【神奈中バス】 車椅子マークの車椅子は内向き?外向き?

ホリデー横浜

2014年02月17日 22:10

昨日に引き続き、JR東海道本線・戸塚駅前で拾ったネタから…

現在、戸塚駅に乗り入れる路線バスは、空港連絡バスや高速バスを除いて神奈川中央交通(一部子会社の横浜神奈交バス)と江ノ電バス横浜がその全てを担当しており、横浜市営バスや京浜急行バスを見慣れた私にとってはなかなか新鮮な駅前です(^^;

このうち、今回の記事で新規カテゴリを設ける「神奈川中央交通」は、神奈川県のほぼ全域や東京多摩地区南部を営業エリアとする日本国内でも有数の規模を持つバス事業者で、黄色い車体に橙と赤のラインが入ったバスは、「神奈中(かなちゅう)バス」と呼ばれて親しまれています。

そんな神奈中バスを見ていて、ふと些細なことが気になりました(^^;
バリアフリー車の行先表示器の脇などに表示される青い「車椅子マーク」ですが、車椅子の向きが区々なのです。



▲ 戸塚駅東口で待機する舞岡営業所のお0102号車(左 日野ブルーリボンシティノンステップハイブリッド ACG-HU8JLFP 2005年式)とお0163号車(右 三菱ふそうエアロスターSノンステップ PKG-AA274KAN 2008年式)。よく見ると、車椅子マークの向きが…



お0102号車(上)は、左右の車椅子マークが内向きであるのに対し、お0163号車(下)は、それが外向きに貼られています。


この車椅子マーク、さらにはスロープ板付き車両を示すのか坂道のような三角形が描かれているものや、行先表示器の両側に貼ってあるもの、片側(向かって右側)のみに貼ってあるもの等があります。恐らく、メーカーや製造年等ごとに固有の貼り方があるのかもしれませんが、気にしてみると、同じ事業者の中にも結構バリエーションがあるものだということに気がつかされました(^^;

ちなみに、お0163号車の車体は、西日本車体工業製の96MCと呼ばれる車体ですが、この車体を架装するのは日産ディーゼル製の車両が一般的のような気がしていました(馴染みの横浜市営では日デ+西工が当たり前だったため)。しかし、神奈中バスでは2008(平成20)年~2009年にかけてこの「エアロスターS」と呼ばれる三菱+西工の車両を100台近く導入しており、大型ノンステ車の中の2割弱を占めるほどの勢力を築いているそうです。

正に所変われば…ですね(^^;


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