業者の構内に、民営事業者の高速バス車両が休憩のために入構するという光景は珍しいように思われますが、全国的にはいかがなものなのでしょうか。



…このカテゴリーが使われることは今後あるのかどうか…というのはさておいて(^^;
再び今夏の帰省ネタに戻りまして、お茶を濁そうと思います(^^;;;

8月22日の記事で紹介したよこはま動物園“ズーラシア”に出かけた際に、横浜~鶴ヶ峰間を相模鉄道(相鉄線)に乗車しました。元々、横浜に住んでいる時からあまり縁のなかった相鉄線、最後に乗ったのはいつのことやら…間違いなく10000系やら11000系のようなJR209/E231系風の電車なんていなかった頃で、6000系で賑やかなカラーリングの「ほほえみ号」や「緑園都市号」なんかがまだまだ頑張っていた頃以来のことだと思われます(^^;

そんな相鉄線ですが、横浜駅の階段をホームへと上がったら、目に飛び込んできたのは昔ながらの雰囲気を良く残した7000系電車でした。6000系の製造終了後、総勢80両が製作(1986(昭和61)年以降に製造された新・7000系は除く。)され、アルミの“超”軽量車体、東急のステンレスとはまた違ったアルミ車体の落ち着いた輝き、側窓に設けられた自動下降装置など“近未来的な”イメージの電車でしたが、さすがに後継車両に追われるようになり、現在も活躍しているのは8両編成3本(=24両)だけのようです。

この“レアもの”とも言える車両に乗ることができて、喜んでいたのは…家族の中でたぶん私だけのハズ(^^;;;



▲ 行先表示より大きな種別・運行番号幕、車体の端っこに目一杯寄せられた前照灯…どことなく愛嬌のある表情をしている相鉄7000系。今どき英文併記のない方向幕や連結器周りにズラリと並んだジャンパ栓受、車内には入れば涼しい風をかき回してくれる扇風機など、珍しい装備いっぱい!?の相鉄最年長の車両です。
(鶴ヶ峰駅で下車後、走り去って行く7000系を後追いで撮ったため、中途半端なアングルになってしまいました(^^;)


タグ :相模鉄道

8月5日(金)の記事で紹介した、長野電鉄長野駅の改札印に“モンハン特急”の文字及びデザインが入ったものが使用されている件に関連して、もう一つの使用駅である湯田中駅の改札印も入手できましたので、紹介いたします。





長野駅のように白地が多い切符があれば良かったのですが、安価かつ地紋が目立たない(もしくは地紋が無い)切符ということで、入場券と特急券を選んで購入し、改札印を捺していただきました。
長野駅のものとデザインが異なりますが、日付の周囲には「長野電鉄 湯田中駅」「モンハン特急 (c)CAPCOM」の文字と、モンスターの手形(足形?)のようなイラストが描かれています。
(このゲームを知っている会社の後輩に聞いたところ、この改札印は“肉球スタンプ”と呼ぶのだとか!?)

この入場券等の入手に、仕事帰りに電車に乗って湯田中を1往復したのですが、高い調達コストになってしまいました(^^;;;
湯田中駅裏の“楓の湯”に入る余裕くらいあれば良かったのですが…




長野電鉄HPで、来春までの延命が伝えられた2000系D編成。これ以降は、同車にとってそれぞれの季節が最後になってしまうことになりますが、何とか季節感のある風景の中で記録を残せないかと思い、思いついたのがコレです(^^;





普段、バスにしても鉄道にしても、専ら車両主体の撮影しかしていないため、こういうことを思いついたときに困ってしまうのが常なのですが、今回は車窓から見えた向日葵を入れて取れないか-ということで、定番の朝陽~附属中学前間に手頃なポイントを見つけました。
(…とは言っても、かなりの方がここで撮られていると思いますので、さしてオリジナリティの高いアングルでも何でもないのですが…(^^;)

ちょうど良さそうな位置に向日葵の一群が咲いていましたので、これを隅っこに入れて撮ってみました。
この日はじゅげむ9007さんがご来長されていた日だったので、いつもの如く車に乗っていただき、時間の許す限りの撮影を…ということで。







撮影したD編成(214列車)の前後に、上下のモンハン特急が近接して走っている(9Aと10A列車)ため、短時間で効率の良い撮影を行なうことができました(^^;
この後は、信濃吉田~朝陽間の蕎麦工場脇の踏切へ行って見たのですが、ここでの撮影は悲惨な結果に終わってしまったので、割愛させていただきます(^^;;;

この後も、リンゴの実る中や紅葉の中、そして最後の雪景色の中を走るD編成を記録してみたいと思っていますが、果たしてどうなりますやら…

また何か撮れましたら、ご笑覧いただきたくよろしくお願いいたします…m(__)m


引き続き、横浜帰省時のネタを…(^^;

今回の帰省で気がついたのが、「回送車」として運行される横浜市交の路線バスのうち、LED表示器を装備する車両には「回送車」の表記の下に小さな文字で「制限速度厳守車」の表記が入れられているということです。

昨年の帰省時には気がつかなかったので、恐らく昨年の終わり頃か今年になってから始まった施策ではないかと思われます。横浜市交通局のHPには、特にこれに関する記述は見つけられなかったのですが、自他に対する交通マナーの啓発のために、このような表示に改められたのではないでしょうか。
(すぐに画像が出てこないのですが、以前は英文表記なしの「回送車」表示だったように思います。)





「回送車」の前面LED表示。2段書きの下段に小さく「制限速度厳守車」の文字が入れられています。





▲ 側面は、系統や経由地・行先等の案内が表示される上段に「制限速度厳守車」の文字が入ります。





▲ 後部の表示はこのような感じです。上下の幅が小さいため、「回送車」「制限速度厳守車」ともに小さなフォントで書かれています。



▲ 同じ表示を、横浜駅だけでなく磯子駅でも見ることができました。恐らく全営業所の車両が統一して表示しているものと思われます。



帰省した際に親子3代で訪れたよこはま動物園「ズーラシア」(横浜市旭区)。
地域・気候帯別に動物の生息環境を再現したという広大な園内は、猛暑の中を歩くのに本当に広すぎました(^^;;;
入園口から一番遠い最後のエリア「アフリカの熱帯雨林」を前に、一同はもうヘトヘト…この園の目玉動物の一つ“オカピ”を見た後はさすがにもう帰ろうということになり、入園口までは一気に園内バスでショートカットすることに。

この園内バスは土日祝日のみ運行されており、オカピバス“ズッピ”という愛称が付けられています。
有償の旅客輸送のためか、「横浜230あ・200」という登録番号が付けられており、公道も走行することができそうな感じです。



▲ 名前のとおり、オカピを模した車体となっています。車体の隅には、“SOTETSU”の文字があり、相鉄バスが運行委託を受けているようです。



▲ 前から見るとこんな感じです。オカピの眼は、瞬きをするように仕掛けられており、ちょうど男の子が面白そうに見上げていました(^^;(※ ウチの子ではありません(^^;;;)


バス好きとして気になるのは、このバスの種車が何なのかということですが…車体側面にはこんなロゴが。



▲ このHybridのロゴ…どこかで見たことがあるような??



▲ 京浜急行バスの日野ブルーリボンシティハイブリッドノンステップ車。この車体上部に設けられた“こぶ”の部分に書かれたHybridのロゴと同じような気がしますが…!?


…ということは、種車は日野ブルーリボンシティハイブリッドノンステップ車ということになるのでしょうか??
(乗車時に、車内に銘板がないか見回してみたのですが、見つけられてませんでした(T_T))




先日帰省した際に目撃した横浜市交通局のバスです。





一部のノンステップ車両で、後方の側窓下部の黒い部分(←あんまり上手くない説明ですが…(^^; 座席が高くなるため、足元を隠すために黒くなっている部分です。)に「がんばろう! 日本」の文字が入れられています。

恐らく、東日本大震災に始まる各地の震災への激励として、このようなフレーズを入れているものと思われます。
あまり大きくは報じられないものの、横浜もこの震災による被害を少なからず受けておりますが、フレーズが入っているのが全ての車両ではないのが、却ってさっぱりしていて良いのかなと感じました(東の新幹線みたいに全部お揃いのマークが入っているのも、それはそれで統一感があって良いなと思いますが(^^;)。
その分、フレーズ入りの車両に出会うタイミングがなかなか難しかったりしますが…(^^;








いずれも、横浜市交最大のターミナルである横浜駅西口で撮影したものです。
あまり長い時間いられなかったのですが、やってくる車両の3割~半数くらいがこのようになっているような感じでした。



先日、久しぶりに登場した川中島バスの中型車である41092号車に乗車する機会に恵まれました。
元京浜急行バスではないかとの説が有力のこの車両ですが、京急系の路線バスの最大の特徴とも思われる方向指示器動作時の“キンコン♪”音は、撤去されてしまったのか聞くことができませんでした。

長野駅で下車後、引き続き[46]系統・大豆島線として運行するために4番乗り場に入ったので、リアから撮影してみました。





同じいすゞLRの40551号車と比較すると、かなり形状が異なることが分かります。





出自が異なるため、テールライトの形状が違うのはさておき、年式の関係からリアガラス周囲の凹みがなくなり、マイナーチェンジ後のキュービックのような仕上がりになっています。
ちなみに、後期型のキュービックのリアはこんな感じです。





比較として取り上げたのは、41082号車です。リアの形状は酷似していながらも、テールライトの位置が微妙に異なるためか、ダイナミックストライプとの位置関係が41092号車とはかなり違います。



今年4月1日のアルピコ交通発足後も、旧社名でカテゴライズできる記事については、できるだけ旧社名で表示していたため、「アルピコ交通」をカテゴリーとする記事はこれが初めてです(^^;
(これからもこのスタンスは変えるつもりはないのですが…(^^;;;)

閑話休題。
既に各所で話題になっていますが、バスジャパンハンドブックシリーズRの74作目として、「アルピコ交通」が取り上げられ、この8月に発売されました。



▲ この度発売されたバスジャパンハンドブックシリーズR74「アルピコ交通」(右)。左は1997(平成9)年12月に発売されたバスジャパンニューハンドブックス22「松本電気鉄道 諏訪バス 川中島バス」です。13年8か月ぶりにリニューアルされた中身は、アルピコ交通発足後の公式資料として、見どころ満載です! 表紙上部のタイトルは、方向幕をイメージしたものからLED表示をイメージしたカラーに変わり、時代を感じさせるものとなっています。また、社名ロゴもHighland ExpressからHighland Shuttleに変わりました。


東京方面では月初めには店頭に並んでいたようですが、長野ではようやく数日前に長野駅前の平安堂に並んでいるのを確認できました。
私は、ちょうどお盆前後に横浜の実家に帰省していたため、横浜駅周辺の大型書店を駆け回って探したのですが何処にも見当たらず、有隣堂の在庫検索で調べてもらった結果、藤沢のお店にあるということで、時間を作って買いに行ってきました(^^;

中身をちょこっとだけ紹介しますと、“紀行編”、“歴史編”、“車両編”の3部から構成されており、私自身が注目しているのは車両編です。ちなみに今作では、2011年6月1日現在の車両現況が掲載されています。一方、前作は長野オリンピック直前の1997年9月1日現在の車両現況が掲載されており、両者をお持ちならそれぞれを比較してみるのも面白いものです。


【車両総数】
1997年9月:766台
2011年6月:520台
※ 約32.1%減少しています。ただし、1997年のデータには、アルピコタクシーの小型貸切車2台(社番90000代)が含まれます。

旧会社エリア別に見ますと…
【松本電気鉄道】(松電観光バス、松電中央観光バス、アルピコタクシーを含む。)
1997年9月:338台
2011年6月:218台
※ 約35.5%減少しています。これはグループ全体の減少幅とほぼ同じです。

【諏訪バス】(諏訪観光バスを含む。)
1997年9月:131台
2011年6月: 77台
※ 約41.2%減少しています。これは諏訪バスの貸切部門と諏訪観光バスをアルピコハイランドバスに移管(=松電エリアの台数にカウントされています。)したことに伴うものと思われます。

【川中島バス】(川中島グリーン観光バス、上越観光バスを含む。)
1997年9月:297台
2011年6月:225台
※ 約24.2%の減少と、減少幅が一番小さいのが旧川バスエリアです。これは、会社統合前のバス事業においては一番堅調だったのが川中島バスであることと、2009年12月に白馬・大町営業所を松本電鉄から移管されたこと等に起因するものと思われます。

(それぞれの車両現況に記載のデータから引用。)





今夏の帰省からの帰り道、東京駅で新幹線の自由席待ちの列に並んでいたときのことです。
浴衣姿のお姉さんが子どもたちに近づき、何か手渡してくれました。
見ると新幹線のイラストが描かれた葉書サイズの紙です。



▲ 描かれているのは、JR東日本が運行する新幹線のイラストで、昨年暮れに新たに加わった「はやぶさ」用のE5系もしっかり描かれています。東日本大震災からの復興を意識してか、「みんなの心は、いつもそばに!」「がんばるぞ!! 日本」のフレーズが書かれているのが特徴です。


これを配っていたのは“鉄道整備”という会社のスタッフの方のようで、車内整備の傍ら、こうした小さな子に対するサービスにも気を配ってくださっているようです。
(本音を言えば、お父さんが一番欲しかったという話も…(^^;;;)


また、この鉄道整備の方の車内整備は、列車の到着から出発までの僅かな時間の中にあって実にてきぱきとした動きをしており、見ていてとても気持ちの良いものです。



▲ 列車到着時、各スタッフの方は所定の持ち場に就き、深々と一礼をして出迎えます。



▲ そして車内整備完了後は、スタッフ一同が勢ぞろいし、ホーム上で乗客に向かってもう一度一礼をしてから去っていきます。1つ上の画像からこの画像まで、時間にして約10分です。


1994(平成6)年、松本電鉄バスに最初の低公害車両が配属されました。
上高地へ乗り入れる路線バスから排出される窒素酸化物等の有害物質の低減を図るため、日野自動車のブルーリボンHIMR(Hybrid Inverter-controlled Motor and Retarder system の頭文字をとったもの)が4台投入されたのがその始まりで、実用試験を兼ねた運行からスタートしました。その翌年からは10台程度のまとまった台数の増備が繰り返され、現在その数を80台近くにまで伸ばしています(最終増備は2004(平成16)年、2002年からはブルーリボンに代わりセレガタイプの車両が導入されています。)。

当初はすべて新島々営業所に配属されたこれらの低公害車両も、車両の需要数の変化や経年により、本来の上高地運用から撤退した車両も相当数に登っており、現在は松本営業所(旧松本電鉄バス本社)や大町営業所(旧川中島バス大町営業所)等に転属し、一般の路線バスやスクールバスとして活躍を続けています。

その中で、1994年に最初に投入されたブルーリボンHIMR(10470~10473号車)のうち3台は、大町営業所に転属して専らスクール運用に使われていますが、10473号車だけは現在も古巣の新島々営業所に所属し、主に波動用に使われているようです。

先日、白馬を訪れた際に、この10473号車が「白馬Alps花三昧シャトルバス」として使用されているのを目撃し、製造後17年を経過していながらも、まだまだ健在であることにひと安心しました(^^;



▲ 「白馬Alps花三昧シャトルバス」として白馬駅前に発着する10473号車。松本22ナンバーのバスもその数がかなり減っているものと思われます。旧川中島バスエリアに旧松本電鉄の車両が応援に駆けつける-アルピコ交通統合による効果なのかもしれませんね。




残暑お見舞い申し上げますm(__)m
暦の上では立秋を過ぎましたが、まだまだ猛暑が続いております。
このブログをご覧の皆さまにおかれましても、お体をご自愛の上、お過ごしくださいますようお願い申し上げます。





台風6号が過ぎた後の涼しさは何処へやら、やっぱり今年も暑さが猛威を振るっております。
外へ出るときは、水分・塩分補給と紫外線対策に万全を期されますよう願う次第です。

とは言え、冬の厳しい寒さあっての夏の暑さ、春の花、秋の紅葉…やはり四季を感じられるのは日本の良いところでもあります。
暑い中ではありますが、噴水の音に涼しさを感じていただければと思います…



毎年恒例の“お花市”の開催により、長野市内の中央通りに交通規制が敷かれた8月12日(金)、夕方以降の路線バスは迂回運行を行なっていました。
市街地循環バス「ぐるりん号」もこの規制を受け、夕方16時台の便から通常のコースではなく、“外周循環”で運行されました。
その結果、通常は1周に約40分かかるところを約30分で長野駅に戻ってこれるため、長野駅前のロータリーではこんな光景が見られました。



▲ 17時30分発便で出発するまで待機する69号車(川バス所管)の後ろに、16時50分発で外周循環のルートを運行してきた68号車(長電バス所管)がつきました。通常のダイヤではあまり見られないぐるりん号2台の同時待機です。


手前の69号車は、方向幕に“外周循環”と書かれた黄緑地の表示を掲出しています。


1997(平成9)年10月1日、長野(北陸)新幹線の開業に伴い廃止された信越本線の横川~軽井沢間。
全国の鉄道でも有数の急勾配区間であった碓氷峠で活躍していたのが、この峠を上り下りする列車を補助するためだけに開発されたEF63型電気機関車です。峠を含む区間の廃止に伴い、当時在籍していた21両のEF63型電機は全車両が廃車されましたが、その一部は引き続き横川で保管されたり(その後「碓氷峠鉄道文化むら」の展示車両として、また体験運転用車両として保存)、民間に譲渡されたりして大切に保存されたりしています。そして、峠の上の駅である軽井沢駅にも1両のEF63型が保存されています。
横川~軽井沢間の最終営業日である同年9月30日に、片道切符だけを持たされて別の2両に後押しされて峠を登ってきた2号機がそれで、その後は旧1番線ホームを利用したスペースにて他の保存車両とともに静かに余生を過ごしています。
「169系共演イベント」で軽井沢駅を訪れた際、その姿を撮影してきました。



▲ EF63型の量産車両の第1号機である2号機。現役車両であるかのように磨かれ、艶のある車体をしています。


上の画像は、敢えて霧が濃くなったところを狙ってみました(^^;
現役当時も霧の軽井沢に佇んでいる姿をしばしば見ていますので、その姿を思い起こさせてくれます。




…というイベントタイトルだということを、たった今知った私(^^;;;
要は、しなの鉄道の169系が4編成全部繋げた12両編成で走った7月31日(日)に、軽井沢駅で行なわれた撮影会・グッズ等の販売会…のことを指すようです。

2本目の臨時快速で軽井沢入りした後、765Mで軽井沢を後にするまでの45分間は、長蛇の列成すグッズ・部品の販売会には目もくれずに、昼食に釜めしを食べたり撮影会を冷やかしたりして過ごしていました。

一番は昼食をとることに重点を置いたため、かつ天候の具合があまり良くなかったため、撮影会は本当にちょこっとだけしか楽しめなかったのですが、その中で撮った僅かな画像をどうぞ(^^)//



▲ 2編成とも「試運転」の表示を掲出した状態です。時々種別表示(行先表示)が変えられ、僅かな時間ながら見ている方も飽きないような配慮がなされていました。


撮影会は、臨時快速で到着した6両編成をそのまま2本並べた状態で行なわれました。1編成(S51+S54)は2番線ホームに据え付けられたまま、もう1編成(S52+S53)はその隣の留置線に転線され、その2本の長野方のスペースが立ち入りの許される範囲となっていました。



▲ そして幕の回転だけでなく、過去に使用したヘッドマークも付けてくれました。画像は快速「おばすて棚田紀行」号と「169系湘南色」のヘッドマークです。



▲ 撮影会中は、天候が目まぐるしく変わり、軽井沢名物(!?)の霧に悩まされました。霧が濃くなると、ピント合わせができなくなり、かなりやきもきさせられました(^^;


他にもいろいろなパターンがあったようですが、私が撮影できたのはこのくらいです(^^;



先日、何年ぶりかで塩尻駅へ立ち寄りました。
ちょうど夏の甲子園に、塩尻市にある東京都市大学塩尻高等学校の出場が決まり、そのお祝いと同校を応援する横断幕が塩尻駅に掲げられていました。





いずれこのブログで同校を応援するネタに…と思い、その横断幕を撮っておいたのですが、残念なことに本日行なわれた初戦(第二回戦)に敗れてしまいました。
初出場ながら、甲子園出場6回(春夏合計)、通算7勝(同)の明豊高校を相手に、3-6と善戦したことを称えたいと思います。6点を取られた6回がすべてでしたね。終盤、3点を返しながらあと一歩及ばす…長野の夏の甲子園は短く幕を閉じました。



▲ 都市大塩尻高校の甲子園出場を祝う横断幕が掲げられた塩尻駅前。ロータリーには塩尻市地域振興バス(すてっぷくん)が頻繁に出入りしています。ちょうど停車しているのは10911号車、松本駅前では見られないアルピコカラーの日野ポンチョです。


余談ながら、明宝高校は前身の別府大学附属高校時代に、現阪神の城島選手を輩出しているのですね。



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この日記は、個人的な趣味で書いているものです。
記事の内容について、(取り分け趣味的な目的で)直接事業者等へお問い合わせされることは、先方の迷惑になる恐れがありますので、ご遠慮くださるようお願いいたします。

また、記事の内容は、自らが収集した情報等に基づき、飽くまでも主観的に記述しているもので、事実と異なる場合もございます。その結果、この日記をご覧の方が不利益を被った場合でも、当方では一切の責任を負いかねますので、ご了承くださいませ。
(※ バスや鉄道の路線や時刻等を案内することを目的とするサイトではございません。
また、事業者等への意見や要望、苦情等(≠個人的な意見・感想)を記すことを本意とするものでもございませんので、そのことに関するコメントや議論には、このブログの内外を問わず、当方は一切関与いたしません。)
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