2011/02/11
【長野電鉄】 「快速・木島」行きは実在した!
一昨日の記事で、「快速・木島」行きを表示した2000系A編成のことを書きましたが、古い時刻表を調べたところ、何と「快速・木島」行きは実在の列車として存在していたことが分かりました!
ちょうどタイミングよく、長野電鉄の古い時刻表を手に入れる機会に恵まれたのですが、購入した時刻表を見ると、次のような列車が掲載されています。
▲ 1976(昭和51)年4月17日現在という長野電鉄の下りの時刻表。画像に写した部分の右から2列目にご注目を…
▲ 2列目の列車を拡大したものです。湯田中発ではありませんが、確かに「快速」列車が運転されています!
以下、この時刻表からの抜粋です。
71列車 〔快速〕 長野1525⇒権堂1526⇒善光寺下1528⇒本郷1529⇒信濃吉田1532⇒須坂1541-44⇒北須坂1547⇒小布施1551⇒信州中野1559-1600⇒信濃安田1613⇒木島1615
信州中野までの停車駅数は、現在のB特急と同じ(ただし、錦町(現・市役所前)に止まらない代わりに善光寺下に停車している。)で、所要時間もB特急と互角です。使用車両は、この折り返しになると思われる列車が、木島1620発72C列車(特急「のざわ72号」長野行き)ですので、まず間違いなく2000系であると思われます。
とすると、この当時も(ローマ字表記がない方向幕だったでしょうが)「快速・木島」の方向幕を表示して運転していたということで、先日見たのはとんでもない“リバイバル表示”だったということになります(^^;;;
▲ 再出ですが、「快速・木島」行きの表示をもう一度どうぞ(^^;
ところで、この「快速」ですが、この当時のダイヤにおいてはこの1本だけだったようです(上りは無し)。なお、特別料金が必要な列車であったかどうかは時刻表には注記がなく、不明です。
また、この時刻表には、「急行」も掲載されています!
下りは、須坂⇒信州中野に1本、信州中野⇒木島に2本、上りは、木島⇒信州中野に1本が運転されているのですが、何と急行の方が快速より停車駅が多い(快速の停車駅に加えて、桜沢と柳沢にも停車している。)のです!! この急行についても特別料金の要否は不明ですが、特急の間合い運用の2000系を使用した列車もあったものと思われます。
この「快速」「急行」の種別を、長野電鉄ではいつからいつまで使用していたかは分かりませんが、当時の名残で、今も2000系の種別幕に残されているのですね。
ちょうどタイミングよく、長野電鉄の古い時刻表を手に入れる機会に恵まれたのですが、購入した時刻表を見ると、次のような列車が掲載されています。
▲ 1976(昭和51)年4月17日現在という長野電鉄の下りの時刻表。画像に写した部分の右から2列目にご注目を…
▲ 2列目の列車を拡大したものです。湯田中発ではありませんが、確かに「快速」列車が運転されています!
以下、この時刻表からの抜粋です。
71列車 〔快速〕 長野1525⇒権堂1526⇒善光寺下1528⇒本郷1529⇒信濃吉田1532⇒須坂1541-44⇒北須坂1547⇒小布施1551⇒信州中野1559-1600⇒信濃安田1613⇒木島1615
信州中野までの停車駅数は、現在のB特急と同じ(ただし、錦町(現・市役所前)に止まらない代わりに善光寺下に停車している。)で、所要時間もB特急と互角です。使用車両は、この折り返しになると思われる列車が、木島1620発72C列車(特急「のざわ72号」長野行き)ですので、まず間違いなく2000系であると思われます。
とすると、この当時も(ローマ字表記がない方向幕だったでしょうが)「快速・木島」の方向幕を表示して運転していたということで、先日見たのはとんでもない“リバイバル表示”だったということになります(^^;;;
▲ 再出ですが、「快速・木島」行きの表示をもう一度どうぞ(^^;
ところで、この「快速」ですが、この当時のダイヤにおいてはこの1本だけだったようです(上りは無し)。なお、特別料金が必要な列車であったかどうかは時刻表には注記がなく、不明です。
また、この時刻表には、「急行」も掲載されています!
下りは、須坂⇒信州中野に1本、信州中野⇒木島に2本、上りは、木島⇒信州中野に1本が運転されているのですが、何と急行の方が快速より停車駅が多い(快速の停車駅に加えて、桜沢と柳沢にも停車している。)のです!! この急行についても特別料金の要否は不明ですが、特急の間合い運用の2000系を使用した列車もあったものと思われます。
この「快速」「急行」の種別を、長野電鉄ではいつからいつまで使用していたかは分かりませんが、当時の名残で、今も2000系の種別幕に残されているのですね。