2012/02/14
【川中島バス】 Sクラスシート車の試乗会開催!(車内編)
1月28日(土)に長野バスターミナルで開催されたアルピコ交通(川中島バス)の「Sクラスシート車両試乗会」。当日に速報記事をアップしてから、ふと気がつけば半月が経っており、本当に時間が経つのが早く感じる最近です。運行開始からも2週間が経っており、今さら…という厳しい声が聞こえてきそうな気がしないでもないのですが(^^;、もう少し詳しく当日を振り返ってみたいと思います。
まずは2台並びの撮影から。大塚南から回送されてきた41124号車と41125号車の2台を並べてくださったので、運行開始後はそう滅多にみられることが無い(※)と思われるSクラスシート車の2台並びを撮影させていただきました。
(※ 現行のダイヤでは予備無しで2台がフル稼働しており、1台が朝6時台の善光寺大門発の便で長野を出て行ってしまうのと、もう1台が夜行で長野に朝5時台に到着するまで帰ってこないため、2台が同時に車庫にいる時間帯は、1時間にも満たないと思われます。)
▲ 長野バスターミナルで2台並んだSクラスシート車。運行開始後は、ここ(バスターミナル)に入ること自体がまずあり得ませんので、貴重なシーンを見せていただきました!
この2台、後ほどの試乗会の車内で紹介されたところに拠りますと、平成24年1月24日に登録されたばかりとのことで、車名でいうところの「いすゞガーラ」、形式はLKG-RU1ESBJというのだそうです。
しばらくの後、41124号車は10時から1時間ごとの試乗用の車両として、また41125号車はバスターミナル5番乗り場(降り場?)にて車内見学用の車両として、それぞれ供されました。
折角ですので、車内の様子を…
この車両の最大の特徴は、車両前部に設けられた4席の「Sクラスシート」です。同じアルピコ交通では、松本~新宿線(松本電鉄バス、京王電鉄バス担当)ですでに運行されていますが、長野~新宿線では初めての導入となります。今回は、川バスのみの導入となりましたが、京王電鉄バス担当便にも今後導入されるのかが気になるところです。
▲ 公式側(乗降扉側)には、最前列に2席並んだSクラスシートが設置されています。
▲ 非公式側(運転席側)には、前寄りの2列に1席ずつ独立したSクラスシートが設置されています。なお、2列目は、窓の桟(ピラー)が真横に来るため、眺めの良さでは(左右どちら側とも)1列目の方が良いかもしれません(^^;
このSクラスシートは、可動式のヘッドレスト(枕)、高さが2段階に調節できるアームレスト、レッグレスト、100V電源コンセントなどを備え、ひざ掛けも提供されるとのことです。利用料金は、通常運賃(善光寺大門・長野駅~新宿間:4,000円)に1,000円の加算料金が必要になるそうですが、2月29日(水)まではお試し価格で通常運賃+500円で利用できるとのことです!
(※ 運賃・料金やSクラスシート車両が用いられる便などについては、アルピコ交通(川中島バス)のHPをご覧になるか、案内所等で直接ご確認ください。)
そしてこの車両のもう一つの特徴は、“着替えも化粧もできる♪”というのが謳い文句の「パウダールーム付トイレ」です。
今までの高速バス車両のトイレと言えば、車両後部の片隅に(又は夜行仕様では車両中央に半地下構造で)申し訳程度に設置されただけのもので、お世辞にも広くゆったりと用が足せる場所ではありませんでした(^^;
それが、車両後部の左から右まで、座席一列分ほどすべてをトイレのスペースとして割き、謳い文句のような構造を確保しているというワケです。
▲ パウダールーム付トイレの入口扉。開口部の幅も、これまでより格段に広くなっています。
▲ 入口から見て左側には洗面所が設置されています。
▲ 右側には洋式便座が設置されています。
▲ 便座を室内から。
どうもイマイチな写し方でスミマセン(^^;;; やはり素人ではパンフレットみたいに「おぉ広い!」というようなイメージを抱かせるような画は撮れませんねorz
その他、Sクラスでないシートは30席、これを含めて車内は茶系の暖かな内装で統一されており、床の木目調とも相まって“和風”な印象を受けます。
▲ Sクラスシートの後方は、通常の座席が30席設けられています。なお、通常席には背面、ひじ掛け内臓ともにテーブルが設けられておらず、この辺りは改善してほしい点だね~という話が出ていました(^^;
▲ 最後部、非常口脇のシートは夜行便の乗務員用となっています。トイレを拡張した結果、乗務員の仮眠スペースが取れなかったようで、このような仕様にならざるを得なかったのでしょうか。
車内の紹介はこの辺で。
この他、幕回し大会的なことをLED表示で見せてくださったので、また機会を見て紹介したいと思います。
▲ こちらも2月1日から運行の長野~千葉線の表示が登場。
(※ 実際には、Sクラスシート車の運行ではありません。)
まずは2台並びの撮影から。大塚南から回送されてきた41124号車と41125号車の2台を並べてくださったので、運行開始後はそう滅多にみられることが無い(※)と思われるSクラスシート車の2台並びを撮影させていただきました。
(※ 現行のダイヤでは予備無しで2台がフル稼働しており、1台が朝6時台の善光寺大門発の便で長野を出て行ってしまうのと、もう1台が夜行で長野に朝5時台に到着するまで帰ってこないため、2台が同時に車庫にいる時間帯は、1時間にも満たないと思われます。)
▲ 長野バスターミナルで2台並んだSクラスシート車。運行開始後は、ここ(バスターミナル)に入ること自体がまずあり得ませんので、貴重なシーンを見せていただきました!
この2台、後ほどの試乗会の車内で紹介されたところに拠りますと、平成24年1月24日に登録されたばかりとのことで、車名でいうところの「いすゞガーラ」、形式はLKG-RU1ESBJというのだそうです。
しばらくの後、41124号車は10時から1時間ごとの試乗用の車両として、また41125号車はバスターミナル5番乗り場(降り場?)にて車内見学用の車両として、それぞれ供されました。
折角ですので、車内の様子を…
この車両の最大の特徴は、車両前部に設けられた4席の「Sクラスシート」です。同じアルピコ交通では、松本~新宿線(松本電鉄バス、京王電鉄バス担当)ですでに運行されていますが、長野~新宿線では初めての導入となります。今回は、川バスのみの導入となりましたが、京王電鉄バス担当便にも今後導入されるのかが気になるところです。
▲ 公式側(乗降扉側)には、最前列に2席並んだSクラスシートが設置されています。
▲ 非公式側(運転席側)には、前寄りの2列に1席ずつ独立したSクラスシートが設置されています。なお、2列目は、窓の桟(ピラー)が真横に来るため、眺めの良さでは(左右どちら側とも)1列目の方が良いかもしれません(^^;
このSクラスシートは、可動式のヘッドレスト(枕)、高さが2段階に調節できるアームレスト、レッグレスト、100V電源コンセントなどを備え、ひざ掛けも提供されるとのことです。利用料金は、通常運賃(善光寺大門・長野駅~新宿間:4,000円)に1,000円の加算料金が必要になるそうですが、2月29日(水)まではお試し価格で通常運賃+500円で利用できるとのことです!
(※ 運賃・料金やSクラスシート車両が用いられる便などについては、アルピコ交通(川中島バス)のHPをご覧になるか、案内所等で直接ご確認ください。)
そしてこの車両のもう一つの特徴は、“着替えも化粧もできる♪”というのが謳い文句の「パウダールーム付トイレ」です。
今までの高速バス車両のトイレと言えば、車両後部の片隅に(又は夜行仕様では車両中央に半地下構造で)申し訳程度に設置されただけのもので、お世辞にも広くゆったりと用が足せる場所ではありませんでした(^^;
それが、車両後部の左から右まで、座席一列分ほどすべてをトイレのスペースとして割き、謳い文句のような構造を確保しているというワケです。
▲ パウダールーム付トイレの入口扉。開口部の幅も、これまでより格段に広くなっています。
▲ 入口から見て左側には洗面所が設置されています。
▲ 右側には洋式便座が設置されています。
▲ 便座を室内から。
どうもイマイチな写し方でスミマセン(^^;;; やはり素人ではパンフレットみたいに「おぉ広い!」というようなイメージを抱かせるような画は撮れませんねorz
その他、Sクラスでないシートは30席、これを含めて車内は茶系の暖かな内装で統一されており、床の木目調とも相まって“和風”な印象を受けます。
▲ Sクラスシートの後方は、通常の座席が30席設けられています。なお、通常席には背面、ひじ掛け内臓ともにテーブルが設けられておらず、この辺りは改善してほしい点だね~という話が出ていました(^^;
▲ 最後部、非常口脇のシートは夜行便の乗務員用となっています。トイレを拡張した結果、乗務員の仮眠スペースが取れなかったようで、このような仕様にならざるを得なかったのでしょうか。
車内の紹介はこの辺で。
この他、幕回し大会的なことをLED表示で見せてくださったので、また機会を見て紹介したいと思います。
▲ こちらも2月1日から運行の長野~千葉線の表示が登場。
(※ 実際には、Sクラスシート車の運行ではありません。)
この記事へのコメント
こんばんは~
速報で簡潔にお知らせします。
本日長野駅発19時30分の西条経由若槻東条行きは
41007号車でした。
Posted by カズカズ at 2012年02月15日 20:08
カズカズさん
こんばんは。コメントをありがとうございます。
私も見ましたよ~41007号車が若槻系統についているのを(^^)
いつもと違って、「回送」で駅のロータリーに入ってきた後、[16]系統・若槻団地線になって1番乗り場につけたので、「おや?」と思っていたのですが、今日はいつもとは違う運用になっていたのですね(^^;
Posted by ホリデー横浜 at 2012年02月16日 01:25