【横浜市交】 急行バスの行先表示方法の変化

ホリデー横浜

2013年08月03日 22:10

横浜市交通局の路線バスには、いくつかの急行路線があります。
運行パターンは系統番号によって異なりますが、ある系統番号そのものが急行路線であったり、逆にある系統番号の一部の便について(朝夕のラッシュ時などに)急行運転を行なうものがあったりといったところです。
いずれのケースにおいても、急行運転を行なうバスについては行先表示に「急行」の文字が入るのですが、LEDの表示器ではその表示方法が最近変わったようです。


【変更前】(※ 2013年2月撮影)



【変更後】(※ 2013年7月撮影)



どちらも同じ148系統の表示ですが、2月に撮影したものは系統番号の部分が2段書きにより、「上:系統番号/下:急行標記」となっています。
しかし、7月に撮影したものは系統番号の部分は数字のみになり、その右隣りに「急行」の文字が小さく入れられているほか、「中華街」も経由地として表示されるようになりました。

ちなみに148系統は、横浜駅前と本牧エリアを結ぶ8系統に対する急行便のみの路線で、横浜駅前始発が本牧車庫行き、逆方向が本牧発横浜駅前行きと、往路・復路で運転区間が異なる珍しい系統です。
通勤通学輸送のほか、横浜駅と中華街・山下公園・三溪園をダイレクトに結ぶ目的で設定されているようで、終日にわたり1時間当たり1~2本程度が運行され、横浜駅前を出発すると桜木町駅前、中華街入口の順に停車するなど、途中かなりの停留所を通過します。また横浜駅前発の行先表示は、「三溪園」の文字がかなり強調され、英文表記も「SANKEIEN GARDEN」となっているのが特徴的です。


なお、148系統だけでなく、見る限りすべての急行バスにおいて系統番号部分の表示方法が見直されているようです。



▲ 横浜駅西口と保土ヶ谷区の千丸台団地を結ぶ62系統。神奈川中央交通の共同運行のこの路線も急行便のみの運行となっており、一部の便は団地内の「千丸台集会所」まで運転されます。日中で集会所行きは終了するため、その最終便は明るい時間帯にも拘らず赤い縁取りの“終車灯”を点けて運行されます。


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