【アルピコ交通】 「さわやか信州号」用車両が長野に転属!

ホリデー横浜

2013年06月25日 23:25

昨年まで、募集型企画旅行として大阪・東京・横浜~上高地間などに運行されていた「さわやか信州号」ですが、昨年7月から行なわれている高速ツアーバスに対する規制強化、そして今年8月に予定されている新高速乗合バス制度への変更に対応するため、今年から運行形態が「高速乗合バス(路線バス)」となりました(参考:アルピコ交通公式サイト)。

今年は、横浜系統が無くなった代わりに、新宿~上高地間及び大阪~上高地間に加えて、新宿~白馬間及び大阪~白馬間の路線が新たに開設され、白馬系統は4月13日(土)から、上高地系統は4月26日(金)から運行が開始されています。

また、これらの変更に合わせて、従来はアルピコハイランドバスなどの貸切車を用いて運行されてきたのが、アルピコ交通各支社に所属する「高速乗合バス」用車両が用いられる(一部は貸切車からの転用改造車)ようになり、併せて「さわやか信州号」のロゴが車体に大きく描かれるなど、アルピコ交通の力の入れようが伺える変化が生じています。

このうち、白馬系統に用いられると思われる1台(06074号車)が、長野ナンバーに再登録され、長野駅東口発着の特急バスの運用に就いているところを目撃しました。



▲ 東口発扇沢行きの特急バス運用に就く新型ガーラ、06074号車。新製以来松本電鉄バス本社に所属していた車両で、昨年夏以降は川中島バス白馬営業所に所属し、新宿~白馬間の高速バスに用いられてきた車両です。



▲ 登録番号は、「松本200か・784」から「長野200か12-44」に変更され、川中島バス本社(アルピコ交通長野支社)所属に変わったようです。


ちなみに、この車両は2011(平成23)年2月頃から約1か月間、当時所属していた松本電鉄バスから川中島バス本社に貸し出され、「長野200か10-69」の登録番号を付けていた時期がありますので、2度目の長野ナンバーということになります。



▲ 車体の両側面には、「さわやか信州号」のロゴが大きく貼り付けられています。このロゴ、ステッカーやマグネット等の類ではなく、車体にしっかりとプリントされていますので、運行期間中は専用車として用いられるものと思われます。



▲ リアガラスにもロゴが大きなステッカーで貼り付けられています。ロゴの中には「since 1982」の文字が描かれ、「さわやか信州号」が歴史ある路線であることを物語っています。



▲ 屋根上には松本電鉄バス時代の旧社番「10696」が残っています(^^;


運転手さんのお話しでは、白馬発着の「さわやか信州号」に使われる車両だとのことですが、上の画像を撮影したのは6月上旬の週末で、新宿~白馬系統の運行日とも重なっているため、恐らくは今年4~5月のゴールデンウィーク以降7月まで運行日が設定されていない大阪~白馬系統に用いられる車両ではないかと思われます。
(大阪~白馬間の運行日までは暫定的に東口~白馬あるいは大町間の特急バスに用いられているようで、ちょくちょく東口で目撃しています。)


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