あまりに早い桜前線の北上に、急遽半日休みをとった日。
友人と長電バス→北しなの線→長野電鉄と駆け足で撮り回りました。

この日の朝の北しなの線は、湘南色の115系S3編成と信州色のS7編成が手を組み、豊野まで入線。
満開の桜越しに、1990年代の信越本線のような光景が見られました。







例年より早いペースで日本列島を駆け上がってきた桜前線。
長野市では3月末から咲き始め、4月に入ってすぐだというのにこの咲きっぷり。

桜のトンネルを、1日1回の路線バスが駆け上がってきました。



▲ 昭和の森公園の脇の急こう配を登る長電バス[162]系統。柳原営業所から三才を経由して東長野病院に至る路線で、柳原→東長野病院の一方向にしか運行されない珍しい路線です。




日野ブルーリボンHT。
志賀高原への観光客やスキー客輸送用に、長電バス湯田中営業所に1991年から1997年にかけて総勢18台が導入されました。
その大半は廃車になりましたが、現在も湯田中営業所に4台、長野市の柳原営業所に2台が配属されています。
このうち湯田中営業所の4台は、現在も本来の用途に使われている貴重な存在です。
車体の整備の過程で、側面の「SHIGAKOGEN SHUTTLE」のロゴやフロントのエンブレムがなくなったりした車両もありますが、30年近い車齢をものともせずに力強く山に登る姿は圧巻です。


湯田中駅から約5分、湯煙がたなびく渋温泉。すでに結構な勾配を登っています。




欄干に擬宝珠が乗った赤い橋を渡って、いざ山へ!







湯田中駅発朝7時10分、横手山スキー場行き長電バス。
麓の営業所から雪の志賀高原へと上がる路線バスの一日の始まり。

この日は系統番号がカラー、行先が白色のLEDで表示される湯田中営業所の日野ブルーリボン・1757号車がトップバッターを務めていました。
引退が近いとウワサされる長野電鉄3500系に見送られながら…





ちなみに湯田中駅で「横手山スキー場」行きの表示が見られるのは、この便だけ。
しかも山へ上がってしまうと「スキーシャトル」の表示が入るため、単なる「横手山スキー場」行きの表示もサンバレーの手前までのこの便でしか見られません。、



長電バスが運行する長野駅東口~志賀高原方面などの急行バスでは、2021年12月4日から新しい運賃支払い方法として、JCBのタッチ決済(JCBコンタクトレス)の取扱いが開始されました。
なお、長電バスの公式サイトのプレスリリースによれば、国内交通機関におけるJCBのタッチ決済導入は同社が全国初とのことです。

この取扱いをPRするため、急行バス用車両の何台かに、ラッピング広告が掲出されています。





▲ 車両のリアに大きくラッピング広告が掲出された1703号車。他にも982号車1638号車などでも同じラッピングが入っているのを確認しています。



【参考】 長電バス公式サイトのプレスリリースはこちら




春~秋シーズンと冬シーズンで、所属する営業所を変えながら効率の良い運用をこなしているアルピコ交通新島々営業所所属の観光タイプ車両。
今冬も長野支社へ数台が貸し出され、長野~白馬間の特急バスなどで使用されています。

先日確認できたのは13208号車(日野セレガハイブリッド)。
2019年以降は毎年貸し出しの対象となっているお馴染みの車両です。
「松本200か1435」から「長野200か1865」へ登録番号が変更され、長野~白馬間の座席指定制特急バス「Extra Line」の運用についているところを目撃しました。








先日、アルピコ交通白馬営業所所属のトイレ付高速車・13019号車(三菱ふそうエアロエース)が特急バス長野~白馬線の運用についているのを目撃しました。

基本的に高速バス・白馬~新宿線での運用を主としている同車が長野駅東口に入ってくるのはかなり珍しいものと思われます。
(私自身も初めて見たような気がします。)





▲ 長野駅東口で乗車扱い中の13019号車による特急栂池高原行き。「信州 安曇野」のラッピングが目を引きます。





長野地区のアルピコ交通(旧川中島バス)の路線バスでは、すっかり馴染み深いものとなったお正月恒例の回送車での「謹賀新年」表示。

一昨年からは長電バスもいろいろと遊び心溢れるLED表示を出してくれるようになり、私たち愛好家だけでなく待ちゆく人々の目を楽しませてくれるようになりました。長電バスのお正月の回送車には、前面に「今年もよろしく」という表示が出されます。

そんな中で、昨年は狙っても撮ることができなかった両社のお正月表示並び。
今年、何とかカメラに収めることができました。両社のバスが、しかも回送車が取りやすい位置に2台並ぶのってなかなかないものですね。
完全な並びではありませんが、それでも一枚の画に収まってくれたのは、年始から幸先の良いスタートなのかもしれません。





ちなみにアルピコ交通の「謹賀新年」表示は、今年は見た限りでは3が日のみ、長電バスの「今年もよろしく」表示は松の内まで(1月7日まで)見られました。







長野電鉄では、2021年12月30日(木)から2022年1月17日(月)までの予定で、8500系T2編成(鉄道むすめ「朝陽さくら」ラッピング編成)に「謹賀新年」のヘッドマークを取り付けて運行しています。

今年は従来の長野県内の私鉄3社(長野電鉄のほか、上田電鉄、アルピコ交通)に、しなの鉄道が加わり、4社のキャラクターが描かれたデザインのヘッドマークとなっています。



▲ 下り方(信州中野・湯田中方)は等身大に描かれたキャラクターがデザインされています。



▲ 上り方(長野方)はデフォルメされたキャラクターがデザインされています。





長電バスのいすゞエルガ・1680号車「謹賀新年」のヘッドマークが取り付けられ、長野市内の各路線にて運行されています。
同車へのヘッドマーク取り付けは、昨年のクリスマス以来のことです。
(クリスマスのヘッドマークは、事前の告知もなくまた取付期間も短かったため、記録できず仕舞いでした…)





▲ フロントガラスの下に「謹賀新年」と書かれたオリジナルのヘッドマークを掲げた1680号車。撮影したときは[62]系統・東長野病院線で運行されていました。

本日(1月4日)現在も取り付けられているのを確認しています。
松の内くらいまで(1月7日頃まで)は取り付けられているものと思われます。








 「(仮)長野のバスかんさつにっき」をご覧の皆さま

 あけましておめでとうございます

 2022年が皆さまにとりまして

 素敵な一年になりますよう祈念いたします。

 今年もどうぞよろしくお願いいたします。






(撮影は2021年正月。2020年秋にデビューした06492号車(長野200か17-56)ですが、昨年中に向かって右側のヘッドライトケースの中にあるスイッチ類の蓋の色が、黒色から車体色に変わってしまいましたので、この表情のフロントマスクと「謹賀新年」表示の組合せは、この年限りのこととなってしまいました。)



さて、長らく更新を滞らせておりました本ブログですが、昨秋あたりからボチボチと更新を再開しております。
以前のように毎日…というわけには参りませんが、自分にとって無理にない範囲で更新してまいりたいと思いますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
気が向けは、過去に撮影した画像をそっとその時の日付の記事にてアップしているかもしれませんので、そちらもどうぞお楽しみいただければ幸いです。




昨年から長電バスの回送中の路線バス車両に表示されるようになった、遊び心溢れるさまざまなLED表示。
年末には「今年もお世話になりました」という表示が出されています。

長野駅前でバスを撮っていたら、タイミングよく東急カラーの2台がこの表示を出しているところを記録できました。


「今年もお世話になりました」

2020年に引き続いてコロナ禍が続いた2021年、さまざまな制約がある中でも、2020年よりはイベントなどが行なわれることが多かったように思います。
何はともあれ、無事に過ごせたことに感謝しつつ、大晦日を過ごしています。
来るべき2022年はどんな年になるでしょうか。
こちらをご覧くださっている皆さまにとりまして、平穏無事な一年となりますよう願っております。

どうぞよいお年を!












長野市を走る市街地循環バス「ぐるりん号」用の日野ポンチョのうち、唯一LED表示色が異なる長電バス1823号車

他の4台とはフォントサイズや文字の配置等に若干の違いが見られるものの、基本的には同じ表示が可能であると思われます。
さらには、回送中の車両に出される「交通安全運動実施中」などの表示は、一般の路線バス車両と同じような表示が可能なようですが、側面のみは表示器のサイズ(大型・中型路線車に比べて明らかに小さい)やLEDの配列(大型路線車などは決まった場所に経由地や系統番号等を表示することができるだけであるが、1823号車は全面LED表示が可能)の関係で、こんな感じの表示になります。





かなり詰め込み感満載の表示ですが、一応一般的な大型路線車等に表示される内容を網羅しています。
ちなみに前後のLED表示は、一般的な大型路線車等と同じような感じで、「今年もお世話になりました」「よいお年を!」が表示されます。











長電バス柳原営業所の1345号車(日野ブルーリボンII ワンステップ車)が、全面ラッピング車になっているのを確認しました。





▲ ひとまず夜間の撮影ですが、速報的に… 日中の撮影が叶ったら改めて紹介したいと思います。


広告主は、飲料メーカーのダイドードリンコで、施工時期はアルピコ交通の03461号車の少し後の今年11月下旬ころのことと思われます。
アルピコ交通の方は企業ロゴのみのデザインであったのに対し、長電バスの方は商品の外観もデザインされたラッピング広告となっています。

これによって、同じ広告主のラッピング車であった1435号車(日野ブルーリボンワンステップ車)の動向が気になるところです。








 merry Christmas!!


  一年分の感謝と


   来年が良い年でありますように


    願いを込めて





アルピコ交通松本地区(本社松本営業所所属)の三菱ふそうエアロスター・05480号車(松本200か12-45)が、全面ラッピング広告車になっているのを確認しました。

広告主は愛知県日進市に本部を置く愛知学院大学です。
最近は松本市を訪れる機会が減ってしまっているため、詳細は不明ですが、少なくとも8月半ばに確認した際はまだ標準カラーでしたので、それ以降に施工されたようです。







▲ フロント部分を除く3面にラッピング広告が施工された05480号車。地方受験の案内等はなく、単なる大学のイメージ広告の意味合いが強いようです。


同車へのラッピング広告の施工は、これまでも車両後部のみや戸袋部分のみのものはありましたが、全面ラッピング化は初めてのことと思われます。





アルピコ交通の公式サイトの情報によりますと、アルピコ交通は「2021年12月1日付で、子会社であるアルピコ交通東京株式会社を吸収合併」し、「今後はアルピコ交通の東京支社として営業を継続」する-とのことです。






アルピコ交通東京は、2012(平成24)年11月に「アルピコ交通東京支社(東京営業所)」として開設されたものを、2015年4月にアルピコ交通の100%子会社として分社化されたものですが、6年8か月の時を経て元のアルピコ交通東京支社に戻った形になります。

同社は新宿~松本間の高速バスや「さわやか信州号」などの運行を中心に行ない、2017年12月には江戸川営業所を開設するなど、順調に東京での営業を拡大してきたように見えましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響による高速バスの長期運休や貸切バスの需要低迷などが続き、2020年には江戸川営業所を廃止したようで(公式発表はないようですが、昨年以降足立ナンバーの車両を見かけなくなりました…)、子会社単体としての営業が困難になったものと推測されます。


趣味的に見れば、車両の後部に表記される「アルピコ交通東京」の表記が見られなくなるため、表記が変更される車両を改めて記録していく必要が出てきました。



▲ フォントの異なる文字による社名ロゴが、パネル中心から偏った位置に貼られていることが、アルピコ交通とアルピコ交通東京の転属を重ねたことを物語る例。貸切車の26096号車の非公式側の社名表記ですが、下の空白はかつて「アルピコ交通/川中島バス」の2段表記だった名残です。こうした変化も今後は見られなくなります。






アルピコ交通長野支社(川中島バス)の三菱ふそうニューエアロスター・03461号車(長野200か15-34)が、全面ラッピング車となっているのを確認しました。




▲ フロント部分を除いて全面ラッピング車となった03461号車。同車への全面ラッピング広告施工は初めてのことです。


広告主は、飲料メーカーのダイドードリンコで、施工時期は11月上旬ころのことと思われます。
また、アルピコ交通長野支社(川中島バス)の車両への同社のラッピング広告掲出は、川中島バス時代の40084号車以来ではないかと思われます。








2021年5月1日に運行が開始された上田バスの信州上田レイライン線(下之郷駅~別所温泉間)
通常は専用カラーにラッピングされた日野リエッセ(H-062号車)が使用されていますが、この日は上田バス標準カラーを纏ったリエッセが代走していました。





▲ ごく最近の導入と思われるH-075号車(長野200か18-48)、上田バス標準カラーの日野リエッセは初登場と思われます。車検標章は8月になっています。


知人からの情報では、元事業者は山陽バスとのことです。









出区点検を終えて、入換待ちの位置まで出てきた1001編成。

夕陽に照らされ、ヘッドマークと同じ黄金色に輝く1101の正面。





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