レアな行き先表示(川バス篇 その6)
ミステリーツアーのレポが一段落したところで、“レアな行き先表示”シリーズのおよそ3週間ぶりの続編です。
(松本のハイランドのイベントレポの続きはどーした?というツッコミが飛んできそうですが、それはひとまず置いといてっと(^^;)
今回紹介するのは、[101]系統 県庁経由千歳町行きです。
この系統は、昨年(2008年)11月30日のダイヤ改正をもって過去帳入りしてしまったのですが、昨年春に撮影した画像(銀塩で撮った画像をCDに焼いてもらったもの)が出てきましたので、100番台系統の一つとして紹介いたします。
この系統の起源についてのデータはあいにく持っていないのですが、ここ最近の運転状況は、大きく2つに分けることが出来ます。
まず一つ目が、本社が松岡から大塚南に移転された平成18(2006)年4月15日の改正前まで運転されていた、
・ 丹波島橋南(始発)805 → 千歳町828
という便で、営業所などで配布している時刻表によると、[10]系統(当時) 運転免許センター篠ノ井線の区間便として、少なくとも平成14(2002)年7月22日改正版には掲載されています。この当時の行き先表示はほとんどが方向幕でしたが、系統番号は入っておらず単に「県庁 千歳町」と表示されるものと「[10] 県庁 千歳町」と表示されるものの2通りがありました。
(これらの方向幕表示についても、機会があれば(画像が用意できれば)紹介したいと思います。)
もう一つが、平成18(2006)年4月15日の改正で[25]系統 小市団地線の派生系統として誕生した、
・ 小市団地750 → 千歳町816
という便で、この時初めて[101]系統の番号が登場します。
余談ですが、この改正で小市団地線は長野駅周辺のBT~末広町~昭和通り~県庁前~BTという虫眼鏡状の環状運転(一部の便は、県庁前止まり/昭和通り始発)を止め、長野駅~小市団地の単純な往復運転に運行形態を改めています。さらに一部の便で、大塚南との入出庫対応用として、小市団地に入らず、新橋を起終点とする便も登場しています。
しかし、この系統も冒頭に紹介したとおり平成20(2008)年11月30日のダイヤ改正をもって、[25]系統 小市団地線の減便に伴い廃止され、加えて[32]系統 運転免許センター篠ノ井線等の起終点が千歳町から市役所前に変更されたことに伴い、「千歳町行き」という運用自体が消滅してしまいました。
(川中島バス40357号車 長野200か・357 三菱 U-MP218K 三菱車体 1992年式 元東京都交通局 エアロスターM)
LEDが切れていて見づらいですが、「[101] 県庁 千歳町」を表示しています。
この40357号車は、車体のベースカラーがクリーム色で導入された最後の車両で、次の40371号車からはいわゆる“スーパーホワイト”カラーになりました。
【今日のかんさつにっき】(9/24)
・ [46] 大豆島東団地750 → 長野BT835 40427号車使用
※ 今日はまた変わった車両(?)が運用されていました。大豆島線で善光寺マークつきの元都営キュービックを見るのは余り無いことのように思うのですが…
・ [48] 松代高校725 → 長野BT818 40913号車使用
※ いつもどおりの運用です。
・ [22] 長野駅1915 → 長野工業高校1934 40150号車使用
※ 本来、この運用はノンステップ車の40900号車が入っているのですが、今日は検査のためか40150号車が代走していました。
・ [73] 長野BT1900 → 中社宮前2020 40873号車使用
・ [73] 長野BT2000 → 中社宮前2120 40969号車使用
※ 最終便に新規導入のKC-代車が入っていました。
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