【松本電鉄】 松本バスターミナル乗り場の自動券売機

ホリデー横浜

2011年01月16日 07:01

今回の記事は、“バスそのもの”ではなく、“バスに付随するもの”をネタとして取り上げてみました(^^;

松本バスターミナルの5番乗り場で松本空港行きのバスを待っていたら、乗り場の片隅に乗車券の自動販売機が設置されているのが目に留まりました。ふと見回すと、路線バスの乗り場がある側のプラットホーム(1番~5番乗り場)に何台か券売機を設置したようで、券売機の上部には路線ごとの運賃表が、また券売機の傍らには松本BTからアイウエオ順に並べた各バス停までの運賃表がぶら下げてあります。
いつ頃設置されたのかは分かりませんが、冊子式の時刻表の案内ページを見ますと、最新版の2010年10月改正版で(前号までなかった)BTプラットフォームの乗車券売場のアイコンが登場していますので、昨年夏から秋頃の設置ではないかと思われます。



▲ 松本BT 5番乗り場の隅に設置された乗車券の自動販売機。何やらサービスエリアや学食などの食券販売機を思わせるスタイルです(^^; しかしながら、2,000円以上の高額紙幣にも対応しており(確か地下に昔からある券売機は対応していなかったような…)、小銭の持ち合わせがなくても大丈夫ですし、もちろん領収書も発行できます(^^)



▲ 買える乗車券の種類は100円(一番安い190円区間の子ども運賃)から1,180円(一番高い松本BT~鹿教湯温泉間)までの59種類(5列×12段のボタンで、1か所は領収書ボタン)で、子ども運賃の選択ボタンはなく、適宜の運賃の乗車券を組み合わせて買い求めればよいのでしょう。


これから乗車する松本空港までの運賃は、回数券(ラ・クーポン)を持っていたのですが、試しにと思い、一番安い乗車券を1枚だけ購入してみました(^^;



▲ 100円区間の乗車券を購入。券面には、「松本電鉄 バス乗車券/100円」とだけ記され、特に「“松本バスターミナルから100円区間”の乗車券」という意味ではなさそうですが… なお、有効は当日限りの旨が記されています。


やっぱり、「A定食/480円」といった食券と大して変わらない券が出てきました(^^;
しかし、この乗車券、しっかりと地紋や不正複製防止処理が施されています(^^;;;



▲ 非常に見えにくいですが、非常に薄い紫色の地に、白抜きで「ALPICO」と地紋が入っています。



▲ 券面の両端には、何やら黒いドットが意味ありげに並んでいます。コピーすると、この部分にカタカナで「アルピコ」という文字が浮き出てくるという仕掛けになっているようです。(画像は90°回転)


松本バスターミナルには、地下の乗車券売り場の脇にも昔から自動券売機があり、今ここで敢えてプラットホームに券売機を新設する理由がないようにも思えますが、路線バスが発車する1番~5番乗り場はバスターミナルビル「エスパ」の売り場から直接出入りができるため、地下へ行かなくても乗車券が買えるようにとの配慮からかもしれませんね。


(お願い) (いつものお願いで恐縮ですが)実際にバスに乗車されるためにこの券売機をご利用なさる場合、選択ボタンにない運賃の乗車券の買い求め方(組み合わせ使用の可否)や、ここで買い求めた乗車券を他のバス停留所からの乗車に使用できるか-といったことについては、一部推測を交えて書いていることですので、詳しくは松本電鉄の乗車券売り場や案内所等へお尋ねくださるようお願いいたします。ここに記載されていることだけを頼りにこの券売機で乗車券を購入され、損害を被られたとしても、当方は一切の責任を負いかねます。


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